ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1309716
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

市房山

2017年11月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:09
距離
8.9km
登り
1,291m
下り
1,276m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:32
休憩
0:37
合計
7:09
7:30
124
スタート地点
9:34
9:35
137
11:52
12:27
91
13:58
13:59
40
14:39
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
市房キャンプ場管理棟に到着。一合目から歩くならここからです。三合目からなら、まだまっすぐ先へ進みます。
2017年11月11日 07:29撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 7:29
市房キャンプ場管理棟に到着。一合目から歩くならここからです。三合目からなら、まだまっすぐ先へ進みます。
駐車場には一人だけ。みんな三合目まで車でいくようです。
広いキャンプ場は、気持ちいい場所です。
2017年11月11日 07:29撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 7:29
駐車場には一人だけ。みんな三合目まで車でいくようです。
広いキャンプ場は、気持ちいい場所です。
登山口の鳥居。ここが一の鳥居なのかしら?ここをくぐってスタートです。
2017年11月11日 07:37撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 7:37
登山口の鳥居。ここが一の鳥居なのかしら?ここをくぐってスタートです。
鳥居をくぐる前に小さな祠に手をあわせます。そのままフラフラーっと脇の道へと入りました。第一縦走路の看板があるので、こっちからでも合流できるとふんだわけです。
2017年11月11日 07:37撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 7:37
鳥居をくぐる前に小さな祠に手をあわせます。そのままフラフラーっと脇の道へと入りました。第一縦走路の看板があるので、こっちからでも合流できるとふんだわけです。
二か所の若干ワイルドな渡渉をおえて、鹿ネットに両側をはばまれるように進んでいきます。どう考えても本来の登山道との合流は無理っぽいなあと気づいたのは、三十分後…なんとも呑気すぎました。強引に右手方向に向かって、沢や谷を横断し、鹿ネットをくぐる事を何度か繰り返せば、本登山道にいけるのでしょうが、素直に来た道を引き返します。
2017年11月11日 07:48撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 7:48
二か所の若干ワイルドな渡渉をおえて、鹿ネットに両側をはばまれるように進んでいきます。どう考えても本来の登山道との合流は無理っぽいなあと気づいたのは、三十分後…なんとも呑気すぎました。強引に右手方向に向かって、沢や谷を横断し、鹿ネットをくぐる事を何度か繰り返せば、本登山道にいけるのでしょうが、素直に来た道を引き返します。
仕切り直しで、一時間ロス…。そしてでっかい杉がゴロゴロと見えてまいりました。
2017年11月11日 08:48撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 8:48
仕切り直しで、一時間ロス…。そしてでっかい杉がゴロゴロと見えてまいりました。
でかいです。神様を感じる?それはわからないけど、荘厳な気持ちになります。コケもいい感じ。屋久島もいいけど、観光地の雰囲気もあるので、こっちのほうが敬虔な気持ちになれますね。
2017年11月11日 08:49撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 8:49
でかいです。神様を感じる?それはわからないけど、荘厳な気持ちになります。コケもいい感じ。屋久島もいいけど、観光地の雰囲気もあるので、こっちのほうが敬虔な気持ちになれますね。
誰にも遭遇することなく二合目の鳥居へ。
2017年11月11日 08:54撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 8:54
誰にも遭遇することなく二合目の鳥居へ。
いい感じの石段と巨木の木立。
2017年11月11日 09:16撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 9:16
いい感じの石段と巨木の木立。
八丁坂の階段が見えてきました。もうすぐ市房神社。
2017年11月11日 09:18撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 9:18
八丁坂の階段が見えてきました。もうすぐ市房神社。
あー見えた見えた。ようやく四合目だ。ちょっと疲れてきたので、休憩すべし。
2017年11月11日 09:26撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 9:26
あー見えた見えた。ようやく四合目だ。ちょっと疲れてきたので、休憩すべし。
のぼり旗があります。日本遺産?なんとなく微妙な…。
2017年11月11日 09:27撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 9:27
のぼり旗があります。日本遺産?なんとなく微妙な…。
はい着いた。あいかわらず誰もいない。
神様にお参りをして安全を祈りました。いよいよこっからしんどくなってきますので、心の準備です。
2017年11月11日 09:29撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 9:29
はい着いた。あいかわらず誰もいない。
神様にお参りをして安全を祈りました。いよいよこっからしんどくなってきますので、心の準備です。
まともにこの丸太の階段をのぼると、あっというまに太ももに乳酸がたまるのは必至。臨機応変に足場をえらびつつ登ります。
2017年11月11日 09:47撮影 by  SH-01G, SHARP
1
11/11 9:47
