韓国岳〜大浪池 周回 SC相模原山岳部 vol.5 火山体験！鹿祭り！えびの高原〜韓国岳〜大浪池 周回

2017年12月02日(土) [日帰り]

• GPS: 06:12
• 距離: 11.5km
• 登り: 938m
• 下り: 940m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:11
• 休憩: 1:01
• 合計: 6:12

11:33 えびの高原
12:38 12:40 韓国岳五合目
13:15 14:06 霧島山
15:00 15:01 韓国岳避難小屋
15:32 15:32 大浪池
16:07 16:13 大浪池休憩所
17:34 17:34 つつじヶ丘登山口
17:44 17:45 えびの高原
17:45 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鹿児島空港からレンタカーで1時間弱
えびの高原ビジターセンター前駐車場　500円
https://goo.gl/maps/urqYgZ4BihR2

コース状況／危険箇所等

えびの高原〜韓国岳3合目　間、火山活動により一部コース迂回
積雪はなし
大浪池周辺は霜柱が溶けて全面的に泥濘

その他周辺情報

温泉はいくらでも。笑

写真

12/2 8:03

Solaseed Air Boeing 373-800で鹿児島へ！

12/2 11:06

足湯の駅　えびの高原の駐車場から韓国岳！
圧巻です。もう来て良かったなーと思いましたw

12/2 11:21

駐車場は広いですが、観光地なので結構停まってます。

12/2 11:29

案内板。いやー火山に来たんだなーと感じます。
今日噴火しないことを祈って！

12/2 11:29

地形図も。えびの高原から韓国岳ピストンは初心者向けってことになってました。

12/2 11:35

さて出発！
駐車場の奥から登山道へ。

12/2 11:36

道を渡って登山道へ入ります。

12/2 11:37

うわー沢の石が赤い！
火山のせいですかね？

12/2 11:38

すぐに分岐、左折。韓国岳方面へ。
って、ものすごく整備されててびっくりしました。

12/2 11:39

ここでは気づいていなかったんですが、右のピークが韓国岳山頂。でも、左のピークも火口の外輪山で、要は右も左も同じ山体です。

12/2 11:42

すぐ横の硫黄山。モクモクしてます！

12/2 11:43

鹿児島って温かいのかと思いきやけっこう寒い。
登り始めてすぐ霜柱が。

12/2 11:44

あれ！行き止まり？
火山活動の影響で迂回路になっているみたいです。右へ。

12/2 11:45

急に普通の登山道w

12/2 11:48

トラロープの間を進むので間違えませんが、道が新しいので踏み跡が薄いです。

12/2 11:53

山岳部の活動、久しぶりの晴天でハイテンション！笑

12/2 11:54

傾斜も緩いのでせっせと進みます。

12/2 11:59

この辺はあまり火山を感じない、普通の山の雰囲気。

12/2 12:01

噴気が上がってます。すごい。

12/2 12:03

木の枝に蕾が！冬の間はこのままなのかな？？

12/2 12:04

ちょっと登ったら暑くなったので防寒着を脱ぎました。

12/2 12:08

わたわた〜！

12/2 12:09

出発地の駐車場が見えた〜！思ったより登ってましたね。

12/2 12:10

ここで元のルートと合流。けっこう最近迂回になったみたいですねー。

12/2 12:10

さぁ本線に戻ってここから登りがきつくなりまーす。

12/2 12:10

硫黄山が近くに。山頂が平らな山、甑岳（こしきだけ）というそうです。火口があるのでこういう形になるんですねー。

12/2 12:14

傾斜がちょっときつくなってきました。

12/2 12:18

三合目から急に看板が出現。
「まだ三合目かー」（以後勝手にセリフをつけていますw）

12/2 12:19

甑岳の山頂の湿原が見える標高に。

12/2 12:19

山頂が見えてる〜！
と思っていたけど、あれは実はお隣のピークで1,600mくらいです。

12/2 12:20

えー！つらら発見！
日が当たらないと寒いってことですね。

12/2 12:22

溶岩っぽい岩の上を歩いていきます。

12/2 12:22

この辺で目的地があの山ではないことに気づくw

12/2 12:25

いい眺め〜！テンションあがる〜！

12/2 12:25

皆さん嬉しそうですw

12/2 12:26

四合目通過〜！

12/2 12:27

この辺から足場がだいぶ火山っぽくなってきます。

12/2 12:29

まだまだ元気です！笑

12/2 12:30

またつらら！下まで伸びてます。

12/2 12:34

