平標山 西ゼン滑走
- GPS
- 07:50
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,021m
- 下り
- 1,437m
コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 7:50
雪が深くツボ足ではきついか。
西ゼンは沢斜面で雪崩注意。
沢への転落は生死にかかわるので要注意。
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
冒頭、最初に、naosuke55さんにお礼を申し上げます。
「平標山 西ゼン さすが人気の名ルート!」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1380833.html
実質、今回が初めての山スキー。前回の失敗を教訓に、雪質、天候、難易度など総合的に考え、ターゲットを平標山に決定。当初はヤカイ沢を気軽に滑ろうと思ったが結局はデビュー戦はいきなり西ゼン滑走となった。結果は?
山スキーってこんなに楽しいのか。究極の大人の遊びだと感じた。
1000mほど登ったが登山経験があるとこれは苦にはならずスキーだとむしろ靴よりも楽だ。そして山頂到着後、かったるいはずのくだりが今回は極上の遊びに変身した。
当初はヤカイ沢を滑るつもりだったが登っている間に対象ゾーンを見ていると、気持ちはよさそうだがすぐに滑走が終わってしまうと感じたのと、山スキー百山では西ゼンは☆二つで、また、今回の選定に当たり、大変参考にさせていただいたnaosuke55さんのレコ、「平標山 西ゼン さすが人気の名ルート!」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1380833.html
を見て、自分なら滑れると思い、山頂でどちらを選ぶか最終判断することにした。なお、登山届はヤカイ沢なのでもしラインが通じなければそのままヤカイ沢になった。山頂でラインは通じて関係者に西ゼンに変えたことを通知。
西ゼンは最初こそ比較的斜度は緩やかだが沢が狭くなるに従い、どんどん傾斜が増していき、最後には落っこちるように滑っいく大迫力の斜面でターンの度にスノーパウダーが顔にまでかかる。いつもは裸で一眼レフを首から下げているが今回はさすがにバッグにしまいバッグを首からかけて滑った。撮影の度にバッグから出すのが面倒だった。ターン数回ごとに上部を見て雪崩の有無を確認しながらたまに安全地帯に停止する練習なども行った。
今回のルートは比較的明確で沢を間違えるリスクは低いが、念には念をいれてnaosuke55さんのログをGPSに取り込み要所要所でルート確認を行った。しかし、あっという間に急斜面を数百メートルも落ちていくので万が一、ルートミスに気がついても登り返しなど不可能。絶対に尾根や沢を間違えてはならない。また、途中で抜いて行った二人組は仙ノ倉へ行ったので実質、山行途中は誰とも合わなかった。
今回、谷川岳も考えたが、あちらはお金がかかるのと人気がありすぎてファーストトラックを刻めない可能性が高く、また、苗場山も考えたが、登山口がすごく遠く、平標山にした。終わってみればデビュー戦は大成功。この味をしめたら、アイゼンつけてヒーコラひーこら登る雪山に行きたくなくなるかもしれない。あれはあれで達成感はあるが、短い冬の遊び、どちらを優先するか、非常に難しい選択だ。
Murphyさん
おはようございます。
あんな急坂を下りるとはビックリです。
50数年前写真にもある群大の山荘から出発して西ゼンを登りつめたこと思い出しました。
もちろん夏でしたが。
素晴らしいレコ有難う御座いました。
iiyuさん、おはようございます。
上からみると確かに急で幅も広くはなくやや緊張はしますが下部に岩陵などがないのが幸いで滑りじたいはそんなに難しくはありませんでした。むしろ、八方尾根とかのガチコブを滑る方が難しいです。
あの斜度を登るのですか??それは信じられません。すごいですね。あそこ、登山ルートなんですね?!いや、バリエーションですかね?
気持ち良さそうなBCデビューおめでとうございます(^^) ホントに病みつきになる事でしょう!でも雪崩だけは気をつけてください。知り合いで何人かのまれて、中には亡くなった方もいます。。。
と言う事で、私はがっつりゲレンデ基礎スキー派+冬山は足で登る派 なのでございます 笑
haruboさん、おはようございます。お久しぶりです。最近、唐松岳以降、山、行かれてないんですね?レコがないだけかもしれませんが。
はい、ご心配ありがとうございます。肝に命じまくります。特に急斜面滑走中は常に後方を見ながら滑ってましたが、雪崩なんて、一瞬にして発生し、あっという間に押し寄せてくるのでしょうから、できることはすべてやり、安全性を高めたいと思います。ただ、一番、大切なのは仲間ですね。仲間を見つけられるよういろいろ活動しようと思います。haruboさん、一緒にいかがですか笑?
