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Yamareco

記録ID: 1345252
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

〔撮影山行〕一年の最後に微笑んでくれた焼岳(中の湯)

2017年12月30日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:47
距離
9.9km
登り
1,060m
下り
1,037m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:10
休憩
1:30
合計
10:40
距離 9.9km 登り 1,060m 下り 1,057m
7:40
220
11:20
140
13:40
15:10
100
16:50
90
18:20
中の湯温泉
□ 広場まで出るまで降雪直後の深雪のラッセルのため、大幅に時間がかかる。
□ 中の湯ラッセル隊Max7名で上記の時間のため、1人や少人数だともっと時間はかかると思われる。
□ 上り一辺倒なため、帰りも下り一辺倒。下りは早い。
天候 雪(夜)/晴れ(早朝)/ガス(日中)/晴れ(遅い午後)
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
□ 駐車場情報
駐車場は、宿泊客ではないですが1日500円で駐車OKでした。
宿の人が親切な方で、空いているスペースに誘導して頂きました。
コース状況/
危険箇所等
※ 12/30時点
□ 降雪直後で40〜50cmは踏み固める必要のあるラッセル(所により人陥没)。
□ 帰りは10名程度のスノーシュー・ワカンで踏み固められた立派なトレース完成。
国道158号線_釜トンネル前。
直前まで天気と睨めっこし行き先決まらず、突っ込んだ先が冬季行ったことがない焼岳。
来たら結構雪降ってる。ここまできたらもう引き返せない。
腹くくりましょう。
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国道158号線_釜トンネル前。
直前まで天気と睨めっこし行き先決まらず、突っ込んだ先が冬季行ったことがない焼岳。
来たら結構雪降ってる。ここまできたらもう引き返せない。
腹くくりましょう。
07:30 中の湯温泉。
チュンチュンって朝かよ!
夜のうちから登る予定だったが疲労困憊で寝過ごしました。
駐車場は、宿泊客ではないですが1日500円で駐車OKでした。宿の人が親切な方で、空いているスペースに誘導して頂きました。
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07:30 中の湯温泉。
チュンチュンって朝かよ!
夜のうちから登る予定だったが疲労困憊で寝過ごしました。
駐車場は、宿泊客ではないですが1日500円で駐車OKでした。宿の人が親切な方で、空いているスペースに誘導して頂きました。
登山口まで20分程車道を歩いてアクセス。
快晴!「今日はもろたでぇ〜」とこの時は思っていた。
そんなうまくいくはずはなく...。
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登山口まで20分程車道を歩いてアクセス。
快晴!「今日はもろたでぇ〜」とこの時は思っていた。
そんなうまくいくはずはなく...。
中の湯ルート2番乗り。
1番手は記録からBCのY0M0YAMAさんと思われる。
トレース有難うございました!本当に助かりました〜。
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中の湯ルート2番乗り。
1番手は記録からBCのY0M0YAMAさんと思われる。
トレース有難うございました!本当に助かりました〜。
スキーのトレースがあるといっても、スノーシューで踏み込むと降雪直後で40〜50cmは踏み固める必要のあるラッセルになります(所により人陥没)。
いつもトレースをもらっている側なので、今日はラッセルを頑張らせて頂きます!
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スキーのトレースがあるといっても、スノーシューで踏み込むと降雪直後で40〜50cmは踏み固める必要のあるラッセルになります(所により人陥没)。
いつもトレースをもらっている側なので、今日はラッセルを頑張らせて頂きます!
交替したKen1014さん。
踏み抜いてハマるとこんな感じ。
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交替したKen1014さん。
踏み抜いてハマるとこんな感じ。
さらに踏み抜いてハマってます。
2番手は1番手とは比較にならないほど楽です。
後から「何やってるんだか...」みたいに写真撮影(冗/笑)。
私も2度ほど陥没しました。
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さらに踏み抜いてハマってます。
2番手は1番手とは比較にならないほど楽です。
後から「何やってるんだか...」みたいに写真撮影(冗/笑)。