霜柱もかなりロングです。

12/2 12:38

5合目に到着！広くて休憩にも最適な、まさに半分の場所w

12/2 12:38

霞んでいて遠くは見えないんですが、それはスタートが遅いからですw

12/2 12:40

新兵器投入、ハイドレーション。

12/2 12:40

ちょっとおもしろいですすいません笑

12/2 12:42

さて出発。どうやらこの見えている山腹を登っていくみたいです。富士山っぽい。

12/2 12:48

六合目！整備されていると安心しますね。

12/2 12:52

七合目！

12/2 12:54

道の雰囲気が溶岩だらけになってきました。

12/2 12:56

元気ですか〜！？笑

12/2 12:56

まだ元気だそうです！笑

12/2 12:57

大浪池が見えてきました。

12/2 12:57

振り返ると楽しそうです♫
山側の溶岩がすごい。

12/2 13:00

韓国岳の火口が見えてきました！
この火口にも水は溜まっていた！

12/2 13:00

下りてみたい〜！
と、思いますが標高差100m以上ある結構な断崖絶壁ですw

12/2 13:01

火口を除きながら談笑w

12/2 13:01

霜柱が溶けて泥濘に。

12/2 13:03

雲の影が！
いいですね〜こういうの！

12/2 13:04

八合目！
なんだか天国が近づいてくる感じです。

12/2 13:05

大浪池の青さが本当にすごい。
っていうか、思ったより1周が長そうです。汗

12/2 13:06

山頂かな〜！？
残念、まだですw

12/2 13:07

外輪山で一番高いところには来ました！
もうね、大迫力！

12/2 13:10

九合目！
ここまで来たら行っちゃいましょう〜！

12/2 13:12

新燃岳が見えてきました〜！
おお〜たしかにモクモクです。

12/2 13:13

頂上直下になぜかここだけ岩で案内が。

12/2 13:13

はいはい頑張って〜！もうすぐ頂上ですよ〜！

12/2 13:14

頂上直下の分岐から高千穂峰。
カッコよすぎる！

12/2 13:15

到着〜！頂上です〜！
山頂というよりは、外輪山で一番高い場所、って感じです。

12/2 13:17

お決まりの記念撮影！
韓国人登山客に撮影してもらいましたw

12/2 13:17

縦！縦！ってジェスチャーで説明してなんとか撮ってもらった一枚。笑

12/2 13:18

山頂の向こうも外輪山が続きます。すごい崖。

12/2 13:19

撮影会。笑
ハイドレーションのチューブが大変なことに。笑

12/2 13:23

火口を覗き込んで撮影中。

12/2 13:25

風が強いので溶岩の影でお昼ごはん用のお湯を沸かします。

12/2 13:27

最高の昼食！

12/2 13:29

カッコよすぎる高千穂峰。

12/2 13:30

コーヒーの袋。けっこう膨らんでますね〜

12/2 13:32

いやー美味しい！インスタ映え？笑

12/2 13:46

すごいアスリートみたいに見えますね笑

12/2 13:47

パックンフラワー。笑

12/2 13:52

頂上散策中。がおー！

12/2 13:56

位置関係を逆にしてもう1枚w

12/2 14:08

出発前に大浪池をバックにもう1枚！

12/2 14:08

あ、ごめん三角点踏んでたw

12/2 14:08

山頂の看板裏の温度計は12度ですが、風が強く体感温度は10度は低かったと思います。

12/2 14:08

さてそろそろ行きますよ〜あの池を見に！

12/2 14:09

最後に一枚！天気のいい日の頂上は本当に名残惜しい。

12/2 14:09

火口の迫力をなんとか写真で伝えようと頑張りますが全く伝わりません。笑

12/2 14:13

さらば韓国岳！

12/2 14:14

ここからものすごい急坂が始まります。

12/2 14:15

天気もいいし下り坂だしご機嫌でーす！笑

12/2 14:15

溶岩の上を歩いて大浪池へ。

12/2 14:18

丹沢を彷彿させる階段が出現。

12/2 14:18

今日はこのポーズみたいです。笑

12/2 14:19

なんかドラゴンボールの修行に出てきそう、、、って階段壊れてるし！

12/2 14:22

すっごく溶岩っぽい岩。

12/2 14:22

新燃岳の高さが近づいてきました。
一気に下ります。

12/2 14:23

全体的に整備されているけど荒廃した箇所も多いのは、整備したのが古いからなのかな、と思いました。

12/2 14:25

空が青い！

12/2 14:27

え！まだ300mしか歩いてないの？
（山あるある）

12/2 14:28

すっごい階段が続いてます。

12/2 14:32

