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Yamareco

記録ID: 1317262
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雪山ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

烏帽子岳(海谷山塊)

2004年04月05日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
10.2km
登り
1,165m
下り
1,145m

コースタイム

日帰り
山行
7:42
休憩
1:30
合計
9:12
7:10
38
砂場集落
7:48
22
支尾根取り付き
8:10
8:17
53
640m辺り
9:10
9:16
18
870m辺りブッシュコブ直下
9:34
9:36
27
ブッシュコブ上
10:03
10:13
51
1012mピーク
11:04
11:11
39
1200m辺り
11:50
12:05
10
1350mピーク
12:15
12:21
35
1345m鞍部
12:56
13:10
46
13:56
14:11
35
1350mピーク
14:46
14:54
55
1012mピーク
15:49
33
支尾根取り付き
16:22
砂場集落
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2004年04月の天気図
アクセス 砂場集落奥
県道270号線大平集落近くから望む見事な昼闇山のカール
2000年01月01日 08:56撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 8:56
県道270号線大平集落近くから望む見事な昼闇山のカール
同じく烏帽子岳  今日たどるルートが一望できる
2000年01月01日 08:56撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 8:56
同じく烏帽子岳  今日たどるルートが一望できる
火打山、焼山、昼闇山、烏帽子岳
2000年01月01日 08:56撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 8:56
火打山、焼山、昼闇山、烏帽子岳
砂場集落から望む烏帽子岳、1350mピーク
2000年01月01日 09:23撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 9:23
砂場集落から望む烏帽子岳、1350mピーク
砂場集落奥の支尾根の広い末端に取り付く
砂場集落奥の支尾根の広い末端に取り付く
支尾根途中から望む前烏帽子岳  
2000年01月01日 10:50撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 10:50
支尾根途中から望む前烏帽子岳  
振返ると鉾ヶ岳が立派だ
振返ると鉾ヶ岳が立派だ
1012mピーク先から上部を望む
1012mピーク先から上部を望む
中央やや低く見える黒いピークが烏帽子岳 高く見えるピークは1350mピーク
2000年01月01日 10:50撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 10:50
中央やや低く見える黒いピークが烏帽子岳 高く見えるピークは1350mピーク
火打山から焼山、大きなカールの昼闇山 火打山の下方の黒いピークは前烏帽子岳
2000年01月01日 12:22撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 12:22
火打山から焼山、大きなカールの昼闇山 火打山の下方の黒いピークは前烏帽子岳
焼山と昼闇山のアップ
2000年01月01日 12:22撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1
1/1 12:22
焼山と昼闇山のアップ
こうしてみると前烏帽子岳も立派だ
2000年01月01日 12:44撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 12:44
こうしてみると前烏帽子岳も立派だ
いい天気だ
2000年01月01日 13:03撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 13:03
いい天気だ
稜線の縁はかなり大きな雪庇
2000年01月01日 13:15撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 13:15
稜線の縁はかなり大きな雪庇
途中から雪庇を避け、広い谷をトラバース気味に進んできた
途中から雪庇を避け、広い谷をトラバース気味に進んできた
急登の広い谷を振り返る
2000年01月01日 13:45撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 13:45
急登の広い谷を振り返る
1350mピークへ向かう
1350mピークへ向かう
1350mピークからの阿弥陀岳北峰
1350mピークからの阿弥陀岳北峰
1350mピークからの烏帽子岳
1
1350mピークからの烏帽子岳
烏帽子岳上部の雪庇には動物の足跡が軽やかに続く 
烏帽子岳上部の雪庇には動物の足跡が軽やかに続く 
火打山
2000年01月01日 14:02撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 14:02
火打山
日本海をバックに鉾ヶ岳が浮かぶ
2000年01月01日 15:08撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 15:08
日本海をバックに鉾ヶ岳が浮かぶ
大毛無山、不動山、容雅山への連なり
2000年01月01日 15:08撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 15:08
大毛無山、不動山、容雅山への連なり
山頂から望む火打山、焼山、昼闇山
2000年01月01日 15:08撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 15:08
山頂から望む火打山、焼山、昼闇山
奥左は金山、奥右に雨飾山、その手前は阿弥陀山、中景には小鉢山と鉢山が裾を広げる
2000年01月01日 15:08撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 15:08
奥左は金山、奥右に雨飾山、その手前は阿弥陀山、中景には小鉢山と鉢山が裾を広げる
阿弥陀山北峰の斜面は今にも崩れそうである
2000年01月01日 15:08撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 15:08
阿弥陀山北峰の斜面は今にも崩れそうである
危うい雪庇とブッシュが入り混じる烏帽子岳上部の稜線を見下ろす
危うい雪庇とブッシュが入り混じる烏帽子岳上部の稜線を見下ろす
登ってきた危うい稜線
2000年01月01日 15:09撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 15:09
登ってきた危うい稜線
登ってきた危うい稜線
2000年01月01日 15:09撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 15:09
登ってきた危うい稜線
烏帽子岳山頂からの金山、鉢山
2000年01月01日 15:10撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 15:10
烏帽子岳山頂からの金山、鉢山
烏帽子岳山頂からの雨飾山と阿弥陀山南峰、北峰
2000年01月01日 15:10撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 15:10
烏帽子岳山頂からの雨飾山と阿弥陀山南峰、北峰
白馬岳から雪倉岳の連なり 手前は鬼ガ面山
2000年01月01日 15:08撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 15:08
白馬岳から雪倉岳の連なり 手前は鬼ガ面山
朝日岳
2000年01月01日 15:08撮影 by  FinePix4700Z, FUJIFILM
1/1 15:08
朝日岳
撮影機器:

感想

先月25日には天候が悪く途中撤退しているが、今日は天候がよさそうなので気分も高まる。車のフロントガラスは放射冷却のため、凍っていた。晴天が期待できる。砂場集落に入り、前回と同じところに車を止める。前回よりは雪解けのため数メートル奥まで入れる。雉打ちをして出発。雪はしまっていて歩きやすい。雪の下だった農道もところどころ顔を見せ、田んぼの畦はふきのとうの乱舞だ。ここから見る昼闇のカールも見事である。残雪の農道を進み、右側の支尾根に取付く。雪がしまっていると歩行の負担も軽い。800mあたりからは尾根も細くなり急になる。そのうちコブ状の雪の着いてないブッシュ帯が出てくる。かなり急で、左側を巻き、木につかまりながら力任せに体を持ち上げる。滑りやすくなかなか厄介な斜面である。ブッシュを抜けたところは2m程の雪壁で困惑する。垂直で手がかりがなく、ピッケルで足場を切り、しっかりとピッケルを打ち込み、力任せにはい上がる。今回一番いやなところであった。越えるだけでかなりの時間と体力を消耗した。ここから1012mピークへの尾根は目と鼻の先である。しかし、ところどころ雪面に切れ目がある。いやなことに多くは薄く雪に覆われている。身長くらいの深さのところもありそうなので、落ちないように雪面をピッケルで確認しながら進む。最後は雪庇を右に巻いて尾根に出る。広い尾根を1012mのピークに向かう。ここからは東側が切れ落ちており、雪庇に注意しながら、時には西側の木立ちの斜面を巻きながら高度を上げていく。1200m辺りで上部の岩とブッシュの急ないやらしい尾根を避け、右手の広いカールをトラバースする。途中から1350mのピークを目指し急登を直登する。木立ちもなく開けたカールで、スキーがあれば楽しめそうなところである。1350mのピークに踊り出ると目指す烏帽子岳が眼前にそびえたつ。一見すると不安になるくらいの急峻な山容である。ここからは亀裂の入った雪庇に注意しながら一旦下り、アイゼンを着けて急登を登る。かなり急ではあるが昼闇山に比べると余裕がある。もちろん時期や雪の状態によって変わってくると思われる。急斜面を登り、潅木帯を左に巻くと上部に出る。山頂はここから2つ奥のピークである。上部は雪庇の状態がさらに悪く、西側の斜面に回避しながらようやく念願の山頂に達する。晴天の山頂はすばらしい眺望で、幸せなひとときを過ごす。対峙する阿弥陀山北峰は雪面が崩れそうである。不動川に落ち込む急峻な谷では岩がぶつかり合う爆音とともに巨大な底雪崩がおきている。帰りは急な西斜面を大きくトラバースして近道をしたが、雪の状態が悪くピッケルをしっかり打ち込みながら慎重に進む。登りで左に巻いた潅木帯にたどり着き、ようやくほっとする。ここ2日間、寒気が入ったせいか5cm程の新雪みられたが、午後になると潅木帯直下の急斜面や1350mのピーク下のカールには無数の表層雪崩が起きている。そのきれいな雪崩かたに感心さえしてしまった。デブリの雪の量を見ても危険度は低い。広いカールの下りから熊と思われる足跡が、自分の登りのトレースを歩くようについている。支尾根900m辺りで谷のほうへ下ったようだ。冬眠から覚めて非常に水が飲みたかったのであろうか。今回ワカンは不用であった。

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