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Yamareco

記録ID: 1354901
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山滑走
剱・立山

厳冬期僧ヶ岳1855m・・・神の宿る嶺

2018年01月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
15:55
距離
18.4km
登り
1,717m
下り
1,709m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:56
休憩
0:25
合計
11:21
2:50
538
スタート地点
11:48
12:13
118
14:11
ゴール地点
天候 小雪のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
片貝別又谷林道入口の除雪スペースに駐車。
点々とスペースがありますが、平日はダンプカーが通るので邪魔にならないように。
また、除雪作業の邪魔にならないように。
コース状況/
危険箇所等
沢筋は雪崩に注意。
その他周辺情報 湯神子温泉。
500円。
暗闇の中、黙々と登る変人たち(笑)
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暗闇の中、黙々と登る変人たち(笑)
この時期は明るくなるのも遅い
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この時期は明るくなるのも遅い
どんどんトラバース
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どんどんトラバース
厳しいところはF澤さんが切り開く
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厳しいところはF澤さんが切り開く
JUNDr先生は今日も睡眠不足だが、元気に登る
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JUNDr先生は今日も睡眠不足だが、元気に登る
maoyukiさんはシールトラブルに泣かされていたが、何とか遅れずに頑張る
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maoyukiさんはシールトラブルに泣かされていたが、何とか遅れずに頑張る
晴れてきました
富山平野に富山湾
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富山平野に富山湾
危ないところは一人ずつ
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危ないところは一人ずつ
間隔を空けて通過
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間隔を空けて通過
カモシカにがん見された
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カモシカにがん見された
こんなところ自分一人だと行けません
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こんなところ自分一人だと行けません
快晴になった
樹氷が素晴らしい
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樹氷が素晴らしい
風もそれほど強くない
4
風もそれほど強くない
今シーズン一番の条件
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今シーズン一番の条件
稜線に出た
これぞ山スキー
山頂はまだまだ
天国への階段
奥に剱と立山
F澤さんはどんどんトレースを引っ張る
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F澤さんはどんどんトレースを引っ張る
一筋のトレース
山頂到着です
最高の展望
後立山の峰
では滑走の準備です
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では滑走の準備です
ここまでお疲れ様でした
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ここまでお疲れ様でした
やりました〜
皆さんありがとうございました
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皆さんありがとうございました
F澤さんの脚力にはいつも脱帽です
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F澤さんの脚力にはいつも脱帽です
では行きましょう
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では行きましょう
後は下るのみ
トレースに沿って自動運転
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トレースに沿って自動運転
最高の斜面
パウダー満喫
maoyukiさんも絶好調
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maoyukiさんも絶好調
沢は激パウ
スプレー撒き散らす
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スプレー撒き散らす
ようやく別又谷へ
2
ようやく別又谷へ

装備

個人装備
ザック(mhmパウダーケグ32) スキー板(K2pon2oon 159cm) ビンディング(BDオーワン) スペアキット(BDオーワンバックカントリーキット) クトー(ブンリン 3DアセントGo) テレマークブーツ(BDシーカー) セルフアレストピック(BDウィペット×2) ヘルメット(BDベクター) ビーコン(マムートエレメントバリーボックス) プローブ(オルトボックス320cm) スコップ(BDディプロイ) ヘッドランプ(BDストーム) クランポン(BDセラッククリップ) サングラス(オークリーレーダーパス) ゴーグル(スワンズHELI-XED) 日焼け止め リップクリーム ビーニー(BD) ヘルメットビーニー(BD) ヘッドバンド(マムート) バラクラバ(ホグロフス) テムレス インナーグローブ(マジックマウンテン) 予備グローブ(マウンテンハードウェア) スキーシール(BDアセンションナイロンSTS) シールワックス スキーワックス カメラ(CANON IXY32S) GPS(ガーミンeTrex20J) スマホ 予備電池(単3 単4 モバイル用) 予備ランプ 財布 保険証 ドライバー(+ -) コンパス ナイフ(ビクトリノックススイスチャンプ) 飲料 行動食 防寒着(ユニクロウルトラライトダウンジャケット) ファーストエイドキット
共同装備
F澤さん:ヘルベント169cm<br />JUNDrさん:pon2oon179cm<br />maoyukiさん:?153cm

