OMM JAPAN 2017 野辺山高原
- GPS
- 13:01
- 距離
- 67.4km
- 登り
- 2,413m
- 下り
- 2,534m
コースタイム
天候 | 11日:朝は小雨 次第に回復、12日:快晴(最低気温‐5℃程度) |
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過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■危険個所は特にないが、読図のスキルは必須 ■距離 1日目38辧2日目30 |
その他周辺情報 | 八ヶ岳グレイスホテルで日帰り入浴(14:00〜 500円) |
写真
装備
個人装備 |
■主催者指定の必須装備品
・水または飲み物(2L 以上推奨。1日目のキャンプ地で水を補給できます。)
・コンパス(方位磁石)
・地図(主催者が用意スタート時に配布)
・透湿・防水性のあるジャケットとパンツ (シーム処理の施された完全防水製品に限る)
・予備のベースレイヤー
・予備のフルレッグタイツ等
・上半身用防寒ウエア(ダウンや化繊など。インサレーションウエア)
・帽子&手袋&靴下&シューズ(踏み抜きしにくいシューズ推奨)
・寝袋
・エマージェンシーシート(袋状のものに限る。エマージェンシービビー)又は防水シェラフカバー
・リュックサック
・健康保険証(コピー可)
・笛
・ファーストエイドキット(バンドエイド 包帯 テーピングテープなど)
・ライト&電池(12 時間以上使用できること)
・行動食
・携帯電話
・熊鈴
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共同装備 |
■主催者指定の必須装備品
・食料(36 時間分) + 1日分の予備の食料
・料理できるクッカー 燃料
・テント(チームで 1 つのみ)
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感想
OMMの参加種目はスコアロング、ルールは制限時間内(一日目7時間、二日目6時間)でロげイニングと同様に一定の制限時間の中でより得点の高いポイントを獲得するために自由にルートを選択しながら進み、ポイント数を競う。また、テント泊をしなければならず、エイドステーションが全くなく、補給はテント場の水だけ。なので、参加者はテント泊装備の重いザックを担ぐこととなる。
コースマップは、スタート直前に渡され、コース上に立ち入り禁止エリアもあるが、道路や歩道以外の山の斜面を行くことを可能としている。
OMMのHPでは、この競技を次のとおり説明している
「このイベントはあえて気候条件の厳しい時期に、必要な装備を全てバックパックに背負い常に携行し、ナビゲーション力、セルフエマージェンシー力、山での判断力、全てを駆使してレースに挑みます。ダイナミックなレースであるとともに、気象次第では非常にハードになることもある為、このイベントに参加するには、山岳地での安全管理についての基礎知識と経験が原則として必要になります」
私のトレラン4年、読図1年半( あまりやってないけど(笑) )の経験を活かせるイベントでした。今回は、正確なナビゲーションの実行を目的とし、読図だけで初めてスマホのナビを使いませんでした。いや〜、自分にとって画期的な出来こと(笑)
コースは野辺山高原の一帯で、ポイントは起伏の少ない所が多く、方位や距離を頼りに進むケースが多い、自宅近くの山は起伏が少ない山があまり無いのでかなり難しかった。
■肝心なナビゲーションの反省点が多い
・読図しているが周りの地形をよく見ないこと(これで二日目で40pをゲットできなかった)
・ポイントが近くなると正置(コンパスを使って、地図と地形の照合を行うこと)を怠るケースがよくあった
・谷や道のカーブを勘違いするなどのミス
・最大のミスは、初日のコース取りが全然だめで、11分のタイムオーバーで55点も減点
■テント泊装備
・私はドーム型のツエルトしか持っておらず、気温も零度以下を想定してたので、バディのダブルウォールのテントを用意してもらった。シュラフは7℃なので、ビィビィを併用すれば0℃に対応するが、念のためダウンジャケットと新たにダウンパンツを購入して寝るとき着用した。気温は‐5℃近くまで下がり、さすがに1時ころから寒く起きたり寝たりの繰り返し、バディはダウンの暖かいシュラフで朝までぐっすり寝ていた。良く休むにはシュラフの需要性をよく感じた。
コメント
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gontaさん、こんにちは😃😃😃
これも非常に興味深い大会ですね(^ ^)まさしく総合力が試されるというか、山行きのあらゆる要素が詰まってますね。
なるほど、だから読図力が必要となってくるんですね。そこを読み解いて行くのが醍醐味なのかなあ。
しかし、タイムオーバーなかりせば、初出場ながら凄い順位だったかも。
夏用シュラフでその気温は結構大変ですね。テント泊も冬装備を揃えるとまた金かかるし悩ましいですね(^_^;)
感想のとおり、OMMは、いろんなギアも含め経験・技術である山の総合力を試すイベントですね。特に読図のスキルは必須となります。
私は、ドランクとーちゃんの影響を受けて1年半前から読図しながら山に入るようになりました。いつもは、スマホGPSでカンニングしながらやっていましたが、今回は当然カンニング無しでゴールできました。
読図しながら二日間は、正置や周りの地形確認を怠ってミスしたり、狙い通りポイント見つけた時の達成感を感じたり、いろんな経験ができて大変楽しかったですよ。
順位は、30位以内を狙っていました。初日のタイムオーバーと二日目のポイントロストで50点の未獲得がなければ、予定通りの順位だったと思います。これが悔しく、来年こそは上位を狙いたいです。
装備は、いままでのOMMの中で最も寒かったなかで、7℃のシュラフとダウンウエアでアルコール酔いの力を借りて何とか寝れたのでこれで来年も行こうと思っています。
ただ、ダウンに覆われていない足先が冷たかったのでフットウォーマーを追加する予定です。
アルプス登山までのシーズンは、低山での地図読み修行をやろうかと思っていますが、shinさんもご一緒にどうですか?
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