Gillespie Pass Circuit / New Zealand
- GPS
- 26:38
- 距離
- 67.3km
- 登り
- 3,467m
- 下り
- 3,525m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:10
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:09
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:47
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:31
往路のジェットボートに乗った場所はゴール地点と同じ桟橋。
2日目は停滞日でログ記録はなし。ログ記録上は3日目が2日目として、以降1日ずつズレて記録されている。
天候 | 1日目:晴れ 2日目:雨(停滞日) 3日目:晴れ 4日目:晴れ 5日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
船
Wilkin River Jetsのオフィスから桟橋まで送迎あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
Crucible Lakeへのサイドトリップは渡渉あり。 膝下程度だったけど水温が低く厳しい。 <Young Hut> ・予約不要 ・20床(要寝袋) ・トイレあり、天水 <Siberia Hut> ・今シーズンから事前予約制 ⇨直前のキャンセルは不可(返金なし)。日程変更は小屋の予約数に達してなければDOCで無料でしてくれる。 ・20床(要寝袋) ・トイレあり、天水 ・小屋番常駐 ジェットボートを使うと3時間でアクセスでき、飛行機なら対岸に着陸することもあってか、子供連れや未成年の団体、初心者ハイカーが多く混雑していた。 |
その他周辺情報 | マカロアの街で携帯は圏外。マカロアDOCに営業時間内に行けなかったが現時点で無人だったはず。最新の天気情報はMakarora Tourist CentreのWifi(後述)接続で確認。 <Wilkin River Jets> https://www.wilkinriverjets.co.nz/access/ 往路:Young Mouth $25 復路:Kerin Forks $110 <Makarora Tourist Centre> http://www.makarora.co.nz/ ・雑貨類も売っている。 ・Wifiが30MBで3ドル。併設されているカフェ付近で利用可能。 ・Wifiの利用申し込みをしたら、宿泊者は最初の1回(30MB分)は無料だといわれパスワードを書いた紙を貰った。 |
装備
個人装備 |
バックパック
スリーピングバック
スリーピングマット
アルミシート
レインウェア
ダウンジャケット
着替え
グローブ
クッカー・コッヘル・カトラリー
ウォーターフィルタ
ウォーターキャリア
緊急セット
携帯電話&携帯用品
サングラス
傘
食料
燃料
その他消耗品
ストック
シェルター
サンダル
|
---|---|
備考 | 渡渉にサンダルは必須。 天水なので煮沸しない場合は濾過器を使用(他に使っている人はいませんでしたが)。 |
感想
ワナカ湖の北60kmにあるマカロアの街を終起点とした周回コース。
当初は3泊4日で計画していたが、今回泊まる山小屋(Young Hut)のハットチケットを入手しようとスタート前日に最寄りのビジターセンター(DOC)を訪れたところ、このコース最大の難所となる2日目の峠越えの日が大雨予報。峠では降雪もあり得るので、計画を見直すようにビジターセンターのスタッフから強く勧められた。
予報の風速40km/時速って、秒速10mちょっとだからそこまで強いとは思わなかったけど、コースタイム6-8時間のロングコースで、森林限界を越えた峠越えでガスに巻き込まれるのも嫌だったので、2日目を停滞日とした4泊5日で歩くことにした。
<1日目>
今回のコースは渡渉や迂回路を使えば、歩き通す事も可能だけど、道路歩きや渡渉が入るのが嫌だったので往復のアプローチにジェットボートを使った。往路のジェットボートの乗船時間は5分程度だけど急発進・減速、蛇行を繰り返し、お客(全員ハイカー)を楽しませながら対岸の登山道まで連れて行ってくれる。渡渉でもアプローチ出来るけど、雪解け水さながらの低温でジェットボート通過出来る深さの渡渉となると、それなりに覚悟が必要そうだ。
初日の目的地となるYoung Hutは、ジェットボートで時間短縮をしても6-7時間のロングコース。森林限界を越えない谷底を約16km歩く。序盤は平坦ながら疲れが出てくる中盤以降に高度をあげ始めるので、地味にきついコースだった。予報では午後には雨とのことだったが、時々青空も見える中でYoung Hutに到着。2006年に建てられた建物は新しく綺麗だった。
<2日目>
停滞日の2日目。明け方は曇り空だったが、早々に降り出す。夕方くらいまでしっかり降る。広い小屋の中には停滞組が残っていて、パズルを埋めたり雑誌を読んだりと、山小屋クリスマスを過ごす。
<3日目>
天気は好転。雲も見えるけど青空も見える。森林限界を越えた後は、360度を岩壁に囲まれて南島らしい展望となる。沢を詰めた後、峠越えの急登に入る。登りきった先は、このコースの最大の見せ場。1日待った甲斐があった。というか、この峠越えの日の天候が、このコースの満足度を左右するんじゃないかという景色だ。
峠越えの後は再び沢沿いを一気に下る。フラットなSiberia Stream に合流すると45分程でSiberia Hutに到着する。Siberia Hutは最寄りのマカロア街からは徒歩で7-8時間の位置にあるけど、ジェットボートを利用すれば最寄り乗り場から片道2-3時間、小屋側にある飛行場を利用すればハイキングすら不要でアクセス出来る。小屋も2011年に建て替えられたばかりで新しく、滞在期間中には多くの家族連れや団体客で賑わっていた。
<4日目>
Siberia Hutに連泊して、氷河湖(Crucible Lake)までサイドトリップの日。登山靴が水没するレベルの渡渉が3回あるので、アウトドアサンダルに履き替えながらのハイキングとなる。湖はそれほど大きく無いけど湖の半分を標高差700mの岩壁が囲み、湖面には無数の氷が浮いて壮観。濾過器を通してペーパードリップで一杯を考えていたが、肝心の粉を忘れてしまい、氷河湖での1杯は断念。昼食を済ませた後は来た道を戻った。
<5日目>
最終日。マカロアの街までは徒歩ではなく、途中からはジェットボートを利用。往路のジェットボートは渡渉を目的とした5分程の船旅だったけども、復路はコースタイム4時間の道のりをジェットボートで30分。出発時間が13時30分なので遅めに小屋を出る予定で、小屋近くの滝を見に行ったりダラダラと過ごす予定だったが、8時過ぎにセスナが立て続けに3機来て、対岸に着陸しているのが見えたら、行動開始したくなり前倒しスタート。スローペースで歩くもジェットボートの待ち合わせ場所に1時間前に着いてしまい川を眺めながらに待つ事になった。登山の最後をジェットボートで締めるというのは、なかなか楽しい経験。立木スレスレを猛スピードで飛ばしたり、スピンをかけたり。楽しい船旅だった。
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