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記録ID: 132336
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ハイキング
栗駒・早池峰

早池峰山/河原坊〜山頂〜小田越〜河原坊

2011年08月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:26
距離
8.1km
登り
901m
下り
893m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

登り
河原坊 6:08→頭垢離 7:32→御座走り 8:18→打石 8:42→千丈ヶ岩 9:00→山頂 9:34

下り
山頂 10:22→門馬コース分岐 10:28→剣ヶ峰分岐 10:32→八合目 10:38→御金蔵 11:00→二合目 11:18→一合目 11:40→小田越 12:04→河原坊 12:35
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
盛岡市内よりレンタカー利用、岳集落先の「うすゆき山荘」に前泊(盛岡から約2時間、河原坊まで約5分)
コース状況/
危険箇所等
河原坊コースは下部で沢の徒渉が数か所あるため、増水時は通行困難になることがあるそうです。
また、頭垢離から上はずっと急登が続くうえ、狭い岩場やロープ・鎖場などの難所もあります(鎖場は迂回路あり)。
そのため、下りでこのコースを使うにはそれなりの技術・経験がないと難しいと思います。
特に悪天候の場合は、下りでは避けたほうが無難かと。

一方の小田越コースは、難所といえる箇所は八合目のハシゴ程度で、河原坊コースに比べて簡単に通行できます。
標高差もこちらのほうが少ないので、初心者の方や体力に自信のない方、悪天候の際などは、小田越コースの往復が安全でしょう。
小田越には駐車スペースがないため、車の場合は河原坊に停めてから小田越まで車道を歩くことになりますが、それでも河原坊コースより楽に登れると思います。
前夜は河原坊近くのうすゆき山荘に宿泊
2011年09月05日 19:41撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/5 19:41
前夜は河原坊近くのうすゆき山荘に宿泊
河原坊で登山者名簿に記入してから登山開始
2011年09月05日 19:42撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/5 19:42
河原坊で登山者名簿に記入してから登山開始
スタートから2分でさっそく徒渉
2011年09月06日 14:57撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:57
スタートから2分でさっそく徒渉
石の道が続く
2011年09月06日 14:57撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:57
石の道が続く
花の季節はほぼ終わりかけだったが、それでもいろんな高山植物が随所に見られた(これはソバナ)
2011年09月06日 14:57撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:57
花の季節はほぼ終わりかけだったが、それでもいろんな高山植物が随所に見られた(これはソバナ)
この「6」って数字なんじゃらほい?と思ったが、後でその意味を知ることになる
2011年09月06日 14:57撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:57
この「6」って数字なんじゃらほい?と思ったが、後でその意味を知ることになる
再び徒渉。ロープが張ってあるので問題なく通過
2011年09月06日 14:57撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:57
再び徒渉。ロープが張ってあるので問題なく通過
水場発見!しかもカップ備え付け!ありがたく喉を潤す
2011年09月06日 14:58撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:58
水場発見!しかもカップ備え付け!ありがたく喉を潤す
だんだん岩が大きくなってくる
2011年09月06日 14:58撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:58
だんだん岩が大きくなってくる
山頂までまだ結構あるな…
2011年09月06日 14:58撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:58
山頂までまだ結構あるな…
高山植物2:ナンブトウウチソウ
2011年09月06日 14:58撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:58
高山植物2:ナンブトウウチソウ
頭垢離を通過。「もう半分以上来たのか、よしよし」と気が楽になるが、それはとんでもない間違いだったことを後で知る(ちなみにここの数字は「30」です)
2011年09月06日 14:58撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:58
頭垢離を通過。「もう半分以上来たのか、よしよし」と気が楽になるが、それはとんでもない間違いだったことを後で知る(ちなみにここの数字は「30」です)
「37」埋もれてる…
2011年09月06日 14:58撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:58
「37」埋もれてる…
だいぶ標高が上がって、展望も利くようになってきた
2011年09月06日 14:58撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:58
だいぶ標高が上がって、展望も利くようになってきた
登りもさらに急に…
2011年09月06日 14:59撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:59
登りもさらに急に…
ロープの間が広いので、どこを通っていいか迷うなあ
2011年09月06日 14:59撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:59
ロープの間が広いので、どこを通っていいか迷うなあ
この御座走りで下りてきた人とすれ違い。登るのも相当しんどいコースなのに下りるなんてすごすぎる
2011年09月06日 14:59撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:59
この御座走りで下りてきた人とすれ違い。登るのも相当しんどいコースなのに下りるなんてすごすぎる
ロープ場を通過。それほど難しくはない
2011年09月06日 14:59撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:59
ロープ場を通過。それほど難しくはない
岩陰にひっそり咲く植物。mitugasiwaさんの記録によると、ナガバキタアザミのようである
2011年09月06日 14:59撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:59
岩陰にひっそり咲く植物。mitugasiwaさんの記録によると、ナガバキタアザミのようである
このキャラクターがコースのあらゆる場所に登場。早池峰マンと名付けよう
2011年09月06日 14:59撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:59
このキャラクターがコースのあらゆる場所に登場。早池峰マンと名付けよう
打石を通過。この付近の道はもはや崖に近い角度
2011年09月06日 14:59撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 14:59
打石を通過。この付近の道はもはや崖に近い角度
谷をはさんだ向かいの薬師岳が堂々として鎮座
