御座山(栗生登山口からピストン)
- GPS
- 04:46
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 793m
- 下り
- 791m
コースタイム
07:05 山頂まで2,000m標識
07:25 不動の滝
08:14 山頂まで500m標識
08:17 クサリ場
08:31 2050mピーク(御岳神社)
08:40 金山沢のコル(山口登山口分岐)
08:55 御座山避難小屋
08:57 御座山山頂(2112.3m) 09:12
09:14 御座山避難小屋(小休止) 09:29
09:39 金山沢のコル
09:49 2050mピーク
10:32 不動の滝 10:38
11:18 栗生登山口
天候 | 晴れ(快晴)、山頂微風、駐車場出発時マイナス13℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■復路:栗生登山口−御座林道ー県道472号−県道2号−<馬流橋>−国道141号−<跡部>−国道142号−<佐久南IC入口>ー中部横断自動車道−佐久小諸JCT−上信越自動車道ー藤岡JCT−関越自動車道−大泉JCT−東京外環自動車道−川口JCT−首都高速−都内 ■駐車場 栗生登山口駐車スペース(冬期5台程度) マップコード 359 387 077*71 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■栗生登山口まで 国道141号線(佐久甲州街道)を清里方面から来た場合は小海大橋の交差点から県道2号に入り、佐久方面から来た場合は馬流橋の交差点から県道2号に入ります。 南相木村に入り南相木村役場(郵便局)のすぐ先を左折して県道472号に入ります。県道472号を4.8kmほど走ると道路は二股に分かれ、御座山の標識がある左へ入ります。 二俣から100メートル程走ると県道は大きく左にカーブしますが、直線方向に細い林道があり、やはり御座山の標識があります。御座林道を1.5km程走ると終点の栗生登山口です。御座林道は舗装されていません。林道の雪は除雪されていましたが、路肩に雪がありすれ違いは困難です。今回は除雪された上に新雪が積もっていました。四駆+スタッドレスにプラスして、金属チェーンを用意した方がいいでしょう。 駐車スペースは除雪されていません。雪があるので4、5台が限度でしょう。 ■栗生登山口−不動ノ滝 出発時の駐車場の気温はマイナス13℃でした。寒いです。 登山口から不動ノ滝までは唐沢沿いに右岸に道が付けられています。沢沿いの登山道は日陰が多いです。新雪の下は氷でガチガチでした。すぐに12爪アイゼンを装着しましたが、歩ける場所は沢の中を歩きました。不動ノ滝までは滑って転ばなければそれほど危険な場所はないと思います。 ■不動ノ滝−御座山山頂 不動ノ滝で左岸に渡り山腹をつづら折りに登って行きます。山頂まで500mの標示が見えると大きな岩が現れます。岩の右側にクサリが掛けられれいます。風で雪が飛ばされたのか、概ねクサリは出ていました。雪に埋もれたクサリも簡単に引き出せましたが冷たいです。雪が無ければホールドもスタンスも豊富にあると思いますが、ビッシリ雪が付くとビレーが必要になりそうな斜面です。 山頂は南北に長い岩陵です。西側がほぼ垂直に切れ落ちた狭い山頂で、風のせいか雪が不安定で岩も露出しています。アイゼンの爪を引っ掛けないように注意が必要です。 |
写真
感想
今週も所用で信州に来ていた。日曜朝の帰りに北信の山を登って帰るつもりだった。ところが天気予報がすこぶる悪い。
多少の雪はいいとしても風が強い。北陸は大荒れの予報をしている。
南に下った方がよさそうだ。
八ヶ岳辺りか...でも茅野側は混んでいそうなので佐久側からかな。
地図を眺めていて、八ヶ岳の東側にある、以前から気になっていた御座山に目が留まった。
「おぐらさん」なんてなかなか読めない。昔のことだが長い間「ござやま」だと思っていた。
おぐらさんでは変換しないので、キーボードの入力はござやま...
御座山の天気予報をみると、2,000m付近は終日13〜17mの風。
防寒対策をすればなんとかなるか...
