八甲田山 谷地温泉〜仙人岱〜高田大岳

2018年03月11日(日) [日帰り]

• GPS: 05:27
• 距離: 11.9km
• 登り: 976m
• 下り: 967m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:16
• 休憩: 0:09
• 合計: 5:25

距離 11.9km 登り 988m 下り 971m

9:45 高田大岳登山口
11:37 11:38 仙人岱ヒュッテ
12:09 12:10 小岳
12:46 高田大岳と小岳鞍部の分岐
14:17 14:22 高田大岳
14:33 14:35 天狗の踊場
15:10 谷地温泉
15:10 ゴール地点

天候

午前中は晴れ　午後は曇ってきて高田大岳の登りから細かい雪が　ほぼ予報通りでした　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

3/11 9:35

穏やかな高田大岳

3/11 10:06

最近、天候がめまぐるしく変化したせいか、さまざま雪の造形美が。

3/11 10:14

左に小岳が見えてきた。歩くほどに景観が変わり、ドキドキ・ワクワク。

3/11 10:19

南八甲田も見えてきた。ワクワクしながら雪原を進む。

3/11 10:19

左：石倉岳　中：硫黄岳　右：小岳　はじめて見る景観だ。

3/11 10:19

南八甲田。左：赤倉岳　中：乗鞍岳　右：猿倉岳　

3/11 10:20

右：石倉　中に横岳も見えてきた。ジャケットを脱いでズンズン進む。

3/11 10:20

雪原漫歩。たまりません！

3/11 10:20

高田さんは山がデカいだけに、進んでも進んでも視界に飛び込んできます。

3/11 10:32

左：硫黄　右：小岳。真ん中に名無し山が見えるまで進んできた。

3/11 10:32

左に小岳と高田の鞍部も見えてきた。雪原歩きの楽しみのまっただ中にいます！

3/11 10:57

高田さんの上部はどんな感じ？　今日の勝負ポイントだけに気になります。

3/11 11:08

仙人岱ヒュッテをめざし高度を上げます。

3/11 11:12

左奥に櫛ヶ峰も見えてきた。

3/11 11:17

石倉、硫黄も近くなってきました。雪原もここら辺までと思うと、ちょっと寂しい。

3/11 11:17

硫黄岳を登る人が見えます。

3/11 11:20

南八甲田の山々と手前は睡蓮沼付近。

3/11 11:30

仙人岱ヒュッテと登山者も見えてきた。

3/11 11:33

ヒュッテまでもうちょい。

3/11 11:35

ヒュッテには何度も来てるけど、この方向から見るのは初めてです。

3/11 11:37

たくさんの人で賑わったことでしょう。

3/11 11:37

大岳。小屋には入らず小岳に向かいます。

3/11 11:38

ヒュッテの側にイグルーがありました。

3/11 11:44

さあ小岳に向かうぞ！　頂上に3人の人が。

3/11 12:01

小岳斜面に雪庇。初めて見る。

3/11 12:06

小岳のハイマツ帯から見る大岳、井戸岳。

3/11 12:06

ヒュッテの向こうは横岳。

3/11 12:08

硫黄、石倉、向こうに横岳、ガチャボッチ、櫛ヶ峯。

3/11 12:08

小岳から望む高田さん。

3/11 12:10

井戸岳の下にツアーの方々が。

3/11 12:11

小岳の標識。

3/11 12:30

少し移動して滑走準備。

3/11 12:31

小岳から高田鞍部までの雪原を滑る。この雪原も楽しいんだ、これが。

3/11 12:42

スキー金具が外れるほどに、想像以上のガリガリでした。

3/11 12:42

ガリガリ君と小岳。楽しい斜面なのだが、今日は気が抜けなかった。

3/11 12:43

鞍部までもうひと滑り。一年に一度だけ来る季節・地点なので、自分の中では貴重な写真です。

3/11 12:45

高田さんと仲良く撮影。

3/11 12:57

鞍部まで来た。シールを再び付ける。いよいよ本日のクライマックス。格闘が始まる。覚悟の上だ！

3/11 12:58

空が暗くなってきた。小岳と自分のシュプール。

3/11 13:19

悪戦苦闘、五体駆使、三点確保、焼肉定食？…　で登ってきた。トドマツ、ハイマツ、オソマツ？…　使えるものは何でも使います。

3/11 13:27

森林限界。ハイマツ帯が見えてきた。何度来てもここは、笑っちゃう位に厳しい登りです。

3/11 13:27

ここまでスキーで。松の根元がスプーンカットのようにえぐられ、斜度も大。登りにくさをお伝えしたいが、適語が思い浮かびません！

3/11 13:42

ハイマツ帯に出た！　かといって楽になるわけでもないんです。ガリガリだしスキーがハイマツに引っ掛かるし…。

3/11 13:42

スキーを脱いでつぼ足で進むことに。昨日の苦い岩木山山行の帰宅後、オレンジの紐とナス環で手製のリーシュ（流れ止め）を作製。

3/11 13:46

夏道は氷結していました。

3/11 13:58

上部はアイゼンが必要なくらいガチガチ斜面。森林限界から150mくらいかな？　スキーを両手に持ちキョンシーのように登ってきた。いわゆるマゾ的じゃないと、ここは登れないんじゃないの？　

