八ヶ岳ジグザグ縦走(信濃境駅〜海尻駅)
- GPS
- 70:42
- 距離
- 44.5km
- 登り
- 3,995m
- 下り
- 3,881m
コースタイム
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 7:00
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 9:25
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 2:36
- 合計
- 9:44
天候 | 10/20(日) 晴(12.7/1.9) 10/21(月) 晴(16.2/1.9) 10/22(火) 晴のち曇(19.8/4.1) 10/23(水) 曇、下山後雨(20.8/13.3) (/)は原村の最高/最低気温 移動性高気圧をうまく捉えたと自画自賛。初日はこの秋一番の冷え込みだったが、これまでが暑すぎた。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
高尾5:15〜7:29信濃境 JR <復路> 海尻8:09〜12:11高尾 JR |
コース状況/ 危険箇所等 |
・編笠山の山頂手前と青年小屋の手前(どちらも西側)は巨石累々で、ペンキのマークを辿る。暗い時は通行困難と思われる。 ・ギボシの登りで、かなりルートを外れて右に行ってしまってから戻った。ここの赤ペンキマークは、消えかけのが多いようで。 ・キレットは「ルンゼ状落石注意」のクサリのない区間が一番恐い。 ・中岳のコルと阿弥陀岳の中間、等高線の混んだ所に、数メートルだが露出感の強い岩場がある。特に下りは恐い。空身だったから良かったけど。マーキングが少ないので、ルートミスかもしれないが。 ・峰の松目の登りの途中、岩場の迂回路があるが、新旧のルートが錯綜して分かりにくい。 ・白砂新道は全般に急傾斜の上に、木の根の浮き上がりやゴロゴロ石が多く、歩き辛い。立ち枯れた細い樹木が多く、迂闊に掴めない。 これに加えて、最上部付近は大規模な崩壊地で、下りでは特に注意が必要。登山道からこの崩壊地に降りると、すぐに右にトラバースする(真新しいピンクテープがある。下りすぎ要注意)。数十メートル先で左に折れて急斜面を最大傾斜線で下る踏み跡があり、これを辿ったが、グサグサで転落の危険があり、右手の枯木を掴んでおっかなびっくり下った。 下山後に調べた結果、ここは地形図通り斜め左に下るのが正しいらしく、私が降りたのは登りのショートカットかもしれない。最近の記録を検索してみたら、白砂新道の下りで危険を感じた人が何人かいて、中には私と同じルートミスをした人もいるようだ。登った人でも「下りには使いたくない」という感想がいくつかあった。本沢温泉でもこのルートは「下りには使わない方がいい」とアドバイスしているらしい。ルートミスがなくても、私ももう一度下りたいとは思わない。 ・本沢入口から稲子登山口の間の林道は、雨裂溝が発達しており、歩き辛い。既に車は通れないと思うが、そのうち歩行も困難になるだらう。暗い中歩いたので、起伏が強調して見えたのかもしれないが。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖薄手ウールシャツ(MB メリノ)
ズボン(MB ストライダーパンツ)
靴下(Injinji 5本指)
グローブ(Swany Polygiene Inner Glove
MB ODニットグローブ)
防寒着(薄手フリース
UQ ULダウンジャケット)
雨具(カモシカ)
日よけ帽子(ワークマン)
アームカバー
帰宅時着替え
靴(Sirio PF431)
ザック+ザックカバー(Caelus 50)
行動食
非常食
調理用食材
ポカリ粉末
コンロ/コッヘル(Jetboil Stash)
ガスカートリッジ
食器(Snapfold Bowlz)
スプーン
ライター
水筒(ペットボトル 900ml+500ml)
折りたたみ水筒2L2本
山と高原地図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ(Actik Core)
モバイルバッテリ(13000mAh)
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
スマホ/GPS
時計
オーバーサングラス
タオル
ストック
ナイフ
テント(Hi-Revo)
マット(Magic Mountain)
シェラフ(MB DH800#3)
シュラフカバー(MB UL)
ワラーチ(RunSun RN-2)
ヘルメット
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備考 | 出発時重量:14.0kg(水1.4L含む) ガス使用量:35g |
感想
晴が3日続くという予報で北アルプスを計画したが、前日になって不可と分かり、急遽八ヶ岳に変更した。八ヶ岳はこれまで東側の主稜線を歩いただけで、編笠山、阿弥陀岳、峰の松目、西天狗岳といった西側の支稜線上のピークに行ったことがないので、これを繋いで歩くというジグザグルート。百高山、2500m峰の残りを拾うという目的もある。急拵えのルートなので調べが足りず、想定外のことがいくつかあった。
初日は、信濃境駅から編笠山を越えて青年小屋まで。1600m登ってようやく編笠山の頂上かと思ったら、巨石累々の溶岩原が現れてガックリ。ノーマークだった。重荷で巨石を跳んで歩くのはとても疲れる。山頂からの眺めは素晴らしく、あとは小屋でのんびりと思ったら、直前でまた溶岩原でなかなか着かないのだった。
2日目は、ギボシ、権現岳(山頂はパス)、キレット、赤岳、阿弥陀岳(ピストン)を経て、行者小屋まで。東ギボシの登りが結構な岩場で面食らった(これもノーマーク)。キレットは二度目なので、落ち着いて歩けた。快晴の赤岳から360度の大展望は言うことなし。阿弥陀岳の下りはちょっと怖かった。
3日目は、赤岳鉱泉、赤岩の頭、峰の松目(ピストン)、オーレン小屋、根石岳、西天狗岳(ピストン)を経て、本沢温泉まで。根石岳まではじっくり歩き、西天狗岳ピストンは快適な稜線歩きだったが、その後の白砂新道がいけなかった。本沢温泉の野天風呂は独り占め。どちらかというと、野天や露天(違いを初めて知った)より内湯でしっかり洗いたい方だが、疲れが取れて、寝付きが良かった。
最終日は半車道を海尻駅まで下るだけ。夜中に目が覚めて天気予報を見ると「朝から雨」。今さら濡れたくないので、降り出す前に下ってしまった。
天気は予報通り3日間良く晴れて、平日なのでテント場はどこも空いていて、水の心配もなく、結構な山旅でありました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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おそらく21日のレコの時間から推測して、龍頭龍腹からキレット小屋の間ですれ違ったのかと思われます。
青いバッグに入ったトレッキングポールをキレット小屋に忘れてきたと思っているのですが、それらしいものは見かけなかったでしょうか?
すぐ後だったと思うのでお尋ねします。
写真にはそれらしいものは写っていないようでしたが。
テント場に行く道の脇のベンチで15分ほど休みましたが、少なくともそこにはなかったと思います。元の写真を拡大して見てみましたが、小屋の前のベンチにもなさそうです。
お手数おかけしましたm(_ _)m
南八ッのテン泊縦走、素晴らしいですね!
お疲れさまでした♪
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