東根山:岩手の冬の名山は素晴らしい眺望
- GPS
- 04:09
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 749m
- 下り
- 732m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし、トレース十分。全行程ツボ足。朝は凍結、樹林帯は滑りやすい所もあり、二の平からは歩きやすい。アイゼン、スノーシューは持参したが使用せず。 |
写真
感想
20日土曜日は気温は低いものの良い天気で風も弱そうだ。今週は気温が上がって雪も降らなかったので、山も条件が良いだろう。何処へ行こうかと考えたが、岩手の手頃な冬山として人気のある東根山(あずまねさん)まで行ってみることにした。ほとんど高速道路なので、2時間で行くことができる。
天気は間違いないはずであるが、暗いうちに出て東北道上で夜明け、やはり快晴である。紫波インターで出ると東根山らしい山がきれいに見える。初めてなのだが、ほぼ樹林の山のようだ。ラ・フランス温泉館に近づくと右に公共駐車場があるが、温泉館方面に入って、北側の登山口前の駐車場へ着く。駐車場は圧雪。8時でー6℃、これは山中は寒いかな。登山口を入ると杉林の中の広い道を進む。今週は新雪が無かったので、トレースは圧雪になっている。林道状の道をしばらく進むと、右登山道の標識と階段があり、階段(凍結して、ここが一番滑りやすいが、手すりとロープあり)を登って、その後斜面の道を登る。少し急な斜面となるが、道は大きなジグザクを切ってあり登りやすい。周りは葉の落ちた広葉樹林帯となり、やや平坦になると一の平に着く。一の平からは尾根の斜面を斜めに登っていくが、傾斜は左程ではなく、二の平へ。二の平からは先ず標高差150m程度の斜面を登るが、此処もジグザクを切ってあり登りやすい。一旦平坦になって蛇石となるが、最後の七曲りの急登が始まる。大小はあるが本当に7回曲がると、真っすぐに見晴し展望地に近づいていく。
雪の斜面を登ると見晴し展望地に到着する。登り着くと先ず正面の岩手山の威容が目につく。そこから左に犬倉山〜三ツ石山。網張辺りのスキー場も見える。その左には秋田駒ケ岳。さらに真西に当たるのが、和賀山塊である。その左は遠くてはっきりしないが牛形山など夏油三山や焼石岳らしい山も見える。東に向くと早池峰山と薬師岳も迫力がある。大体登ったことのある山々なのでなじみ深い。さて、三角点のある山頂に向かう。今日はトレースがあるが、それ以外の所は膝上までもぐる。ほぼ平坦な道を数分で山頂に着く。樹林に覆われているので、展望は余りないが、紫波町方面は見える。
復路はそのままの道を戻ることにする。今日の朝は雪道が凍結しており、登りならいいが、下りはアイゼンを付けようかと思っていたが、やや気温が上がって、それほどではなかったので、全行程ツボ足で通した。今日出会った方は20名程度+団体20名程度で、地元で親しまれている山のようだ。多くの方はスパ長で、今日の状態だったら、それが一番良いかなと思った。東根山は初めてだったが、快晴で風も弱いという天候に恵まれ、素晴らしい眺望も得られ、良い雪山ハイクだった。
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