日光白根山 東稜 多彩な表情の雪稜ルート

2018年01月20日(土) [日帰り]

• GPS: 12:54
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,463m
• 下り: 1,459m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:49
• 休憩: 2:06
• 合計: 12:55

距離 13.8km 登り 1,463m 下り 1,464m

6:13 スタート地点
6:18 6:19 湯元温泉登山口
6:51 6:53 堰堤・分岐
8:26 8:49 外山鞍部
9:52 10:04 前白根山
10:22 10:23 避難小屋分岐
10:33 10:47 五色沼避難小屋
14:34 15:10 奥白根山
15:49 16:16 五色沼避難小屋
16:32 16:33 避難小屋分岐
16:50 16:57 前白根山
17:21 17:22 天狗平
17:39 外山鞍部
18:39 18:40 堰堤・分岐
19:03 湯元温泉登山口
19:08 ゴール地点

天候

晴れ午後遅くにガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奥日光湯元本通り北駐車場に前泊しました。トイレも有り夜は静かで車中泊向きです。

コース状況／危険箇所等

前回3年前の2月に登った時は雪が深く、湯元スキー場ゲレンデトップから東稜の取り付までスノーシューを使いました。今回はツボ足でも膝下程度のラッセルで一番多い吹き溜まりでも一時的に腰位でしたのでスノーシューは使いませんでした。

東稜は最初の雪壁は腐り雪で、雪に埋まったホールドを探る登攀。セカンドにロープを使用しました。その後も雪のナイフリッジや急斜面で必要に応じコンテとスタカットを切り替えました。大岩の登攀は�卦蘢�度ですが、ここも一応確保しました。

その他周辺情報

湯元で日帰り入浴と行きたかったのですが下山時間が遅くなり、翌日の雲龍渓谷アイスも早立ちなので泣く泣く断念。

写真

土曜日、暗いうちからスタートし、湯元スキー場から前白根山を目指します。

1/20 9:53

前白根山から見る奥白根山。

1/20 10:20

中央に今回登る東稜が見えます。

取り付きまで膝下位のラッセルですが、たまにコレ位深くなる事も。

1/20 11:21

東稜の取り付きです。

1/20 12:04

腐り雪の急斜面が意外と厳しい。

稜線に出ました。

1/20 13:02

見上げる東稜の眺めが素晴らしい！

1/20 13:06

左にトンガリ岩と右奥に大岩が見えます。

気持ちの良い稜線を行きます。

1/20 13:17

雪のナイフリッジなんかも有ります。

1/20 13:20

東稜は右側の北峰へ続きます。白根山頂は左のピーク。

1/20 13:25

東稜見下ろし。

1/20 13:26

大岩が近づいてきました。

大岩の取り付き。凹部を登ります。

1/20 14:10

大岩で確保中。

1/20 14:48

登頂！山頂に着く頃にはガスが出てきました。

日が傾いてきた。早く降りねば…。

ここで日没になりヘッデン下山でした〜。13時間行動のハードアルパインはヘッデンに始まりヘッデンに終わる…。

撮影機器：

DMC-FT25 Panasonic

感想

yamamossan

冬季は3度目の日光白根山東稜。2015年2月と12月に登っているので今回は1月に登ってみました。

前回登った月から1ヶ月違うと見せてくれる表情も異なり、特に湯元から登るのは3年振りなので新鮮に感じました。ラッセル覚悟で入山しましたが、雪が少なくラッキーだった半面、東稜取り付きの雪壁は薄く腐り全く効かないので登りにくく難儀しました。それにしても阿弥陀北稜にも似たステキな稜線はやっぱり登っていてとても楽しく、天気も良かったので最高の気分でした。

泊まりでやれれば余裕の行程ですが、日帰りはやはりキツイです。でも翌日も別の山行を入れてしまったのでガンバでした。同行してくれた相方もキツかったらしく、翌日のアイスはキャンセルに。スマンことをしたと反省。

2015年2月の記録。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-593004.html

2015年12月の記録。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-782533.html