南相木村に入ったときの気温はマイナス11℃。
道路には塩カルが撒かれていたが、そのうちに路面は真っ白になった。
県道472号から御座林道に入った。積雪が心配だったが除雪をした上に昨日降った雪が乗っている感じ、悪路ではないが未舗装なので四駆に切り替えた。
林道は1.5キロ程、除雪された雪が路肩にあるのですれ違いが出来ない。
それでも難なく栗生登山口に到着した。駐車スペースは雪がなければ10台程度らしいが除雪されていないので半分程度か。
明るくなっても一台の車も入ってこない。
とにかく寒い。気温はマイナス13℃、無風状態なのが有り難い。
登山道は南斜面なので日が昇ると頭上から氷がバラバラと落ちてくる。
朝は山全体が樹氷という感じだったが、帰りにはすべて落ちていた。
山頂は雲ひとつない青空、素晴らしい展望に恵まれた。
予報に反して山頂は微風、ほとんど寒さを感じなかった。
標高は2,000m程度であるが、360度の展望、不動ノ滝の氷瀑、雪が付くと難易度が上がりそうなクサリ場、ちょっとスリリングな山頂の岩稜、なかなか変化に富んだ素晴らしい山です。
コメント
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今週末24日に同じルートを行きたいと思い色々リサーチしてました。
大変参考になりました。
私の車はFFスタッドレスなので、厳冬季は登山口迄が一番の核心部です。
天気予報は今のところ微妙ですが、決行予定です。
idatenf さん、初めまして!
コメントありがとうございます。
御座林道は未舗装道路ですが悪路ではありません。
急坂も無いし、除雪もされています。
ドカ雪でもなければFFスタッドレスで問題ないと思います。
ただ、この時期は極端に入山者が少ないと思いますので、雪でスタックした場合は、単独で脱出できる用意は必要かと思います。
24日に行かれますか、山頂で晴れるといいですネ。
hottenさん、おはようございます!
御座山、読み方を含めて存じませんでした
氷瀑も見られるし、何と言ったも山頂からの景色が
バツグンなお山ですね
見慣れた茅野側からの景色と違い、本当に新鮮です。
いつか出掛けたいと思います。
アッシー君ですが、以前の宴会車と比べると
走破力は雲泥の差!
カラーを含め、良い買い物でしたね
ただ、帰還兵には不釣り合いのような...。
私に頂けないでしょうか?
おはようございます、tailwindさん!
えっ、御座山を知らない
信州百名山ですよ
そうか...百高山とか、標高の高い山には反応するけど、低い山は興味がないようですネ
でも信州には標高が低くてもいい山がたくさんありますよ、って、余計なお世話か
今回はじめて四駆モードで走ってみましたが、なかなか安定したいい走りでした。
新雪の上を走っているという感覚がまるでありませんでした。
この足を使って、まだまだ突っ込みまっせ...
hottenさん、こんばんは。
まいど遅コメで失礼いたしやす。
おぐらさん...そ、そう、そう、そう読むんですよね〜
(げっ、ござやまじゃなかったのか、が〜ん )
いつも小川山に行くときに近くを通るたびに気になってたんですよ。
近くの男山とか天狗山とか岩々していてなかなかの山容でそそらますね。
八ヶ岳にあえて背を向けこちら、いつもながら山選びが渋いっす
この時期はなかなか厳しそうですけど、条件があえば静かでよさげす。
hottenさんは人気の少ない二百名山がお好きなようで、共感してしちゃうな〜
あ〜山に行きてぇ〜
kanosukeさん、もうしばらく...
我慢しなされ
いまが一番大事なときでしょうから...
kanosukeさんも「ござやま」でしたか
普通では「おぐらさん」なんて読めませんよネ
いつだったか、八ヶ岳で山座同定しているオネイさんに、あれはござやまです、なんて言った恥ずかしい記憶があります
二百名山...私が山を始めた当時は、日本百名山とか深田久弥などの名前は全く知らず、当時の山岳関係の書籍でも見かけることは無かったと思います。
いまでもなんとか名山にこだわっているわけではなく、たまたま登りたい山が**名山に設定されているだけです。
信州百名山もつい最近知ったばかりです
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