感想

ちょっと遠いエリアだが、せっかくのお誘いで未踏の僧ヶ岳へ出掛けた。
入山口である別又谷の林道入口からしばらく林道を進む。
発電所の導水管脇の尾根に取り付き、一旦林道に出る。
ラッセルは終始脛か深いところで膝といったところであった。
その後直ぐに右側の尾根に取り付きしばらくは尾根伝いだが、地形図にもない小さなポコは徹底してシールでの登り返しのないようにトラバースして行くが、急斜面のヤバいところはトラバース王のF澤さんが先頭で引っ張って行く。
ラッセルはみんなで回して行こうとしたが結局はF澤さんがリードすることになり、毎度申し訳ない。
maoyukiさんはシールトラブルで常に遅れ気味であった。
1250辺りで尾根から沢筋にルートを取り、詰めて行く。
このルートは通過するタイミングと日当たりを考慮しないと雪崩のリスクがあるので注意です。
稜線手前で再び小尾根に上がり、稜線に出る。
ここからまだまだ距離があり、疲労のピークであるが、今シーズン一番の好天のおかげで最高の展望歩きとなった。
剱、立山、白馬の峰々、目の前は毛勝山、遠くに白山も見ながらピークに立てた。
皆で労を労い、真っ白な斜面にシュプールを描いて行く。
沢筋は雪崩のリスクがあるので一気に落とすが、最高のパウダーであった。
最後の導水管横の斜面はもなかで苦戦したが、楽しい滑りが満喫できました。
皆さんお疲れ様で、ありがとうございました。

 相変わらずF澤名人塾の厳冬期講習会に参加してきました。魚津エリアは渋い展望の山が多いが、また日本海の大量の湿雪を纏う山が多く、なかなか単独で臨むことは無かった。今回は、貴重な厳冬期の僧ヶ岳1855m・標高差1600mに挑戦だ。
 
 前日ギリギリまで仕事をして準備もままならず、8時過ぎに高速に乗った。ただひたすら高速を走り3時間30分で魚津に到着。駐車地選定や車内準備で1時間を消費。出発が3時なので猶予は2時間だが30分くらいウトウトしただけで出陣だ。今日も中高年だが強者メンバー。F名人を先頭にぐんぐん引っ張ると言いたいが、初めての登路で名人もGPS・地形図とにらめっこの時間が続く。単純な尾根コースなら進むだけだが、オリジナルラインにこだわる人は妥協しない。
なんやかんやで時間はどんどん消費。帰路を考えて巻きまくりのルート工事で時間はどんどん費やさせるが、結果としてほぼ登り返しの無い素晴らしいハイウェイが完成した。山頂への沢登路は気温上昇とともに雪崩の危険もあるが、今のところ安定。息も絶え絶えで上り詰め尾根へ。ラストスパートは山頂へと続くダイレクトリッジ。ここで、まあなんやかんやありましたが、ラストはアスリートのごとく激走の名人がすっきりと山頂ファーストタッチ。大展望に酔いしれ脳内モルヒネが出まくり、疲れや痛みなどの感覚も無くなっている。

 山頂からの絶景には言葉はいらない。北には日本海が、南には名だたる名峰が全く見たことも無い角度で衝立の如く立ちはだかる。神の仕業としか言いようがない。この絶景を見るためにここまで頑張ってきたのだ。まさに神宿る山にふさわしい。

 さあ滑走。素晴らしい景色の中をダウンヒル。上部の雪質は極上。沢斜面も気温が上がらず良好。最後の取付きの導水管斜面が激悪モナカで足がパンパン・・・僕はとっくに体力がジエンドしていた。

 皆んで無事下山の労をねぎらいながら温泉へと急ぐわれわれなのでした・・・素晴らしい山行を組み立ててくれた名人、maoyukiさん、ktn92さん、素敵な一日をありがとうございました。これが2000mにも満たない山とは・・・奥深くしかし、山頂からは街並みの明かりさえも見えている、地元に愛された広大・長大な山岳での素晴らしい滑走でした。




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コメント

お世話になりました
ブレーキになってしまいスミマセン。次回活躍します。乞うご期待!
2018/1/8 12:55
Re: お世話になりました
簡単には来れない山で山頂での大展望は圧巻でした。厳冬期故、感動もひときわ大きいです!これからも山行お付き合いください。2月ごろに北信辺りのパウダー山行へ行きたいですね
2018/1/8 14:25
Re: お世話になりました
何をおっしゃいます😁
また楽しい山行にお連れ願います。
maoyukiさんの経験豊富なところが勉強になります。
2018/1/8 15:37
僧ヶ岳
こんにちは。いつも拝見しております。
魚津界隈は東海地区からは遠く、
なかなか足が向きませんが、
やはり素晴らしい景色ですね。
記録アップありがとうございます。
2018/1/8 19:07
Re: 僧ヶ岳
長駆遠征、登りの辛さに余りある大絶景です。お元気なグループの皆さんで登りきってください。
2018/1/8 19:31
Re: 僧ヶ岳
こちらこそいつも楽しいレコを拝見させていただいてます。
冷静に考えてもよく通うよなぁと何気に遠いですよね。
でもチャンスがないとなかなか行けないのでF澤さん達にいつも感謝なのです。
チャンスがあれば是非出掛けてみて下さいね。
東海地区の山並みとは異なる絶景が待っています。
2018/1/9 5:00
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