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Yamareco

記録ID: 1345717
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

天狗岳〜テン泊でリベンジ!

2017年12月28日(木) ~ 2017年12月29日(金)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
9.5km
登り
864m
下り
864m

コースタイム

1日目
山行
1:00
休憩
0:00
合計
1:00
11:30
60
スタート地点
2日目
山行
4:15
休憩
1:45
合計
6:00
6:15
7:00
15
7:15
7:15
15
7:30
7:30
30
8:00
8:00
30
8:30
9:00
30
西天狗岳
9:30
9:30
30
10:00
10:30
90
12:00
ゴール地点
手動入力
天候 曇り〜快晴
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
唐沢鉱泉の登山者駐車場に駐車〜その後バッテリートラブルに...
コース状況/
危険箇所等
東天狗稜線の岩場は雪が少ないのでアイゼンの引っかけ注意です。
その他周辺情報 唐沢鉱泉のぬる湯でじっくり温まるのは最高!
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
車から見た八ヶ岳方面(だけ)に雲が...
2W前に吹雪で敗退した時の同じシチュエーションなので不安です。
車から見た八ヶ岳方面(だけ)に雲が...
2W前に吹雪で敗退した時の同じシチュエーションなので不安です。
唐沢鉱泉を出発
ヒュッテに着いて、テント設営
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ヒュッテに着いて、テント設営
空はどんよりですが、雲は薄いです。
時折青空も
空はどんよりですが、雲は薄いです。
時折青空も
夕日を見に中山峠の展望台まで散歩
夕日を見に中山峠の展望台まで散歩
夕食は持ってきたレトルトカレーが凍ってしまい、湯銭で燃料食うのが嫌なので非常食のラーメン食いました。
なぜか酒とつまみだけはいっぱい持ってきてるし...^^;
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夕食は持ってきたレトルトカレーが凍ってしまい、湯銭で燃料食うのが嫌なので非常食のラーメン食いました。
なぜか酒とつまみだけはいっぱい持ってきてるし...^^;
月が沈む4:00に起きて再び撮影。
流れ星が映ってます。
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月が沈む4:00に起きて再び撮影。
流れ星が映ってます。
テントと夜空。
こちらも流れ星が映りこんだと思いきや、シャッタースピード8秒でこんなに短い軌跡になるわけないので(流れ星は一瞬)おそらく人工衛星ですね。
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テントと夜空。
こちらも流れ星が映りこんだと思いきや、シャッタースピード8秒でこんなに短い軌跡になるわけないので(流れ星は一瞬)おそらく人工衛星ですね。
明けて7時に中山峠と東天狗の間の稜線からご来光。
6:30からスタンバってましたが、なかなか太陽の頭が出ないので、体温めるためにスクワットやってました。
明けて7時に中山峠と東天狗の間の稜線からご来光。
6:30からスタンバってましたが、なかなか太陽の頭が出ないので、体温めるためにスクワットやってました。
北八ヶ岳と蓼科山。
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北八ヶ岳と蓼科山。
2月に軽アイゼンで登れなかった最後の急登。
今回は12本アイゼンなのでサクサク登れます。
そしてたった2W前に吹雪で敗退した場所でもあります。
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2月に軽アイゼンで登れなかった最後の急登。
今回は12本アイゼンなのでサクサク登れます。
そしてたった2W前に吹雪で敗退した場所でもあります。
3度目の正直にてリベンジ成功!
山頂は思ったよりも風が強くなく、最高の天気です。
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3度目の正直にてリベンジ成功!
山頂は思ったよりも風が強くなく、最高の天気です。
もちろん西天狗にも登ります。
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もちろん西天狗にも登ります。
南アルプス。
北八ヶ岳と八ヶ岳ブルー。
この空が見たかったんです。
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北八ヶ岳と八ヶ岳ブルー。
この空が見たかったんです。
南八ヶ岳の山々。
2月に登った赤岳の雪はまだ少なそうです。
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南八ヶ岳の山々。
2月に登った赤岳の雪はまだ少なそうです。
西天狗から見た東天狗。
西天狗から見た東天狗。
霧ヶ峰と北アルプス。
槍も良く見えます。
霧ヶ峰と北アルプス。
槍も良く見えます。
樹林帯の手前まで下山。
最高の天気で天狗岳リベンジが果たせました。
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樹林帯の手前まで下山。
最高の天気で天狗岳リベンジが果たせました。
テン場に戻って撤収。
後ろで空き待ちしている人が居るので急ぎで荷物まとめます。
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テン場に戻って撤収。
後ろで空き待ちしている人が居るので急ぎで荷物まとめます。
八ヶ岳ブルーと樹氷。
下山するのがもったいないほどの晴天。
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八ヶ岳ブルーと樹氷。
下山するのがもったいないほどの晴天。
名残惜しみながらヒュッテを後にします。
名残惜しみながらヒュッテを後にします。
あっという間に唐沢鉱泉まで下山。
あっという間に唐沢鉱泉まで下山。
下山後に温泉入ってゆっくり車で家に帰るはずだったのが、ここでまさかの車トラブル。
詳しくは感想欄に書きますが、唐沢鉱泉で宿泊する事になります。
下山後に温泉入ってゆっくり車で家に帰るはずだったのが、ここでまさかの車トラブル。
詳しくは感想欄に書きますが、唐沢鉱泉で宿泊する事になります。
唐沢鉱泉の夕食。
どんぶり飯5杯も食いました。^^;
唐沢鉱泉の夕食。
どんぶり飯5杯も食いました。^^;
翌朝JAF呼んでトラブル解決。
無事東京に戻れました。
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翌朝JAF呼んでトラブル解決。
無事東京に戻れました。