まともにこの丸太の階段をのぼると、あっというまに太ももに乳酸がたまるのは必至。臨機応変に足場をえらびつつ登ります。
やっぱり所々、崩壊しているのです。どこに足を置こうかと考えつつ登るのは、飽きないので意外に楽しくもあります。
2017年11月11日 09:48撮影 by  SH-01G, SHARP
1
11/11 9:48
やっぱり所々、崩壊しているのです。どこに足を置こうかと考えつつ登るのは、飽きないので意外に楽しくもあります。
岩も木の根も、どっちも滑りますので、慎重にかつ大胆に行こう。
2017年11月11日 09:58撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 9:58
岩も木の根も、どっちも滑りますので、慎重にかつ大胆に行こう。
これが佛岩でしょうか。見えなくもないです。
2017年11月11日 13:46撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 13:46
これが佛岩でしょうか。見えなくもないです。
紅葉は、ほぼ落ち葉へとなっていますが、それもまた綺麗です。
2017年11月11日 10:16撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 10:16
紅葉は、ほぼ落ち葉へとなっていますが、それもまた綺麗です。
ずいぶんと息があがってきました。まだまだ六合目。あせりは禁物なり。
2017年11月11日 10:21撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 10:21
ずいぶんと息があがってきました。まだまだ六合目。あせりは禁物なり。
これは何という植物じゃろかい?
2017年11月11日 10:29撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 10:29
これは何という植物じゃろかい?
千両、万両?なんだったっけ?
2017年11月11日 10:35撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 10:35
千両、万両?なんだったっけ?
ヒメシャラの林に入りました。もうすぐ稜線も近い。
2017年11月11日 10:45撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 10:45
ヒメシャラの林に入りました。もうすぐ稜線も近い。
樹林帯をぬけると、おお空が青い。まっすぐな道がまた気持ち良いです。ここらではじめて下山者とすれ違いました。フードをかぶり、口元もガードして、ダブルストックの気合の入った装備で、あっというまに駆け下りていきました。
2017年11月11日 11:00撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 11:00
樹林帯をぬけると、おお空が青い。まっすぐな道がまた気持ち良いです。ここらではじめて下山者とすれ違いました。フードをかぶり、口元もガードして、ダブルストックの気合の入った装備で、あっというまに駆け下りていきました。
八合目手間で視界が開け、高度感が出てくると、気持ちも上がります。
2017年11月11日 11:01撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 11:01
八合目手間で視界が開け、高度感が出てくると、気持ちも上がります。
山頂のコブが見えてきました。しかしあれはまだ山頂じゃあないんだなあ。ここから本当の山頂は見えません。ガックリこないようにします。
2017年11月11日 11:17撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 11:17
山頂のコブが見えてきました。しかしあれはまだ山頂じゃあないんだなあ。ここから本当の山頂は見えません。ガックリこないようにします。
ようやく九合目。市房ダムの水がキラキラしていました。
2017年11月11日 11:33撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 11:33
ようやく九合目。市房ダムの水がキラキラしていました。
山頂からは声が聞こえてきます。意外と賑やかそうです。ゼーゼーいいつつ山頂に到着するのも何なんで、ちょっと立ち止まって深呼吸して呼吸を整えます。
2017年11月11日 11:33撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 11:33
山頂からは声が聞こえてきます。意外と賑やかそうです。ゼーゼーいいつつ山頂に到着するのも何なんで、ちょっと立ち止まって深呼吸して呼吸を整えます。
着いた。やった。腹へった。
2017年11月11日 11:52撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 11:52
着いた。やった。腹へった。
気持ちよいです。ちょうど半年ぶりの市房山頂。
2017年11月11日 12:27撮影 by  SH-01G, SHARP
1
11/11 12:27
気持ちよいです。ちょうど半年ぶりの市房山頂。
霧島連山が雲の上から頭をだしてます。きっと向こうからも市房が見えてるのでしょうね。
2017年11月11日 12:27撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 12:27
霧島連山が雲の上から頭をだしてます。きっと向こうからも市房が見えてるのでしょうね。
そして無事に登山口へと降りてきました。
ありがとうございました。
2017年11月11日 14:34撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 14:34
そして無事に登山口へと降りてきました。
ありがとうございました。
帰り道、ふりかえると市房山がカッコイイ。いつもの西米良側から見る姿とは、また違った雄大さです。
2017年11月11日 14:54撮影 by  SH-01G, SHARP
1
11/11 14:54
帰り道、ふりかえると市房山がカッコイイ。いつもの西米良側から見る姿とは、また違った雄大さです。
宮崎県の西米良村に入ってから、国道沿いからパチリ。
さっきまであそこのてっぺんに居たんだよなあと、感慨にふけるもの楽しみのひとつですね。
2017年11月11日 15:19撮影 by  SH-01G, SHARP
11/11 15:19
宮崎県の西米良村に入ってから、国道沿いからパチリ。
さっきまであそこのてっぺんに居たんだよなあと、感慨にふけるもの楽しみのひとつですね。

