晴れ・北東の風・風力1 三浦アルプスは航海日和 ★葉山町上ノ山運動公園（北尾根）ー乳頭山（南尾根・仙元山HC）ー仙元山ー森戸海岸

2017年11月19日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 18.8km
• 登り: 596m
• 下り: 595m

コースタイム

11月15日（水）記入
次の日曜は西高東低が強まる見通し。
風は長距離の自転車にやっかい。なら山に行こうか？
×バス利用＝屈辱（＾＾；
なので駅チカ
でこぼこな尾根線は予報以上に風が強い＝低山がいい。。
　＝三浦がいいかな（＾＾
って感じ三浦アルプスにやってきました

9:30 JR東日本・横須賀線逗子駅
10:20葉山町長柄交差点（旧道・舗装路歩き）ー11:10南郷運動公園（これより北尾根）ー11:20二子山分岐ー11:45馬頭観音ー12:20乳頭山（食事休憩）12:35（これより南尾根）ー14:00観音塚ー14:10仙元山HC合流ー14:40仙元山（食事休憩・これより舗装路歩き）−15:30葉山町森戸海岸（コーヒーと夕景）16:00

16:10森戸神社から京浜急行バスー16:30京浜急行・逗子線新逗子駅

天候

晴れ・北東の風・風力1

アクセス

利用交通機関：

電車

行き：JR東日本・横須賀線逗子駅
帰り：京浜急行・逗子線新逗子駅

写真

9:00 朝食はお目当ての大船軒のかけ蕎麦です。JR逗子駅にもありましたがライバル？の”いろり庵・き☆く”の陰謀により閉店。俺的にはもちろん大船軒です（JR東・東海道線下り大船駅ホーム店）

自家製の茹で蕎麦をお湯で戻しています。都内で増えてきたレトルトよりは断然よしですね。生蕎麦から茹でる修善寺駅には負けるかもですが（＾＾；

北鎌倉駅!!（この駅は季節問わず雨によし）

9:30逗子駅GOGO!!

きょう11月19日（日）は流鏑馬のイベントがあるそうです。もちスルー

葉山町に抜けます。当たり前ですが隧道の上に旧道ありですが今日は歩きません

10:20長柄交差点からこれから行く山が見えます。バイパス左に残る旧道を歩きます

旧道もなんとなくおしゃれな感じで（＾＾；

こんな貝細工を拾い撮りしながら

三浦アルプスの取っ掛かり阿部倉山の入り口。近くには森戸川林道の入り口も。。計画通りスルー

庚申塚。南郷運動公園の近く

南郷運動公園を目指して。50m位をクリアします

途中に学校の生徒が造った造形物

おはようございます!

三浦アルプスの登山口は日比谷公園だった(驚愕)？（葉山町・南郷運動公園）

公園内にはベースボールグラウンド、テニスコートなんかもあります。しっかし山が青い（常緑広葉樹）

公園内から北尾根（二子山）に連絡!

5・6分で二子山ルートに合流。楽勝です（＾＾V

敢えて二子山山頂はスルーし東京湾を目指します

ここは”逗子ー横須賀の旧街道”だから良く掘れている(・∀・)

良く掘れている。おそらく葉山ー横須賀、さらに（船便）ー房総と連絡していたのだろうと思う

馬頭観音

おんまさん （1820年）

旧街道から分岐し乳頭山を目指します

杉植林が減ってきて明るいね（東京湾）

東京・横浜方面w

引いて撮ったところ。実は右端（フレーム外）に筑波山が見えていた（驚愕）

相模湾方面。こっちは山ばっかり

12:20 乳頭山(202m)　ゲッツ。なんか元気ないな

休憩した乳頭山からは東京湾が望めます

お昼はおやつ程度にしておきますw

乳頭山からは、長い南尾根に入ります。ここは桜並木ポイント

暫くして大桜がのびのびと

マテバシイ並木。ここは三浦アルプスの中でも特に印象的な道です

おおぅ!!　生命感

降りでもマテバシイ並木は続きます(・∀・)　（振り返って）

14:00先に進んで観音塚で御座います

14:10という遅い時間に仙元山ハイキングコースに合流です

青木の実（冬の季語）、元は青いんですね

戸根山（180m）から大島を。手前は天然の良港の長者ヶ崎です

14:40 最終目的の仙元山山頂（118m）

低山とは思えない景色。江ノ島・富士・ヨットの3点セットのレイアウトとバランスが(・∀・)のです。※富士は雲隠れ

海岸近くに菜島（鳥居があります）

夕食をいただきます（苦笑

15:30 海岸に降りて来ました。山から見えた菜島と伊豆半島

おい、なんてゆーか、その・感傷深いぞ??

