紫峰・筑波山、雪解けて陽光反射し春間近



- GPS
- 04:30
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 453m
- 下り
- 754m
コースタイム
天候 | 晴ときどき曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
高尾06:34(京王線) 新宿07:17/07:25(JR総武線) 秋葉原07:42/08:00(つくばエクスプレス) TXつくば08:45 つくばセンター09:00(筑波山シャトルバス) つつじヶ丘09:50 復路: 筑波山神社入口15:10(筑波山シャトルバス) つくばセンター15:50 ※打上げ TXつくば20:55(つくばエクスプレス) 秋葉原21:40/21:47(JR総武線) 御茶ノ水21:50/21:51(JR中央線) 新宿22:01/22:12(京王線) 高尾22:58 ※筑波山あるキップ(¥3300) 秋葉原〜TXつくば¥1190往復とTXつくば〜筑波山神社入口・つつじヶ丘バス代込 |
写真
感想
2月は1週目も2週目も強すぎる寒気のために予定していた旅行や山行が流れてしまったが、3週目にしてようやく予定どおり筑波山へ行くことができた。
今回は筑波山だけではなく初めて乗るつくばエクスプレスも楽しみにしていた。
秋葉原からつくばまで約60劼45分で走り抜けるのである。
果たして乗ってみると、そのスピード感と風切り音がクセになりそうだった。
つくばには昔、筑波大学には来たことはあったが、つくば駅に来るのは初めてだった。
広く近代的な駅広場の周りに背のあまり高くない建物が並びニュータウン的なつくりの街で、あまり特徴はない。
そこから筑波山に直行するバスに乗りしばらくすると、周囲は田園風景となる。
その田園風景の中、バス停に旅行者ではない外国人が並んでいて不思議な感じがして周囲を見ると高エネルギー加速器研究機構があったりするのがいかにも研究都市らしかった。
そのうちに田園風景の向こう側に筑波山がそびえているのが見えてくる。
ただ今日も寒気が強く、その山頂には寒気の吹き出しの雲が引っ掛かっているのが気になった。
筑波山の一般的な登山口は筑波山神社前かつつじヶ丘になるようだが、今回は奥のつつじヶ丘から最高峰の女体山に登り、男体山を経て筑波神社に戻ってくるというルートにした。
先に着いた筑波神社前でバスの乗客の8割方が降りたので、こちらから登る方がメジャーなのかもしれない。
つつじヶ丘に到着すると山腹に大きなガマがいる。
歴史的なものかと思って近づいてみると「ガマランド」という施設の中にあるガマ大明神の像らしかったのだが、このガマランド、営業しているのかしていないのか、ちょっと廃墟感もあり絶妙な雰囲気を醸し出していた。
つつじヶ丘からのおたつ石コースは登りは緩やかで途中草原風にもなっており、青空に向かって登っていくのが気持ちがいい。
弁慶茶屋跡で白雲橋コースと合流し、ここから奇岩が続く面白いコースとなる。
周囲もブナの大木が増えいい雰囲気だ。
岩と岩の間にところどころ雪が凍結したものが残っていたが、軽アイゼンを付けるほどではなかった。
女体山山頂に飛び出ると、関東平野が一望…のはずだったが、今日は冬晴れなのに全体的に霞んでいて遠望は利かなかった。
もう春なのだろうか。
女体山から下りていくとセキレイ石あたりから土産物店なども出てきて観光地のようになっていく。
この御幸ヶ原へ下りていくところが一番凍結していて滑りやすくなっていた。
御幸ヶ原は思っていたよりも広大な広場だった。
男体山への登りは雪がかなり多く残っていたが、それがどんどん解けて陽の光にきらきらと反射している。
二十四節気の雨水も間近で陽の光もぐんぐん強さを増してきている。
男体山の山頂は女体山の山頂よりもさらに狭い感じで、尖っているからか全体的にコンクリートで固められてしまっていて山頂の風情はあまりない。
時代掛かった測候所などもあり展望も南側だけに限定されてしまっていた。
御幸ヶ原から少し女体山側に戻ったところにテーブルやベンチがあったのでそこでお昼の休憩にすることにした。
今日は一緒に登った友人のひとりの誕生日前日ということもあり、別の友人がロールケーキなども用意してきてくれていた。
登っている時には陽も射してきて暖かかったのに、ケーキに立てたローソクに火がつかないくらい風も強くなり寒くなってきた。
行きのバスから見たときのようにまた山頂部に雲がかかってしまったのだろう。
御幸ヶ原から筑波山神社へと御幸ヶ原コースを下り始めると北風が遮られて寒さは和らいだ。
筑波山神社まで下りてくると、境内になにか丸いものがある。
何だろうと思って近づいてみると、それは1985年のつくば万博で展示されたという「宇宙の卵」だった。
説明板によると当時は銀色に輝いていたというが、33年でこんなにも古くなるだろうかというくらいにボロボロになっていた。
そろそろ梅も咲いてきている頃だろうと筑波山梅林まで行ってみようかと思っていたが、そこそこ距離があるらしい。
筑波山神社入口のロータリーで巡回バスを見かけたので乗ろうとしたがあっという間に通り過ぎていく。
巡回バスのバス停を探して観光案内所まで下るとバス停があったが、そのバス停に停まるバスは3月からと書いてあった。
そこで観光案内所で聞いてみるとそのバス停は3月からの巡回バスのバス停で、今走っている巡回バスは筑波山神社入口のロータリーで人を乗せているとのこと。
先ほどそこで乗せてもらえなかったことを話すとおかしいですねぇとのことだった。
観光案内所の前でどうしようか話していると、先ほどの巡回バスがまた走ってきたのでダメ元で乗せてもらおうと合図すると、ダメダメという感じで手を振って走り去っていた。
いや、たしかにここは乗るところじゃないからダメだろうけど、さっき乗せるところでも乗せなかったじゃないかとちょっと面倒な気分になり、梅林なんかに行くものかということで意見が一致し、即帰ることにした。
観光案内所前から筑波山シャトルバスに乗り込み、15:50にはつくば駅前に到着。
ちょうど16時から居酒屋が開店したので打上げで飲み始めたのだが、気がついたら21時前になっていた。
それでも秋葉原まで45分で帰れるので、そんなに遅くならずに帰ることができた。
つくばも近くなったものである。
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