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Yamareco

記録ID: 133515
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

霊仙山 

2011年09月11日(日) [日帰り]
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h1ra2 その他8人
GPS
--:--
距離
14.0km
登り
1,052m
下り
1,047m

コースタイム

新田辺==(京滋)==(名神)米原IC==丹生バス停P
6:40発                   8:10
・・上丹生登山口・・屏風岩・・広畑分岐・・漆ケ滝・・廣洞道口・・四丁横崖

・・避難小屋・・径塚山(北霊仙)・・最高点・・霊仙山・・径塚山・・お虎ケ池

・・見春台・・汗拭き峠・・樽ケ畑登山口・・(林道歩き)・・丹生

天候 小雨後晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
上丹生登山口から丹生川はほとんど水なし。地下へもぐっている模様。
蛭は相当数生息している。
八合目直下で牡鹿と遭遇。西出商店さんの看板にあった鹿のようです。
ファイル
(更新時刻:2011/09/15 11:24)
(更新時刻:2011/09/15 11:42)
(更新時刻:2011/09/15 11:42)

感想

  感想文―霊仙山==一日中続いた真ヒルの決闘==
                           会員番号132 西川榮冶

9月号の『かんなび』に『少しでも涼しく登れる霊仙山の谷コース』という『平松企画』を見つけた。『平松企画』は『きつーい/ながーい』という経験があったので、躊躇はしたがよく耳にする山なのに1度も登ったことがないので思い切って申し込んだ。
当日の朝、我が家を出発する時は快晴でもあったので『今日は出足が良いぞ!』とご機嫌だった。8:50 登山口を通過する辺りでは、ザックカバーをつける人、カッパを被る人何もしない人と別れて、チョッと雲行きの怪しい天候に変わっていた。
車を降りた時、CLの平松さんが用意してくれた20%の塩水を靴/ズボンに十分にしみ込ませた上にスパッツまで着けて十二分の『ヒル』対策をしたのに、最初の小休止の所あたりでは、最後尾を行くSLの吉川さんが、もう2匹のヒルを見つけたと言う!それから先は12:00に日差しを味わいつつ『8合目』の看板辺りで昼食をとるまで、9人全員『ヒル/ヒル/ヒル』に悩まされ続けた!大中小取り混ぜて靴/スパッツには勿論ストックにまでくっ付いて、それを取り除く為の、各個人の『ヒル』休憩で山行のリズムもへったくれもあったもんではなく、超疲れた!獣道と表示のあった谷あいで1匹の立派な角の鹿に遭遇した時は『ヒル』を忘れるつかの間の清涼剤にはなったが、最後はへばってしまった!
午後からは強い日差しのもと、『ヒル』に悩まされる事もなく、予定どおり『避難小屋』→『経塚山』→『最高点』→『霊仙山』→『経塚山』→『お虎ヶ池』から、さらに1時間程歩いて『樽ヶ畑登山口』に,さらに林道歩きで約1時間、17:20に到着!そこで、まずはスパッツをはずすと隠れていた大中小の『ヒル』が顔を出した!あわてて靴紐を解くと、またまた大中小の『ヒル』がダンスをする!そして靴下を脱いで素足になると、その靴下からもムクムクと元気一杯の『ヒル』が顔を出す!幸い僕は、『ヒル』対策が功を奏してか、噛まれる事はなかったが美女のお一人はズボンには血の斑点が5つも6つも付いているし、足には、血を吸われて真っ赤になった傷口がいくつも見える!そして、なんと『なにが美女なもんか!私なんかビジョビジョや!』と!駐車場で、9人全員の『ヒル』騒動が収まるのに30分はかかった事だろう!!
 18:10過ぎ多賀のSSを出て左手の山を見ると、まん丸のお月さんが見え隠れしてついて来る。同乗していたこれまた美女が『西川さん明日はお月見やで!』と!一日中『ヒル』に明け暮れた『霊仙山』山行は、最後に『まんまる』の落ちまで付けて、最高の終わりとなった。車を運転してくださったCL/SLの平松さん/吉川さん、そして同行してくださった6名の皆様、本当に楽しい山行を有難う御座いました。 
 追記;自宅で風呂に入ろうした時、首に2箇所、お腹に4箇所、『ヒル』に噛まれて真っ赤になった傷口と、血をたらふく吸い込んで動けないほど、丸々と太った『ヒル』2匹を発見!

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コメント

山行報告
 天気予報では滋賀県米原地区は晴れのち曇り、まずまずの登山日和とのことで決行しました。ところが霊仙に近づくに連れて雲が垂れ込み小雨が降り出す。嫌な雰囲気になった。 出発の駐車場で、全員が蛭対策に食塩水を余念なく足首、首周りにスプレーしいざ出発。登山口では結構な雨、川の水量も多く、大丈夫かとまたまた不安。
 ところが、川の渡渉地点では全く水が無い、以前の記憶では流れは有ったはずです。どうも大量の水は川の地下を流れている様子。水が無い分、途渉の必要が無い為助かります。又、いたるところに掲げられた丹生バス停前の西出商店のご主人作の懇切丁寧なカンバンに導かれて、道を外すこともありません。これだけのカンバンを掲げる努力は相当なものです。今回も迷惑を顧みず連れてきた「かれん」もけなげに岩を渡って行きます。山に連れ出した当初はもっと臆病で、流れに濡れるのが嫌でほとんど抱いての山行だったのですが、相当な学習能力です。二の谷辺りからは水量も増え、何度も何度も途渉が続き、皆さんも相当にお疲れ、休憩を取っていると、西川さんがめがねを落とした近くなので取りに戻るとのこと。待っている間に、大騒ぎが始まった。金本さんの靴に蛭が群がっている。よくよく見ると皆さんにも私の靴にもいるいる蛭が・・。塩の効果は 無いのか?その後この谷筋が続く限り、皆さんの蛭との戦いが延々と続きます。途渉と崖を這い上がる労苦、そして蛭。皆さんなんでこんな山行に参加したのかと悔やんでいたと思います。
 やっと尾根筋、八合目に到着!まさに這い上がってきたという感覚です。12:30腹もぐうーと鳴っています。昼飯!
 風が心地よい陽だまりで、にぎりの美味しかったこと。後から這い上がってきた人達も至福のひと時。此処まで来れば蛭に悩まされることもありません。
 ゆっくり休んで、出発というとき「かれん」の様子がおかしい、右前脚を上げたままびっこを引いています。此処まで元気に登って来たのに。蛭に取り付かれたのは後ろ脚です。仕方無くリュックの中に、それから下山するまでリュックから出ようとはしませんでした。再後尾を歩いていた吉川さんも脚がつったとのことで、やはり皆さんにはきつ過ぎたのでしょうか?九名中最高点霊仙山に行けたのは六名にとどまりました。八合目から避難小屋〜経塚山〜最高点〜霊仙山・山頂は谷筋とは一変、すばらしい景色で疲れも癒されました。眼下に広がる琵琶湖、伊吹山を楽しめ霊仙は千辰良弦發箸靴討歪舛靴石灰岩に覆われた360度見渡せるすばらしい山です。
 帰りは所どころ石灰岩に覆われた景観の中、お虎ケ池、見晴台、汗拭き峠と急降下の連続、やはりきつい山です。
無事、17時10分丹生の駐車場に辿り着きました。
 蛭と大きな牡鹿、猿に歓迎をうけた山行。帰り着けば皆楽しい思い出となりました。
2011/9/15 11:18
プロフィール画像
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