【近畿】伊吹山【ピストン】【雪山】
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,168m
- 下り
- 1,155m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
二合目まではドロドロ。 三合目以降は残雪ありだが、雪質は重い。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
|
---|
感想
★★★まとめ★★★
記念すべき雪山登山一発目は晴天の伊吹山でした!
夏山登山との違いを五感で噛みしめながら、無事に登頂、無事に下山できました!
★★★2/27(火)★★★
去年、思いがけず登った冬山の美しさが忘れられず、冬用の登山靴とアイゼンを購入。早く試したくて、てんくらで火曜日の伊吹山が天気良さそうなことを確認。これは行くしかない!ということで決行。
伊吹山登山口まではクロックスで行って、登山口で靴を装備。一応、お店でサイズは合わせたけど、実際のところは長時間歩いてみないと分からない。結果的には良好。左足がちょっときつかったので靴ひも少し緩めようかな。
一合目、二合目まではドロドロの道。もう2月も終わりで、残雪期に差しかかってるのでこんなもんかな。新品の靴を汚したくないけど、気にしてたら歩けないのでガンガン進む。ソール厚くて固くて歩きづらいけど、この辺も慣れかな。
三合目からは伊吹山らしい風景が広がる。去年5月に一度登っているので、山体のシルエットは覚えている。あの時の緑が、今日は白に変わってて美しい。この辺りから本格的に雪道が始まり、なだらかなので歩きやすい。
五合目でストックを装備。と言っても、去年買って一度も使っていない(ってか登山に持ってきてすらいない)トレッキングポールを代用する。長さは110cmに合わせる。何かぎこちないけど(使ってないから当然)、負荷分散して楽なんだろうとか、バランス取りやすくなるのだろうとか思いながら進む。
六合目の避難小屋で、ついにアイゼンを装備。ここから山頂までは明らかに急傾斜であり、今までのそれでは太刀打ちできない感がハンパない。ヤマレコ見ててもここでアイゼン付けてる人が多かったので先人に倣う。
ちなみにここまで、上はドライレイヤーとベースレイヤーのみ。下はスポーツタイツとパンツのみ。ゲイターなし。帽子もグローブもゴーグルもなし。寒くなく、風もなく、晴れてたから暑いくらい。汗もかく。でも日陰に入ったり、休憩で止まったりすると急激に冷える。雪山登山の難しさを感じる。
三合目以降は、どこで写真撮ってもキレイ。白い山と青い空はコントラストが美しい。美しすぎる。ふりかえると、少し霞んでいるが琵琶湖も見える。やはり伊吹山は登山道が開けているから眺めがいい。
さて、話を戻す。
山頂までは直登。45度以上あるんじゃないか!?ってくらい急。少し歩いて少し休む、を繰り返すので、山頂は見えてるのに、全然近づかない。見渡すとまわりの人もみんなそんな感じ。ちょっと安心する(笑)
まじで全然進まないから、50歩進んだら休憩できるオリジナルルールを即席考案で採用(笑)これがわりといい感じで、ペースも作れて、まわりの人をガシガシ抜いていく。
急勾配にへこたれそうになりながら稜線に到着。ここまでくれば、後はなだらかに山頂向かうだけなので気分がだいぶ楽になる。ちょっと風が吹いてきたが、稜線に出たからだろう。
そして山頂に到着!溶けかかったお菓子の家を見て、ヤマトタケルも見て、遠くの山々を見ながらお昼ごはんタイム。持ってきたパンをかじりながら温かいコーヒーを飲む。最高だ!至福だ!今までの疲れが吹っ飛ぶ!でもクソ寒い!風が吹き荒んでいる!手の感覚がどんどんなくなっていく。これまじでヤバイやつだと判断し、レインウェアを装備、グローブも装備。グローブ付けると全然違う。みるみる手が回復していくのが分かる。スノーボードで使ってるアイテムを持ってきて正解だった。
お昼ごはんもそこそこに、寒いし、帰りのバスの時間もあるので、山頂を後にして下山開始。急坂は登るときより下りるときの方が気を遣う。踏み抜かないように、滑落しないように、みんなの踏み跡を使いながら慎重に進む。
六合目まで下りて一安心。ここからは比較的なだらかな斜面が続く。風がなく、暑くなってきたので、レインウェアを脱いでグローブも外す。
三合目までは歩きやすく、スタスタ進む。三合目でアイゼンを外して、ストックをしまう。下りるときの方が滑りやすいので、アイゼンを長く付けるのはなんとなく分かる。ヤマレコ見てても三合目で外す人が多かったので先人に倣う。
最後はドロドロの道を戻って、無事に下山完了!登山口で靴についた泥をガシガシ洗ってたらちょうどよくバスの時間になり、帰途につく。
登山時間はおよそCT通りだったか。雪山でそれなら良くできた方だろう。
初めての雪山登山だったが、わりとうまく立ち回れたと思う。歩の進め方、靴の履き方、アイゼンの付け方、ストックの使い方、ウェアリング、ごはんの時のヒップシート、サーモスの重要性、おにぎりは凍るからパン、行動食はスニッカーズ、アイゼンと靴をしまう時のビニール袋、等々。
靴紐きつくて足の指が痛くなったり、急傾斜を大股で登って足の付け根が痛くなったりしたが、それらは調整と経験でカバーできる。
今回の一番のポイントは天気であり、終始晴れてたから良かったものの、くもりや雪、吹雪だと状況はまるで違ったことだろう。まあ、そんなコンディションの時には登らないに越したことはないが。自然を侮ってはいけない。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する