高尾山〜景信山倒木観察
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- GPS
- 04:07
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 806m
- 下り
- 691m
コースタイム
-14:30景信山-15:45小仏バス停
天候 | 晴れ一時にわか雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
各所に倒木があります。 高尾山では1号路他通行止めが多数あります。 情報は逐一確認するのがよいかと思います。 奥高尾は倒木があるものの通行は可能です。 |
写真
感想
台風の被害、特に倒木が見たくて行ってきました。
高尾山の登山ルートは倒木の為、一部が通行止め。
早期の復旧を望みます。
……とはいえ。
登りながらずっと考えていました。
そもそも台風も、自然のもの。
台風の被害も、実は自然の姿そのもののはず。
「手付かずの自然」なら、倒木だって自然の姿。
一見、人間の都合で見てしまいがちな、
台風の被害について、再考するいい切欠になりました。
恐らく、東日本大震災の被害が、まだ記憶に鮮明だからでしょう。
確かに、自然災害とはいえ人の生活に甚大な影響をもたらしました。
でも、倒木の姿には別の感覚を持ちました。
倒木もまた、自然の一部であるということ。
道は通りづらいですが、通れない訳じゃない。
生と死の循環。
倒木は無駄でも邪魔者でもなく、
倒れても尚立派に命を育んでいきます。
その姿を、先日の金峰山で見てきました。
苔がびっしり生えた倒木の姿は美しく、
朽ちても森の一部なんだなと感じました。
確かに通行の妨げにはなります。
不用意に怪我をする方も、出るかと思われます。
でも、そんな倒木を跡形もなく、綺麗にする必要性を、
私は全く感じていません。
むしろ、そのままがいい。
人に影響がない限り、倒木はなるべくそのままに。
朽ちるまま、苔の生すまま、自然の手に委ねておきたい。
それが苔や小さな昆虫を育んで、
それを餌とする鳥もやってくる。
倒木もいつかは、土に帰る。
それこそ、自然の姿かと思っています。
今の高尾山に、そういう命の循環があるのかどうか。
先人が守ってきたものは何なのか。
それらをじっくり考えながら、登ってきました。
もしかしたら、何事もなかったかのように、
倒木は片付けられてしまうかも知れない。
そう思い、写真におさめてきました。
これもまた、自然の姿に他ならないんですよね。
こんばんはkunadonoさん
私は台風翌日に高尾山に行き(9月22日の山行記録に書きました)また昨日同じコースを歩いてきました。(今日山行記録をアップしました)
ご指摘のように前回不用意にも怪我をしました。たいした怪我ではないです。
感想はまったく同感で、「大変な被害」は人間にとってであって、台風も自然の一部。
倒木も、朽ちるのも、がけ崩れも自然。と考えるとスッキリします。
台風、津波等の自然災害で被害をこうむった方にはお見舞い申し上げまが、福島は人災ですね。
はじめまして!コメントありがとうございます
台風の被害に遭われた方には申し訳ないですが、
倒木を見ての、正直な気持ちですね。
高尾山は本当に楽しいですね
雪の日、雨の日、新緑、紅葉、
四季折々どころか、毎回違う装いの木々や草花。
台風の倒木も感慨深いものでした。
怪我をされたようで、
くれぐれもお気をつけ下さい
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