山行前日、多田駅から取付くべき尾根先を望む。
翌朝、22km先の蓬莱山入口あたりから自転車でここまで移動して、山行をスタートさせた。
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3/16 13:39
山行前日、多田駅から取付くべき尾根先を望む。
翌朝、22km先の蓬莱山入口あたりから自転車でここまで移動して、山行をスタートさせた。
路地を伝って尾根に入る。
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3/17 5:43
路地を伝って尾根に入る。
多田墓地の脇を通過。
取付付近の尾根筋には整地痕があるが、荒れている。
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3/17 5:51
多田墓地の脇を通過。
取付付近の尾根筋には整地痕があるが、荒れている。
古めの踏跡をたどりながら進む。
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3/17 5:56
古めの踏跡をたどりながら進む。
最初の小さな鞍部で、南西から作業道が延びてきた。
重機サイズの道幅だが、これはすぐに藪化してしまう。
その先に人幅の踏跡が藪に呑まれて続いている。
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3/17 6:01
最初の小さな鞍部で、南西から作業道が延びてきた。
重機サイズの道幅だが、これはすぐに藪化してしまう。
その先に人幅の踏跡が藪に呑まれて続いている。
なんとか続く踏跡を、細切れに追う。
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3/17 6:14
なんとか続く踏跡を、細切れに追う。
FEP管が転がっている小ピークに着くと、そこが__
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3/17 6:16
FEP管が転がっている小ピークに着くと、そこが__
三好鉱業の採石場である。
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3/17 6:17
三好鉱業の採石場である。
雲がかかっているけど、なんとか熊鷹山が見えた。
3
3/17 6:18
雲がかかっているけど、なんとか熊鷹山が見えた。
土曜日だが、眼下の採石場は数車が操業中。
三好鉱業の敷地を歩くことは避けたいので藪に入った。
柔軟性もなく絡み合った、ひどい篠藪を越えて__
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3/17 6:23
土曜日だが、眼下の採石場は数車が操業中。
三好鉱業の敷地を歩くことは避けたいので藪に入った。
柔軟性もなく絡み合った、ひどい篠藪を越えて__
斜面をトラバースする。
東側は谷である。
2
3/17 6:26
斜面をトラバースする。
東側は谷である。
試行錯誤しながらコースを選んだ。
結局一度谷へ下りて、登り返す。
2
3/17 6:28
試行錯誤しながらコースを選んだ。
結局一度谷へ下りて、登り返す。
登り返したときに見えた、赤城山。
2
3/17 6:36
登り返したときに見えた、赤城山。
採石場が終わるころ、一度乗った採石場の肩からの眺め。
このあと再び右手の藪へ。
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3/17 6:43
採石場が終わるころ、一度乗った採石場の肩からの眺め。
このあと再び右手の藪へ。
地形図上の採石場を離れたら、とたんに道が落ち着いた。
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3/17 6:53
地形図上の採石場を離れたら、とたんに道が落ち着いた。
採石場から258pへ登り返す鞍部にあった石造物のあと。
峠の道型あり。
1
3/17 6:54
採石場から258pへ登り返す鞍部にあった石造物のあと。
峠の道型あり。
258pへ。
2
3/17 7:00
258pへ。
258pに到着。
細長いピークの北側は、やや見晴しがいい。
0
3/17 7:01
258pに到着。
細長いピークの北側は、やや見晴しがいい。
空の見える258p北側で一休み。
葛生方面を望む。。
もうもうと煙が上がるのは住友大坂セメントの煙突かな?
島のように浮かぶ299p。
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3/17 7:03
空の見える258p北側で一休み。
葛生方面を望む。。
もうもうと煙が上がるのは住友大坂セメントの煙突かな?