2011年09月06日 15:00撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:00
谷をはさんだ向かいの薬師岳が堂々として鎮座
河原坊もはるか下に見える
2011年09月06日 15:00撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:00
河原坊もはるか下に見える
千丈ヶ岩を通過
2011年09月06日 15:00撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:00
千丈ヶ岩を通過
つんのめる早池峰マン
2011年09月06日 15:00撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
9/6 15:00
つんのめる早池峰マン
鎖場キター!ストックをザックに収納して登攀
2011年09月06日 15:01撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:01
鎖場キター!ストックをザックに収納して登攀
鎖場を上から。迂回路もあるらしいのだが気がつかなかった
2011年09月06日 15:01撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:01
鎖場を上から。迂回路もあるらしいのだが気がつかなかった
早池峰や ウスユキどもが 夢の跡
2011年09月06日 15:01撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:01
早池峰や ウスユキどもが 夢の跡
「97」もうちょっと、あとちょっとだ…
2011年09月06日 15:01撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:01
「97」もうちょっと、あとちょっとだ…
と、ひょっこりと山頂に出た
2011年09月06日 15:01撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:01
と、ひょっこりと山頂に出た
よく晴れて展望もいい(北向き)
2011年09月06日 15:02撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:02
よく晴れて展望もいい(北向き)
十分休んだところで下山開始
2011年09月06日 15:02撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:02
十分休んだところで下山開始
しばらくは木道歩き
2011年09月06日 15:02撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:02
しばらくは木道歩き
道の脇にはお花畑。花の季節だともっとすごいんだろうなあ
2011年09月06日 15:02撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:02
道の脇にはお花畑。花の季節だともっとすごいんだろうなあ
門馬コースの分岐を通過
2011年09月06日 15:02撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:02
門馬コースの分岐を通過
剣ヶ峰分岐を通過。このザックの人みたいにピストンしてみてもよかったか?
2011年09月06日 15:02撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:02
剣ヶ峰分岐を通過。このザックの人みたいにピストンしてみてもよかったか?
ここから本格的な下りになる
2011年09月06日 15:02撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:02
ここから本格的な下りになる
八合目を通過。さすがに下りだと早いね
2011年09月06日 15:03撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:03
八合目を通過。さすがに下りだと早いね
ハシゴ場登場
2011年09月06日 15:03撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:03
ハシゴ場登場
ハシゴは二段あり、思ったより長かった
2011年09月06日 15:03撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:03
ハシゴは二段あり、思ったより長かった
山頂を振り返りつつ気持ちよく下る
2011年09月06日 15:03撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
9/6 15:03
山頂を振り返りつつ気持ちよく下る
御金蔵を通過
2011年09月06日 15:03撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:03
御金蔵を通過
あっという間に二合目まで来た
2011年09月06日 15:04撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:04
あっという間に二合目まで来た
早池峰マンに導かれて小田越を目指す
2011年09月06日 15:04撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:04
早池峰マンに導かれて小田越を目指す
再び岩陰の植物(タカネナデシコ)
2011年09月06日 15:04撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:04
再び岩陰の植物(タカネナデシコ)
一合目の少し先から樹木の中の道に入る
2011年09月06日 15:04撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:04
一合目の少し先から樹木の中の道に入る
ベンチが置いてあった
2011年09月06日 15:04撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:04
ベンチが置いてあった
またも木道登場
2011年09月06日 15:04撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:04
またも木道登場
よく見るとこの木道、段差がある。雨などで濡れていても滑らないようにするためかな
2011年09月06日 15:05撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:05
よく見るとこの木道、段差がある。雨などで濡れていても滑らないようにするためかな
程なく小田越に到着。あの自転車は何…?
2011年09月06日 15:05撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:05
程なく小田越に到着。あの自転車は何…?
道を挟んだ反対側の薬師岳登山口。今回は時間的に微妙だったのでパス
2011年09月06日 15:05撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:05
道を挟んだ反対側の薬師岳登山口。今回は時間的に微妙だったのでパス
河原坊まで車道歩き
2011年09月06日 15:05撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:05
河原坊まで車道歩き
宮沢賢治の歌碑。しかし車が邪魔
2011年09月06日 15:05撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 15:05
宮沢賢治の歌碑。しかし車が邪魔
河原坊に到着。登山者名簿に下山時刻を書いて無事登山終了
2011年09月06日 11:49撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/6 11:49
河原坊に到着。登山者名簿に下山時刻を書いて無事登山終了
撮影機器:

