野伏ヶ岳
- GPS
- 06:52
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,080m
- 下り
- 1,087m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日までの降雪でラッセルが頂上まで続いた。 |
写真
感想
大量降雪の後の晴天とくれば、山スキーヤーであればじっとしていられない。奥美濃に向かって車を走らせると、石徹白から純白の野伏ヶ岳が呼んでいる。他の山を予定していたが、誘惑に負けてダイレクト尾根を目指した。
白山中居神社から林道に入ると先行者のトレースが伸びている。ありがたく使用させて頂くが、ダイレクト尾根末端に最短で登り上げたいので途中でトレースを離れて進むことにする。ところによって膝までのラッセルで息が上がる。こんな野伏ヶ岳は初めてだ。ダイレクト尾根に入ると先行者のトレースに再度合流してジャンクションピークを目指す。やっと、先行の三人パーティーに追いつき、少しだがラッセル返しをさせて頂く。お疲れ様でした。
頂上直下までラッセルは続いたが、頂上に着けば360度の大展望が広がる。北には白山、別山が、東方に北アルプスも遠望できる。奥美濃の山々も真っ白だ。こんないい日なのに、今日お会いした方は全員スキーヤーで結局、五人であった。みんなどこに行っているかな。ヤマレコが楽しみだ。
さて、今日の滑降は中央ルンゼだ。ダイレクト尾根から横目で見ながら、ここしかないと思っていた。三人パーティーは北東斜面を落とすとのこと。ジャンクションピークからノートラックバーンにドロップすると、予想外に軽いディープパウダーで一瞬戸惑ってしまう。リズムに乗れないままだが、吸い込まれようにルンゼ中央に落ちていくとスキーは音もなく軽く落ちていく。何の抵抗もない無音状態の滑降なんて初めての体験だ。こんなことがあるんだ。下に降りてくるとさすがに雪も重くなるが、もう十分だ。満足感が胸に広がった。
滑降の余韻の中、牧場跡をシールを貼って登り返して、林道を適当にショートカットしながら、白山中居神社まで戻ったが、林間の雪もなかなか良くて楽しかったな。いい1日でした。
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tooruohさんはじめまして、graveltrekと申します。
私はtooruohさんが登った翌日の15日に野伏ヶ岳に行きました。
そしてダイレクト尾根経由のトレースを山頂まで、ほぼほぼ使わせて頂きました、植林のスギ林の中の巧みなコース取りに感心して居ました。
私は北東尾根沿いに滑走しましたが、15日でも北向き斜面の雪はフワフワで、無音の滑走に戸惑いました。北東斜面の積雪は肩より深い物だったようです。
中央ルンゼの滑降は、前日のtooruohさんのシュプール見て諦めました、15日は陽のあたる斜面はモナカの具合がけっこう悪かったのが本当の原因です。
実は私も58歳(いのしし)でtooruohさんと同い年に成る様です。
先日から、槍ヶ岳への山行や白馬方面への山行を拝見させて頂いており、行動的なtooruohさんに尊敬のまなざしを向けて居りました。<届いて居ませんでしたか? 笑
私はスキーを始めたてで、滑走技術が全く有りませんので、いつかtooruohさんの様に滑れる日がくる事を願うばかりです。
graveltrekさん、コメントありがとうございます。パウダー天国、ラッセル地獄の野伏ヶ岳は最高でしたね。中央ルンゼはコンディションが難しいので、今まで入ったことがなかったのですが、ダイレクト尾根の状態から、これは良かろうと思い落ちてみました。
北東斜面も良かったようですね、自分も登り返して滑ろうかとも思いましたが、やめときました (笑)。トレースが少しは役に立ったようで良かったですが、もう少しいいラインがありそうですね。以前、ダイレクト尾根から下降した際の、薄い記憶を元に登ったのですが・・・あのでかい穴は下降の時はヤバイですよね。
graveltrekさんのレコを拝見したましたが、行動範囲がよく似ているのと、同い年ということもあり、親近感を覚えました。お互い元気に楽しみましょうね。山で見かけたら声かけてください・・・特に特徴はないですが・・・
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