ダイトレ、またも完走ならず・・・(葛城山、金剛山)
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- GPS
- 10:01
- 距離
- 40.6km
- 登り
- 2,903m
- 下り
- 2,783m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
16:41 南海高野線 紀見峠 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な場所はありません。道標もしっかりしてます。 今回は三連休の中日とあって、家族連れ(特に小さな子供連れ)が多かったです。 |
写真
感想
今年は、目標を二つ立てました。
1.丹後ウルトラマラソン100kmを完走すること。
これは既に書きましたが、56kmの関門であえなく終了。
2.ダイトレをトレランで完走。
7月の半ばにチャレンジしましたが、暑さで?撃沈、紀見峠で中断。
今回は、10月と言うことで少しは涼しいし、トレランの練習も少しはしたのでなんとしてもリベンジ!!と燃えに燃え前日まで、風邪でどうしようか迷っていましたが、いざ出走!
前回は、まだトレラン経験が少ない(今も少ないのですが)ということで、ダイトレに入る前のロード部分から入れ込んで、もう、ダイトレ北入口の看板からとりつきの最初の登りで体力使い切ったような状態だったので、今回は、スロー、スローとスタートしました。
コース入って直ぐの1つめの鉄塔も無事通過し、二上山雄岳もほぼ予定通り。
天気は良いし、今日は最高のトレラン日より・・・。
順調に雌岳、岩屋、竹ノ内峠。途中でお会いした方に「今日はリベンジでダイトレ全コース完走目的です」などと、大言壮語。まさかの結末を迎えようとは露知らずのスタートです。
竹ノ内峠を過ぎしばらくして2人連れのトレラン風の方と一緒になりました。
平石峠手前で先を行かせて頂き、平石峠で通過時間の記録中に先ほどの方と再び会いました。お二人は今日は葛城山まで半日コースとか。
私は木製階段を上がりましたが、2人連れの方は平石方面に下山?・・葛城山じゃないの?・・・
木製階段を上りひくつく足の筋肉をそろりそろり動かしながらやっと、岩橋山へ。
筋肉への力の入らなさ、疲労でザックを投げ出してベンチに腰掛けると、先ほどの2人が軽やかに駆け抜けていきました。地図を見ると、そちらがダイトレコース?
今日は荷物を軽くするため、手作りおむすびや、ジェルドリンクとかは持参せず、BCAAタブレットやら、ドリンクやら、SOYJOYやらを持ってきました。いつも余るので(食べるタイミングがよく分かっていないので?)少なめです。こんな日に限って腹が減る!足を気にしながら持尾辻を過ぎ、いよいよ大和葛城山への丸太階段です。結構高齢とお見受けした人生の大先輩を追い抜き、丸太階段の写真を撮り、きつい足を騙しながら登り始めましたが、中程を過ぎついに前にも、後ろにも、上にも、横にも足を動かせなくなり、その場に座り込み、そのままの形に足が固まってしまいお手上げです。
今まで山でもマラソンとかのロードでも殆ど足が痙攣したことがなかったので、ましてや全部の筋肉が痙攣してしまうなんてことがなかったので、対処方法が解りません。取り敢えず筋肉に沿ってさすったり、リンパあたりをもんだりさすったり・・・・。
5分くらい経ったでしょうか?小さな子供連れとかもきゃっきゃ言いながら通過していくので、気力を振り絞り立ち上がり歩き始めました(←歩いてもトレラン?)。
もう、トレランがどうのとかではなく、また幼稚園児に抜かされようが気にせず、一歩一歩階段を上り下りして、やっと葛城山キャンプ場の水場までたどり着きました。がぶ飲みしちゃいけないと解っているけど、”足の痙攣は電解質バランスの崩れだ!とにかく水分補給!クエン酸飴も舐めた!”とばかり大量の水分補給。
薄の穂が出始めた斜面の中の道をのぼり大和葛城山の頂上へ。素晴らしい天気に誘われてか、また3連休の中日からか大勢の人です。頑張って大和葛城山の頂上まで来て良かった。金剛山も綺麗だし、この調子なら?紀見峠まで!(槙尾山じゃなかったのかよ)。
携帯している食料が少ないこともあり、山で初めて食堂に入りました。他の方の記録で鴨うどんが名物で美味しいらしいのですが、”鶏”が食べられないので山菜うどんを、そして当然のごとくビールを。ああ、満足!満腹!金剛山に向けいざ出発!
よたよたと転げ落ちながら水落峠まで辿り着き、ガンドコバ谷?をひたすら登ります。やっと金剛の水。今回はリザーバー2繁タンではなく1箸箸掘1回目は葛城山のキャンプ場で。2回目は金剛の水で。3回目は南葛城山分岐点過ぎの水場でと給水場所を決めていたので、ここで給水、併せて頭から水かぶり。
気分も一新し、カヤンボから稜線へ。足は痛いけど何とか普通に近い状態で歩けます。最後のSOYJOYをかじりながら歩きます。気がつくと、いつもの見返りの大和葛城山撮影ポイント。本当に今日は天気が良く秋の空気は澄んでいて山の緑と空の青が絶妙です。今日は来て良かった!
予定より大分遅れているけど、せめて紀見峠まで行くためには葛木神社に13時30分までには着きたい。ぎりぎり葛木神社に着き、手を合わせる余裕もなく写真だけ撮って、湧出山の1等三角点もパスして、ひたすら走ります(本人は走っているつもり)。
前回7月に来たときは、久留野峠あたりから右膝が痛んで(これも初めての経験)右足が動かせず時間をロスしたが、今回は大丈夫。足は痛いものの痙攣することもなく、多少の上り坂なら何とか走れます。
西ノ行者過ぎの下りの木製階段。とてつもなく長い。前回は死ぬ思いで一歩づつ下ったが、今日は両大腿に張りはあるものの最後まで休まず走り終えた。残りの紀見峠までのロードはまだまだ。山の神を過ぎたところで16時。今回の挑戦はこれまで、紀見峠で終了。
紀見峠着16時11分。前回見落とした大阪労山さんの40kコースの道標を頼りに紀見峠駅まで。
紀見峠駅には10数人ほどのグループがおられビールを買っていました。
前回は気がつきませんでしたが、たばこの自販機の横にビールの自販機が!
予定のコースを完走できなかったことも忘れ、美味しいビールを飲みながら電車に揺られ自宅を目指して帰って行きました。
今シーズンはもう時間的にも無理なので、また来年の春以降再度、ダイトレ完走を目指します。
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