星田山・茄子石谷・聖滝・中央道

2018年03月18日(日) [日帰り]

• GPS: 04:45
• 距離: 7.0km
• 登り: 436m
• 下り: 378m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:58
• 休憩: 1:36
• 合計: 5:34

距離 7.0km 登り 439m 下り 389m

8:56 星田駅
9:28 9:29 星田新池
9:42 10:28 聖滝
10:43 10:46 一蓋被の嶺
10:54 星海山
12:17 星田山
12:44 13:28 早刈山
13:36 13:38 星田新池
14:30 星田駅

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

電車

JR学研都市線・星田駅

写真

3/18 8:56

勢関ガンバレ〜。今場所はチャンス到来かも。

3/18 9:05

傍示川遊歩道のサクラ、開花は近い！　帰路で咲いているのを見かけました。

3/18 9:07

星田六十山の一つ、「高岡山」を仰ぎ見る。

3/18 9:13

スイセンから主役交代かな。

3/18 9:13

ひいらぎでしょうか。撮影しようとして、チクッとやられた。

3/18 9:15

早咲きの河津桜が満開です。ついに春ですね。

3/18 14:13

https://goo.gl/maps/x1kPqxAzpD92
Google Maps / Street View

3/18 9:30

星田新池から聖滝ルートへ再チャレンジです。ツツジの蕾はまだまだ固い。

3/18 9:33

おっ、土砂崩落地点が修復されています。

3/18 9:34

笹ヤブも綺麗に刈りこまれています。

3/18 9:35

堰堤を越えたところの土砂崩落地点も問題ありません。

3/18 9:36

かつてのルートが復活しています。

3/18 9:38

倒木地点にはロープが設置され、土砂留めの板で補強されています。

3/18 9:40

長澤又吉さんの慰霊碑に遠くからご挨拶。「お久しぶりです」

3/18 9:40

コンクリート壁が残る区間です。倒木が目立ちますが、問題なく通過可能。

3/18 9:41

石垣の上は祭祀跡です。滝行が行われていたと思われます。

3/18 9:45

分岐です。右は聖滝への近道、左は急斜面ルートで尾根道へ合流します。右ルートはキケン、左からも聖滝へ行けます。

3/18 9:45

その近道ルートを進む。トラロープはあるけど、ちょっと緩んでいます。アテにしないように。

3/18 9:48

聖滝に無事到着。水量は少ないです。

3/18 9:59

https://goo.gl/maps/Yu7PBTQ8ZrD2
Google Maps / Street View

3/18 10:14

ちょっと戻って祭祀跡から茄子石山の尾根道へ回り込みます。ここからは、おススメできないルートです。

3/18 10:22

岩にしがみついて回り込み、やっとのことで尾根道へ出た。ココからも難路が続く。

3/18 10:31

茄子石山に到着。プレートがついになくなった。。。ここは間違いなくプレート消失です。

3/18 10:38

急斜面を斜めに横切って「一蓋被ノ嶺」を目指します。

3/18 10:40

道標プレートもついに朽ちて落ちていました。木の根元に立て掛けておきました。これで、目印になります。

3/18 10:41

一蓋被ノ嶺に到着。展望広大ですが、今日は残念な天気です。休憩していると、星田六十山を一筆書きしたという地元の方に会いました。

3/18 10:52

当方にはとても無理なので、脚力・体力を温存しつつ、星海山からボッテ谷を目指します。

3/18 11:04

ボッテ谷から星田山への登り口です。

3/18 11:06

ボッテ谷を横断したところ、中尾山から日高山への登り口です。鉄塔巡視路なので、プラ階段が目印です。

3/18 11:11

荒れたボッテ谷を遡上します。

3/18 11:15

ボッテ谷の五辻に到着。右手斜面は日高山へのルートです。今回は左の東ボッテ山ルートを歩きます。

3/18 11:15

いきなり倒木。一人が通過できる程度に切ってありました。助かります。

3/18 11:18

ボッテ谷の源頭部です。水は流れていません。代わりに倒木が大量に重なっていました。

3/18 11:19

源頭部から水平に伸びる道で尾根へ

3/18 11:20

東ボッテ山の尾根道へ出た。登ればすぐに山頂ですが、ちょっと用事があって下ります。

3/18 11:24

あった〜。前回来たときに倒木がのしかかって苦しそうにしていたツツジの若木。何とか命を繋いで小さな蕾を付けていました。「いつ咲くねん？」「4月15日ぐらいかな」だそうです。

