尾張富士─本宮山周遊


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 423m
- 下り
- 436m
コースタイム
- 山行
- 3:16
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 4:03
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ヒトツバタゴ自生地から先、泉浄院の敷地内に入るまでの登りは、ヤブがうるさい。 |
その他周辺情報 | 昼食は入鹿池のboat&restみはらしでカレーライスorハヤシライス(\600)喰った。 |
写真
感想
弟子(妻)、ポッポ(小6)、リンちゃん(小4)との月例ファミリー登山の2月の山は、愛知県の尾張富士と本宮山に出かけることになった。
まだポッポもリンちゃんも居なかった頃に、弟子と博物館明治村に観光しに行った時から尾張富士の存在は知ってて、子づれの簡単な登山の対象として念頭にあったけど、今回初めて実行に移すことになった。歩くにあたっては、ヤマケイから出てたばかりの分県登山ガイド『愛知県の山』の新装版掲載のコースを忠実にトレースすることにした。
9:50くらいに尾張富士参拝者駐車場に到着。もう一段高いところまでクルマで上がれるけど、後々ジョギングでクルマを回収しに来るつもりだったので、一段低いところで十分(苦笑)。上の駐車場の前のトイレを当てにしてたんだけど、冬季の凍結予防のためか、使用禁止になってた...。10時より大宮浅間神社の横から登山開始。献石がたくさん並ぶ岩ゴツゴツな道を急登。「巨人軍監督 王貞治」と読める献石を見つけ、思わず仰け反る(苦笑)。ひと登りで中宮に到着。さらにひと登りすると道は二手に分かれ、直登する道には相変わらず献石が並んでるけどあまり歩かれてる様子もないので、巻き気味に右手に入ってく道を行く。やがて石段に出て、これを登り詰めたところが尾張富士の頂上で、10:33着。頂上の三角点は参拝者が持ち込んだ石で殆ど埋まってた(苦笑)。ここまで30分余りの登り。
このまま往路を下山したら、月例ファミリー登山の歴代最短記録を更新可能だったけど、それでは面白みが無いので、入鹿池のほうに下山。まずは南向きの石段を下る。元気な若者が細木を蹴り倒そうと奮闘してる横を下り、林道に出る。ここを西側に下れば元の大宮浅間神社に戻るけど、東側を下る。やがて林道が大きくカーヴするところに出て、赤いテープの目印のある作業路に入った。この道の先には鉄塔があり、視界が一気に開ける。しかし、道は有刺鉄線の張られた鉄塔の柵の横で人ひとり通るのがやっとの狭さになる。ここを抜ければ道幅は回復し、ジグザグに下りていくと、11:01にパッと林道に出た。ここには送電線巡視路の62・63の標識があった。林道を北側に行くと貯水池に出て行き止まり。南側に下ると明治村の大駐車場にひょっこり出た。そのまま明治村の敷地に沿って車道を往くと、雪がチラチラし始める。入鹿池のほとりのboat&restみはらしで、まだ11:15でちょっと早いけど、昼食。お店はワカサギ釣りのお客さんで賑わってた。
boat&restみはらしで30分ほど休憩した後、本宮山を目指す。青空も覗いて陽射しもあるのに、時折雪が舞うヘンテコな天気。県道を歩き、ローソンのある池野交叉点に出て、左折。やがて、「ヒトツバタゴ入口」の看板に誘われるように県道を離れる。不気味なコンクリート廃墟の横を通り、愛知用水を渡ってしばらく歩くと、ヒトツバタゴ自生地に到着。しかし、今の時期は丸裸なので、面白み無し(苦笑)。池を2つ過ぎるとクルマが通れる道ではなくなり、本格的な山道へ。しかし、沢を渡る部分で本来の登山道が大きく崩落しており、迂回を余儀なくされる。近辺にはおびただしく「入山禁止」の警告看板が立ち、あまりのものものしさにビビるリンちゃん。私もこの道で正しいのか自信が一瞬揺らいだけど、バンドエイドのゴミが落ちてたり、目の前に先行登山者が居たりして自信を取り戻す(苦笑)。沢沿いの欝蒼とした道を往く。両脇から雑草が道を覆ってきたり、あまりファミリー向きでない整備状況。そのまま沢を詰めずに南側に廻り込むように道は付けられてて、石垣がみえ始め、ホッとした。信貴山泉浄院の敷地内にたどりつき、車道を往くと、右手に石段が現れる。この石段を登ると、朱色が目に眩しい多宝塔に到着。ここの隣に鐘があり、すぐにでも鐘をつける状況だったので、つこうと近寄ってみたら「鐘 つかないでください」の注意書きがあったのでヤメ(苦笑)。泉浄院の敷地を過ぎ、電波塔の脇を通り、ヒトツバタゴ自生地に降りる別ルートの分岐を見送り、展望台のほうに入る。展望台は痛みが激しく、使用禁止...。展望台から少し行く鳥居があり、ここから急な石段。石段が終わると展望が開ける。祠があるのでここが頂上かと思いきや、まだ奥に道が続いてる。12:59に本宮山の頂上に到着。奥宮は改築中...。南側の展望が開け、ナゴヤドームの屋根までクッキリみえた。北側も雲に頭部を隠された白い山がみえたけど(恵那山方面か?)雲のおかげでハッキリとは判らなかった。13:05より東尾根を下るコースに入る。ひと下りすると古い石仏群が出迎えてくれた。ここのルートも若干ヤブがうるさく感じられたところもあったけど基本的には古道であり、要所要所に赤テープもあって迷うことは無い。ただし、時折結構急な下りがあって、リンちゃんには厳しかったか(苦笑)。どんどん車道の音が大きくなってきて、愛知用水の水面が目に映えるようになったところで、ひょっこり愛知用水脇の道路に出た。特に登山道入口の案内標識も無く、用水の柵に赤テープが巻いてあるだけなので、未経験者だけで逆コースから登る時には見つけづらいかも...。
愛知用水沿いに歩き、往路と同じ橋で愛知用水を渡り、廃墟の横を通って元のヒトツバタゴ入口看板に出た。池野交叉点のローソン犬山入鹿池店で弟子とポッポとリンちゃんを待たせ、私ひとり靴をジョギングシューズに履き替え(そのためずっと靴を背負って歩いてた...苦笑)、池野交叉点から尾張富士参拝者駐車場までの2.6 kmを約13分で走破。クルマを回収し、ローソンまで戻って弟子とポッポとリンちゃんと合流し、帰路に就いた。
体力面だけで言うとファミリーハイキングで歩けるレベルの山なんだけど、一部区間を除いて案内表示が少ないので、山歩き経験者が居ないとファミリーではちょっと無理かも(苦笑)。
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