イワザクラを目当てに舟伏山へ
- GPS
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- 距離
- 5.0km
- 登り
- 723m
- 下り
- 713m
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
写真
感想
近頃は毎週末に山へ登りゴールデンウィークに能郷白山に登ったばかりで、もう病気に近いなんて言いながら、本を眺め石灰岩の岩場にはイワザクラが咲くという岐阜の舟伏山に決定。先週は能郷白山まで2時間あまりで着いたので、今日も早朝4時出発。東海北陸自動車道は初めて走る。美濃インターで降りて97号線をしばらく走ると418号につながる。美山町から根尾村に走ると神崎川に向かって右に道をとり、集落を超えると夏坂川と合流。夏坂川のゲートを進入し、あいの森が登山口だが、工事の為中間点ぐらいで通行止めだったのでアキスペースで駐車し、そこから登山口まで歩いた。名のとおり舟を逆さにしたような山が横に長く見えた。東コース回りで登り始めるとさくら峠に着く。峠から杉林を過ぎるとみのわ平に着く。壊れた簡易トイレの跡がある。あたり一面にカタクリの花が種を付けていた。花の咲いている時は落ち葉の上でのんびり休憩をしたくなる場所だ。ここからしばらく歩くと急斜面でニリンソウが山道脇に咲き、チゴユリの花が一つの茎に2個付いているのが見られた。ユキザサもきれいに咲いていた。ヒトリシズカはずいぶん大きくなっている。山道脇に石灰岩の露出があり、岩に登ってみるとイワザクラが咲き終わっていた。あちこち探して一輪だけ見つけることが出来た。思ったより花は大きく、いろも鮮やかなピンク色だった。少し痛んでいたが目的の花に出会えて嬉しかった。又岩の側にはハルリンドウが咲いていてとても綺麗だった。ここからネマガリタケを採りながら歩くと柳の木がある場所に着く。ドリーネになっていてカタクリがまだたくさん咲いていた。またエンゴサクの花の群落でじっと眺めているととてもおもしろい。すこし歩くと山頂についた。山頂は広々としている。春霞だが先週登った能郷白山がはっきりと見えたのは嬉しかった。ステーキとビールで乾杯をしているとどんどん登山者が登ってきた。山頂にはワラビがたくさんあり摘んでいる楽しそうに摘んでいる人がいる。私は気分良く眠ってしまったらしい。気が付いたらみんな下山していた。目覚めのコーヒーを戴き辺りを散策すると太くておいしそうなワラビを見つけたくさん摘んだ。
もう一度柳の木の所へ戻り写真を撮ったりカタクリの花のスケッチをしたり十分遊んで、山頂に戻り、小舟山から西コースを下山した。こちらの方がニリンソウの大群落でいまを盛りとばかりに咲き、これがじゅうたんのように咲くと言うのだと思った。じっと眺めていると花びらがいろいろで5枚・6枚・7枚・8枚とある。葉っぱも御池岳等で見るより切れ込みもが深い。キクザキイチゲ・アズマイチゲ・ハクサンイチゲなどはこれらが少し変化したもののように思えた。カンアオイの仲間でフタバアオイを発見。二枚の葉の基部から花が一輪付き、三枚の花びらが大きく反り返って咲く。又少し降りると苔のようにびっしりと黄色くて小さな花が湿った岩場に咲いていた。ハンショウズルらしき花も発見し、のんびり歩きで森に着いたのが6時。ここから車まで林道を急いで降りた。途中で地元のおばちゃんにうすずみ温泉を尋ねたが道を間違い関まで戻り、関の孫ろくの湯を偶然に見つけ疲れをいやし食堂でビールで乾杯(きつねうどん・天丼・冷や奴・餃子)駐車場で朝まで寝てしまった。朝7時半東海北陸自動車道から名神を走り養老CCでサンドイッチとコーヒーを買っていつもの場所に9時半に着いた。思ったより早く着き料金も3400円で福井インターまでより安かった。往復3時間コースの舟伏山がいつものように花ウオッチングのんびり歩きの一日かけて登った楽しい山行だった。
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