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Yamareco

記録ID: 1342368
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

杣添尾根を登り、赤岳・横岳へ

2017年12月22日(金) ~ 2017年12月24日(日)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
10.7km
登り
1,126m
下り
1,123m

コースタイム

1日目
山行
8:00
休憩
1:40
合計
9:40
6:07
75
東屋・消火用貯水槽
8:22
9:25
50
2570mBC
10:15
65
三叉峰
11:20
11:22
3
地蔵の頭
11:25
11:35
45
赤岳天望荘
12:20
12:40
40
赤岳山頂
13:20
55
赤岳天望荘
14:15
10
三叉峰
14:25
14:30
40
奥の院
15:10
2570mBC
2日目
山行
1:20
休憩
0:00
合計
1:20
天候 晴れ時々ガス
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
清里駅から横岳登山口まで車で25分。
帰りは清里駅から小淵沢駅まで行き、延命の湯へ。そこから高速バスで帰りました。(2018年から温泉に高速バスが来てくれるみたいですね。楽になって嬉しい)
コース状況/
危険箇所等
森林限界2560m付近のBCまではツボ足で。それより上はアイゼンを装着していきました

三又峰から赤岳方面は所々地面が見えています。トラバース箇所はトレースが付いていて問題なし。直後の鎖場は地面が露出しているのでアイゼンをひっかけないように注意です。
(月曜日からの降雪によって道路状況は大きく変わると思われます。)
清里駅からタクシーです。野辺山のが近いのだけど、タクシー会社に電話がつながらなかった...残念無念〜
清里駅からタクシーです。野辺山のが近いのだけど、タクシー会社に電話がつながらなかった...残念無念〜
横岳登山口から30秒くらいのところにある駐車場で前夜泊。
やっぱ気分が高まるよね
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横岳登山口から30秒くらいのところにある駐車場で前夜泊。
やっぱ気分が高まるよね
朝5時半くらい。登山口にはこのポストがあるので、間違うことはないです。
2017年12月23日 05:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/23 5:34
朝5時半くらい。登山口にはこのポストがあるので、間違うことはないです。
雪があったり、なかったり。道路を横切りながら進んでいきます。
1
雪があったり、なかったり。道路を横切りながら進んでいきます。
何度か道路を横切った後に東屋と消火用貯水槽のあるところに出た。ここから登山道。行くぜ、赤岳。
何度か道路を横切った後に東屋と消火用貯水槽のあるところに出た。ここから登山道。行くぜ、赤岳。
東屋からすぐの橋。手すり等はないため、凍っていたらハイハイでしょうか。今回は無事通過できました。
東屋からすぐの橋。手すり等はないため、凍っていたらハイハイでしょうか。今回は無事通過できました。
時々こんな看板があります。
時々こんな看板があります。
雪の締まったトレースが続いてます。ラッセルをしに来たのになあ〜なんて言いながら、快適さにはあらがえない(笑)
雪の締まったトレースが続いてます。ラッセルをしに来たのになあ〜なんて言いながら、快適さにはあらがえない(笑)
明け方。空が薄ピンク色でキレイ。冬山の好きなところトップ3に入る美しさ。
明け方。空が薄ピンク色でキレイ。冬山の好きなところトップ3に入る美しさ。
有名な中間点。頭の上くらいにありました。
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有名な中間点。頭の上くらいにありました。
2450m。テン場適地。風が強い場合にはここに設営してもいいかも。
2450m。テン場適地。風が強い場合にはここに設営してもいいかも。
空が青い!
横岳が見えました!赤岳方面はガスってて少し嫌な感じ。
横岳が見えました!赤岳方面はガスってて少し嫌な感じ。
反対側は晴れてるんですけどね
反対側は晴れてるんですけどね
横岳へのトレース。
横岳へのトレース。
2670m。森林限界近くでテントを張りました。トレースを離れると踏み抜きが激しいですが、踏み固めて設営完了。
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2670m。森林限界近くでテントを張りました。トレースを離れると踏み抜きが激しいですが、踏み固めて設営完了。
アタック開始です。今日は横岳だけの予定でしたが、あまりに早く着きすぎたので明日行く予定の赤岳にも行くことになりました。
アタック開始です。今日は横岳だけの予定でしたが、あまりに早く着きすぎたので明日行く予定の赤岳にも行くことになりました。
三叉峰。ここはガスったり晴れたりを繰り返してました。
三叉峰。ここはガスったり晴れたりを繰り返してました。
すぐに岩がごろごろと出てきます。アイゼンが削れて...。
すぐに岩がごろごろと出てきます。アイゼンが削れて...。
しばらくこんな感じです
しばらくこんな感じです
ここからトラバース箇所へと降りていきます。鎖は使わなくても大丈夫
ここからトラバース箇所へと降りていきます。鎖は使わなくても大丈夫
渡った後。トレースのおかげか大したことありませんでした。
渡った後。トレースのおかげか大したことありませんでした。
すぐに上り返し。雪はありません。
すぐに上り返し。雪はありません。
振り返って。かっけえぇ〜
振り返って。かっけえぇ〜
赤岳が見えました。ガスも取れていい感じ
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赤岳が見えました。ガスも取れていい感じ
横岳側から見る赤岳〜阿弥陀岳が一番かっこいいかもしれない
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横岳側から見る赤岳〜阿弥陀岳が一番かっこいいかもしれない
天望荘に到着
山頂から。
硫黄岳方面
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山頂から。
硫黄岳方面
青いそら、白いくも。青と白と黒だけのシンプルな美しさがたまらない
青いそら、白いくも。青と白と黒だけのシンプルな美しさがたまらない
山頂から。
阿弥陀岳方面
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山頂から。
阿弥陀岳方面
山頂碑。休日なだけあって人はいっぱいいました。
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山頂碑。休日なだけあって人はいっぱいいました。
場所は変わって、横岳方面。三叉峰を過ぎた後です。こんな梯子が2箇所ついてました。
場所は変わって、横岳方面。三叉峰を過ぎた後です。こんな梯子が2箇所ついてました。
テントまで戻ります。
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テントまで戻ります。
中々に晴れてきれいでした。
中々に晴れてきれいでした。
明け方。テントサイトから富士山を望む。
明け方。テントサイトから富士山を望む。
太陽方面。
この後は少し訓練をして下山しました。
太陽方面。
この後は少し訓練をして下山しました。
下山地付近の東屋。
下山地付近の東屋。
行きにあった登山届ポストです。
お疲れ様でした。
行きにあった登山届ポストです。
お疲れ様でした。
ちなみに、野辺山駅は日本で一番高い駅みたいです。清里は2番目
ちなみに、野辺山駅は日本で一番高い駅みたいです。清里は2番目
撮影機器:

感想

今回の山行は正月合宿のトレーニングとして、ラッセル・トラバース箇所の通過、岩場の歩行等を目的として計画されたが、それらが果たせなかったのは残念で仕方ない...。
しかし、突然の行程変更かつ長時間行動をしたこと、これに対して何ら不安なく行程を終えられたことは収穫であった。(計画では1日目に横岳アタック、2日目に赤岳へ行き美濃戸口へ下山する予定だった)
目的は達成できなかったが、非常に楽しい2日間だった。なにより八ヶ岳は景色がきれいだし、今回のルートはアスレチックっぽくて退屈しなかったのもポイントが高い。しいて言えば、夕日に染まる赤岳をみれなかったのが残念だが、それを除いてもいいルートだ。

【注意! 今回は非常に雪が少なく、かつコンディションの良い日の記録です。その事に留意して参考にしてください!】

横岳登山口〜東屋
・横岳登山口の駐車場は、登山口から30秒ほど進んだところにある。車6台分くらいのスペース。入山時には1台しか止まていなかったが、下山後には5台に増えていた。
・雪道とコンクリ道が交互にやってくる。別荘地で多数の家が建っているが、この中を遊歩道に沿って歩いていく。

東屋〜2570mBC
・トレースが締まっており、ツボ足で歩行可能。
・トレースがなくとも、いたるところに赤布がありルートを外すことはないだろう。
・2450mに4人用テント3張分位の台場がある。その後2540m付近にも広い台場が広がっており、テントを張る場所は無数にある。
今回、我々が張った場所がテントの張れる最高点になるだろう。(風が強い場合を考えなければ、もう少し上に貼ることも可能)

2570mBC〜三叉峰
・急登という人もいるが、なんてことはない登り。危険個所なし。

三叉峰〜天望荘
・雪が飛び、地面が見えている。雪道もあるためアイゼンは付けておくのが無難だ。
・数か所階段があるが、アイゼンのひっかけに注意する程度。
・ちょっとしたルンゼは他の場所に比べれば斜度があるが、それでもバックステップで下るほどでもない。
【トラバース箇所について】
・鎖を伝って3mほど下降。ここから10m程度トラバースをする。終了点は少し広く、ここから鎖を使った岩登りとなる。
・今回は雪が少なく、かつトレースがあったため恐怖はなかった。しかし、流れやすい雪の場合には注意が必要だろう。
・岩場の登りは最初の2ステップ目が少し離れている。人によっては苦労するかもしれない。

天望荘〜赤岳山頂
・急斜面に雪が付いていないため、落石に要注意。

三叉峰〜奥ノ院
・3m程度の梯子が2箇所あるのみ。アイゼンのひっかけに注意。

三叉峰〜横岳登山口
・下りも特に危険個所はないが、三叉峰から2600m付近までは一部急なところもある。とはいえ、バックステップの必要もないし、強いてあげるとしたら程度のもの。

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