水引入道:迫力ある南屏風岳〜屏風岳の中央展望台
- GPS
- 05:47
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 832m
- 下り
- 814m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:45
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし、朝は雪が適度に締っている。帰りは特に林道の雪が緩んで歩きづらい。登り1350mから、下り林道までアイゼン使用。上部ではアイゼン必須。今日の雪の状態ではスノーシューは不適。 |
写真
感想
この土曜日曜の天気は予報では晴れらしい。日曜は午後から曇りということで、日曜の早めに何処か近い所に行こうと思った。また、屏風岳を見に行こうか。後烏帽子岳はこの前行ったし、不忘山からだと南屏風が主なんだよね。そうだ、南屏風岳から屏風岳の稜線から少し離れて、その全面が間近に見えるのは、水引入道しかないでしょう。冬は初めてだが、天気が良さそうなので行ってみることにした。日曜は朝から快晴。鎌先温泉を過ぎると、不忘山から南屏風岳、水引入道、屏風岳、後烏帽子の稜線が見える。宮城蔵王白石スキー場までの道路および駐車場は除雪されて乾燥。駐車場の林道入口側は7時で他に車なし、スキー場側には2台。
駐車場は除雪されているが、林道は入口から50冂度の積雪、凍っていて歩き易い。コガ沢の橋も雪が乗っている。橋の少し先に左急斜面を登る昨日のトレースがあったが、緩い所を登ろうとカーブミラーの所まで行く。ミラーの20m程先に左に広い切り開きがあるので、そこから山に入る。最初古いトレースがあったが、すぐに無くなる。昨日今日はこちらからは誰も登っていないようだ。雪は締っており、ほとんど潜らないので、今日はツボ足で十分である。踏み抜きもない。水引入道への下部の尾根は幅広く緩くて危険はないので、基本的には高い方へ登って行く。GPSに入れてきた過去の記録のログを参考にしながら進む。標高1000m辺りで、昨日の下りのスノーシューのトレースに会い、ほぼそれを踏襲して登る。
幅広い眺望のない樹林帯の緩い登りが続く。もちろん、道は見えないんだけど、結果的には夏道に近いルートだった。徐々に木々が低くなるとともに、1350m付近から急登となる。急登に備えて、この辺でアイゼンを着ける。やっと行く手の水引入道の山頂や馬ノ神岳が、木々の間に見えるようになる。1450m辺りになると、木がなくなって周りが開け、不忘山も見えるようになる。正面の水引入道山頂方面は、急な雪面となっている。この辺りではトレースははっきりしないので、右回りで、直登で山頂を目指すことにした。雪面は固く、急なのでアイゼンは必須だった。この登りはきつかった。左に廻って緩斜面の尾根に出た方が楽だったと思う。登り着くと緩い尾根を数十メートルで水引入道山頂に着く。山頂のみ雪解けが進んで雪が少ない。
天気は快晴で、気温も0℃程度、風も強くはない。思った通り、やはりここの眺望が最高である。不忘山から南屏風岳〜屏風岳の白い壁が大迫力である。右の蔵王方面のすぐ右の遠くに真っ白な三角の山が見える。もしかして鳥海山かな。その右には後烏帽子岳、そして馬ノ神岳も大きい。遠くは船形山、北泉ヶ岳、泉ヶ岳まで良く見える。山頂標識から数十メートル進んだ屏風側のピークまで行くと、南屏風岳〜屏風岳の白い壁が遮るものなく見える。
山頂で眺望を楽しんでから、往路を下る。下りはルートを変え、傾斜が比較的緩い方向から下る。その下辺りで、今日初めて他の登山者とスライド。今日会ったのはお一人だけだった。登りで使った林道入口に出ようと、GPSも使って修正しながら下り、林道の入り口に出た。そこからスキー場までの林道の20分位が今日の気温上昇で雪が柔らかくなっており、踝までもぐるようになってきて、今日の行程では最も歩きにくかった。
今日は震災から7年目でした。14時過ぎには家に帰ったので、14時46分には黙祷しました。
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