杣添尾根を登り、赤岳・横岳へ
- GPS
- 56:00
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,126m
- 下り
- 1,123m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 9:40
- 山行
- 1:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:20
天候 | 晴れ時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
帰りは清里駅から小淵沢駅まで行き、延命の湯へ。そこから高速バスで帰りました。(2018年から温泉に高速バスが来てくれるみたいですね。楽になって嬉しい) |
コース状況/ 危険箇所等 |
森林限界2560m付近のBCまではツボ足で。それより上はアイゼンを装着していきました 。 三又峰から赤岳方面は所々地面が見えています。トラバース箇所はトレースが付いていて問題なし。直後の鎖場は地面が露出しているのでアイゼンをひっかけないように注意です。 (月曜日からの降雪によって道路状況は大きく変わると思われます。) |
写真
感想
今回の山行は正月合宿のトレーニングとして、ラッセル・トラバース箇所の通過、岩場の歩行等を目的として計画されたが、それらが果たせなかったのは残念で仕方ない...。
しかし、突然の行程変更かつ長時間行動をしたこと、これに対して何ら不安なく行程を終えられたことは収穫であった。(計画では1日目に横岳アタック、2日目に赤岳へ行き美濃戸口へ下山する予定だった)
目的は達成できなかったが、非常に楽しい2日間だった。なにより八ヶ岳は景色がきれいだし、今回のルートはアスレチックっぽくて退屈しなかったのもポイントが高い。しいて言えば、夕日に染まる赤岳をみれなかったのが残念だが、それを除いてもいいルートだ。
【注意! 今回は非常に雪が少なく、かつコンディションの良い日の記録です。その事に留意して参考にしてください!】
横岳登山口〜東屋
・横岳登山口の駐車場は、登山口から30秒ほど進んだところにある。車6台分くらいのスペース。入山時には1台しか止まていなかったが、下山後には5台に増えていた。
・雪道とコンクリ道が交互にやってくる。別荘地で多数の家が建っているが、この中を遊歩道に沿って歩いていく。
東屋〜2570mBC
・トレースが締まっており、ツボ足で歩行可能。
・トレースがなくとも、いたるところに赤布がありルートを外すことはないだろう。
・2450mに4人用テント3張分位の台場がある。その後2540m付近にも広い台場が広がっており、テントを張る場所は無数にある。
今回、我々が張った場所がテントの張れる最高点になるだろう。(風が強い場合を考えなければ、もう少し上に貼ることも可能)
2570mBC〜三叉峰
・急登という人もいるが、なんてことはない登り。危険個所なし。
三叉峰〜天望荘
・雪が飛び、地面が見えている。雪道もあるためアイゼンは付けておくのが無難だ。
・数か所階段があるが、アイゼンのひっかけに注意する程度。
・ちょっとしたルンゼは他の場所に比べれば斜度があるが、それでもバックステップで下るほどでもない。
【トラバース箇所について】
・鎖を伝って3mほど下降。ここから10m程度トラバースをする。終了点は少し広く、ここから鎖を使った岩登りとなる。
・今回は雪が少なく、かつトレースがあったため恐怖はなかった。しかし、流れやすい雪の場合には注意が必要だろう。
・岩場の登りは最初の2ステップ目が少し離れている。人によっては苦労するかもしれない。
天望荘〜赤岳山頂
・急斜面に雪が付いていないため、落石に要注意。
三叉峰〜奥ノ院
・3m程度の梯子が2箇所あるのみ。アイゼンのひっかけに注意。
三叉峰〜横岳登山口
・下りも特に危険個所はないが、三叉峰から2600m付近までは一部急なところもある。とはいえ、バックステップの必要もないし、強いてあげるとしたら程度のもの。
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