感想

(前日の岩手山の記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-131953.html
から続きます)

前日に岩手山を登った後、盛岡市内を経由して河原坊近くの小屋「うすゆき山荘」まで車を走らせ、ここで一泊。
この夜は私を含めて6名の宿泊でした。
それほど広くはない小屋で、10人くらいも入れば満員になるような様子でしたが、無料だし、トイレも水場もあるし (ただし沢水なので水質的には今一つ、飲用の場合は煮沸せよとのこと)、使い勝手は悪くなさそうです。

翌朝、河原坊からスタート。
石の多い沢沿いの道を、時折徒渉をはさみながら登っていきます。
最初からそれほど緩やかな登りではなかったですが、次第に斜度が増してきて、頭垢離を過ぎてからは相当な急登になってきました。
いつものようにダブルストックを使っていたのですが、手を使って登る場面も多くなってきて、「もしかしてストック邪魔なんじゃ?」と思いつつも、そのまま御座走り、打石などのポイントを通過。
千丈ヶ岩の先の鎖場に至って、ようやくストックをしまいました。

鎖場の先も急登は続き「まだか〜 山頂はまだか〜」と考えているうち、何やら上のほうで人の話し声が聞こえると思ったら、ひょっこりと山頂に出ました。
最後の岩を乗り越えたらそこが山頂だった、という感じでしょうか。
最後の最後まで山頂が見えないとは、いやー、なかなか意地悪なコースです。

岩だらけの山頂でゆっくり休んでから、小田越コースで下山開始。
こちらは(下りだということを差し引いても)河原坊コースとは段違いに楽に歩ける道でした。
八合目のハシゴも難なく通過。

昨日の岩手山同様、小田越までほぼ休憩なしで下山。
私とほぼ同時に小田越に下りた、愛知から来たという方と話をしながら、河原坊まで車道を戻ります。
車道の途中から、さっきまで登っていた早池峰の山容が綺麗に見えました。

河原坊で車を回収、来た道をそのまま通って盛岡へ。

天気にも恵まれ、充実した2日間でした。
唯一残念なのは花の時期でなかったことでしょうか。また来たいものです。


なお、元サイズの写真は
http://photozou.jp/photo/list/74507/5080076
で公開していますので、「写真小せーよ!」という方はそちらへどうぞ。

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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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