紫香楽宮跡駅〜飯道山〜庚申山〜貴生川駅

2017年12月20日(水) [日帰り]

• GPS: 07:24
• 距離: 21.2km
• 登り: 696m
• 下り: 810m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:19
• 休憩: 2:05
• 合計: 7:24

8:22 紫香楽宮跡駅
8:38 8:55 紫香楽宮跡
9:52 9:53 紫香楽宮 宮殿跡
10:21 10:24 飯道神社登り口駐車場
10:55 11:31 飯道神社行場
11:31 11:45 飯道神社
11:47 11:47 木食応基上人入定窟
12:05 12:26 飯道山
12:36 12:37 杖の権現茶屋休憩所
13:07 13:13 岩壺不動尊
13:13 13:14 飯道山休憩所
13:49 13:49 庚申山登山口
14:05 14:30 庚申山
15:04 15:04 若宮神社
15:46 ゴール地点

紫香楽宮跡（甲賀寺跡）から飯道山登山口へ向かう途中で、「宮町遺跡まであと400m」という標識を見て寄ってみようと思ったのが間違い。どこまで行っても次の標識が無く、結局グーグルで検索して、宮町の宮殿跡遺跡へ行くことができたが、そこは埋め戻され田んぼの中だった。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

今回は貴生川駅まで車で行き、信楽高原鉄道で紫香楽宮跡駅へ。貴生川駅の有料駐車場は終日300円でした。

コース状況／危険箇所等

飯道神社の行場は足元注意。最後の岩上通過で一番緊張しました。庚申山から貴生川駅までは歩道や交通量の少ない道を選んで歩きました。

写真

12/20 8:22

信楽高原鉄道は本日2両編成。

12/20 8:22

紫香楽宮跡（しがらきぐうし）駅を出発。

12/20 8:30

駅から紫香楽宮（甲賀寺跡）までは道標があります。

12/20 8:50

紫香楽宮跡（甲賀寺跡）に到着。トイレもあります。

12/20 8:40

本堂跡

12/20 8:44

整然と並んだ礎石

12/20 8:43

紫香楽宮（甲賀寺）復元図

12/20 9:29

紫香楽宮の宮殿跡を探して迷って毘沙門天跡を通過して更に北へ行き、戻る。

12/20 9:52

ようやく見つけた宮町地区の紫香楽宮跡中心部、宮殿跡。

12/20 9:53

現在は埋め戻されて田んぼがあるだけ。

12/20 9:57

歴史探訪を終え、飯道山へ向かいます。

12/20 10:06

飯道神社参道入口の鳥居に到着。

12/20 10:21

飯道神社登り口（小さな鳥居）に到着。（駐車場がある）

12/20 10:22

駐車場のトイレは撤去（セメント埋め）されていました。

12/20 10:22

飯道山と飯道神社の説明板。

12/20 10:24

登り口の鳥居をくぐり、すぐに白髭神社通過。

12/20 10:43

地蔵宿通過。

12/20 10:46

金亀水（飲めませんの表示あり）通過。

12/20 10:49

左が神社への鳥居、右の石垣を登ると飯道山への道がある。

12/20 10:49

青空が美しい

12/20 10:51

社務所の横にトイレがあります。

12/20 10:53

昔は沢山の寺院があった。

12/20 10:53

ここから行場へ入ります。

12/20 10:54

行場巡りルート図。途中にエスケープルートもありました。

12/20 10:56

天狗の岩。

12/20 11:01

平等岩。（パスしました）

12/20 11:08

蟻の塔渡り。鎖とロープがあります。

12/20 11:12

胎内くぐり。

12/20 11:15

岩上へ。ここから一番緊張しました。

12/20 11:21

岩上ルート。

12/20 11:24

岩越の道へ。

12/20 11:27

本殿の裏に出ます。

12/20 11:27

展望良し。

12/20 11:31

一旦、行者堂まで戻る。

12/20 11:32

飯道神社 拝殿。

12/20 11:35

飯道神社 本殿。

12/20 11:35

最近保存修理された美しい本殿内部。

12/20 11:36

美しい本殿内部（2）

12/20 11:37

美しい本殿内部（3）

12/20 11:44

鳥居まで戻って、この石段を登り石垣の上へ。

12/20 11:45

