三国平(宍粟50山)【降りしきる雪の中のスノーシューハイク】
- GPS
- 04:19
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 259m
- 下り
- 246m
コースタイム
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 3:47
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三国平へ向かう夏道は雪に覆われている。また、標識や目印が少なく、尾根が広いので、地図やGPSで位置、方位を確認しながら進む。雪山では天候に左右されるところが大きく、悪天候下では特に注意が必要。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉施設、エーガイヤちくさ温泉(400円)を利用。JAF会員証提示でタオルが借りられます。 https://www.jalan.net/kankou/spt_28227cd2112025036/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒帽子
防寒着
雨具
ネックウォーマー
靴
ザック
スノーシュー
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
コンパス
笛
GPS
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
コンロ
コッヘル
双眼鏡
|
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感想
雪の三国平に行きたいと思っていた。天気予報でちくさ高原を調べると太陽マークも出ていたのでGO!sasayuri41さんに同行していただきました。
ところが、車を走らせる途中で、雨が降り出した。ちくさ高原に近づくと雨は雪に変わったけれど、どうも展望の望めるような天気にはなりそうもない。行けるところまでいこう、ということにする。
ちくさ高原スキー場入口で駐車料金500円を支払い、車を停める。この時、かなりの降雪で、準備にも時間がかかる。冬は身に着けるものも多い。
スキーに向かう多くの人を横目に、県道を登っていく。冬季、除雪されない県道72号線ではしだいに雪深くなってくる。本日初使用のモンベルスノーポンを装着。このスノーポンがどれくらい使えるかを確かめるのも今日の山行目的のひとつ。
峰越峠に三国平への標識があり、右に折れて林道に入っていく。三国平登山口から山道に入るが、雪に覆われた道でははっきりとした区別はない。先行の10人くらいのパーティーがあり、後につかせてもらう。ところが、途中で先を譲られ、ラッセルとルートファインディングをしながら進むことになる。三国平周辺は尾根が広く、高原状の地形で、ルートを見極めないと迷ってしまいそうだ。GPSで位置とルートを時々確認する。
途中からブナ林が現れ、雪に覆われる木々の美しさに心惹かれる。ただ、降雪と寒さは否応なく心身を攻めつけてくるので、のんびりと見入る状況ではない。それでも、雪道歩きはなんとも言えないわくわくとした楽しさがある。
江浪峠を経て少し登ると、広い高原状の山頂に着き、半ば雪に埋まった三国平山頂標識が見つかる。寒い中だが、ここで昼食休憩を摂る。天気が良ければ天児屋山まで足を延ばす予定だったが、天児屋は次の機会にあずけて引き返す。
雪の中の下りは歩きやすく、同じルートでちくさ高原スキー場に戻ってきた。
雪山というのは、本当に天候で山行環境が大きく変わる。たかだか1000m程度の山であっても、山行条件としてはかなりきびしくなる。今日は、改めてそんなことを感じた。晴天下の雪山であれば、気持ちよく楽しめるが、きびしい条件下での山行も自然の一場面であり、決して悪いものではない。そして、今日は久しぶりにたっぷりの雪の中を歩くことができたいい山行だった。
モンベルスノーポンについて
もともと、スノーシューが大きすぎてワカンもいいかなと思っていたところ、モンベルのスノーポンであれば軽量、コンパクトで使いやすいかと考えて購入していた。ただ、スノーシューに比べて浮力が小さいらしい。今日、使ってみて、思ったよりも沈み込むことはなく、十分に使える使用感だった。とくに、かかとがフリーになるので、急斜面の登りや下りではスノーシューよりいいかもしれない。ただ、積雪や地形の条件によってはまた違った使用感が出てくるかもしれない。
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