笛吹川東沢/釜ノ沢東俣

2011年09月24日(土) [日帰り]

• GPS: 11:18
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,554m
• 下り: 1,551m

コースタイム

西沢渓谷入口駐車場5:46〜6:22鶏冠谷出合6:32〜7:26山の神7:46〜9:51釜ノ沢出合9:54〜10:50両門の滝11:03〜12:14ミズシ沢出合12:14〜13:24甲武信小屋ポンプ小屋13:43〜14:09甲武信ヶ岳14:23〜14:34甲武信小屋14:49〜15:49近丸新道・徳ちゃん新道分岐15:49〜(徳ちゃん新道)〜16:40徳ちゃん新道登山口16:41〜17:04西沢渓谷入口駐車場

天候

5:25　道の駅みとみ　晴れ　8℃
11:01　両門の滝　晴れ　15℃
13:55　甲武信小屋　晴れ　11℃
17:30　道の駅みとみ　曇り　17℃

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

★付近の無料駐車場
　西沢渓谷入口　60台　
　道の駅みとみ　85台

★西沢渓谷入口までのバスダイヤは下記ホームページ参照
　山梨市駅からの場合(山梨市ホームページ)
　　http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/sight/traffic/bus.html
　塩山駅からの場合(甲州市ホームページ)
　　http://www.city.koshu.yamanashi.jp/koshu_wdm/html/citizen/57776474354.html#C5

コース状況／危険箇所等

★東沢釜ノ沢東俣の状況
　二俣吊橋〜山の神・・・鶏冠山案内標識に従って鶏冠谷出合まで行き、出合で渡渉して東沢左岸へ。よく踏まれた登山道を時々河原へ降りながら進む。山の神手前がわかりづらい。誤った踏み跡が上へ続いている。

　山の神〜釜ノ沢出合・・・河原の遡行。今日は増水していたため腿丈までの渡渉を繰り返した。深い箇所などには巻き道あり。釜ノ沢出合には「→」のマーキングと「釜ノ沢出合」と書かれた板がある。

　釜ノ沢出合〜両門の滝・・・出合直後の魚留の滝は少し戻って右岸から巻ける。踏み跡が落ち口に続いている。千畳のナメは流量が多かったためナメ滝のような状況。

　両門の滝〜木賊沢出合・・・両門の滝、ヤゲンの滝ともに左岸を巻く。所々赤いテープあり。両門の滝上の左岸には幕営適地が広がり焚き火の跡が随所に残る。

　木賊沢出合〜甲武信小屋・・・傾斜が増す。木賊沢出合にあるトイ状滝の巻きがいささか悪い。左岸から巻くがここが核心のような感じ。さらに矢印やテープにしたがって登ると遡行終了点のポンプ小屋が見えてくる。

★徳ちゃん新道の状況
　危険箇所および道迷いしそうな箇所なし。

写真

9/24 6:22

6:22
鶏冠谷出合渡渉点

9/24 22:57

7:00
ホラの貝ゴルジュをのぞく

9/24 7:26

7:26
山の神

9/24 22:56

8:45
東のナメ上部

9/24 8:50

8:50
東のナメ〜西のナメ

9/24 22:56

9:19
西のナメ

9/24 9:54

9:54
釜ノ沢魚留の滝

9/24 10:05

10:05
魚留の滝上で出会った鹿の親子

9/24 10:18

10:18
飛沫を上げる千畳のナメ

9/24 11:03

11:03
両門の滝

9/24 22:56

11:10
ヤゲンの滝

9/24 22:56

11:40
ヤゲンの滝〜ミズシ沢出合

9/24 22:55

13:16
最後の詰め上げ

9/24 13:24

13:24
遡行終了点
(甲武信小屋のポンプ小屋)

9/24 14:12

14:12
甲武信ヶ岳山頂より
(雲の中に国師ヶ岳、右奥かすかに八ヶ岳)

撮影機器：

TG-310 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

higashino9

一年ぶりの釜ノ沢。
今回は日帰りで東俣を遡行してきた。

先日の台風による増水は未だ収まっていない。
そのため釜ノ沢出合まで腿丈までの渡渉を幾度となく強いられ、千畳ノナメは激しく飛沫を上げていてさながらナメ滝の様相だった。
遡行後、甲武信小屋の小屋番をしている山中徳治さんの話によると今の東沢の水量は平時の二倍らしい。
平水に戻るまではもうしばらくかかるだろう。

今回の遡行で忘れ難いことが一つあった。
魚留の滝上で出会った鹿の親子のこと。
こちらの姿を見て逃げようとするのだが子鹿がスラブを登れず滑り落ち、それを見た親鹿も再び戻ってくる。
どうも何かの拍子で子鹿が滝上の釜に落ちて出られなくなったようだ。
子鹿に寄り添う親鹿。
手を貸すことはできないがその姿を写真に収めた。