極上の山スキーに行って来ましたね。やっぱ上越の山!ですね。
私も鹿俣山(たんばら)でパウダーを楽しんでました。スノーシューでまったりですが
この日は風も無く穏やかだったでしょう。
ターンするたびにパウダーが顔に掛かる、私はあんな急斜面は下れませんがレコ読みながら行った気分になるほどでした。
そうそう、急斜面ですが足で下るよりスキー(滑る道具)で下った方が安全って本当なんですね。私には無理ですが
yasubeさん、こんにちは。
極上とはまさにこのことですね。この言葉、ぴったりだと思います。
yasubeさんとかiiyuさんとか、いつでも気が向いたらすぐに行けるところにお住まいで本当に山やスキーをしていると羨ましいこと、この上ないです。私なんて、どこに行くにもほんとに大仕事です。お金もかかりますし。
yasubeさん、おっしゃる通り、雪山は一気に移動できる滑走具を持っていたほうが雪崩危険地帯からの脱出は圧倒的に早くはるかに安全だと思います。あんな沢、仮にもツボ足などで移動しろと言われたら何時間かかるかわかりません。反面、BCには別のリスクが数々あるのでしっかりと管理して楽しもうと思います。
今後、上越の山々への出没率が上がりそうなのでまたyasubeさんとお会いできるのが楽しみです。
Murphyさん、おはようございます❗
完全にBCにのめり込みましたね🎵
歩くだけでは見ることのできない景色がBCにはありますね❗
これからもBCのレコ楽しみにしていますが、安全には気をつけてくださいね❗
osaさん。こんにちは!
いやぁ、これはちょっとなかなか体験できない遊びですね。すごいです。スキーができて雪山登山しているならばBCはそんなに敷居が高くないので、これは、始めて病み付きになる理由がよくわかりました。
安全には死ぬほど気を付けて気を付けまくって楽しみたいと思います。
来週末、晴れるのを楽しみにしてます!あそこも私の目標なので。
登山道を歩くだけの雪山登山の先にハマってますね ボードと違い登り直し出来る分だけ安心感はあるけど気を付けて下さい。夏山でも山を見る目が変わるし冬に限らずBCの楽しみですね。
片足何キロあるんだろ? 夏靴になった時は脚力爆発ですね
shigeさん、こんばんは。
はい、もういてもたってもいられなくなり平日に。年末の燕岳みたいなもんです。誰もいない山をほんとに文字通り独り占めにするその爽快感と絶対に事故を起こせない緊張感、これは、その場にいて経験しないとわからないものですね。大概ひとりぼっちのシゲさんの気持ちがよーくわかります。私のスキーは大枚はたいて猛烈に軽いのを買ってますからスキーどうしで比べれば軽いものですがたしかに、夏山登山靴に比べたら重いです。はかってませんが。でも、山スキーはそもそも、足をほとんど持ち上げてなくて前に滑らせてるだけなので脚力なんて全然つかないですよ!むしろ、登山靴登山に戻るのがこわいぐらいです。
Murphyさん、こんばんは。
ご丁寧なメッセージありがとうございました。
西ゼン滑走お疲れ様でした。天候・雪質にも恵まれたようで素晴らしい一日でしたね。当方のレコもご参考いただけたようで大変光栄です。
それにしても実質初めての山スキーで西ゼンに挑まれるとはすごいですね。私もまだ山スキー初めて数年の若輩者ですが、いきなりこのようなルートにチャレンジする勇気はなかったです。先日の西ゼン滑走もたまたま出会えたベテランのリーダーに同行させていただいたからこそ無事に滑走できたまでで…。
過去、苗場山も山スキーで行ったことありますが、雪の山頂台地は雄大な景色でとても素晴らしかったので是非チャレンジしてみてください。
当方もソロで行くことがほとんどなので、お互い安全第一で楽しみましょう。どこかのお山でお会いできたら良いですね。ありがとうございました★
naosukeさん、こんばんは。
ありがとうございます!デビューしました!
西も東もはっきり言って何にもわからず、言い方は悪いですが、ヤマレコの山滑走の記録を片っ端から見て、山スキー百山と照らし合わせながら、自分が滑れそうな山を探していたら、naosukeさんの記録に行き着きました。naosukeさんの記録や写真、描写がなかったら、まあ、一人であそこに行こうとは思わないですね。山頂からの景色も、雪山登山は経験があるので、いつもと変わらない風景ですが、いざ、あの沢に向かって、たった一人で周りにだれもいない状況で一気に1000mも滑り落ちていくのは、正直言って、相当な勇気が必要でした。斜度そのものは、ゲレンデスキーでそれなりに経験があれば滑れると思いますが、やはり、山スキーは、周りにだれもいなくて、何かが起きても助けてもらえないその緊張感は一級品でした。でも、滑り終えたときの満足感はこれまでの登山歴で最高のものになりました。
苗場もぜひチャレンジしてみたいです。
私もソロになりそうなことが多いと想像しますが、安全最優先で楽しみましょう。また、参考になるレコをお待ちしております。
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