私も2度ほど陥没しました。
我々の後に登ってきた3番手のソロの男性にも替わって頂きました。
2
我々の後に登ってきた3番手のソロの男性にも替わって頂きました。
結構頑張ったつもりですが、あまりに遅かったのか後ろが渋滞してきました(笑)。
乳酸が滾ってきたので先頭を後続の5名の方々に替わってもらいます。
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結構頑張ったつもりですが、あまりに遅かったのか後ろが渋滞してきました(笑)。
乳酸が滾ってきたので先頭を後続の5名の方々に替わってもらいます。
お、展望のきく所に出てきたぞ。
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お、展望のきく所に出てきたぞ。
ちょっと逸れて写真撮影。
この辺からなんとなく雲行きが怪しくなってきた...。
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ちょっと逸れて写真撮影。
この辺からなんとなく雲行きが怪しくなってきた...。
さすが北アルプス!
雪の付き方半端ない、素晴らしぃ〜。
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さすが北アルプス!
雪の付き方半端ない、素晴らしぃ〜。
霞沢岳と絡めてもいい。
今日この先こんな感じで撮れたらいいな〜、
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霞沢岳と絡めてもいい。
今日この先こんな感じで撮れたらいいな〜、
なんて思っていたら太陽は完全に雲に隠れた(↓)。
一発三脚立てて写真撮って軽くエネルギーを補充していたら、ラッセル隊に追いつくことはかないませんでした。
ゴメンナサイ...。最初そこそこ頑張ったし。
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なんて思っていたら太陽は完全に雲に隠れた(↓)。
一発三脚立てて写真撮って軽くエネルギーを補充していたら、ラッセル隊に追いつくことはかないませんでした。
ゴメンナサイ...。最初そこそこ頑張ったし。
11:30 広場上部。
雪が深くて広場に出るまでスノーシュー・ワカン7名隊で4時間弱もかかりました。
もう一面真っ白で“撮影山行”どころの天候じゃありません。ちょっとした雲の隙間から上高地方面。
1番手のスキーヤーの方はもう滑って下りてこられました。
2
11:30 広場上部。
雪が深くて広場に出るまでスノーシュー・ワカン7名隊で4時間弱もかかりました。
もう一面真っ白で“撮影山行”どころの天候じゃありません。ちょっとした雲の隙間から上高地方面。
1番手のスキーヤーの方はもう滑って下りてこられました。
真っ白でなんも見えね〜。
天候が優れないため、この時点で3名の方が引き返していきました。
南峰に向かってジグザグに登って行きます。
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真っ白でなんも見えね〜。
天候が優れないため、この時点で3名の方が引き返していきました。
南峰に向かってジグザグに登って行きます。
ほんの一瞬の雲の隙間から焼岳(北峰)。
晴れたら素晴らしいんでしょうけれど。
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ほんの一瞬の雲の隙間から焼岳(北峰)。
晴れたら素晴らしいんでしょうけれど。
こんなに樹氷もできているし。
今日の相方も引き返していきました。
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こんなに樹氷もできているし。
今日の相方も引き返していきました。
頂上より200m下あたりの地点。
ほぼホワイトアウト状態。
中の湯ラッセル隊の最後のご夫婦と思われるお二人も、この時点で引き返されていきました。
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頂上より200m下あたりの地点。
ほぼホワイトアウト状態。
中の湯ラッセル隊の最後のご夫婦と思われるお二人も、この時点で引き返されていきました。
ここからは1人きり。
取り残され一瞬引き返そうかという考えもよぎるが、GPS電池、低温・防風対策、食料・水、ヘッドライトと、リスク対策は万全なので、「目的の写真は撮れずとも頂上くらいは踏むべし!」ということで進みます。
モンベルの靴にモンベル(Kajitax)のワンタッチアイゼンが完全にマッチして、かつ装着が早くて素晴らしい。
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ここからは1人きり。
取り残され一瞬引き返そうかという考えもよぎるが、GPS電池、低温・防風対策、食料・水、ヘッドライトと、リスク対策は万全なので、「目的の写真は撮れずとも頂上くらいは踏むべし!」ということで進みます。
モンベルの靴にモンベル(Kajitax)のワンタッチアイゼンが完全にマッチして、かつ装着が早くて素晴らしい。
「皆様、よいお年をお迎えください。」って、今年最後のコマになると思ったので、アイゼンに換装中に自撮り。