すっごい続いてます、、、これ登りで使ったら嫌だな。

12/2 14:33

溶岩の流れた跡かな？すごいです。

12/2 14:34

振り返るとこの高低差。

12/2 14:37

振り返るとこの高低差！いやーこのルート下り向きですマジで。

12/2 14:47

なんか変わった色の土だなーと思っていたら、、、

12/2 14:50

どうやら火山灰らしい！

12/2 14:51

こんなに惜しげもなく火山灰に触れられるとは。

12/2 14:55

標高が下がって道の雰囲気が変わってきました。

12/2 14:56

火山灰が雨で流れてこういう感じになるのか。。すごい色！

12/2 14:58

もはや道がグレーです。

12/2 14:59

大浪池の手前の分岐に到着。
大浪池1周するので左へ。

12/2 15:00

泥濘と火山灰のコンビ技はなかなかのダメージです。

12/2 15:00

避難小屋！ドアの前の壁は噴石対策なのでしょうか。

12/2 15:00

中はすごい綺麗でした。

12/2 15:01

火山灰がすごいのね、、、アンビリーバボーです。

12/2 15:03

振り返ると韓国岳。
あそこにさっきいたとは思えない高低差！

12/2 15:04

この石はどうやら人工の道っぽいです。作った人尊敬するわほんと。。。

12/2 15:13

「まだ池みえないのー？池見えないまま1周しちゃうんじゃないのー！？」

12/2 15:14

あーあの隙間に行ったら見えるかもね、、、

12/2 15:18

まだ見えません。
ほんとに池が見えないルートなのかと思い始めた頃、、、

12/2 15:18

見えた！

12/2 15:20

すっごい色！！！
カルデラ湖なので水面を乱すものもなく、映り込みが綺麗です。

12/2 15:21

当然の撮影会w

12/2 15:21

ザックの色が偶然同じ！

12/2 15:22

靴がすごいことに。帰ったらすぐ洗わないと、、、

12/2 15:25

撮影会を撮影してみた。笑

12/2 15:29

韓国岳に雲がかかってきました。
いいタイミングで登れて良かった！

12/2 15:33

ちょこちょこ看板があって勉強になります！

12/2 15:36

休憩所が降灰で廃墟っぽい。。。当然座ったら結構大変なことに。

12/2 15:37

なんだこの岩すげー！
と思って行ってみると、、、

12/2 15:38

大浪池が！このコントラスト。自然ってすごいです。

12/2 15:38

覗き込んでみるの時間です。

12/2 15:42

新燃岳。角度的にそろそろ見納めです。

12/2 15:43

神々しい風景。

12/2 15:44

神々しい背景で目隠しする理由は？笑

12/2 15:46

外輪山の上のあたりを歩いていくのでずっと見えます。
見る角度によって色がどんどん変わる。

12/2 15:46

分岐が見えてきました。

12/2 15:46

「ねーあそこで半分でしょ〜？」
はい、そうです、すいません。笑

12/2 15:46

「1周けっこう長いよね〜」
はい、思ったより長かったです、すいません。笑

12/2 15:47

自然とは思えない石畳とともに道がなくなりました。
アレ〜？

12/2 15:48

正解は石の下の方に。

12/2 15:50

またもや石畳。
そして正解はまたもや下の方でした。

12/2 15:55

廃墟w

12/2 16:00

音がするー！と思って観察していたら鹿に遭遇！
冬ごもり前のお食事に夢中で逃げませんね。

12/2 16:04

分岐に到着！日が落ちてきてまた色が変わってきましたね。

12/2 16:06

大浪池と韓国岳！絶景！

12/2 16:07

おらに元気を分けてくれー！

12/2 16:12

時間もないので休憩もほどほどに出発。
ここ、見た目よりは大変じゃないです。

12/2 16:14

石の道が続きます。
作った人、ほんとすごいと思う。

12/2 16:18

こちら側の斜面は火山灰がないんです。
やっぱり新燃岳の火山灰なんですね、さっきの。

12/2 16:22

池が右側のアングル！

12/2 16:23

あ！いた！笑

12/2 16:26

おお〜！出発地が見えました〜！
遠い。笑

12/2 16:28

火山灰はないけど泥濘は続きます。

12/2 16:30

そろそろ見納めかな〜。
さっき向こうの峰の上を歩いていたと思うとけっこうすごいですよね。

12/2 16:31

韓国岳はすっかり雲。頂上寒いだろうな〜あれ。。

12/2 16:32

「時間やばくな〜い？」
はい、ちょっと頂上でゆっくりしすぎましたね、、、

12/2 16:43

この看板のあたりから下りが始まります。
さらば大浪池。

12/2 16:48

すぐに分岐に着きます。

