日光雲竜渓谷 雲竜瀑、友不知の氷柱アイスクライミング
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 735m
- 下り
- 735m
天候 | 晴れのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
以前から行きたいと思っていた雲竜渓谷に行ってきました。
雲竜瀑 → かき氷、薄氷、もう登りたくない
友知らず → ぶっ立っている、リードは疲れた
この日、アイスをしているのは我々だけでした。
まずは雲竜瀑、アプローチに小滝を2つ登りますが、薄い。
落ちやしないかヒヤヒヤで、バイルは引っ掛けで登りました。
◆雲竜瀑 登攀時間3時間弱
◯1ピッチ目 60m、后Nさんリード
取付き右には巨大なカリフラワー氷、これは直登したら此椶呂△襪世蹐Α
もちろん左から登る。
途中、バーチカルになったり少し傾斜がゆるくなるが、氷が悪いところもあり
距離も長いので難しい。
自分はあまりに手が痛くなったので、途中の穴に入って両手を温めた。
ノーハンドでゆっくり休める穴だった。
傾斜が落ちてきたところで硬めのかき氷でスクリュービレイ。
◯2ピッチ目 40m 検ー分リード
登りだしてすぐに傾斜が緩くなるが、氷が薄くて盛大に穴が開いている。
そこからジャージャーと音が聞こえる。
氷(というか雪)はグサグサか薄すぎて、支点なんか取れない。
「ひぃいいいい、まだスクリューとってないですけど」と思いながら登る。
薄いところを踏み抜かないように、左の岩とのコンタクトラインをやさしく登る。
やがて少しずつ傾斜が立ってくる。まだスクリュー取ってないから、入れてみる。
が、スカスカでスクリューが飛び出てくる。もう知らん。見なかったことにして登る。
バイルを刺すと、一応決まっているみたいだけれど信頼できない。
日当たりが良いので、積もった雪がザラメになってそれが固まった雪氷ばかりだ。
70−80度くらいのところもあるが、傾斜としては難しくない。
が、いかんせん氷が悪すぎる。何箇所かスクリューを取るが、効いているんだかいないんだか。
恐ろしい思いをしながら落ち口をのっこすと、奥にゴルジュが続いている光景が見えてきた。
岩がもろくて信頼できないと聞いていたビレイ点は、ハーケン2枚が打ってあり、
それなりに大丈夫そうに見えたので安心してビレイ。
フォローのNさんを迎える。
その後、ビレイ点の残置カラビナにかけて懸垂下降。1ピッチ目終了点に構築しておいた
アバラコフまで下降する。が、ロープがスタックして回収できない!
仕方ないのでNさんが登り返す。岩の溝が凍っており、そこに結び目がスタックしていたらしい。
その後は無事回収して、1ピッチ目取付きまで戻る。
アプローチの滝は氷が薄かったので、懸垂ではなく、ハイカー用の道を歩いて降りた。
◆友知らずの氷柱 15m 此ー分リード
少し休憩してから、ハイカーに見守られながら自分がリード。
最初は真面目にスクリューを取っていたが、だんだん疲れて面倒になって、アックステンション。
一回入れると気合が入らず、テンション入れまくって完登。
1回登っただけで十分に感じて、あとはトップロープでNさんが登るのをビレイ。
翌日、月山西面の雌滝を登る予定が、夜半の積雪により車がスタックして敗退。
ゴムチェーン巻いたフォレスターでも登れませんでした。
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