トンボか異星人の類ですね(笑)。
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「皆様、よいお年をお迎えください。」って、今年最後のコマになると思ったので、アイゼンに換装中に自撮り。
トンボか異星人の類ですね(笑)。
13:40 焼岳(南峰)着。
標識も何もないが、ここが南峰だと思われる。
若干明るい兆しが。
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13:40 焼岳(南峰)着。
標識も何もないが、ここが南峰だと思われる。
若干明るい兆しが。
で、どうする?
それにしても真っ黒クロスケだな。
当期買い替えたノースの高いハードシェル。普段ソフトシェルで使う機会がほとんどなかったがやっと役に立った。
氷点下9℃で微風。全然寒くもない。
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で、どうする?
それにしても真っ黒クロスケだな。
当期買い替えたノースの高いハードシェル。普段ソフトシェルで使う機会がほとんどなかったがやっと役に立った。
氷点下9℃で微風。全然寒くもない。
おおおおっ〜、晴れてきた!
稜線の向こうに聳える山々。
「穂高すげ〜」ってよく考えたら霞沢岳だった(笑)。
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おおおおっ〜、晴れてきた!
稜線の向こうに聳える山々。
「穂高すげ〜」ってよく考えたら霞沢岳だった(笑)。
笠ヶ岳も姿を現す!
本当に最後まで諦めず頑張ったかいがあった!!
感極まって1人で「おおおおお〜っ」て絶叫していた(笑)。
今年1年スノーシューパクられたり腹立たしいこと沢山あったけど全て許〜すっ(笑)!
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笠ヶ岳も姿を現す!
本当に最後まで諦めず頑張ったかいがあった!!
感極まって1人で「おおおおお〜っ」て絶叫していた(笑)。
今年1年スノーシューパクられたり腹立たしいこと沢山あったけど全て許〜すっ(笑)!
そしたらなんと反対側?から猛者2人現る。
絶叫してたの聞かれたかな、恥ずかしい...。
やや雪焼けした頬と洗練されたウェアと装備、そして落ち着いた佇まいと、只者ならぬオーラを発していた。
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そしたらなんと反対側?から猛者2人現る。
絶叫してたの聞かれたかな、恥ずかしい...。
やや雪焼けした頬と洗練されたウェアと装備、そして落ち着いた佇まいと、只者ならぬオーラを発していた。
少し話をさせて頂きました。
ヤマレコユーザーのyokowvさんとizshunさんでした。
分岐まで行かれるお二人。
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少し話をさせて頂きました。
ヤマレコユーザーのyokowvさんとizshunさんでした。
分岐まで行かれるお二人。
後ほど記録を拝見させて頂きましたが、"冬山に少し写真撮りに行っています〜”程度のヘタレ写真家もどき(自分のこと)とは、全く次元の違うお二人でした。
第一印象から納得しました。
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後ほど記録を拝見させて頂きましたが、"冬山に少し写真撮りに行っています〜”程度のヘタレ写真家もどき(自分のこと)とは、全く次元の違うお二人でした。
第一印象から納得しました。
うちの妻は絶対にこんな所に登ってきません(笑)。
お二人は一通り写真を撮られて戻って行きました。
凄い人もいるんですね。
お友達になってください(笑)。
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うちの妻は絶対にこんな所に登ってきません(笑)。
お二人は一通り写真を撮られて戻って行きました。
凄い人もいるんですね。
お友達になってください(笑)。
引き続き、冬の北アルプスの貴重な景色を撮りつくします。
雲海から聳える笠ヶ岳。
まるで日本じゃないみたい。
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引き続き、冬の北アルプスの貴重な景色を撮りつくします。
雲海から聳える笠ヶ岳。
まるで日本じゃないみたい。
北峰の噴気口。
これがシューシューいっているやつですね。
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北峰の噴気口。
これがシューシューいっているやつですね。
シュカブラと南峰の向こうに聳える霞沢岳。
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シュカブラと南峰の向こうに聳える霞沢岳。
足跡が目立つ。
自分でシュカブラ踏み荒らしてどうする〜(笑)。
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足跡が目立つ。
