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Yamareco

記録ID: 134989
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無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

金比羅山ー日の出山ー鍋割山ー大岳山ー馬頭刈山縦走

2011年09月19日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
24.5km
登り
1,905m
下り
1,859m

コースタイム

武蔵五日市駅(6:45)-金比羅山(7:25)-麻生山(8:45)-日の出山(9:25-9:35)-御岳山(10:05-10:10)-鍋割山(10:45-10:55)-大岳山(11:35-11:45)-つづら岩(12:30-12:35)-馬頭刈山(13:15-13:25)-瀬音の湯(14:15)
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:JR武蔵五日市駅
帰り:瀬音の湯〜JR武蔵五日市駅(西東京バス)

感想

先週は少し怖い思いをしたので、今回は、安全なルートを歩こうと思う。
久しぶりに日の出山、御岳山、大岳山に登って、下山後は温泉に浸かって帰るという贅沢な計画を立てた。

武蔵五日市駅から歩き出す。道標がしっかりしていて、登り口は分かりやすい。

今日は、残暑が厳しい。早速、ザックからうちわを出す。うちわを持って山に登るようになったのは、1ヶ月前ほどからだ。
無風の樹林帯の中を歩くときに、ぱたぱたとやりながら歩くと、なかなか涼しい。熱中症対策にもなりそうだ。日よけにもなるし、クモの巣を払いながら歩くのにも使える。

すぐに金比羅山(琴平神社)に到着。休憩するベンチが沢山ある。

その先は、とてもなだらかな道が続く。全然、高度が上がっていないようだ。
針葉樹で薄暗い樹林帯の中を進む。この道は、ハセツネのルートにもなっているだけあって、とても歩きやすい。

麻生山への登り口に道標があるが、麻生山に向かう道には何も書かれていない。薮っぽい巻き道に入っていくと、倒木が沢山で歩き辛い。尾根に辿り着くと、少し歩きやすくなる。
そのまま登って行くと、麻生山の山頂に到着。北東方面に少しだけ展望がある。

金比羅尾根に戻って、日の出山に向かって登って行くと、東斜面の木々が大々的に伐採された所に出た。ここから、厳しい直射日光に照らされ、日の出山山頂までの短い時間で、急速に体力が奪われる。

山頂の屋根付きベンチで、少し休憩する。予想以上の暑さで、かなりバテてしまった。ここから下山して、つるつる温泉に入って帰りたい気分だ。汗で濡れたTシャツを交換して、気分を変える。

ここからは、3年前に歩いたコースを御岳山まで歩く。懐かしい。

御岳山の近くになると、急に若い女性が増えた。皆、とてもおしゃれな格好をしている。3年前はこんな格好した人は見た記憶が無い。最近は、登山ブームらしいので、それで登り始めた人達だろうか。山は、未だ中高年ばかりの印象が強いので、若い人が増えるのは大いに結構だと思う。

御岳山は、みやげもの屋などがあって、あまり落ち着かないので、先を急ぐ。
若い女性は、みんなロックガーデンの方へ降りて行くようだ。

私は、中高年の女性グループと一緒に、鍋割山の方へ向かうことに。

結構な急坂を登ると、まず奥の院に着く。暑さで、かなり参ってきたが、先に進む。ちょっと下って登り返すと、鍋割山に到着した。
大岳山は、混み合っているだろうから、誰もいないここで昼食にすることにした。
靴の中が灼熱状態なので、靴を脱いで、うちわで扇ぐ。

ここから大岳山までは、2kmほどだ。大岳山に登ったのは、登山を始めて2回目の時で、残雪があって大変だったのを覚えている。その頃は、登山靴も持っておらず、普通の靴で登ったので、靴の中が濡れて、足が凍るような思いをした。今日は、逆で燃えるように足が熱い。

大岳山の山頂は、人で溢れていた。少し前から雲が出てきて、残念ながら富士山は見えない。予定より少し遅れているので、休憩もそこそこに下山することにする。

大岳山から御前山方面に急坂を下って、山腹の巻き道を南に進む。この巻き道は細くて少し危ない。

馬頭刈尾根は、登りで使った金比羅尾根と比べると岩場が多く、歩き辛い。ただ、道ははっきりしているので、迷うような所はない。

つづら岩は、ロッククライミングができるような大きな岩だ。ザイルを背負った岩登りの人を見かけた。

この辺りで、熱中症気味になったようで、少しフラフラしてきた。馬頭刈山の手前の偽ピーク(鶴脚山)で疲れが出て、そこから下って登り返すのが辛い。

馬頭刈山の山頂には、ベンチがあったが、日を遮る木がないので、少し下ったところで休憩。疲れで、眺めを確認するのも忘れていた。ここまでで水を2.5ℓほど消費。今日は、3.5ℓほど持ってきたが、飲みたいだけ飲んでいたら、あっという間に無くなっているだろう。

ここからは、下るだけだ。早く温泉に辿り着きたい一心で下って行くと、「瀬音の湯1.9km」と書かれた道標を発見。
軍道の方に下山する予定だったが、その道標に従って南下することにする。これは、登山地図で破線になっている道だが、とてもはっきりした道だ。

しかも、登山地図(昭文社2008年)に書かれていない道ができていて、瀬音の湯に向かう山道があった。この道を辿って行くと、なんと瀬音の湯の目の前に下りることができた。

この温泉は、登山者には使い辛そうな位置にあるので、空いているだろうと想像していた通り、登山者はほとんどいない。ただ、3連休ともあって、一般客が多く、とても混雑していた。

自販機で買った冷たい炭酸飲料を一気に飲み干してから、温泉の洗い場で冷たいシャワーを5分程浴びると、ようやく生き返った。

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