12/2 16:49

木道〜！
泥濘がすごいので木道がとっても嬉しい！

12/2 16:49

やったー！
と思ったけど、そこの曲がり角を曲がったら木道終わります。笑

12/2 16:51

水たまり！
うっすらと緑っぽく見えました。この色は溜まった火山灰の影響なんでしょうね。

12/2 16:52

地形図的にはフラット、緩い下りに見えますが、地形図に反映されないレベルの細かいアップダウンがたくさんあります。

12/2 16:53

木のゲート！さようなら韓国岳〜。

12/2 16:58

また鹿！！！

12/2 16:59

細かいアップダウンが終盤に来るので、地味に体力を奪っていきます。。。

12/2 17:07

あれ〜？まだ1.5kmもあるよ〜？
おかーさーん！！！笑

12/2 17:17

落ち葉でわかりにくいので、注意深く行ったほうがいいエリアです。

12/2 17:19

こんな感じで結構道がわかりにくいです。
踏み跡と、

12/2 17:27

テープを頼りに！

12/2 17:34

日が暮れた〜けど出口についた〜！嬉しい！

12/2 17:34

そらそうでしょうね、あれだけ火山灰があったら、、、

12/2 17:35

実はスーパームーンだったようで、韓国岳の横に月が登りました！ついでにこの先で鹿の集団に遭遇！！

12/2 17:48

駐車場に到着して片付けをしたらすっかり日が暮れて、美しい景色が見えました。おつかれさまでした〜！

12/3 9:09

おまけ。
次の日の桜島。フェリーで15分です。

12/3 9:19

船上から桜島。

12/3 9:31

タグボートも使わずにピタリ！
萌〜〜〜〜！！！！

12/3 9:49

桜島マラソン的なのに遭遇しコンビニに閉じ込められましたw

12/3 10:36

湯平展望所から南岳。すごい迫力でした。

12/3 10:39

反対を向くと鹿児島の町並み。夜景が綺麗だそうですよ〜

12/3 10:57

お土産の溶岩砂糖お菓子。これ富士山以外ではじめて見たw

さらにおまけのヤラセ写真 at 韓国岳
最後までご清聴ありがとうございましたw

撮影機器：

Galaxy S6 SC-05G docomo サムスン

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

共同装備

ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器

備考

鹿児島はイメージよりだいぶ寒いので防寒、グローブ必須

感想

koitan

J3 SC相模原 vs 鹿児島ユナイテッドFC、最終戦のアウェイ応援の傍ら狙った山は霧島連山か、開聞岳。せっかく鹿児島まで来たら百名山、登りたいじゃないですか。
ということで、調べた結果まずはスタジアムから近い霧島連山、最高峰韓国岳を目指しました。

隣の新燃岳は火山活動中ということでやや心配ではありましたが、登山道的には整備されており、天気にも恵まれ、本州や普通の山では見ることができない火山ならではの体験がたくさんできました。

とにかく景色が最高！頂上は360度の眺望があります。朝ではなかったので霞んでいたものの、十分満足できました。そして、空が青い！よく登る丹沢と標高は同じくらいですが、こちらの方が青いような気がしました。




ルートは当初大浪池登山口からのルートを計画してみましたが、登山口から大浪池の等高線のつまり具合が気になったので、えびの高原ルートに変更。結果、えびの高原スタートにして本当に良かったと思いました。（笑）

えびの高原から韓国岳は、距離で標高をかせぐ感じなので傾斜もきついほどではなく、初心者でもゆっくりいけば確実に登ることができると思います。このルートで登頂して帰ってくれば4時間程度で済むので、オススメです。

韓国岳から避難小屋まではとにかく階段階段の連続でしかもかなり傾斜が急です。下りで使ったのでなんとか歩けましたけど、登りに使ったら挫折しそうな長い階段と急登のルートです。

大浪池1周は、思ったより長いので注意ですw イメージ的に、カルデラ湖がそんなに大きいイメージが持てなかったんですが、今回の登山で吹き飛びました。火口は、大きいです（笑）。

大浪池からえびの高原は、地形図的には楽勝っぽいですが、沢を渡る細かなアップダウンが多くペースが上げにくいエリアです。

ルート的に危険箇所はないものの、霜柱が溶けて泥濘が激しく、韓国岳から大浪池では火山灰も混じってくるのでなかなかの路面です。溶ける前に登ったほうがいいかもしれませんね。霧氷も狙えますし。

総合的に、色々普通ではできない体験ができ、とても楽しい登山でした。記憶に残るのはその迫力、そして空と大浪池の青さです。これは一見の価値あり。

追伸、
鹿に合計で5回くらい遭遇しました。3回撮影に成功。これも初めてです。笑