高束山 カメラを落としてがっくり😞
- GPS
- 05:31
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 963m
- 下り
- 969m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口に縦1列なら2台程度駐車可能。 なお、桜井隧道または秋山トンネルを通って金山地区まで行けば、もっと短距離で登頂できます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
金山地区から進んで尾根に出ると険しくなります。 詳しくは「感想」の<登山口→小高束><小高束→高束山>を。 |
その他周辺情報 | この山行記録ですが、撮影していたカメラを「小高束」手前で谷に落としてしまったため、写真はその後からスマホで撮影したものだけです。 したがって、高束山山頂手前から下山中の写真しかありません。 |
写真
装備
個人装備 |
■登山道具: 25Lザック
トレッキングシューズ
ストック
ヘッデン
熊避け鈴
コンパス
■衣類:あったか長袖Tシャツ
フリースベスト
デタッチャブルグローブ
レインウェア
フリース帽子兼ネックウォーマー
マスク
長袖フリース
腰痛防止用腹巻
■食料:うどん
噛むブレスケア小分け
■飲料系:水300ml
緑茶200ml
お湯350ml+マグポット
コーンスープ粉末
ポーションコーヒー
クリープ小分け
粉末カフェラテ
ステンレスの蓋付きマグカップ
■衛生関係:目薬
ロキソニン
ビオフェルミン止瀉薬
キズパワーパッド
ポケットティッシュ
■その他:スマートフォン
スマートフォンの予備バッテリー
サングラス
サングラスのポーチ
デジタルカメラ
デジカメの予備バッテリー
デジカメのポーチ
財布
老眼鏡
ミニカッター
爪切り
100均座布団
バーナー
ライター
ガス缶
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感想
<前段>
当初は富士五湖の西湖近くのいやしの里から鬼ヶ岳と王岳を周回するつもりでした。
しかし西湖方向に右折する場所から凍結が始まっておりバイクなので断念。
高束山なら神奈川県に近いので大丈夫だろうということで向かいました。
都留市から県道35号で上野原市へ向かいましたが、日陰で3か所ほど積雪か凍結してやばいところがあったのでビビりまくりました。
古福志の高束山の看板前に駐輪して登山開始。
<古福志→金山峠>
旧秋山村が建てた道標に従えば問題なく進めます。
私は下を見て進む癖があるので、沢を渡渉する場所で道標を見ないで沢沿いの踏み跡を進んでしまい引き返しましたが、普通の人は大丈夫。
金山峠にはとても親切なパウチされた案内板があり(2番目の写真)、当初は右折するつもりだったがショートカットできそうなので金山神社に進みました。
<金山峠→金山神社>
2番目の写真をご覧ください
暗い植林地帯で後半はザレた砂礫の箇所が多く、特に終盤のロープが張られた2,30mはザレザレでロープにしがみつかないと歩けませんでした。
道標はたくさんあり迷うことはないですがお勧めできません。
<金山神社→金山地区集落→高束山登山口>
金山神社がある舗装路に出たら右折して金山地区の集落を通りました。
昔は金山(きんざん)だったらしく、砂金体験できる場所(おそらく廃止)や資料館らしき建物の前、そしてなぜか相田みつをの歌碑などの前を通ります。
前方に斜面を右斜めに登っていくガードレール付きの舗装路が見えるので登ります。
途中にまたパウチされた案内図があり、舗装路をショートカットできる道が案内されていたのでそこを通りました。何と親切な!
舗装路の終端らしき場所(ここにも相田みつをがあったような気がする)から本格的な登山になります。
<登山口→小高束>
尾根道に入ると徐々に急勾配になり、道標は途絶え、テープも徐々に減りついになくなります。
地面は踏まれていない落ち葉の堆積が多く、あまり歩かれていないようです。
所々トラロープが設置されていますが退色し、かつ落ち葉が被さっているので気づきにくいです。
<カメラ落下について....>
急勾配になりストックが邪魔になってきたので、小高束頂上の手前100m位の少し平坦な場所でザックを降ろし、ストックを収納。
ザックを背負おうとしたとき、ザックの腰ベルトに通していたカメラのポーチが落ち葉の上に落下。
その瞬間に拾えば良かったのだが、今まで同様に落としたことは何度もあり、今まではその場に落ちて止まったので今回も見るだけだった。
しかし予想に反してポーチは軽くバウンドし、谷側(視界の外)に行ってしまった!