感想

2月に軽アイゼンで急坂登り切れなかったのと、2W前の12/17に吹雪で敗退した天狗岳。
今年のリベンジは今年のうちにしたいと年末年始休暇を利用して計画。
リベンジの可否は天気次第なので、綿密に計画練りました。

前回(12/17)は午後に登頂予定でしたが、今回は晴天率の高い早朝に登頂すべく黒百合ヒュッテに前泊の予定。
もちろんテン泊です。
整地されていることを期待してシャベルは省略。
いろいろ削って雪中テン泊装備一式で13.2kg。昔に比べると飛躍的に装備が軽くなりましたね。

前泊なので急いで登る必要はありません。
ゆっくり出発して、唐沢鉱泉着。平日なので駐車場もガラガラです。
ユルユルの登って黒百合ヒュッテ着。
ガスってますが、時折見せる青空に明日の期待が膨らみます。

テント張って、夕方までダラダラ過ごします。
日が沈むと一気に気温が低下。
17:00で-13℃。深夜-16℃まで下がりましたが、モンベル#2と#5の2枚重ねのシュラフでぬくぬくでした。
朝(まだ夜?)は4:00起床。
深夜は月あかりであまり見えなかった星空を撮影します。流れ星(人工衛星?)がいっぱい映ってました。

天狗岳に向けて身支度を整えて6:20出発。
途中中山峠と天狗岳の間の稜線でご来光を迎えます。
モルゲンの天狗ブラザースを正面に見ながら、短い岩場をアイゼン引っかけながら抜けて、いよいよ東天狗の取付き。
2度同じ場所で敗退しているので、1歩1歩当時の悔しさを思い出しながら登ります。

そして東天狗登頂!(^^/
誰も居ないのでなかなか写真が撮れません。
強風の中、15分ほど粘って後続の登山者が現れるのを待ちました。
登って来たのは軽装(トレラン?)の外人さんでした。
ヒマラヤ山脈を擁するネパール人から見れば富士山はピクニックだと言うように、北欧の人からすれば、冬の天狗岳はトレラン程度の山なのかもしれません。

東天狗を慎重に下って、西天狗に登り返します。
クラストしていてアイゼンが良く効いて登りやすい。
西天狗では先行者に写真を撮っていただきました。

その後、東天狗を巻いて中山峠を経由してヒュッテまで下山。
テント畳んで鉱泉まで戻ります。
早速温泉に漬かろうと、車のリモコンキーを押すと、ドアロックが空く気配なし。
リモコンの電池は切れていないので、車側の問題の様です。
余計なものは一切持って登りたくないので、キーは車に残して、ドアロックのリモコンだけ持って登っていたのですが、ドアロックが空かない事には車の中さえ入れません。

悩む事30分...
とりあえず温泉に入ろう!(←なんでや!--;)
鍵は家まで取りに行かないといけないし、もし仮にドアロックが解除できたとしてもバッテリートラブルでエンジンがかけられなかったら、動けないのは同じこと。
ゆっくり温泉漬かってからいろいろと解決策を調査。
JAF会員だったらカギのとじ込みもバッテリー上りも無料で対応して頂けますが、会員失効してもう5年も経ちます。
今からJAF会員の再登録しても、有効になるのは翌日からということになるので、一晩ここで過ごさねばなりません。

唐沢鉱泉の近くでテント張ることも考えたのですが、鉱泉の女将さんに反対されたので、鉱泉に宿泊する事になりました。
登山者用で一番安いプランですが痛い出費です。
でも、-16℃の中で過ごしたヒュッテから見れば天国みたいに快適な宿泊でした。

会員資格が有効になった翌日の朝にJAF呼んでドアロックを解除。
映画でよく見るような細い金属を差し込んでキー開けるんですね。
カギ空けのプロですな。
車内からキーを取って差し込むと、車は無反応。
メーターのインジケータさえも点灯しません。
バッテリー完全放電に予感です。

おもむろにJAFの方がボンネットを開けてバッテリーをチェックすると、突然実内灯が復活。
もしかして?
キー差し込んでひねるとあっけなくエンジンがかかりました。
どうやらバッテリー端子の腐食による接触不良だったようです。
こんな事もあるもんだ...--;

JAF会員費と唐沢鉱泉の宿泊代の出費は痛かったですが、ディーラーが年末年始の休みに入ってしまい、かつ唐沢鉱泉が1/7から冬季休業に入ってしまうことを考えたら、下手すっと春の雪解けまで車が置き去りになった可能性もあります。
翌日中に問題が解決できたことが幸いでした。

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