奥の木の階段から飯道山へ。

12/20 11:48

木喰応其上人入定窟を通過して。

12/20 12:05

飯道山頂上　二等三角点。

12/20 12:06

山頂からの展望。三上山、琵琶湖、冠雪した比良の山が見えました。

12/20 12:08

山頂の気温は12時で3℃。

12/20 12:35

杖の権現茶屋休憩所まで下山。

12/20 12:40

休憩所から左は左羅坂、右は尾根道。

12/20 12:45

落石注意の左羅坂。

12/20 12:47

左羅坂で来た道を振り返る。

12/20 12:54

尾根道からの合流点通過。

12/20 12:57

三大寺林道に出た。

12/20 13:11

岩壺不動尊へは石段を登る。

12/20 13:09

岩壺不動尊。

12/20 13:13

岩壺不動尊近くに飯道山休憩所とトイレがあった。

12/20 13:48

飯道山東林道、市道小野峠を経て、庚申山・広徳寺登山口に到着。

12/20 13:52

庚申山広徳寺までの舗装道。

12/20 14:04

広徳寺駐車場の案内図。歩いてきた道を振り返る。

12/20 14:06

広徳寺本堂。（何故か鳥居がある）

12/20 14:07

今年再建された新しい本堂。吊り下がっているのは庚申信仰の身代わり申？

12/20 14:12

真鍮開祖・藤左衛門の像。

12/20 14:15

庚申山展望台からの眺めは絶景でした。

12/20 14:17

展望台からのパノラマ。冠雪した鈴鹿の山々が美しかった。

12/20 14:33

庚申山からの下山道は荒れた道でした。

12/20 14:42

電柱が倒れ、電線が垂れ下がる登山道。

12/20 14:47

途中にあるお堂。

12/20 14:51

信楽高原鉄道を渡ります。

12/20 15:04

若宮神社通過。

12/20 15:07

ここにも真鍮開祖関連の碑が立っていました。

12/20 15:45

貴生川駅到着。

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

感想

kuromoji

　2017年版のヤマケイ分県ガイドで紫香楽宮跡駅から飯道山を経て貴生川駅へ至るコース紹介があり、旧ガイドの貴生川駅から庚申山、飯道山を周回するコースと合わせた良いとこ取りルートを計画。

　ところが紫香楽宮跡（甲賀寺跡）を見て、宮殿跡も見たくなり、下調べ無しでコース変更した結果、1時間のロスをしてしまい、その上、苦労して見つけた宮殿跡は埋め戻されており、田んぼになっていました。下調べの重要性を痛感。

　気を取り直して、飯道山へ。積雪を少し心配していましたが、神社と山頂付近に少し雪が残っていただけでした。行場ルートでは、終盤の岩上で険しい所があり、シャキッとさせられました。飯道神社は最近改修されたらしく、内部がとても美しくなっていました。

　山頂で昼食後、杖の権現茶屋休憩所まで下山して、落石注意表示のある左羅坂を下り、岩壺不動尊へ。最初の時間ロスがひびき、ここで庚申山へ寄るか、三大寺登山口へ下るか、迷いましたが、天気も良いので庚申山へ寄ってみる事に。当初計画通り、一筆書きをすべく、小野峠を越えた庚申山登山口から庚申山・広徳寺へ。

　広徳寺は真鍮の開祖伝説があり、真鍮開祖の像もありました。また最澄が開基の寺との事ですが、鳥居が経っており、ここも新しく建てられた本堂には庚申信仰の身代わり申が吊るされていました。庚申山の展望台からの展望は素晴らしく、冠雪した鈴鹿の美しい山並みを見る事ができました。

　小野から庚申山への登山道は舗装された車道があるが、若宮神社方面への下山道は荒れており、所々で電柱が倒れ電線が登山道に垂れ下がっていました。

　長いルートでしたが、古跡を訪ね、厳しい行場を巡り、真鍮開祖伝説や庚申信仰を知り、変化に富んだコースを楽しむ事が出来ました。

コメント

tirotan

初めまして^_^

行った事がありません。
駐車場料金の情報をありがとうございます。300円とは安いですね。

kuromoji

Re: 無題
tirotanさん、コメントありがとうございます。通勤混雑を嫌って車にしたのですが、国道の渋滞で乗り遅れそうになりました。１時間に１本しかない信楽高原鉄道を利用する場合は貴生川まで電車で行った方が正解かも知れません。

tirotan

Re[2]: 無題
信楽高原鉄道、そんなに少ないのですね。
情報をありがとうございます＾＾