江ノ島と富士、右端は山北

（左端）石廊崎、（中央）天城連山、（右端）修善寺

ホットコーヒーを

16:30京急線新逗子駅（泣

お土産の栄螺（さざえ）は、肝の焼き付きを防ぐガードを巻いて焼いています（苦笑

チーズとか(爆)

(σ´∀`)σ !!!

感想

Honoca

北の強風を避けて行ってきました三浦アルプス。
着いてみれば予報とは裏腹に、北の風・風力1の航海日和。空気が澄んで遠望が利くし日溜りには汗（＾＾　という素晴らしい一日でした。

逗子駅から1時間程度、バイパス（逗葉新道）の旧道を歩いていきますと、（写真9）のように、時折民家庭先に貝細工を見かけます。流石海チカといった風情です。
※なお相模湾ではホタテは採れませんが、地産ではなくても海への愛が感じられます。

　海彦が里に飾りし栄螺かな　　ほの香
（平成28年3月20日吟）2年前にこの地で詠んだ句です。

■登山口は葉山町・南郷運動公園
銀杏落ち葉が素晴らしいですね。ここが、あの三浦アルプスの入り口なのか？※ディスっているのではありませんw

　煌きの光を銀杏落葉かな　　ほの香
　冬晴れの光と影のしじま哉　　ほの香
　冬晴や遊ぶ子たちに影長し　　ほの香
※煌き（きらめき）、銀杏落葉（いちょうおちば）

まぁ良い出だしではありませんか？(爆)　冬晴れ、冬晴、どちらでも良いのですが、送り仮名を付ける付けないも見た目に大事ですね。
※まあ短歌や俳句、また文学は本来は縦書きです。。

■南郷運動公園にて

　冬晴れのバットの音は木霊して　　ほの香
　飛びつけば冬青空を草野球　　ほの香
※木霊（こだま）

■北尾根
まず乳頭山に抜けます。選択は幾つもありますが、今日の気分（計画済）は逗子市と横須賀市を結んでいる旧街道の北尾根です。三浦アルプスは新しい道も多いのですが、恐らくここは鎌倉時代以前から活性していた房総半島を見据えたロジスティクス。お米・海産物・塩などが運ばれたことでしょう。

　我もまた過客の一人桃青忌　　ほの香
　野仏は瞳を閉じて冬日向　　ほの香
※桃青忌（とうせいき・冬）＝芭蕉忌・時雨忌・翁忌・ばせを忌。松尾芭蕉の忌日

■南尾根
東京湾を望める乳頭山から折り返し、再び相模湾方面に戻ります。
南尾根で印象的なのは、枝分かれした大桜、マテバシイの巨木が続くドングリ並木でしょう。

　鵯の声集まれぬ青木の実　　ほの香
※鵯（ひよどり）、鵯は秋の季語ですがいるし鳴いているものは仕方がない（苦笑）なお季語は青木の実（冬）

■ゴールは仙元山
絶景のゴール・夕食地点まで20分ほどですが、ここで15人ほどのトレランが迫ってきたので走ります。山頂のテーブルは5つ程なのですが、念には念を入れて激走です。見事一位!!海を見ながらの夕食休憩を決めます（苦笑

■葉山町森戸海岸
山から見えた松の海岸に到達。相模湾越しの夕景、富士・天城連山・箱根・江ノ島・ヨットを、ホットコーヒーに浮かべて（苦笑

　犬連れの紐真っ直ぐに冬の浜　　ほの香
　松原や天城遥かに冬茜　　ほの香


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