武尊山
- GPS
- 07:29
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,280m
- 下り
- 1,278m
コースタイム
天候 | ガス時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場に綺麗な水洗トイレあり。 登山ポストは見かけませんでした。 |
写真
感想
本当は17日土曜日に登るつもりで借りたレンタカー。
天気予報がま〜た変わってるやんか〜!
ということで、恐る恐るお店に電話して変更を願い出てみた。
快くO.Kが出て、日曜日に登ることに。
融通がきくお店って最高だなぁ。
18日午前1時半過ぎに自宅を出発。
いつものごとく途中まで下道を走り、
川越ICから水上ICまで関越に乗る。
天気はちょっとあやしい感じ。
ガスがかかっている山に向かっているようで
「ガスよ、登る頃には晴れてちょうだい〜。」と願いながら車を走らせました。
午前5時20分頃、武尊神社の駐車場に到着。
先客は十数台。
私たちは空いてる向かいの駐車場に止めました。
綺麗な無料水洗トイレあり。
ここは裏見の滝という観光名所でもあります。
遊歩道になっているみたいで面白そう。
準備をして出発。
すぐに武尊神社前を通る。
中までは入らないけれど、鳥居のところで山行の安全を祈っていく。
通行止めの車止め。
本当ならこの先も車数台を止めるスペースがあるのだけど、
土砂崩れのために車は通れなくなっている。
崩落箇所を歩くと、バイクや自転車は通れる幅はありました。
しばらく林道歩きです。
スタートして40分ほどで武尊山山頂と剣ヶ峰山の分岐。
私たちは先に山頂を目指します。
分岐を過ぎると結構な段差の道も出てくる。
前日雨が降ったというのもあるけれど、
お世辞でも歩きやすい道だとは言えない。
なんだか今日は調子がいまいち出ない。
テンションも低めで登る。
疲れてるのかなぁ。
小さい稜線に出る。ここから少しの間なだらかな道。
少しすると手小屋沢避難小屋付近。
20mほど下って行かなくてはいけないので小屋はスルーします。
7:40 青い空が少し見えてきました。
よしよし、もっと晴れておくれ。
途中下山してくるご夫婦と少し会話する。
前日避難小屋に泊まって朝早く山頂に登ったらしい。
富士山が見えて、ブロッケン現象も見れたと喜んでおられた。
いいな〜。
今からじゃたぶんどっちも無理(苦笑)
山はやはり早朝が勝負か。
そしてまた傾斜はキツくなる。
とにかく土が抉れていて、根が剥きだしになっているところが多い。
そして鎖場。ここからはちょっとした鎖場が続きます。
鎖場もあるからこっちのルートにしたという。。。w
鎖場でテンション上昇↑。
旦那さまは手袋を洗ったまんま裏返しにしたまま持ってきて
装着に時間がかかるというので私が先行する。
大した鎖場ではないです。
ふと後ろを眺めると晴れてきているのがわかる。
それでも雲は多い。
4箇所の鎖場を登りきると山頂が見えてきます。
山頂晴れてる♪
やっとテンション上がってきた〜♪
行くでぇ〜♪
ゴンっ !!!!!!
調子に乗ってたら目の前の変な形した枝に鼻を思い切りぶつけました。
「痛いぃぃぃ〜っ!(涙)」
私の目の高さに突き出ていた太い枝。
一瞬鼻血が出るかと思いました。。。
出なくてよかった。。。
なんだか動物が走り去ってる形をしている突き出た枝。
身長155僂らいの人は気をつけましょう。
気を取り直して進むけれど、
ガスっててなんだか惜しい景色。。。
出発から3時間ちょっとで山頂に到着。
ガスってなければ眺めは相当良さそうな。。。
そうなのです。
山頂はガスってないけれど、周りがガスってて遠くの山は望めませんでした。
隣のお山がやっとという感じ。
隣の山、中の岳の地塘が見えます。
これから歩く稜線もガスってます。。。
ここを楽しみにしてきたのになぁ。
とりあえず、山頂で休憩してお腹を満たすことに。
けれど私は食欲なし。
いつものウィダーインゼリーで済ませる。
休んでいると汗で濡れた身体が冷えてきてちょっと寒い。
20分弱だけ休んで次のお山、剣ヶ峰山に向かいます。
武尊山山頂を後にして、剣ヶ峰山に向かいます。
ここからしばらくの下り道はちょっとこう配がきついので
滑り止めにストックを出して歩く。
剣ヶ峰山方面はかなりのガスで覆われている。
でもなんだかカッコイイ感じ。
武尊山よりカッコイイかもww
4分後。ガスが晴れてくる。
おっ??
なんか尖ってる山が見えたよぉ♪
剣ヶ峰山だよぉ♪
ガスが流れ、刻々と目にする景色が変わる。
いいね〜♪
テンション上がるね〜♪
晴れてすごく暑くなってきました。
剣ヶ峰山までの稜線歩き。
細い道を外れると、足を取られることがあります。
私はキョロキョロ景色を撮影しながら歩いていたので、足を取られて転びましたw
弁慶の泣き所打ったぁ。。。
今でも青くなってます。。。
武尊山、中ノ岳あたりもガスが晴れてきました!
