観音平から南八ヶ岳縦走(編笠山 権現山 キレット小屋泊 赤岳 横岳 硫黄岳 赤岳鉱泉 美濃戸 美濃戸口
コースタイム
天候 | 二日とも快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
30台程度のスペース |
コース状況/ 危険箇所等 |
権現岳のギボシ周辺と、キレット小屋から登る赤岳頂上までの 岩場は、落石を起こさないよう慎重に登る必要あり 目印をよく確認しないで岩場にとりつくと途中で登ることも降りる こともできなくなる所がある 初心者の方は注意が必要 権現小屋から下りの長い梯子は想像がたくましくなっていた(妄想?) せいか、恐怖は感じなかった 注意は必要 その後の登りもなかなかの岩場登り 太もも付け根近くの筋肉が突然つった 積雪の伊吹山の頂上からおりる際に一度経験していた 不幸にも、つってしまった場合は、あせらず、 そのままの姿勢でしばらくじっとしているに限る あせるとますます硬直が激しくなり、 谷底に落下する(汗)ので、くれぐれも落ち着くこと 塩飴をなめて、口笛吹いて、やり過ごす(笑) キレツト小屋までの下りは特に危険個所はない 直前まで小屋が見えないため、大変長く感じる テント場はもともとスペースが少ない(15張程度?) 水場はテン場のかなり下にあり、水量も少なく、 鹿さんたちの水場?で、飲めない(下まで見に行った人の話) 横岳の梯子、鎖場も想像力がまさっていたため? 怖さを感じるところもなし 慎重に進めば大丈夫 その後は危険個所もない リラックスしてピクニックが楽しめる |
写真
感想
(by maygreen2号)
今回の縦走は、
昨年8月の美濃戸テント前泊で暴風雨の赤岳山頂ピストン
翌日の編笠山ピストン
今年GWの積雪時赤岳鉱泉テント泊と
硫黄岳ピストン(天候もあり横、赤までの縦走断念)
中山付近散策
があっての南八ヶ岳縦走なんです。
健脚で、負けず嫌いの1号は、暴風雨でも微塵も登頂意欲を
失うことはなく、むしろ、闘争心が増すほど
翌日も低い山は厭だと編笠山を選択
積雪時赤岳鉱泉テン泊での縦走断念では、
隣にテン泊していたセミプロチームの方々が縦走して帰ってきた
と悔し涙(涙目)
翌日天候の回復が見込めないため、赤岳ピストンもあきらめ
下山する際
同じく下山して小川山に行くというその方達から
自分達は、何十回も登っている、夏山で一度も縦走してないコースを
冬山から縦走に入るのは危険極まりないとの一言、
1号も納得(汗)
一方2号は、案外と冷静
2号からはビビりと悪態をつかれながらも
嬉々として大胆かつ冷静に山を登る
同じく健脚(最近ますます筋肉量増量中)
でもね、意見の相違と衝突、失敗はあるものの、都度何とかクリアー
できてきたのは、ことばにできない山のすばらしさがあるからなんですね
その分思い出は深くなり、時間がたつほどに満足度もとても高いんですよ
食事担当の僕の料理も楽しみの一つだけどね
さて、今回の登山ですが、権現岳、キレット小屋からの赤岳頂上、
赤岳から横岳と未知のゾーンもあり
点を線にできた喜びでいっぱい
観音平からアブの襲来で編笠山山頂、権現岳、キレット小屋まで
親しくお付き合い
香港で買っていたハッカオイルが威力を発揮
編笠山を下って権現岳にとりついたあたりから珍しくペースが
スローダウンした1号には、常時20ぴきほどがランデブー(2号笑)
弱っている個体を見つける臭覚、さすが
編笠山の頂上近くで下られる方
なんと65才くらいに見える84才の方
目と目で会話
時々ある、
この方の目とあった瞬間にすべてを透視されたような
ある種すがすがしい このまま頑張れ!
と言われたような感じ(敬)
赤岳頂上、ほんの5、6秒すれ違っただけ
年相応に見える86才の方から、あんたはまだ、4、50年山登れるよ!
とエール
息子さんご夫婦と御一緒
年相応に凛とされた優しそうな方
タイプは別でも
自分の理想とする先輩方
とても力をいただく
別ルートから登ってきて、権現岳で写真を取り合い、言葉を交わし、
キレット小屋でテントが横になった単独行の方
ビールを飲みながら いろいろお話
妄想族番長(2号)の感覚
やんごとなき事情で別れた彼女のことを
忘れるために山に行に入っていると直感
人生には様々な出会いと別れがあり、それぞれに事情がある
だけどね、あきらめずに絶えず努力していれば思いは通じる
ことも(ここのニュアンス大切)ある
やり直せることもある
なんて生意気なことをやさしく、ゆっくりと
雲海に映える夕日を見据えたまま
真剣な目(キラッ) で訴える
彼の瞳からは今にも涙が溢れそう
その後は、目と目を見つめながら堅い握手で互いのテントへ(シャキ)
ずっと隣で聞いていた1号は、やっと終わったか
といういつもの感じ
テントに帰ってから、あなたの話を初めて(ここ大事)聞く人は、
やっぱり面白くて、印象深いんだね(笑)
だって
翌朝、彼は僕たちよりも先に出発
天狗岳から北八ヶ岳を回って帰る予定とのこと
できればまたお会いしたい方ですね
彼も、登りはじめから虻に悩まされ
もう帰ろうかとも思ったくらい刺されてた
例のハッカオイルを塗ってあげたらた途端に刺されなく
なったので、びっくり
赤岳頂上からは、人も多くなり大渋滞
横岳の核心部に入る岩場から
地元の方(お元気な70才)がご一緒
要所の道案内と健脚を御披露いただきました(笑)
やっぱり、元気と愛嬌が人生を明るくしますね
硫黄岳山荘で缶ビールをゴクゴク(プハー)
きれいな山小屋
水補給
硫黄岳の下りは単調
南八ヶ岳の山なみを眼にやきつけ
このまま北八ヶ岳に回って、
さらに縦走、森林浴、温泉を楽しみたい誘惑にかられ
さっそく、
次回の北八ヶ岳縦走を妄想しながら
淡々と下る
今回、車は観音平
美濃戸で喉をアルコール消毒
タクシーの待つ美濃戸口まで
またまたアブさんたちとのランデブー
でも刺されず
何度もですが、香港のハッカオイルいいっすよ(日本のに比べて強力)
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