武甲山 (一の鳥居から周回)
- GPS
- 03:46
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,188m
- 下り
- 1,174m
コースタイム
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 3:46
天候 | 快晴 微風・弱風 気温低し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所なし。武甲山山頂周辺や小持山・大持山には凍結があったが、今日の時点ではアイゼンは不要だった。 |
写真
感想
スキーにも行きたいが冬型が緩まないので、近場の武甲山に出掛けてきた。採石場の山との認識くらいしかなかったが、コースは案外面白かった。以下に詳細。
駐車場には5時45分頃に到着。思ったほど寒くなく、クルマの外気温計はマイナス1度を指していた。自宅のある埼玉県南部から2時間程度を見込んでいたが、思った以上に順調に進んでしまい、まだ真っ暗で、日の出まで1時間ほどある時間に着いてしまった。意識的にゆっくり準備するがそれでも6時10分頃にヘッドライトを点灯して行動開始。当たりは樹林帯で真っ暗。ライトの光以外何も見えない。始めは林道のようなところを歩いているが、周りに何があるかは全然見えないので分からない。とにかく先に進む。暗いので写真にも不適なのでどんどん進む。結局ライトは出発から30分以上使ってようやく周囲が明るくなってきた。一年で一番日の短い時期ならではである。武甲山への登りは、比較的緩やかな登山道が延々続く。登山道というよりは、旧道・古道といった趣きだ。標高も低いので息も上がらず、ペースも落ちない。出発から1.5時間かからずに山頂周辺に到着。途中途中にXX丁目と彫られた石柱があったが、最後は五十となっていた。最初から分かっていたら良い目印になっていただろう。山頂付近にはトイレ、あずまや、神社の社屋などあって、広い。取りあえず最高点付近を目指し到達するが、先にフェンスが張ってあり、それより先には進めない。その先はセメントの採石場になっていて、安全のための措置だった。もっと鉱山の様子など眺めて見たかったが、フェンスの金網越しなのでよく見えない。それよりも最高点付近は風が通り抜けるので寒い。ここまで良いペースで歩いて来て、体も良い具合に温まってきたが、一気に冷える思いだった。天気は良いが、眺めはあまりなので長居はせずに先に進む。今日は武甲山がメインだが、ピストンで帰ると2時間くらいで山行が終わってしまうので、周辺の山を含む周回コースを予定していた。武甲山を背にして歩き始めると、まずは下りが始まる。それほど急ではない。武甲山山頂周辺でも凍結が見られたが、小持山方面進んでも状況は同じようだった。大きく違ったのは、武甲山までは山影のためか、冷たい季節風を体に感じることはあまりなかったのだが、進路が南に向き、尾根沿いに歩き始めると、冷たい西風が当たるようになってきた。始めのうちはアンダーとフリースの2枚で歩いていたが、余りにも寒くペースも落ち始めたので、ジャケットを着、グローブも2枚重ねにした。積雪のないトレイルだが、寒さは積雪路なみである。小持山へのルートは大したことないと思っていたが、案外アップダウンがあったりして手を焼く。所々に残った残雪が凍結していて、その上を歩かなければならないことはないのだが、不用意に乗ったりするとツルツルよく滑る。ペースは落ちたが、小持山に無事到着。ここまで山中で誰も見ていない。水分と栄養を放球して先に進むと、ぼちぼち反対方向から歩いて来た登山者とすれ違うようになる。いずれにしても、暗い時間からわざわざ歩いていた人はいないだろう。小持山から大持山はあっと言う間で、ここでは写真を撮っただけで先に進む。妻坂峠方面へ降りるが、この付近の登山道の雰囲気がどことなく雲取山に似ていた。登山道が広く、防火林の役目を果たしているのかもしれない。妻坂峠へは相応下るはずだが最初はだらだらの緩い下り。距離は稼ぐが標高は減らない。そうこうしていると急斜面が現れて、それを下り切ると妻坂峠に至った。ここまでくればもう残りは少し。沢沿いの登山道を下り、途中林道も横切って駐車場に到着。出発から4時間かからなかった。早朝真っ暗な駐車場には自分以外に2台しかクルマはなかったが、10時前の時間で20台程度に増えていた。武甲山ピストンの人もいるだろうが、自分と同じ方向で周回の人もいるのだろう。日の短い時期ではあるが、山頂往復ピストンなら3時間もかからないので、10時頃から歩き始める人も多数見られた。それでも十分安全圏で戻ってこれるだろう。
武甲山は、鉱山は全然見えないのは少しがっかりだったが、案外歩き甲斐はあるし面白かったので、周囲の他の山々を含め、また訪問してみたいが、標高が高くないので、晩秋以降の時期が自分には適していると思う。
はじめまして、Boulder05と申します。
さて、武甲山ですが、奥秩父ではなく奥武蔵です。
また、写真の解説の子持山は誤りで小持山が正しい山名です。
ちなみに、子持山は群馬県にあります。
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