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Yamareco

記録ID: 1383486
全員に公開
雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

縞枯山

2018年02月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
Collina2016 その他20人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:28
距離
5.5km
登り
274m
下り
280m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:02
休憩
0:25
合計
3:27
11:05
11:09
20
11:29
9
11:38
11:46
31
12:17
12:30
14
12:44
16
13:00
83
14:23
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
GPS記録の数値のままにしていますが、実際には縞枯山展望台には15分ほど滞在しただろうと思います。雪山ハイキングとしては、快晴、微風、素晴らしい眺望のため休憩も5分ということでしたが、若干長めだったと思います。
天候 快晴。気温はマイナス17度ということでしたが、風がないのでそんなに寒く感じませんでした。
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新宿より特急スーパーあずさを利用。ツアーバスにて茅野駅から北横岳ロープウェイ山麓駅まで。帰路も同様。
コース状況/
危険箇所等
■雪の状況
6本爪の軽アイゼンで行きました。モフモフの雪ですがトレースのところは圧雪されており、この日はアイゼンが最適だったのではと思います。トレースを外れるならスノーシューですかね。トレースを少しでも外れると踏み抜きます。踏み抜くと膝上か股下あたりまで雪がきます。
■トレース
トレースはしっかりありますが、迷いやすいところで(道標なし)複数のトレースがあり、正規のルートから外れたほうがしっかりしたトレースのように見えるところもありました。今回はガイドさんが一緒のツアーでしたので問題ありませんでしたが。雪山なのでGPS必携ですが、スマホのGPSを利用している場合、電源が落ちないように対策が必要です。この日は日差しもあり風もなく低温のわりには暖かかったのですが、それでも外に出しておいたコンデジカメラの電源が1回落ちてしまいました(スマホはしまっておいた)。
■危険箇所
切れ落ちて滑落しそうなところはありません。しいていえば、坪庭の階段の急な下りに注意するくらいです。
その他周辺情報 小斉の湯
http://www.kosainoyu.jp/hotspa.htm
北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅から出発します。
2018年02月18日 10:08撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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2/18 10:08
北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅から出発します。
この日は快晴の日曜日だったため通常20分間隔のロープウェイが10分間隔で運転していました。ロープウェイ山頂駅で軽アイゼンをつけていざ出発。
2018年02月18日 11:01撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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2/18 11:01
この日は快晴の日曜日だったため通常20分間隔のロープウェイが10分間隔で運転していました。ロープウェイ山頂駅で軽アイゼンをつけていざ出発。
坪庭をまわって縞枯山荘に到着しました。
2018年02月18日 11:35撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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2/18 11:35
坪庭をまわって縞枯山荘に到着しました。
ここは開けている場所なので昼食休憩などにもちょうど良いところですね。
2018年02月18日 11:35撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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2/18 11:35
ここは開けている場所なので昼食休憩などにもちょうど良いところですね。
樹林帯を抜けて縞枯山の山頂までやって来ました。
2018年02月18日 12:24撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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樹林帯を抜けて縞枯山の山頂までやって来ました。
道標のところに、「ここは縞枯山2403m」と小さく書いてあるのが見えるでしょうか。ここが山頂なのです。
2018年02月18日 12:25撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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2/18 12:25
道標のところに、「ここは縞枯山2403m」と小さく書いてあるのが見えるでしょうか。ここが山頂なのです。
道標の近くの枯れた木についたエビのシッポ
2018年02月18日 12:25撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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2/18 12:25
道標の近くの枯れた木についたエビのシッポ
樹々の間からの眺望がありますが、展望台はさらに良いらしい。
2018年02月18日 12:25撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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2/18 12:25
樹々の間からの眺望がありますが、展望台はさらに良いらしい。
展望台へ向けて出発。
