熊とあられと草紅葉の源太ヶ岳
- GPS
- 05:55
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 774m
- 下り
- 764m
コースタイム
天候 | くもり時々晴れ、雨が降ったり止んだり、ところによりあられや雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
刈り払いされていて笹藪は問題なし。雨が降ったせいか、水たまりや泥濘はいたるところにあり、特に、下りは要注意(登山靴のすべった跡は無数。ズルーっといったら、泥だらけ必至)。 |
写真
感想
ついに熊と出会いました。これまで、熊らしい気配は感じたことがありましたが、直接、目にしたのは今回が初めてです。
場所は「水場」のちょっと下の、木が途切れて視界が開けるあたりです。立ち止まって写真を撮っている時、上の方で枯れ枝が折れる音がしました。最初聞いた時は、風かなと思いましたが、それにしてはやけに大きい音だなと思いつつ歩き始めると、10mほど先の登山道にそれはいました。「あっ、とうとう会ってしまった。」が、まだ向こうはこちらに気づいていないようなので、あわてて来た道を戻って、立木の影に隠れて振り返ろうとしたところ、向こうも気がついたようで、藪の中に走って行きました。(とても写真を撮る余裕はありませんでした)
今回は幸いなことに気弱な熊で助かりました。去って行った後もしばらくは心臓がドキドキして、その場を動けませんでした。ここで引き返そうかとも考えましたが、二週続けて途中断念ではあまりに悲しいので、意を決して先に進むことにしました。
ついに雨が降ってきました。これでまたレインウェアを持ってこなかったので引き返します、なんてことになれば何を言われるか分からないので、今回は、しっかりレインウェアを着て、ザックカバーも付けて登山継続です。
しかしさらなる試練が待っていました。山頂が近付くにつれ風が強まり、なんと、あられが降ってきました。まさか今の時期にあられとは想定外です。
山頂に着きましたが、とても食事できる状況になく、すぐに「大深山荘」に向かうことにしました。
「大深山荘」には、同じルートを先に来ていた男性が食事をするところでした。
ちなみに、その方も私と同じでカッブ麺でした。(温かい食事が恋しい季節になりましたね)
コメント
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sirotengu さん 今晩は
とうとう,対面されましたか
ご無事でなによりです。
>二週続けて途中断念ではあまりに悲しいので、意を決して先に進むことにしました。
当然,安全を確認されてのご判断と思いますが,無理をされませんように。命あってのものだね,また,折角の楽しみなのに,怪我をしてもつまらないですからネ。
花はグッと減りましたね。でも,次は紅葉ですから新たな楽しみですね。紅葉レコも宜しくお願いします。
>当然、安全を確認されてからの・・・
藪の中を走っていく音はしたのですが、安全かどうかは自信がありませんでした。
(その後はちょっとした音にも敏感になってビクビクでした)
今回はストックを持たないで登ったので、もし襲ってきたら、蹴飛ばすか、そこいらの石でも拾って投げるかなどと、色々なことが頭の中をぐるぐると駆け巡りました。(もっとも、ストックがあったとしても、あまり有効とも思えませんが)
おっしゃるとおり、花は終わりですが今月いっぱいは紅葉を楽しみにあちこちの山に行く予定です。
熊とのご対面・・・
とっさに隠れる行動が出来て
良かったですね・・・。
私は、身動きできるでしょうか・・・。
ご無事で何よりでした。
こんにちは!
私も、水場近くで熊に会いました。
同じ熊かな?
私があったときは初夏で小熊さんでしたが。
おびえた様子でした。
ここの熊は逃げてくれるので助かります(笑)
熊鈴必携と身をもって体験しましたよ〜。
ここの紅葉はもう少し先が良さそうですね!
参考にさせていただきます
隠れるといっても、そんなに太い木はなく、せいぜい体の3分の1が隠れるかどうかといった程度の細い木でした。
(まさに、頭隠して尻隠さずのパターンです)
襲ってきたら、最初の一撃は避けられるかなぐらいでした。
あそこら辺は、熊の通り道になっているのでしょうか ?
ただ今回の件で気になった事がひとつあります。
それは「熊鈴」なのですが、当然、私も下げていましたが、それにもかかわらず、熊より私の方が先に気がついた(見つけた)ということです。
風が強く鈴の音がかき消されたのか、食事に夢中だったのか分かりませんが、お互い不幸な、突然の出会いが避けられなかったという事実が不思議で、「熊鈴」の効果も含めて不安が残りました。
誰かさんみたいに、下から頂上まで大声で歌い続けなくてはいけないのでしょうか !? (自信がありません・・・)
Yahooの天気予報をよりどころにした岩手方面への山行だったと思います。私の23日の岩手山もそうでした。
とにかく、お互い単独行は、すべての面で安全第一で行きましょう。
やはり山の天気は別物ですね。
これだけめまぐるしく変わるのも秋という季節のせいでしょうか。
「男(女)心と秋の空」とはよく言ったものです。
しかし、熊だけは・・・、安全第一とはいかないようです。
あの時、大深山荘でお会いした方でしょうか?
この日の天気は面白いように変わりましたね。
下山時に2回も転んでしまいました
はじめまして。
カップめんを食べて、帰りのルートを聞いたとすれば、それは間違いなく私です。 (熊の話もしましたね)
yuzzyさん(と思いますが)が出られた後、間もなく私も追いかけて行きました。最初は後ろ姿が見えていましたが、途中から見えなくなってしまいました。
yuzzyさんも、是非、記録をアップしてください。
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