自分でシュカブラ踏み荒らしてどうする〜(笑)。
再び笠ヶ岳。
晴れそうで晴れない。
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再び笠ヶ岳。
晴れそうで晴れない。
焼岳は、笠ヶ岳の絶好の展望地ですね。
手前の尾根を入れていい感じ。
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焼岳は、笠ヶ岳の絶好の展望地ですね。
手前の尾根を入れていい感じ。
南峰の稜線をエッジ風に。
惜しむらくは自分の足跡だらけ...。
山頂にはリュック!
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南峰の稜線をエッジ風に。
惜しむらくは自分の足跡だらけ...。
山頂にはリュック!
雪煙舞う霞沢岳。
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雪煙舞う霞沢岳。
特徴的な岩峰と北アルプス最奥の山々。
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特徴的な岩峰と北アルプス最奥の山々。
手前の尾根と笠ヶ岳。
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手前の尾根と笠ヶ岳。
北アルプス最奥の山々。
4
北アルプス最奥の山々。
ほんの一瞬見えた槍ヶ岳と穂高連峰。
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ほんの一瞬見えた槍ヶ岳と穂高連峰。
南峰と穂高連峰。
南峰山頂には道標が見えます。
2
南峰と穂高連峰。
南峰山頂には道標が見えます。
ガスで霞む霞沢岳。
2
ガスで霞む霞沢岳。
未踏の笠ヶ岳。
冬歩ける人いるのでしょうか?
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未踏の笠ヶ岳。
冬歩ける人いるのでしょうか?
シュカブラの稜線と笠ヶ岳。
足跡がなければ良かったんですが、全部自分の足跡。
なにやってるんだか...。
3
シュカブラの稜線と笠ヶ岳。
足跡がなければ良かったんですが、全部自分の足跡。
なにやってるんだか...。
二人が帰って行った方へちょっと行ってみました。
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二人が帰って行った方へちょっと行ってみました。
噴気を上げる北峰と姿を現す穂高連峰。
穂高がどれだけ高いのかがよく分かる。
4
噴気を上げる北峰と姿を現す穂高連峰。
穂高がどれだけ高いのかがよく分かる。
ゴジラの卵発見。
北アルプス美しい〜。
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ゴジラの卵発見。
北アルプス美しい〜。
本年は記録読んで頂いた方、山で話して頂いた方々、どうもありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
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本年は記録読んで頂いた方、山で話して頂いた方々、どうもありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
大分雲がとれてきた。
穂高が見えると素晴らしいんだけれど。
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大分雲がとれてきた。
穂高が見えると素晴らしいんだけれど。
俺の足跡ほんと目立つな。
何往復かして増殖している(笑)。
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俺の足跡ほんと目立つな。
何往復かして増殖している(笑)。
南側は乗鞍岳のピークがたまに現れる。
乗鞍もスキーヤーが入っているんでしょうね。
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南側は乗鞍岳のピークがたまに現れる。
乗鞍もスキーヤーが入っているんでしょうね。
シュカブラ/尾根/笠ヶ岳稜線の三段構え。
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シュカブラ/尾根/笠ヶ岳稜線の三段構え。
傾いてきた太陽と南峰。
だんだん雲が少なくなってきている。
できれば夕景をここから狙いたい。
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傾いてきた太陽と南峰。
だんだん雲が少なくなってきている。
できれば夕景をここから狙いたい。
シュカブラ/峰/笠ヶ岳稜線。
日が傾いて強く陰影が出てきた。
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シュカブラ/峰/笠ヶ岳稜線。
日が傾いて強く陰影が出てきた。
北峰への稜線越しの穂高連峰。
雲がなかなかとれない。
穂高が姿を現さないと、私帰れないんだが(笑)。