感想

GWの山開き以来の市房山でした。
宮崎の西米良村からいつも登りますが、
久しぶりの熊本側からの市房です。
このルート、ちょうど三年ぶりでした。
三合目から上がれる事は知ってますが、やはり一合目から歩きたいので、キャンプ場からのスタートです。

で、ぼーっとしてまして、登山口の脇にある縦走路へと入っていきました。
渡渉を二回終えた所で、あれ、違うぞと気づいたのですが、引き返すのも面倒だし、右に右にと歩いていけば合流できるはずと、たかをくくって先に進みます。
鹿ネットが左右をさえぎり、導かれるように道は左へ左へと続いており、こりゃ無理かなあと思った時にはずいぶんと進んでいました。
鹿ネットをくぐり、沢を超え支尾根を横切る事を数回くりかえさないと戻れないとやっと悟り、来た道を素直に引き返します。
一旦登山口にもどってから、
よっしゃ。再スタート。
鳥居をくぐって仕切りなおしとなりました。
一時間のロスです…。

誰もいない登山道。市房の大きな杉が迎えてくれます。
遠くから沢の音が聞こえ、鳥の声。苔むした木々。
こんな自分でも荘厳な気持ちへと変えてくれます。
観光色の強い屋久島とはまた違った趣きです。
八丁坂の石段を滑らないように注意して登り、
呼吸の乱れをだましだまし整えつつ進むと、
ようやく四合目の市房神社。
ここで小休止。いまだ誰にも会わないままです。

ここから先は、少し気合を入れないといけない区間です。丸太のステップが老朽化していて、外れていたり、腐食していたりで、万全の信頼を置いて足をのせるわけにはいかないわけでして。
すでにかなりの巻き道ができており、ほとんどの登山者が丸太の階段を使わないのです。
とはいえ登山道保護、浸食ストップのためには、なるべく丸太のステップを使うべきでもあり、微妙な判断が七合目あたりまで続くのです。この折り合いがムツカシイ。

途中の、あきらかにシンボリックな岩。五合目展望所のプレートマップには、佛岩と書いてありました。なるほど奇妙な形で屹立しています。
馬の背とあった六合目の岩の尾根。
水の出ていない水飲み場…。
きつい登りですが、いくつかの見どころ、休憩ポイントがあるので、マイペースで登っていけます。

ヒメシャラの林を超えると、ようやく頂上へと続く稜線が、上のほうに見え隠れしてきます。
たとえ、稜線に出たとしてもけして楽な道ではないのですが、それでも気持ちは、ああ見えた。となるわけです。あそこまで出たら休憩しよう。そう思うと、力もわきます。いつのまにか雲もなくなり、青い青い空が頭上に広がっています。

陽のさした真っすぐな稜線の道は、とても暖かそうですが、立ち止まると風に吹かれてすぐに寒くなります。さえぎるものがないのです。
前回ここを歩いた時は、ガスの中強風にふかれつつ、寒さにロボットのようにギコギコと歩いたのを思い出しました。
それにくらべれば今回は、青い空と、少しだけ冷たい風なので、気持ちよく歩けます。

目の前に山頂らしい丘が見えてきました。
しかし、ここからは本当の山頂はみえません。あの丘は思ったよりも大きいふくらみの丘なので、頂上が隠れています。
だから、見えているその部分を頂上と勘違いして、残り少ないエネルギーをブーストさせて張り切っちゃうと、ガックリきます。過去の経験が役に立ったのか、ダラダラとつづく登りも、そこまで苦も無く登れました。

そしてやっと頂上です。
何組かのグループが楽し気にお昼をとっています。
遠く雲の上にぽっかりと、霧島連山の高千穂の峰と韓国岳が青空の下にはっきりと見てとれます。
眼下には市房ダムが水をたたえており、山頂からのご褒美をたくさんいただけます。
風をさけて腰をおろし、ポカポカ陽気の中、
グーグー鳴る腹の虫をなだめるようにお昼をいただきました。

小一時間ほどすごして、あとは下山です。
ゆっくりゆっくり。滑らないように慎重に足を置きながら下ります。
やはり下りです、太ももに徐々に来はじめました。
若干ヨタヨタ気味になりつつも、なんとか登山口まで。いい感じで疲労を感じつつ、帰宅の途につきました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:740人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 九州・沖縄 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら