大文字山 - 山科疏水〜火床〜北斜面〜山頂
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- GPS
- 08:06
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 765m
- 下り
- 759m
コースタイム
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道全般 京都一周トレイルなど、地図に掲載の登山道は標識も十分にあり、特に危険な箇所はなし。 その他の登山道として一般に使用されている道についても、標識が少なくなる程度で、特に問題なし。 ■大文字山北斜面 踏み跡に沿って歩いている分には、特に危険な箇所もなさそうです。 ただし、分岐が多く、色々な方向に道が通じているので、現在位置の把握が難しいように感じます。 道迷いした場合でもエスケープは難しくなさそうだけど、地図とコンパスだけでなく、GPSを携帯して歩くと安心できます。 谷筋は倒木などで荒れ気味だし、必ずしも踏み跡がある訳ではなく、ルートファインディングをしながら進む事になります。 判断を誤ると危険を招き寄せてしまいそうな箇所もあります。 探りながら歩きたい人向けの山域だと思われ、歩き慣れていない初心者は十分に準備した上で歩くようにしたいですね。 以上、過去の記述をそのまま転載しています。 |
写真
感想
10月の初旬に家族で北アルプスに遠征し、天候不良で日程短縮での下山となりました。
その際、今後も遠征をするのなら、両親には普段からもっと山歩きをして体力を付けてもらう必要があると痛感しました。
それは両親も理解しているはずなのだけど、遠征以降の山行はなく、今回が初となります。
どこが良いかなと思案のしどころなのだけど、紅葉も見頃のようでもあり、2人にとってはほぼ1年ぶりとなる大文字山にしました。
火床までのルートは確定とし、その後は到着時の状況で判断しようという感じ。
単独行ではないので、普段よりも遅めに山科駅からスタートです。
準備運動に良かろうと考え、紅葉が見頃を迎えていそうな山科疏水を進みます。
ピーク前後かなという木々が両岸に見られ、癒されながらののんびり歩きです。
登山口近くでトイレなどの準備を済ませ、入山です。
堰堤を過ぎると緩やかな傾斜の沢沿いの道となり、程なくしてアケボノソウの見られる場所に到着。
名残のアケボノソウが少し咲いており、ゆっくりと観察と撮影。
かと思っていたら、両親は足早に先へ進むので、こちらも追いかけます。
アケボノソウ、さすがにこれで今年は最後かな。
この辺りの道は頭に入っているので、特に問題なく七福思案処に到着。
前回も通ったルートを逆向きに進み、若王子神社方面へ向かいます。
やや注意を要する箇所もあるルートで少し心配しましたが、特に問題なくクリアし、南禅寺からのルートと合流し、墓地を通過して、若王子神社に到着。
社務所の方に一声かけてトイレを借り、すっきりとした気分で先へ向かいます。
哲学の道に入ると人は多めだけど、混雑しているという程ではなく、所々で写真を撮りつつ進みます。
法然院に少し立ち寄り、ここでも観光気分を感じて、墓地を通って入山。
少し登って行くと、処理された倒木がいくつかあり、台風の痕跡なのかな。
今回は観察の森へ初めて進み、立派な木々を見ながら登ると分岐があり、アカマツ尾根方面へ。
尾根に乗ると展望が開ける箇所があります。
いつもややこしいと感じる平坦地を抜けると、火床のある斜面に到着。
少し登って振り返ると、京都市街やその先が早くも一望でき、ここからの展望はやはり別格という感じ。
火床の中心の金尾に到着し、レコ用の写真を撮り終えると、横棒の方に移動して昼食です。
いつもよりものんびり歩きのせいか、体が温まっておらず、カレーメシの温かさがありがたい。
両親は初のカレーメシですが、まずまず気に入ったようです。
食後、銀閣寺方面に下り、その途中から北斜面へ。
谷に下りて来ると、一般の登山道とは違う風景が広がっています。
尾根に乗り、再び谷へ下り、沢に出合うと下流方面へ。
この辺りは良い感じに色付いていて、整っていない美しさが好ましいですね。
さらに進むと、中尾の滝です。
北斜面をここまで歩いて来て、市街地から程近い位置にこんな風景が広がっているのは、両親にとっても新鮮な驚きだったようです。
この先も沢沿いを進みますが、途中で3人組の方達が沢沿いを下って来ます。
ちょっと進路の選択ミスかなという感じで、やや苦労されているようでした。
その後も周りの風景を眺めながら進み、水場を通過。
幻の滝の辺りはほぼピークぐらいかなという色付きの木々が見られ、とても良い雰囲気に包まれています。
団体さんが休憩中で、残念ながら静かな中でこの空間に身を委ねられなかったけど、それはまたの機会に。
この後は登り基調でじわじわと高度を上げ、山頂直下に来ると、たくさんの子供が遊びに興じていて、とても賑やか。
確かに最高の遊び場なのかも知れないなと思いながら通過、最後の登りにかかりますが、両親の足取りは重い。
それでも何とか大文字山の山頂に到着。
若王子神社で買っていたおはぎを食し、まったりとした時間です。
下山は南禅寺方面へ向かう事にし、出発です。
京都一周トレイルのルートを辿り、東山42地点で、トレイルを離れます。
所々に岩っぽい箇所もあり、両親には注意して下山してもらいたいのだけど、父の足の運びが雑で、ちょっと危なっかしい。
朝に通った箇所まで戻って来て、両親に見覚えがあるかと聞いてみますが、「ない」との事。
iPadの画面を見せ、こんな風に巡って戻って来たのを説明するも、どうも感覚として掴む事ができないようです。
これに絡んで色々と話をしているうちに南禅寺の奥の院に到着。
少し下って最勝院の近くまで来ると、もう観光客が溢れつつある感じ。
確かに紅葉は良い感じだけど、居心地の悪さを感じながら南禅寺を通過、その先の通路も人の流れに乗るように進みます。
ねじりマンポをくぐって、蹴上駅に到着、ここでゴールです。
半ば観光も兼ねたような山行ですが、大文字山の山域内はいつもとあまり変わらず、良い山だなという感じでした。
両親にとっては初の北斜面だったのだけど、いつも見ていた大文字山の奥にあんな光景が広がっているというのは想像できなかったようで、とても感銘を受けたようです。
独りで歩くのも楽しい北斜面ですが、厳しそうな辺りを避ければ、両親でも楽しく歩く事ができそうだと分かり、また機会を見て訪れようと思います。
やっぱ、良いですね〜、北斜面
レコを拝見していて、やっぱ、また行きたくなりました。
昨日行こうか…と思っていたのですが
実はここんところ、腰や股関節の調子が悪く、自粛しました
でも、やっぱり最後の紅葉を楽しみに行きたい!
つくづくそう思っちゃいました。
進言ひとつ
v-gさんには、大したことない距離だけど
ご両親には結構な距離だと思います
私の歩きみたいにゆるゆるで行ってあげてください。
heheさん達の大文字山のレコを見て、紅葉も見頃だろうと思い、両親と歩いて来ました。
両親はほぼ1年ぶりの大文字山で、今回は北斜面も歩いてもらう事にしましたが、特に問題なく歩く事ができ、あの雰囲気を堪能してもらえたんじゃないかなと思っています。
北斜面はいつ歩いても楽しくて、近場にこういう場所があるのはありがたいですよね。
紅葉はもう少し楽しむ事ができそうな感じでした。
でも、腰や股関節の具合が悪いというのは気がかりですね。
普段の生活にも影響がありそうだし、山歩きとなると患部に確実に負荷がかかるはずで、早く治しておきたいですよね。
きっちりとケアをして、早く回復するよう願っています。
進言、その通りなんでしょうね。
でも、遠征の事を考えると、これぐらいの距離を歩いてもらう必要はありそうなので、ハイペースにならないように気にしながら歩くように心掛けました。
やっぱり登りがしんどいようで、ペースが落ちて、立ち止まる事が多いですね。
下りや平坦な道だと、僕が写真を撮影している間にすたすたと進んで行ってしまう事がこれまでも多く、なかなか追いつかない事もあるぐらいです。
そう考えると、年齢の割には元気なんだなと思うし、課題ははっきりしている感じ。
でも、実際には下りの方が危険が潜んでいるはずで、その辺りも認識を共有しておきたいです。
安全に楽しく山歩きできるよう、両親の意見も聞きつつ、今後の予定を立てて山行に臨みたいですね。
こんばんは
まだ紅葉はきれいですね、残っているうちに北斜面に行こうと思ってましたが、ムリかな〜〜!とあきらめかけています。
まあ冬枯れでも見に行きますか
明日は毘沙門堂界隈の散策に付き合うので、同じ場所がつづくのが何となくイヤなので山科を敬遠してました。
良い写真が撮れたらアップします、また見てね。
ちょっと空いたので、どうしたんかなと思ってました。
無理せんようにね。
紅葉はピーク前後ぐらいかなという感じで、良い時に歩く事ができました。
まだもう少し暖かい日が続くようなので、今週末ぐらいまでなら十分に見頃なんじゃないでしょうか。
MtMrSsさんは北斜面を未体験なんですよね。
heheさんがこれまでにたくさんのレコを残されているし、魅力は十分に伝わっていると思います。
でも、やっぱり実際に歩いてみないと感じられない部分があるはずで、ハマると何度でも歩きたくなる魔力のようなものがあるように感じています。
自由度が高くて、色々と探り甲斐があって、まあ、とにかく歩いてみて下さいという感じ。
寺社巡りをしている頃に毘沙門堂を拝観した事があります。
確か桜が咲いている頃だったはずで、西国三十三所の番外札所の元慶寺とセットで歩いたのかな。
調べてみると、三井寺も同じ日に参拝していますね。
三井寺の桜はきれいだったなぁ。
話が脱線しているような?
明日は天気が良さそうなので、青空に紅葉が映えてきれいでしょうね。
疏水沿いも歩いてみて下さいね。
同じく、heheさんへ。
無理せんようにね。
village-greenさん こんばんは
大文字山周辺は良く歩きますがやっぱり北斜面ですね。歩き易いし何より綺麗です。
しかし最近は南斜面や西斜面も良く歩きます。昔有ったと言う三井寺関連の寺院跡を探す事が多くなりました。先日も西側の寺院跡から三角点に登ったのですが一番北の丸太椅子の所に出ました。休んでいた人は見て見ぬふりをしてくれたので助かりました。
話は変わりますが今日昼間に鴨川を北に向かい散歩していたら対岸(右岸)を猪が走っていました。川から丸太町通りの歩道へ上がり河原町通りの方へ曲がって行きました。ニュースを見ると平安神宮から二条城まで行ったらしいです。山ではちょくちょく見かけるのですが町中で初めて見ました。気を付けて歩かないと思わぬ所で怪我をしそうです。
大文字山を歩くなら、やっぱり北斜面も歩いておきたいですよね。
初めて歩いた時は分岐の多さに驚かされましたが、慣れて来ると、それも楽しさの一部という感じで、少しずつ頭の中に地図ができ上がって来ている感じです。
寺院跡など、yjinさんは探究心を持って歩かれていますよね。
僕がその境地に達するには、さらに経験を積む必要がありそうかな。
西斜面の件で地形図を改めて見ると、実際に道が記されているんですね。
近くを歩く時には気にしておきたいです。
でも、いきなり斜面から山頂に現れたら、休憩している人はびっくりでしょうね。
クマか何かかと思ってしまいそう。
京都の市街地にイノシシが出没したのはニュースになっていましたね。
人が多そうなゾーンを走り抜けて行ったっぽいのですが、yjinさんが目撃されていたとは。
山の中でも出合うと驚きですが、街中では遭遇を予想している訳もなく、呆然としてしまいそう。
僕はまだ出合ったのは1度だけで、今年の1月に愛宕山の中尾根ルートを大雪に苦労しながら登っている時に右後ろから現れました。
素早く移動して行ったけど、かなりの積雪だったせいか、こちらには見向きもしませんでした。
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