武尊山(オグナほたかスキー場より)
- GPS
- 05:48
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 897m
- 下り
- 1,103m
コースタイム
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 5:49
10:29-10:55 武尊山 -> スキー滑降
10:59-11:14 川場谷2016m -> シール登行
11:50-12:06 家ノ串山 -> スキー滑降
12:41-12:50 荒砥沢1437m -> シール登行
13:14-13:22 前武尊東尾根1561m -> スキー滑降
13:34-13:39 十二沢-林道合流点 -> シール歩行
13:49 ゲレンデ合流(ほたかスカイウェイ中間1388m)
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
リフト:ファーストトラック券(7:00〜8:30、第2・第7リフトのみ)1000円 |
その他周辺情報 | 片品 花咲の湯 650円 |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] ELAN:KARAKORUM('12) / Voile:Switchback X2 / Scarpa: T2('13)
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感想
日曜は午後から天気が崩れるようですが、朝は天気がいいらしいので、上州武尊に行くことにしました。とりあえずお手軽BCで知られるオグナほたかスキー場から前武尊に登り、あとは状況に応じて決めることにします。
ファーストトラック券でゲレンデを1本だけ滑り、すぐに入山(ガリガリで面白くなかった)。この時間だとリフト2本分を自力で登る必要はありますが、標高差は200mちょっと。たいした手間ではありません。
ゲレンデトップからまずは前武尊山へ。前日までのトレースがそこそこ残っており、サクッと登れました。
さてこの先、天気が保ちそうなら家ノ串山から西俣沢を滑り、途中で尾根を2つ越えてスキー場へ戻るつもりでした。しかしその思惑を超えるほどの快晴。こんな日に山頂まで登らないのはもったいないと、武尊山(沖武尊)まで足を延ばすことにしました。今日はスキーより雪山ハイキングに徹したほうが楽しめそうです。
まずは家ノ串山手前のコルまで東斜面をトラバースし、そこから西斜面へ。この西斜面の景観が素晴らしい。沖武尊を頂点とした広大なすり鉢状の斜面で、立木も少なく見晴らしがいい。山スキーヤーにはあまりに魅惑的です。
ただ、現在ここを滑るのは難しそうですね。川場スキー場に戻ることはできますが、このスキー場は山へのスキーの持ち込みを禁止してるので、川場スキー場を起点とはできない。残念なことです(でも許可したらBC遭難者が格段に増えると思うので、個人的には賛成です)。
ともあれ、この雄大な景色を楽しみながら、沖武尊東のコルまでそのまま西斜面をトラバース。スキーの機動力を発揮できる反面、雪崩は怖いです。この日は比較的雪が安定していましたが、コンディションしだいでは尾根上を歩いた方が無難かもしれません。なにしろこの山の怖さは身にしみて感じていますので……。
ゲレンデトップから2時間で沖武尊に到着。コンディションが良くて思ったよりすんなり登れました。
展望は相変わらず見事。今日は里雪型といえど冬型気圧配置なわけだから、越後駒ヶ岳など中越の山までは見えないと思っていましたが、そちら側もきれいに見えました。
軽く食事をとったら天気が崩れる前にとさっそく下山。コースをどうしようか迷った末、素直に家ノ串山まで戻ることにしました。
ただ、その前にちょっとだけ川場谷源頭を滑降。南斜面で雪質はさほど良くありませんが、なにしろ景観が素晴らしいので気分良く滑れました。
適当なところで切り上げて家ノ串山まで登り返し、今度は荒砥沢を滑降。
上部は新雪とクラストのミックスで、うまいこと滑れず。おまけにこの頃には太陽が隠れ、暗くて雪面もよく見えない。この急斜面でこの雪質では、自分にはあまり快適には滑れませんでした。これならもうちょっと南側に移動して、傾斜の緩い斜面を滑ったほうが楽しめたかもです。
それでも日の当たらない中間部以降は雪がまだフカフカで、それなりに楽しく滑れました。
ほどなく前武尊-剣ヶ峰コルからのコースに合流。そちらから滑ってきたシュプールがけっこう残ってました。この先、荒砥沢は谷が狭まるので1750m辺りで登り返すのが主流だと思ってましたが、今日はたまたまなのか、傾向が変わってきたのか……。
ちなみに今日はその谷が狭まる区間も比較的コンディションが良く、スムーズに滑り抜けることができました。
傾斜が緩やかになった1437mで荒砥沢滑走は終了。私の場合は林道まで滑らず、ここから前武尊東尾根に登り返すことにしています。たいした登りではないし、そのあと再び滑りも楽しめる。長い林道をダラダラ歩くよりいいと思ってます。
前武尊東尾根からは、十二沢-林道出合を目指して若木のブナ林〜カラマツ林を滑走。ここもやはりクラスト気味でしたが、十分に楽しく滑れました。むしろ荒砥沢上部より楽しめたぐらい。
最後は林道をちょっと歩いて終了。ちょうどゲレンデに出たところで吹雪かれました。ギリギリ間に合いました(間に合わなかったというべきか)。
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