2018年02月18日 12:26撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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2/18 12:26
展望台へ向けて出発。
山頂から展望台への道は雪山満喫という感じで稜線上から左右の景色を楽しみながら歩ける道になっています。
2018年02月18日 12:26撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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2/18 12:26
山頂から展望台への道は雪山満喫という感じで稜線上から左右の景色を楽しみながら歩ける道になっています。
ひとたび風が吹けば地獄なのかもしれませんが、今日は風もほとんどなく歩いていても風が心地良い程度。この途中から雲の間の北アルプス方面に槍ヶ岳が見えたらしい。
2018年02月18日 12:26撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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ひとたび風が吹けば地獄なのかもしれませんが、今日は風もほとんどなく歩いていても風が心地良い程度。この途中から雲の間の北アルプス方面に槍ヶ岳が見えたらしい。
展望台到着。
2018年02月18日 12:47撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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2/18 12:47
展望台到着。
遥か向こうに雲に隠れ気味だった北アルプス
2018年02月18日 12:48撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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2/18 12:48
遥か向こうに雲に隠れ気味だった北アルプス
御嶽山や中央アルプス
2018年02月18日 12:48撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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御嶽山や中央アルプス
南アルプスと八ヶ岳
2018年02月18日 12:48撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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南アルプスと八ヶ岳
秩父方面
2018年02月18日 12:49撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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2/18 12:49
秩父方面
展望台の標識。こちらの方が山頂のものより山頂らしい標識
2018年02月18日 12:49撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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展望台の標識。こちらの方が山頂のものより山頂らしい標識
天気が良いのでここでピクニックをしている人がいるほどの絶好の雪山ハイキング日和でした。
2018年02月18日 12:49撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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2/18 12:49
天気が良いのでここでピクニックをしている人がいるほどの絶好の雪山ハイキング日和でした。
展望台から下ります。
2018年02月18日 13:15撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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2/18 13:15
展望台から下ります。
茶臼山方面へ向かいます。
2018年02月18日 13:42撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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茶臼山方面へ向かいます。
トレースが錯綜していますが、ここは後で合流しました。
2018年02月18日 13:42撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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トレースが錯綜していますが、ここは後で合流しました。
縞枯れの様子。枯れた木と生きた木と。
2018年02月18日 14:37撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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2/18 14:37
縞枯れの様子。枯れた木と生きた木と。
途中、蓼科山も見えました。
2018年02月18日 14:39撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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2/18 14:39
途中、蓼科山も見えました。
ロープウェイ山頂駅まで戻り食堂で豚汁をいただきました。歩いている最中は寒くなかったけれど温かい汁物を食べると内臓が冷えているのが良くわかりました。冷えた体に沁みました。
2018年02月18日 14:49撮影 by  COOLPIX S3700, NIKON
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2/18 14:49
ロープウェイ山頂駅まで戻り食堂で豚汁をいただきました。歩いている最中は寒くなかったけれど温かい汁物を食べると内臓が冷えているのが良くわかりました。冷えた体に沁みました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン 行動食 非常食 水筒(保温性) 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ  エマージェンシーシート バラクラバ