ガサッ、カサッ、...カサッと落ちていく音が10秒ほど続いて止まった。
高束山に向かって右側の谷に落ちたと思う。
100m〜200m程下の落ち葉が堆積した谷間を目を凝らしたが見つからない。
やってしまった。
ショックと情けなさで力が抜けてもう下山しようと思ったが、落ち葉が堆積した急斜面なので下るのは却って危ないので登山を続けることにした。
<小高束→高束山>
2,3回登り返して高束山でしたが、山頂手前はロープも少なく相変わらず落ち葉が多いので滑って落ちないかヒヤヒヤ。
前かがみのゴリラのような姿勢をとり、滑ってもすぐに手を突ける態勢で登りました。
山頂で酒行をしていた陽気なオジサン(自分もおっさんですが)お二人とバイクやバーナーなどの話で盛り上がり、カメラのショックは忘れることができました。
落としたことも話したが「命を懸けるほどのことじゃない」と言われ、なるほどそうだと納得。
枝豆や柿、ありがとうございました。
以降はスマホで撮った写真のキャプションをご覧ください。
<カメラの回収に挑戦する?→断念>
下山中、ふと「登山道の木と自分の体をロープで縛り谷に降りれば、帰りはロープを掴んで登り帰還できるのでは?」と思い、帰路にホームセンターで100mのトラロープを¥2000で購入。
ネットでもやい結びを学び次の日行こうとしたが、冷静に考えると…
・どの辺りに落ちたのかわからないのに降りるのは無謀すぎる
・谷の写真を拡大すると落ち葉の堆積量が半端なさそう。落ち葉の下には何が隠れているかわからない。
・トラロープが入るザックがない。(ちなみに3.7kgあった)
もし帰還できたとしても、ぐちゃぐちゃに広がった使用後のトラロープを持って帰れそうにない
家族にもリスクが高すぎると説得され、断念しました。
今年最後の登山でしたが、苦い結果となりました。
100%自業自得ですが。
<最後に>
もしカメラが入った青いポーチを拾われた方がいらしたら、ここのコメント欄かメールでお報せください。
ポーチの中のカメラはPanasonicのLumix DMC-TZ60、色は黒とシルバーです。
3年間共に山に登り、今年2月の滑落にも耐えたカメラなので愛着があります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント
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donsoku さん
はじめまして。
同じ日に高柄山に行った者です。
金山峠の標識にかけてあったフリースはdonsoku さんの者だったのですね。
あの日はあまりにも暖かだったので休憩したあと出発時に忘れておいていかれたかと推定していました。
持って帰って下山地区の警察にでも届けようかと思ったのですが、もしやとそのままにしておきましたが良かった。
ただ軽いものなのでまさかデポとは思いませんよ(笑)。今後は”取りに来ます”など書いておいた方がよいですね。
それはさておき高柄山山頂でまだ2人組の酒盛りが続いていましたか。
ワイングラスでワインを飲みながら豪華な宴会だったのでしょうね。
我々2人にもお誘いがあったのですが11:40頃2人組にサヨナラをして金山地区に下山しました。その後1時間半も宴会が続いていたとはビックリ。
カメラは残念だったですが小春日和の好天のなかワイルドな道を楽しめた面ではお互いに良かったです。
どこかでオレンジ色のフリースを見かけたら声をおかけします。
yamatake01
yamatake01さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
フリースの件、失礼しました。
脱いで出発するつもりでしたが着たまま出発してしまい、暑くて脱ぎ、かさばるので軽い気持ちでデポしてしまいました。今後気を付けます。
ですので、普段はオレンジのフリースは着ないで歩いています。
冬はインナーは黒、アウターはモンベルの青いストームクルーザーを着ていますので、お見掛けしたら声をおかけくださいませ。
あのお二人は下山したら八王子でまた飲むと言ってましたね。
酒行兼山行って感じでしょうか。
高校の同級生とのことでした。
50年以上交流が続くとは、仲が良くて羨ましかったです。
私が出発するときに引き上げの準備を始めていました。
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