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北峰への稜線越しの穂高連峰。
雲がなかなかとれない。
穂高が姿を現さないと、私帰れないんだが(笑)。
15:00山頂。もう既に1時間半も山頂で粘っている。
どうする?
このまま夕方までここで粘っちゃう??
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15:00山頂。もう既に1時間半も山頂で粘っている。
どうする?
このまま夕方までここで粘っちゃう??
ガスが再び濃くなってきたので、名残惜しいですが諦めて帰ります。
吸い込まれそうな焼岳の谷間。
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ガスが再び濃くなってきたので、名残惜しいですが諦めて帰ります。
吸い込まれそうな焼岳の谷間。
中腹まで降りてきてスノーシューに換装。
2
中腹まで降りてきてスノーシューに換装。
綺麗な霧氷。
晴れてればなおね。
3
晴れてればなおね。
ガスの中から姿を現す夕景の焼岳。
4
ガスの中から姿を現す夕景の焼岳。
幻想的できれい...。
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幻想的できれい...。
物音ひとつせずひたすら静か。
一人だけの世界。
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物音ひとつせずひたすら静か。
一人だけの世界。
ガスもとれて、焼け始めてきました。
4
ガスもとれて、焼け始めてきました。
上りは真っ白で見えなかった上高地や大正池。
2
上りは真っ白で見えなかった上高地や大正池。
名残惜しい。
夕焼けの霞沢岳に向かって下ります。
3
夕焼けの霞沢岳に向かって下ります。
焼ける焼岳北峰と穂高連峰。
この時間にここにいていいのだろうか?
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焼ける焼岳北峰と穂高連峰。
この時間にここにいていいのだろうか?
いや、
今日は稜線で貴重な北アルプスの夕景を迎えるべきだった(笑)。
あれから晴れ渡るとは思わなかったなぁ〜。
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いや、
今日は稜線で貴重な北アルプスの夕景を迎えるべきだった(笑)。
あれから晴れ渡るとは思わなかったなぁ〜。
焼岳は登山口まで大した距離ではないし雪の下りは早いし、稜線で夕焼けを迎えてもそんな大変ではなく、ありだと思う。
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焼岳は登山口まで大した距離ではないし雪の下りは早いし、稜線で夕焼けを迎えてもそんな大変ではなく、ありだと思う。
噴気と焼ける焼岳北峰。
次は北峰から穂高連峰を見てみたい。
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噴気と焼ける焼岳北峰。
次は北峰から穂高連峰を見てみたい。
完璧な霧氷に夕日が当たる。
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完璧な霧氷に夕日が当たる。
斜面を介して。
焼ける南方の山々。
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焼ける南方の山々。
燃える霞沢岳を正面に帰路につきます。
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燃える霞沢岳を正面に帰路につきます。
また立ち止まっちゃった(笑)。
稜線で夕焼けを迎えられたらどんな素晴らしい景色だったんでしょう。
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また立ち止まっちゃった(笑)。
稜線で夕焼けを迎えられたらどんな素晴らしい景色だったんでしょう。
今日という一日が終わろうとしている。
6
今日という一日が終わろうとしている。
16:50 広場より。
行きは全く見えなかったけれど、焼岳ってこんな感じだったのね。
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16:50 広場より。
行きは全く見えなかったけれど、焼岳ってこんな感じだったのね。
18:20 中の湯温泉着。
ゆっくり下りてきても大した時間はかからなかった。
諦めずに頑張ったら最後に微笑んでくれた焼岳。
一年最後の締めくくりとして、困難な状況でどう立ち向かうかを問われる、記憶に残る山行となりました。
トレースを付けて南峰まで導いてくれた方々に感謝。
そして、一年まとめて全てのことに感謝感謝。
8
18:20 中の湯温泉着。
ゆっくり下りてきても大した時間はかからなかった。
諦めずに頑張ったら最後に微笑んでくれた焼岳。
一年最後の締めくくりとして、困難な状況でどう立ち向かうかを問われる、記憶に残る山行となりました。
トレースを付けて南峰まで導いてくれた方々に感謝。
そして、一年まとめて全てのことに感謝感謝。