3/11 14:02

西峰の岩だ。ついに登り終えた！

3/11 14:05

登り慣れた東峰だ。

3/11 14:05

雛岳もうっすらと見える。

3/11 14:08

2月24日以来の山頂。雪付きが薄くなってきた。

3/11 14:08

岩も出てきた。

3/11 14:09

これから滑り降りる谷地温泉方向。この後、滑走スタートしました。

3/11 14:40

想像以上のガリガリ斜面でした。中腹の雪庇と崩壊したブロック。

3/11 14:41

山頂方向とガリガリ斜面。

3/11 14:41

先週、Tさんと来たいつもの斜面。まだガリガリなので気を抜かずに行こう。

3/11 14:46

湿原から見上げる高田さん。出発時と異なり雲と雪が。今日は満腹でした。

撮影機器：

DSC-WX7 SONY

感想

mametan3

　前日の大反省岩木山の翌日。もう一度岩木山も考えたが、アイスバーンに近い斜面への対応を考え、八甲田の構想を暖めてきたプランを実行することに。ひと月前に谷地温泉から小岳方面へトライしたが、悪天候で引き返した。今日は天候が良いので、仙人岱ヒュッテをめざすことに。お天気が良く目標が見えるので、初めてのエリアだが迷うことなくウキウキ気分で進む。この雪原歩きが、今日の目的のひとつだ。仙人岱ヒュッテからは慣れた道と景観だ。小岳から高田へのゆるやかな雪原の滑走も目的のひとつ。お日様も出ていたので、少しは雪面が軟らかくなっているかと思ったが、今年は終始ガリガリだった。
　最難関は高田大岳への登り。スキーにクランポンを付けて、いざ出発。やはり厳しかった。天候も悪化してきた。時々声を出し、自分を奮い立たせながら登る。ついに高田斜面を登り切り、見慣れた西峰にたどり着きほっとする。いつもの東峰で準備をして滑走スタート。スキーヤー垂涎の斜面も、少し恐怖を感じるほどのガリガリ。転倒・スキーはずれの無いように慎重に下る。鞍部まで下りて、ほぼ今回の縦走（山滑走）の主要部分を終えた。今日は氷化した硬い斜面はもちろんだが、下山時に降ってきた細かい雪もよく滑る。昨日の岩木山と今日の八甲田で、ザラメになる前のこの時期の硬雪に留意すべきことを知った。久々のロング山行に、満腹の一日でした。

3/16金　　動画を追加しました。小岳から高田大岳鞍部への滑走です。

コメント

yousaku

雪原漫歩・・・いい言葉ですね。
てんくらAのはずなんですが山の天気は余りあてになりませんね。
滑るのもいいですが、樹林帯をゆっくりと歩くのがこれからの醍醐味に
なっていきますね。かく言う私は体調不良で一日寝てました

mametan3

Re: 雪原漫歩・・・いい言葉ですね。
　（いまさっき、岩木山のお便りにお送りしたばかりなんです。いやはや、遅い対応で申し訳ないです。）
　岩木山の翌日でしたが、行っちゃいましたよ。谷地から仙人岱小屋までの雪原は初めてだったので、ホント楽しかったです。高田を登る体力がなければ、仙人岱なり小岳から帰路につけばいいと思っていました。もっともその気はほとんどなく、右回りで高田さんまで行っちゃえ、と思っていましたが…。高田さんへの登り、被虐的です。おすすめです！

oyama56

連チャンお疲れ様でした。
小岳側からの高田大岳は木が邪魔で大変だった記憶が蘇りました。
一度雪が降って、斜面の縦溝を埋めてもらわないと楽しい滑走はお預けですね。

mametan3

Re: 連チャンお疲れ様でした。
　昨年２月でしたよね。小岳でお会いして高田さんに登ったのは。あの登りを思い出すと、ニヤけてしまうんです。あまりにもつらく、厳しくて精神構造が壊れちゃうのかな？　
　oyamaさんが高田につぼ足で登るのは、ガリガリ斜面、やばくないかなと思うんですが…。昨日滑り降りる時、初めて危険を感じました。 岩木山も八甲田も、これほどのガリガリは私には初めてでした。

ぽんた

お疲れさまです
2日連続ハードな山行ですね
山は春の気配になってきてますねぇ
ガリガリの斜面を登りたいです

mametan3

Re: お疲れさまです
　ありがとうございます。pontaさんもいろいろやってますね。テーマというか目的を持って山に行かれているように感じます。私は行き当たりばったりです。岩木山、八甲田とも、ガリガリ斜面はすごかったです。先週の暖気によるものでしょうが、想像以上でした。ガリガリよりはザラメのほうがまだいいか、と今は思っています。