3/18 11:28

また変な妄想をしながら東ボッテ山へ到着。プレート消失は勘違いでした。と言うか、木の高いところに掛かっているのを見落とした。

3/18 11:30

東ボッテ山の山頂下は絶好の休憩所です。

3/18 11:34

石に腰を掛けてオニギリタイム。

3/18 11:52

南麓道経由で星田山へ向かいます。切り口が新しいなぁ。

3/18 11:53

南麓道との分岐付近はヤブになっています。わざとでしょうか。

3/18 11:57

マイクロバスの放置車両

3/18 12:00

土塁堰堤から南池ノ内山へ

3/18 12:03

尾根道に乗った！　この辺りはイノシシの気配がプンプン。

3/18 12:07

ちとピンボケ。

3/18 12:09

南池ノ内山に到着。ゴルフ場の歓声がなければ、とても静かな場所です。

3/18 12:18

星田山に到着。写真26の地点から登るとここへ着きます。このルートを歩くと、「馬が峰」の別名を実感できます。

3/18 12:18

三等三角点にタッチ！ 再び「一蓋被ノ嶺」を越えて中央尾根へ向かいます。

3/18 12:26

あれ？　さっき置いたはずの道標プレートがなくなってる。なんで？

3/18 12:30

中央道との分岐です。テープがいっぱい貼ってますね。コチラへ間違って進まないようにするためでしょう。

3/18 12:32

少し進むとマーキングが現れます。道はしっかりしていて、とても歩きやすいです。

3/18 12:41

カラフルなマーキング。勾配がキツクなってきました。

3/18 12:44

星田新池の最深部が見えた！　これなら横断できそうです。

3/18 12:46

これ以上水位が上がるとこのルートは使えません。

3/18 12:54

今度は早刈尾根へ向かいます。登り口付近のマーキングはなくなっていました。

3/18 12:57

早刈山に到着。ここのプレートも風前の灯火。間もなく朽ちて消失するでしょう。

3/18 13:05

このルートは急な岩場が立ちはだかり、下り利用だと方位を見失う可能性大です。

3/18 13:10

「一蓋被ノ嶺」の尾根へ出ました。ここにも道標プレートがあったけど、消えています。

3/18 13:13

コン柱は無事

3/18 13:24

桜の大木が倒れた地点です。ここも枝切などの処理をされていて、難なく通行可能でした。

3/18 13:29

ボッテ谷ルートも草刈りされていました。ありがたい。ここは渡河ポイントだと思われ。

3/18 13:37

星田新池がイキイキしています。

撮影機器：

FinePix XP120 XP121 XP125 FUJIFILM

iPhone9,1 - 11.2.6 Apple

感想

Ikoma Nature Walk

昨秋の台風被害により、星田山へのメイン・ルートがYAMAPのアプリ地図から消えました。
※ヤマレコ・ユーザーでも生駒山系に関して、YAMAPの地図や記録はとても参考になるでしょう。 なので、あえて紹介させていただきます。

星田新池の左俣、茄子（なすび）石の谷を遡上するこのルートは、途中に行場跡、慰霊碑、祭祀跡などが残されており、春先は水辺の山野草が綺麗に咲き誇ります。かつては、水遊びをする子供たちの歓声が聞かれましたが、今は倒木がうず高く積みあがっています。「廃道止む無し」と思っていましたが、地元の方々が献身的に努力されて、見事に復活しました。


その顛末やルート復活のお願いはYAMAPのサポート掲示板に書いてます。

2017年版「交野山・国見山」地図更新のお願い
https://yamap.co.jp/support/detail/3486
※今回の経験を基に、谷ルートを地図に再掲して頂くよう依頼しました。

星田六十山の山歩きは冬から春にかけてがおススメです。なすび石の谷ルートは「荒れた」とは言え、冬枯れの後で笹ヤブが控え目な時期に再挑戦しようと心に誓っていました。しかし、時の経つのは早い。あっという間に虫の飛ぶ季節がやって来た。

と言うワケで、約半年ぶりに星田新池から茄子（なすび）石の谷を経て聖滝を目指しました。前回(10/31)は、堰堤を越えたところで撤退しています。しかし、地元有志の方による山道整備により聖滝まで問題なく到達。※下流側の滝見道はキケンです。

途中の倒木地点にはロープまで設置してくださっています。ありがとうございました。これで、しばらくはこのルートをおススメできます。地図にもルートを復活して頂こうと思います。

ついでに、前回果たせなかった中央道を下りで歩いてみました。踏み跡は明瞭で道幅も広く、早刈尾根のような危険な岩場もありません。今後の課題はボッテ谷からのアプローチと割林尾根との連絡道の確保となりました。

ツツジの季節に歩いてみたいと思います。