妙高本峰 南面ルンゼ〜涸沢
- GPS
- 09:32
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 2,171m
- 下り
- 2,157m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
2月三連休の初日。遊べるのは今日だけ全力で楽しもう!!
北陸地方では猛烈な大雪に見舞われているが、頚城山系は年明け以降思いのほか積雪は増えていない。2月の中旬というのに、、、。今日も厳冬期ではあるが、3月の陽気となり午後から崩れる予報。
先週の高妻山から見た斜面、EVA父さんから教えてもらった涸沢をめざす!
諸事情重なり、2月は今日がラストになりそう。悔いのないようにロングコースに挑戦した。
4:13 杉野沢駐車場を出発。ペンションの脇を抜けスキー場に出た。
スキー場トップまで約1000m、ゲレンデ脇を進む。ピステンもコース整備中だ。ピステンの邪魔にならないように右往左往しながらゲレンデ上部に。
ちょうどご来光の時間となった。
6:55 スキー場トップからご来光。岩菅山の脇から日が昇る。
前日からのトレースが伸びていた、イメージしていた登行ラインではなかったが、トレースをありがたく使い、雪崩の巣をトラバースする。
高妻山、乙妻山、地蔵山、唐津山、後には北アルプスの絶景が広がりのんびり写真を撮りながら進む。
8:20 2285m 外輪山稜線
久しぶり来たがお鉢へのシュプールが多く驚いた。
トラバース気味に大正池へ滑り込む、この斜面が今日イチのパウダーであった。
妙高本峰をめざし、登山道のある西面に移動しスキーで山頂まで登り上げた。
9:47 2340m 内輪山稜線 山頂まで100m
ここもトレースが付いていたが、雪庇も張り出し狭い尾根だ。つぼ足の方が早いかと思いスキーを脱ぎ挑む、が、埋まって身動きとれず。やっぱスキーか、ジグを切り登りきった。
10:00 2446m 妙高山北峰
杉野沢駐車場から約6時間。まだ天気も持ちそうなので南峰2454mへ。
記念写真を撮り南面ルンゼへ飛び込もう。
昨日からの気温上昇&降雪もほとんどなし、恐らくクラストしているだろうと思っていたが予想通り。一発目のターンもままならない。とはいえ、斜度も45℃はあるだろうか、トラバース&キックターンでは際ど過ぎる。意をけして、ジャンプターンで踏ん張りシュプールを刻んだ!!400mの滑走であった。
10:40 2080mボトムから三田原稜線へ戻る。ちょうどリフト利用の方々がお鉢へ雄たけびを上げ滑り込んでいた。
11:30 2285m 外輪稜線
標高差200mを登り上げた、二回目の登り返しであった。
多くのスキーヤーがお鉢へ滑り落ちていった。
天気も崩れはじめ、アルプスは雲の中。三田原山を目指しとりあえず進む。
小雪もちらつき始め涸沢上部へ、まだ時間もある天気もまずまず、林道歩きを覚悟の上、涸沢へ飛び込もう。
右岸大地へまずは飛び込んでみる、しかし、クラストしていてダメだ。
次は沢へ入ってみよう。沢の真ん中もクラストここもダメだ。次は、沢と左岸の際をいく、ここなら日が当たらず良いだろう。重パウを探りながら一気に滑り降りた。
この沢なかなかイイ!!パウダーだったら最高でしょう、標高差1000m 3km 30分 滑走終了した。
12:30 笹ヶ峰高原
林道に出た、気温も上がり雪面は水分を含んでいる嫌な予感。
案の定少し歩いただけでダンゴができる、シール張らずとも歩けるくらいだ。
数日前のトレースが薄っすら残り、その上を小動物が歩いていた。ダンゴを引きずりながら3km1時間のトレーニング、久しぶりに嫌になった。
1324m 今日のトレースと合流
ここからは速かった。同じ3kmだが15分で杉野沢駐車場に舞い戻った。
総距離20.8km 9時間半 8の字周回ルート完結!!
コメント
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おー!早速例のルンゼに行ったんですね、行動力がすごい!
距離も標高差もあって、景色もいい!やりがいのあるいいルートですね!
私は去年偶然お会いしたOさんに教えていただいたルートに行きましたが敗退しました笑
ルンゼ&涸沢なかなか良かったです!
妙高も気温上昇で難義でした(≧∇≦)
火打もいいルートですね〜タイミング次第ですね。
去年行ったときは激パウで最高でした。
3月のパウを期待して行こうかな!
GEN-Fさん、おはようございます。
妙高山頂上へはアカカンから前山経由か、あるいは、妙高杉ノ原スキー場のゴンドラ&リフト利用で三田原山経由か、いずれかだと思って考えていましたが、GEN-Fさんは後者のヘッ電登りを選択されたのですね!
外輪山からうまいルート取りをされているので、自分が行くときの参考になります。
焼山&火打山の展望も素晴らしく、南斜面で雪質には多少難があってもいいルートですね。
情報ありがとうございました。
hareharawaiより
山頂ルンゼはザラメ時期が快適かと思います。降雪直後は危険過ぎますね!
今回はアイゼン、クトー使わずに登り上げましたが、内輪稜線手前は基本必要かと。
参考になれば幸いです。
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