でも雲が多いので遠くの山は見渡せません。
すっかり青空が広がって。。。
なんだよぉ、もう少し早く晴れてくれても良かったんじゃないのー?
剣ヶ峰山までいくつもピークがあります。
結構しんどいなぁ。
ピークハントした後なのでちょっとしんどいです。
あと、左足の踵に痛みが。。。
靴ずれというか、、、靴下ずれだと思われます。
と、、、剣ヶ峰山に近づいて来たらまたガスってきました。
1時間以上かかって剣ヶ峰山と出発点である駐車場の分岐にたどり着く。
右に行けばそのまま下山。
だけどあと100mなので剣ヶ峰山へ行かなくては。
ここから岩だらけで歩きにくそうで、しかも急こう配の道。
疲れてきているので萎えそうですが、あの尖った頂に呼ばれている。
そして7分後、剣ヶ峰山山頂(標高2,020m)に到着。
山頂はかなり狭く、休む場所がありません。
けれど靴下ずれも気になったので、仕方なく道の側のちょっとしたスペースで休憩。
素早くおにぎりを食べた後、恐る恐る足の踵見るとやはり皮がペロっと剥けてました。
キネシオのテーピングでカバーする。
しかもガスっていて歩いてきた道を見下ろすけれど、真っ白で見えない。
20分ほど滞在したけれどガスは晴れず、人も増えてきたので下山することにする。
先ほど萎えそうになってきた道を100m戻る。
宝台樹キャンプ場まで7.2km。
駐車場はそのだいぶ手前だから6キロ弱歩いて帰る。
ところが、、、この帰り道の下りがすごかった。
前日の雨でドロドロで滑りやすいのはもちろんのこと、登りの道以上に段差の激しい道が続く。
しかも急坂。。。
前を行くおばさんはヒーとかキャーとか言いながら恐る恐る下っている。
私はストック1本と左手で枝や岩を手掛かりに下りる。
両手ストックだと恐くないのかな?
旦那さまは「史上最悪の道だ」と嘆いていました。
今まで登った中で一番最悪らしいです。
私は。。。うーーーん。。。
ひどい道だけど、ちょっと楽しんでるところもあります。
どこをどうやって下りようかなと、頭使いながらなのでちょっとワクワク。
まぁ、また調子に乗り過ぎて枝で頭ぶつけましたけどwww
ひどい様子の下山道の写真がほとんど撮れていません。
それだけひどかったと思っていただいて結構です。
でもこれが自然の姿でもあるし、
逆に考えると多くの人間が歩くことで登山道をどんどん悪くしていってるような気もします。
1時間以上ひどい道と格闘してやっとまともな道に。
そして朝通った武尊山との分岐通過し、
あとは平坦な砂利道を歩きます。
ジャリジャリとちょっと足に気持ちいい。
こういう道だとWストック大活躍なんだろうな。
あまりに喉が渇いたので、冷たく冷えた麦茶を飲みながら歩く。
麦茶美味しい〜♪
麦茶最高〜♪
飲み歩きしてると行儀悪いか?w
ゲートを通過し、武尊神社前でお礼を言って帰ります。
無事駐車場到着。
やっぱり車でいっぱいですね。
私たちが止めていた所は日陰で、ラッキー♪
私たちの車の前のベンチにおじさん2人が座っていて
「山頂まで行ってきたの?」
「はい〜。」
「天気どうだった?」
「晴れたりガスったりでしたよ。」
「帰って来たの一番じゃない?」
「いやぁ、もっと早くから登ってる人いましたよ?」
「俺たちは途中で引き返して来た。昨日至仏山に登って疲れたから。」
「そうですか〜。」
というような会話を交わして自宅に向けて帰る。
途中バッジを手に入れるために白樺ハウスに立ち寄る。
体力度 ★★★★☆
危険度 ★★★☆☆ (降雨後、滑りやすいので注意)
整備度 ★★☆☆☆
眺望度 ★★☆☆☆ (晴れでもガス時は遠望×)
山スカ度 ☆☆☆☆☆
虫集り度 ★☆☆☆☆
※上記は、2011年9月18日時点での個人的な評価です。季節や天候によって大きく変化します。
晴れてはいたもののこの日この時間帯はガスが多くて
山頂からの眺めはタイミング的にちょっと残念でした。
それでも山頂から続く山々の稜線美と剣ヶ峰山の姿は素敵だったのでヨシとします。
武尊山と剣ヶ峰山間の稜線(?)歩きは、真夏だと直射日光でキツいかもです。
スノー・パルオグナほたかスキー場からのルートよりもこちらを選んだのは、
鎖場等があって冒険心を擽られたから。
最近ちょっとでも鎖場があるルートが好みですw
裏見の滝ルートは土壌が雨などで侵食されて抉りとられ、
木の根が剥きだしになっているので段差が大きく歩きにくい箇所がたくさんあります。
雨後、特に剣ヶ峰山からの下山ルートは、
滑って泥んこになりたくない方にはあまりおススメしません。
なお靴の泥は帰り際にある小さな沢で落とすと綺麗になります♪
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