装備

共同装備
【(1)武器】 ピッケル(未使用) アイゼン スノーシュー ダブルストック 【(2)防寒着】 上下ソフトシェル ハードシェル上 目出し帽 【(3)食料】 お握り×6個 水分0.8リットル 【4.備え】 ゴアテックス製シュラフカバー(ツエルトの代わり) 予備手袋 ダウンジャケット 非常食(カロリーメイト×3P他) 【(5)機材】 フルサイズ一眼レフ レンズ×2本 三脚

感想

≪計画≫
年末、降雪直後の好条件で冬景色を撮りたい!
八ヶ岳は快晴予報だが降雪3日後のため木々の雪は落ちてそう。
天気は微妙でよく分からないが、冬季行ったことのない焼岳に行きたい!
ということで天気の確信は全くなかったが、焼岳に突っ込むことにした。


≪感想≫
7:30、寝過ごして起きてみると快晴。
「今日はもろたでぇ〜」と嬉々として出発するも、そんなうまくことが進むわけもなく、降雪直後の深雪ラッセルに加え、恐れていた通りにすぐに天気はドス曇りに(↓)。

既に1番手でスキーヤーの方が入っており我々は2番手。
いつもトレースを頂いている側なので、今日くらいはラッセル頑張らせて頂きます!
スキーのトレースがあるといっても、スノーシューで踏み込むと降雪直後で40〜50cmは踏み固める必要のあるラッセルになり悪戦苦闘(所により人陥没)。
結構頑張ったつもりですが、あまりに遅かったのか後ろが渋滞してきたので、先頭を後続の5名の方々に替わってもらいました。
そんなこんなで、広場に出るまでスノーシュー・ワカン7名隊で4時間弱もかかりました。

広場から上は真っ白でほぼホワイトアウト状態。
天候が優れないため、中の湯ラッセル隊の方々は次々引き返してゆき、南峰下200mのあたりでついに1人に。
取り残され一瞬引き返そうかという考えもよぎるが、GPS電池、低温・防風対策、食料・水、ヘッドライトと、リスク対策は万全なので、「目的の写真は撮れずとも頂上くらいは踏むべし!」ということで進むことに。

南峰頂上に着いたら雲がとれ始め北アルプスの山々が姿を現す!
本当に最後まで諦めず頑張ったかいがあった!!
感極まって1人で「おおおおお〜っ」て絶叫していたら、なんと反対側?から猛者2人が現れる。
絶叫してたの聞かれたかな、恥ずかしい...。
その2人はヤマレコユーザーのyokowvさんとizshunさんで、やや雪焼けした頬と洗練されたウェアと装備、そして落ち着いた佇まいと、只者ならぬオーラを発していた。
後ほど記録を拝見させて頂きましたが、"冬山に少し写真撮りに行っています〜”程度のヘタレ写真家もどき(自分のこと)とは、全く次元の違うお二人でした。
第一印象から納得しました。
凄い人もいるんですね。お友達になってください(笑)。

雲が徐々にとれつつも、穂高連峰はなかなか姿を現さない。
穂高が姿を現さないと、私帰れないんだが(笑)。
そんなこんなで既に山頂で1時間30分も粘ってしまった。
焼岳は2回目だが、こんな北アルプスの好展望地だったとは。
ここで貴重な北アルプスの夕景を迎えられれば素晴らしいだろうに。

結局ガスが濃くなってきたため諦めて下山(→結果最後は晴れ渡る)。
焼岳はコンパクトで登山口まで大した距離ではないし雪の下りは早いし、稜線で夕焼けを迎えてもそんな大変ではなく、ありだと思った。

18:20 中の湯温泉着。
ゆっくり下りてきても大した時間はかからなかった。
諦めずに頑張ったら最後に微笑んでくれた焼岳。
一年最後の締めくくりとして、困難な状況でどう立ち向かうかを問われる、記憶に残る山行となりました。
トレースを付けて南峰まで導いてくれた方々に感謝。
そして、一年まとめて全てのことに感謝感謝。


≪人の入り≫
・ 中の湯温泉側からは会った人だけで8名(→帰路山中テント×2張)。
・ 南峰頂上で反対側から2名。
・ 後から聞いた話だが、中の湯側から途中で引き返した人+数名。


≪撮影機材≫  
24~70mmF2.8:△ 軽量化のため不所持(ケース含めて△1kg)。
16~35mmF4:◎ 手前のシュカブラ等を入れて雪山で一本持つならこれ。
70〜200mmF4:◎ 頂上から笠ヶ岳や穂高岳を切り取る場合は必須。

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コメント

雪山での登り納め、おつかれさまです!
shibawannkoさん、こんばんは。

自分のヤマレコ友達のほとんどは、奥多摩・高尾あたりで登り納めをされていたようですが、焼岳とは・・・。

天気はちょっと残念でしたが、ラッセル隊が引き返す中、よく頑張りましたね!
稜線上で夕日を迎えたかったとのことですが、あのタイミングで引き返したことは正解だと思いますよ。
結果として晴れたとしても、何があるかわからないですから。

ところで南峰って、自分が行ったときは通行禁止になっていましたが、積雪期なら登れるのですね。

yokowvさんのレコも拝見しましたが、バリルートとは!
すごいですよね。
yokowvさんのレコ写真にも、shibawannkoさんが写っていましたね。
「"冬山に少し写真撮りに行っています〜”程度のヘタレ写真家もどき」なんておっしゃっていましたが、自分はshibawannkoさんの三脚を構える姿がサマになっていると思いますけどね〜。

