シュカブラが誘う唐松岳
コースタイム
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 5:59
天候 | 快晴(信州側は雲海) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
先週の日曜日に引き続き、今週の日曜日も高気圧に覆われ、快晴予報だったので、年末に強風のため断念した唐松岳に登る事にしました。
大町まで道路に雪は無く、簗場を過ぎた辺りから完全に雪道になりました。
低い雲に覆われた白馬村。朝6時半にゴンドラアダム乗り場で場所取りをし、雲間から覗くモルゲンロートに染まる白馬鑓ヶ岳の勇姿に心結踊らせ、7時半運行開始のアダムに乗って出発。アルペンクワッドも動いており、すぐに乗車出来ました。アルペンクワッドに乗ると、一気に雲を抜け、青空の下雲海が広がる最高の景色が広がりました。
8時頃、グラートクワッドリフト乗り場に着くと、すでに試運転をしていました。グラートクワッドリフトの運行開始時刻は8時20分ですが、恐らくスキーパトロールの判断待ちのため、8時40分頃になって動き始めました。運行開始時点でグラートクワッドリフト乗り場に50名以上の方が並んでいました。この日のグラートクワッドリフトの最終は15時20分で、たくさんの登山者がいらっしゃいましたが、柔らかい雪で沈み込み易く、体力を消耗しやすいコンディションだったのと、お昼まで風も強かったので、日帰りで登頂出来た方は皆さん健脚な方ばかりで、5人程しか居ませんでした。
八方池山荘前でスノーシューを履いて出発します。
雪煙たなびく白馬三山、五竜岳、鹿島槍ヶ岳が何とも美しかったです。
久しぶりの好天で、先行されているスキーヤーのトレース以外トレースは無かったので、スノーシューを履いていても、吹き溜りではラッセル状態になりました。
八方池を過ぎたところにある、下ノ樺の氷を纏ったダケカンバの樹々が美しく、幻想的な風景を見せてくれました。
丸山まで来ると、北西風が強まり、稜線方面は雪煙が舞っていました。
丸山から数えて3つ目の小ピークでスノーシューからアイゼンに変えましたが、途端に60cm程埋まり、登山者の先頭でラッセルを強いられました。稜線直下まで来て、先行されていたスキーヤーの方がつぼ足に変更したらしく、トレースがあって大変助かりました。
稜線に出ると、立山、剱岳の勇姿を望め、目指す唐松岳の頂が眼前に迫ります。
唐松沢のコルまで一旦下り、唐松岳へ登り返します。キツい登りでしたが、頂上からは白銀の後立山連峰、立山・剱岳、雲海広がる白馬村の素晴らしい景色が広がりました。
素晴らしい絶景を後に下山します。
稜線を下りてしばらく歩いたところでスノーシューに履き替えて下りていきます。
午後になっても青空が広がり、雲海も消えずに残り、時間が経つにつれて、陽が陰り、切り立った天狗岩陵、白馬三山が美しく望めました。
グラートクワッドリフトにも余裕を持った時間に到着出来ました。
下山後は、大町の心笑館 こまどめの湯に入りました。
冷えた身体を芯から温めてくれるかけ流しの極上湯に癒されました。
夕食は安曇野市穂高有明にある「くるまや」でざるそばとえび天、きのこのおろし和え、おでんを頂きました。
先週の西穂高岳に続き、今回も素晴らしい天気の中で登れ、最高の山行になりました。
katsuma0628さま
先週に続いて、極上の北アルプスを堪能されましたね〜♪
しかも、スキーヤー以外のノートレースとは、ラッセルマニアのkatsuma0628さんとしては最高に楽しかったのでしょうね!
八方尾根を登りながら、不帰や白馬三山の大パノラマを眺める!鹿島槍や五竜もバッチリ!下山してくるまやで締めなんて羨ましい限りです(笑)
私は、唐松に行けるのは来月になってしまいそうです。素晴らしい風景をありがとうございました😊
では、安全登山で楽しみましょう!
コメントありがとうございます。
二週連続奇跡の晴れに感謝です(^^)
一緒に唐松岳目指して、丸山まで彼女と登ったのですが、強風で、彼女は丸山までにしました。
朝、駐車場で「久永さん来ないかなぁ」と彼女と探していました(笑)
久永さんも是非行かれて下さいね!
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