小春日和の矢倉岳で人も犬もごろごろ
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- GPS
- 06:20
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 761m
- 下り
- 766m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
八王子06:28(JR横浜線) 町田06:55/07:06(小田急小田原線) 新松田07:49 新松田駅08:10(箱根登山バス) 地蔵堂08:47 (復路) 地蔵堂15:25(箱根登山バス) 新松田駅16:03 新松田駅16:09(小田急小田原線) 町田16:58 ※打ち上げ |
写真
感想
今日はもともと愛鷹山の越前岳に登ろうと計画していたのだが、天気があまりよくない予報だったので矢倉岳に変更した。
越前岳も富士山が目の前に見える山なのだが、矢倉岳も富士山を間近に見ることのできる山だ。
標高も低く簡単に登れる山なので、もし富士山が見えなかったとしてもそんなにがっくりしないだろうということで変更したのである。
矢倉岳の登山口となる矢倉沢バス停または地蔵堂バス停へ行くには新松田駅からなのだが、新松田駅で降りると思いのほか人が多くその流れに乗って1番乗り場に並ぶ。
地蔵堂へは1番乗り場ということと、大雄山駅(関場)経由ということしか覚えていなかったので目の前の1番乗り場に並んだのだが、友人がバス停の表示を見てくれると地蔵堂との表記がないし、近くにもう一つ1番乗り場があったとのことだった。
バススタッフがたくさんいたので聞いてみると、地蔵堂へは箱根登山バスなのでここではないとのこと。
この1番乗り場は富士急バスの1番乗り場だったのだ。
少し東側にある箱根登山バスの1番乗り場に移動すると、富士急バス側とは違いこんなにも乗客が少ないのかという感じだ。
地蔵堂からは人気の金時山にも登れるのでもっと混んでいるかと思っていたため、少し拍子抜けした。
混雑の時期は過ぎたのか、こちら側からのルートは人気がないのかもしれない。
今日は地蔵堂から登り山頂、足柄峠を経て地蔵堂へ戻る周回コースをとることにする。
地蔵堂からは一度高度を下げて2度沢を渡り山伏峠に向かって高度を上げていくが、残念なことにこのルートはずっと人工林の中である。
今度来たら矢倉沢の方から登ってみようと思った。
山伏峠まで行くとようやく自然林となり気分がよくなるが、ここはもうほとんど山頂であった。
山頂からは360度の展望とのことだったが北側は樹木が多く、道志山塊〜丹沢山塊は一部しか見えない。
それでも相模湾から目の前の箱根火山、そして愛鷹山から富士山の大展望が広がっている。
ちょうど一年前は早すぎる初雪で「藪漕ぎアドベンチャー」となった明神岳↓もすぐそこに見えている。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1015945.html
天気があまりよくなさそうだったので矢倉岳に変更したのだが、行く予定だった愛鷹山の越前岳もよく晴れていて、あちらでも大丈夫だったかなと思ったが、標高がもっと高いのでかなり寒かったかもしれない。
矢倉岳山頂は、風はあるものの気温は高めで寒くなく気分が良いので1時間半以上もゆっくりしてしまった。
この山は登りやすいからか犬連れの人も多く、犬も気分がいいのか枯草の上でごろごろしていた。
山頂は広くいい具合に草原になっているので、どの季節のハイキングにもちょうどいい。
山頂で充分富士山は堪能したし時間も押していたものの、やはり富士山は何度見てもいいので、予定どおり展望がいいという足柄峠へ寄ってから地蔵堂へ戻ることにする。
山伏峠を過ぎても人工林が多い道だったが、ところどころで色付いた葉が紅色や黄色に輝いているのが美しい。
足柄峠に着いたと思っても展望のいい場所はなかなか現れず、足柄城址まで着くとようやく何にも遮られることのない富士山の雄姿を拝むことができた。
こちら側から見る富士山は沢も少なく宝永山の山頂も稜線から飛び出していないので、まさに八面玲瓏だが、少々趣に欠ける気もする。
が、これはこれでやはり美しい富士山だ。
こうやって見ていると富士山の御殿場口からも一度は登ってみたくなる。
地蔵堂へ戻り、有名店とのことである万葉うどんへ寄る。
とろろが好きなのでとろろうどんを食べたのだが、この店の名物であるカレーうどんを友人から分けてもらうとスパイシーなおいしさで、やはり名物を注文するべきだったなと思った。
夕日の滝もバスの時間が迫っていたのでゆっくり見られなかったので、今度は金時山に登ってこちら側に下りてきてカレーうどんを食べるのもいいなと思った。
今年の秋は2度も風邪をひいてしまい思ったよりも山に行けなかったが、最後に矢倉岳で秋の山を満喫することができた。
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