あけましておめでとうございます。
今年は何とか、春までには復活したいですね〜。
shibawannkoさんにとって、今年が素晴らしい年でありますように・・・。
2018/1/1 19:23
Re: 雪山での登り納め、おつかれまです!
MonsieurKudoさん
あけましておめでとうございます。
本年もコメントありがとうございます。

幾度か冬山に繰り出して、好条件でちゃんと撮れておらず自分の行ける雪山がだんだん少なくなってきました。
そんな中で、冬に行っておらずなんとか登れそうな山として残っていたのが焼岳でした。

撮影のため、狙って朝若しくは夕方に稜線で日の出と日没を迎える計画をよく組みますが、一番のリスクは暗い中での道迷いと認識しています。
道迷いのリスクに対しては最大光量のヘッドライトの持参で対応していますが、それでも地形によってはそれでも迷う地形があるので完全ではないと認識しています。
過去いろんなパターンがありましたが、最もリスクが高かったのは開けた場所+濃霧の組み合わせでした。
その他のリスクは疲労、暴風寒冷、水食糧切れ、下山後に温泉に入れない等ですが、対応で防げます。
そうはいっても、早く下山して温泉入ってゆっくりしたいですね。
いつもそんな葛藤です(笑)。

MonsieurKudoさんにとって、今年は復活の年ですね!
最近デジカメが完全普及し山に三脚を持って行く人が少なくなった気がします。
山中で三脚立てている者がいれば私かもしれませんので、是非お声かけ頂ければと思います!
2018/1/2 13:07
雪の焼岳
shibawannkoさん
こんにちは。
焼岳は子供のころからのあこがれの山で、夏には登りましたが、いつかいつか・・・冬も行ってみたいです。
同日の焼岳のレコに、shibawannkoさんの撮影する姿が写っていてかっこよかったです。
今年も素敵な山の写真を楽しみにしています。
2018/1/1 22:18
Re: 雪の焼岳
maple19さん
あけましておめでとうございます。
本年もコメントありがとうございます。

焼岳はmaple19さんの子供のころからの憧れだったんですね。
私は中学校の林間学校で蓼科山に登ったときに、「なんでわざわざこんな苦しい事させるのか!」と本気で思っていたことを思い出します(笑)。

焼岳は今回1人で登れたとは全く思いません。
初めてのルートということもあり、GPSがあったからといって全くトレースがないところでルートファインディングを一人で的確にできるか?全部ラッセルできる?というとそうは思えませんでした。
まず、.肇譟璽垢ある(人が入っているときに入る)、▲襦璽箸鮹里辰討い襦△箸い条件であれば安全確実に登頂できるような気がします。
下りは早く、天候が荒れたとしても広場まで下りれば安全地帯の樹林帯なので、登りに相当程度時間をかけても大丈夫なような気がしました。

maple19さんの憧れの山の登頂に多少なりとも参考になれば幸いです。
今年もmaple19さんの喜び溢れる記録を楽しみにしています。
2018/1/2 13:13
お疲れ様でした!
shibawannkoさん、こんにちは。南峰ではひとときの間でしたがお話できて楽しかったです。
あれからしばらく山頂で粘っておられたのですね。その甲斐あって(下山中ではありますけど)夕陽に染まる霞沢岳綺麗ですね!こちらのルートはほとんど日陰なので後ろ髪引かれること無く下りてしまいました(笑)

またお会いしましょう!
2018/1/4 17:55
Re: お疲れ様でした!
yokowvさん、izshunさん
こんにちは。

こちらこそお話頂いてありがとうございました!
天気も回復し登頂の達成感をお二人と共有できて嬉しかったです。
記録の方もお二人のモデルが良かったのか、一番多く拍手頂いています!
そして自分も撮られていたとは...(笑)。

冬の餓鬼岳や笠ヶ岳等の記録を拝見させて頂きました。
掛け値なしに素晴らしいですね!
冬山の奥深さを知り、見ているだけで今年の冬山お腹いっぱいになりました(笑)。
別次元の世界を見させて頂いた感じです。

また記録等々どこかの山頂でお会いできることを楽しみにしています。
2018/1/5 1:26
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この記録に関連する登山ルート

未入力 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
焼岳(中ノ湯温泉〜焼岳小屋〜上高地)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
新中ノ湯コース
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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