面白山:奥羽山脈真ん中の大展望
- GPS
- 04:48
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 700m
- 下り
- 700m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はほぼなし、三沢山から面白山の間の雪庇。頂上下のクラストに注意。全般的には今朝の寒さで雪は適度に締っている。帰りは雪が緩んで少し歩きづらい。登り吉野平牧場分岐手前から、下りはスキー場駐車場までアイゼン使用。上部ではアイゼン必須。 |
写真
感想
今週末も良い天気。土曜の方が気温が低く、昼から晴れ、冬山を味わえると思い土曜日にした。今回は天童高原スキー場から北面白山に行くことにした。面白山は、標高は低いが、県境にあって奥羽山脈の真ん中、この時期だと雪もたっぷりで、眺望に優れた山である。長命水まではこの時期だと、稜線だろうな。三沢山から面白山間の雪の状態はどうだろうか。以前から何度か同行した友人がヤマレコに登録したというので、そちらでもレコもあります。
今日は早朝から快晴、でも泉ヶ岳や大東岳は見えず。天童高原スキー場は営業中だがひと気はまばらである。天候は曇りで、背後に朝日連峰は見えているが、面白山は見えない。地域交流センター前の駐車場に止め出発した。第2リフトは営業してないので、緩やかなゲレンデを直線状に横切り、15分程度でキャンプ場に着く。途中、634(むさし)の松、締め掛けの松の名所あり。キャンプ場を通って奥に向かい、道標の所からトレースに従って、稜線上を進む。しばらくで、比較的狭い雪の稜線も通る。雪の状態は適度に締っていて、ツボ足でも歩きやすい。今のところ稜線上は雪がいい感じで続いている。また稜線が狭くなって、歩道が南面から北面に出る所で歩道に合流した。念のため、その前のピーク辺りで、アイゼンを付ける。歩道らしい所を横切って、さらに稜線上を進む。道標があるが、そろそろ長命水の上あたりかな。三沢山への稜線は広く、比較的穏やかな登りである。完全に雪に覆われているが、木の根開きもある。でも雪は厚く、踏抜きもなく、良い状態なので、歩きやすい。最後に少し急登となって三沢山に到着する。三沢山に着くころには面白山も見えるようになった。南面白山から大東岳、その後ろに蔵王の山々、船形から泉ヶ岳、葉山など、見飽きない。月山が見えないのが残念である。三沢山から面白山への雪の状態だが、下部の北東面に雪庇が見えるが、まだまだ安定しているようだ。なるべく右の樹林帯寄りを行けば問題無さそうである。
三沢山から、少し下って比較的細い稜線の登りにかかる。樹林寄りを進み、一部樹林帯に入って登る。一段登って緩い樹林帯となるが、この辺りから霧氷が素晴らしくきれいである。山頂に近づいていくと、展望が良くなっていく。この後、厚い霧氷の潅木の中を縫いながら、山頂への急登が始まる。アイゼンを効かせて、潅木をかき分け、落ちる霧氷を浴びながら厳しい登りを登ると、一頑張りで山頂の一角に出る。高度感のある雪稜を行くと、面白山山頂に到着する。
やはり眺望が良いと気持ちが良い。南面白山方面への県境稜線は中面白山辺りの雪庇は厳しそうである。大東岳から屏風岳、熊野岳とその下に雁戸山、仙台神室、山形神室。目を転ずると船形山から三峰山、後白髪山、北泉ヶ岳、泉ヶ岳への稜線など、素晴らしい。山頂も雪に覆われており、霧氷がサンゴのようである。さて、山頂からの急降は雪も堅いので、注意して下り、緩斜面となって安心する。割と直ぐに三沢山に到着。三沢山から吉野平牧場分岐も案外すぐに到着した。ここからの帰りは、雪が続いている夏道を歩き、キャンプ場に到着した。もう、夏道も通れるようだ。今日出会った方4名かな。今日は午前は曇っていたが、移動に応じて晴れてきて、良い眺望が得られ、また、冬らしく素晴らしい霧氷の光景を見ることができて良い山行だった。仙台に戻って、1時間半ほど駅前で反省会、友人は帰京へ。
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