感想

 夏の北八ヶ岳ロープウェイは何度も利用したことがありますが、雪の季節は初めてです。坪庭周辺の夏道は結構石がゴロゴロしていたような気がしますが、今回は雪に覆われとても歩きやすかったです。坪庭の階段下りが少々急ですが、その箇所だけ。また縞枯山への上りが急登ですが危ないところはありません。稜線も幅が広く展望台もけっこう広めです。この日のように快晴、ほぼ無風、トレースもしっかりあれば初心者でも気軽に来られるような気がしました。展望台からは北・中央・南アルプスが見えて浅間山や秩父方面も良く見えました。装備をしっかりしておけば歩いていても暖かく、汗をかくほどで、冷たい空気の中を暖かく歩いて本当に贅沢な時間を過ごすことができました。ウサギや、テンかイタチのような小動物の足跡も見ることができ、冬の自然を満喫した1日でした。
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 初心者に雪山歩きのイロハを教えてくれる初心者対象の雪山歩きシリーズのツアーで縞枯山に行って来ました。初心者がこの日に学んだ分の備忘録を記しておきますので、初めて雪山に行く人は何を感じるのかに興味がある人は下記もご覧ください。間違い・勘違いをご指摘いただければありがたいです。

1)雪山を歩くスピード
前回の講習(三つ峠1時間程度)や一人で練習に行った雪の南高尾山稜や宝登山に比べ、北八ヶ岳の気温はかなり低く、そのためか講師が歩くスピードは、単独で行った時に比べると速いと感じました。そのせいか、気温は低いのに身体はポカポカと暖かく(レイヤイングも多めだったのですが)心地良い山行となりました。寒くない歩き方を学べたのがとても良かったです。
2)急登がキツイ
これは早く歩いたからというよりも標高が高いせいかもしれないと思っています。急登といっても速度が速いとは思わなかったのですが、久しぶりに息が上がりました。他にも結構キツかったという声を聞きました。縞枯山の標高は2400mで夏山ならなんということもないけれど、2000m級の山は9月末の燕岳2700m以来ですから息が上がったのかもしれません。標高差が1000mくらいの山行は1月初めの大岳山以来なので、サボっていたことが影響したのかもしれませんが(そうは言ってもここの標高差は300mくらい)。
3)踏み抜き
トレースを少しでも外すと膝上くらいまで雪にはまります。1回はまりました。ここでは一人で上手に脱出できましたが、雪の深さによっては一人なら冗談ではなくなるかも。
4)道標のないところでトレースがいくつもある
ガイドさんは両方のルートを確かめて正規ルート選んでいました。正規ルートよりも迷いトレースの方がしっかり踏まれている場合もあります(戻ってきたからしっかり?)ヤマレコMapの雪道レイヤーを選択すると、少しだけ道迷いの跡も見ることができますね。今回の山行もほんの少しだけ登り返した場所があります。ツノのような軌跡になっているのでそこは残してあります。そのあたり、つまり茶臼山鞍部からが迷いやすい地点なのかもしれません。雪山は快晴でも、それが下山まで続くとは限らないのでGPSは必携ですが、私のようにスマホGPSの場合、見るだけでも注意が必要だなと感じました(今回はホッカイロつきで衣類にくるんでザックに入れるという過保護ぶりで、その上ツアーだったので結局見ることもしませんでしたが)
5)手袋に御用心
休憩場所でオーバーグローブを雪の上に置いたら「風があるときは飛ばされると非常事態になるので手袋は手首に紐でつけたままにしてください」と講師から注意を受けました。確かにオーバーグローブには手首につけたままにできるような紐があり、正しい使い方を理解していなかったのです。その後は、つけたまま外すことができるようになり、大変重宝しました。帰宅するとTV番組「イッテQ」で南極ヴィンソンマシフ山を登っているイモトさんもオーバーグローブを手首にぶら下げていました。今回は予備の手袋を含めて3つ持っていったのですが、次回は4つ持っていこうと(万が一のため2セットにしようと)心に決めました。
6)バラクラバとサングラス
気温が低いので顔周辺の保護は大事ですが、サングラスがどうしても曇りがちになり、白い雪面の踏み跡が見えずらくなりました。この辺りは鼻の息をどうかわすかが大事な気がしますが試行錯誤が必要かな・・

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コメント

素晴らしいお天気ですね。今年は高尾山の雪山?と、入笠山に行きましたが標高が違うので、より本格的と初心者のわたしは思ってしまいます。オーバーグローブ、まだ用意してないのですが、参考になりました。積雪の方が登りやすいというのはよくわかります。スマホのホカロン、わたしも用意しました。あとはやはり真っ白で美しいけど、道がわからないので、どこを登ればいいのか不安です。ルートの確認についてはこれから勉強しないといけないところ。これからも○ツーさんで勉強して行きます。「暖かい汁物食べると内臓が冷えてるのがわかりました。」いいですねえ、とてもよく伝わりました。お疲れ様でした。
2018/2/23 23:09
Re: 無題
yoshimiさん
山行記録を見て下り、どうもありがとう。確かに縞枯山に行ってみて雪山と雪が降った後の山という違いが少しだけわかった気がします。降雪後の低山はもちろん滑り止めも必要だし寒さに注意も必要だけど、マイナス10度以上ともなれば、最後にアイゼンを外すときにインナーグローブとアイゼンがパリパリとくっついていました。学ぶことがたくさんありそうだと痛感しました。
2018/2/25 13:59
Re[2]: 無題
えー、そうなんですか!
次回講師の先生に色々聞いて見たいと思います。
2018/2/25 17:51
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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