島のように浮かぶ299p。
北を望めば三峰山・出流。
これから歩くべき稜線がぼんやり見えてきた。
ここの空気は化学物質臭く、鼻腔をやたらと刺激する。
この刺激を契機としてこれ以降、ひどい花粉症を発症してしまった。
1
3/17 7:08
北を望めば三峰山・出流。
これから歩くべき稜線がぼんやり見えてきた。
ここの空気は化学物質臭く、鼻腔をやたらと刺激する。
この刺激を契機としてこれ以降、ひどい花粉症を発症してしまった。
258pを下ると細尾根が出てくる。
2
3/17 7:14
258pを下ると細尾根が出てくる。
稜線を覆っていたスゲの花。
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3/17 7:24
稜線を覆っていたスゲの花。
三等・嶽ノ沢のピークが見えてきた。
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3/17 7:28
三等・嶽ノ沢のピークが見えてきた。
嶽ノ沢ピーク直前にあった、祠の跡。
0
3/17 7:32
嶽ノ沢ピーク直前にあった、祠の跡。
三等三角点「嶽ノ沢」
眺望・銘板ともになし。
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3/17 7:34
三等三角点「嶽ノ沢」
眺望・銘板ともになし。
__が、細長い嶽ノ沢ピークを北上すると、見晴らしのいい尾根が続いた。
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3/17 7:40
__が、細長い嶽ノ沢ピークを北上すると、見晴らしのいい尾根が続いた。
今日の富士山。
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3/17 7:41
今日の富士山。
299p。
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3/17 7:48
299p。
山野井砕石工業と諏訪岳方面。
1
3/17 7:51
山野井砕石工業と諏訪岳方面。
アド山と三峰。
2
3/17 7:52
アド山と三峰。
小さなピークが連続する嶽ノ沢から古越路峠間。その途中から赤いマークが付けられていた。
このマークは唐沢山まで続く。
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3/17 7:53
小さなピークが連続する嶽ノ沢から古越路峠間。その途中から赤いマークが付けられていた。
このマークは唐沢山まで続く。
気分よく歩き、やがて古越路峠に到着。
画面右の尾根を下りて来た。
一部護岸工事が施されているが、ほとんどの法面は手掘りそのままの岩面が残る。
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3/17 8:00
気分よく歩き、やがて古越路峠に到着。
画面右の尾根を下りて来た。
一部護岸工事が施されているが、ほとんどの法面は手掘りそのままの岩面が残る。
古越路峠から、さらに北へ。
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3/17 8:13
古越路峠から、さらに北へ。
峠から200mほど歩くと、鉄条網のフェンスと出合う。
スバルのテストコースの敷地を示すものだ。
1
3/17 8:13
峠から200mほど歩くと、鉄条網のフェンスと出合う。
スバルのテストコースの敷地を示すものだ。
尾根筋と平行に延々と続く鉄条網。
遠くのスピーカーから人の怒鳴り声が聞こえた。
人心地がしないが、進む。
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3/17 8:14
尾根筋と平行に延々と続く鉄条網。
遠くのスピーカーから人の怒鳴り声が聞こえた。
人心地がしないが、進む。
怒鳴り声の正体は、ここだった。
小高い251pに哨舎があって、そこにあるスピーカーからNHKの朝ドラ(わろてんか)が大音量で流されていたのでありました。
コースが見通せるような区間には、フェンスにも目隠しが施されている。
1
3/17 8:17
怒鳴り声の正体は、ここだった。
小高い251pに哨舎があって、そこにあるスピーカーからNHKの朝ドラ(わろてんか)が大音量で流されていたのでありました。
コースが見通せるような区間には、フェンスにも目隠しが施されている。
鉄条網のフェンス際は、メンタル的に歩きにくい。
かといってその西側はそれなりに荒れていて、歩きにくい。
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3/17 8:24
鉄条網のフェンス際は、メンタル的に歩きにくい。
かといってその西側はそれなりに荒れていて、歩きにくい。
枝が顔の高さにあるのだ。
細かい体重移動を続けなければならない。
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3/17 8:33
枝が顔の高さにあるのだ。
細かい体重移動を続けなければならない。
誰が作った橋なのかなあ。
1
3/17 8:36
誰が作った橋なのかなあ。
山の神の跡と思しい場所があった。
かつての地形も分らないほどに弄りまわされた、現状の地形図を見ても往時がちょっと想像しにくい。
2
3/17 8:42
山の神の跡と思しい場所があった。
かつての地形も分らないほどに弄りまわされた、現状の地形図を見ても往時がちょっと想像しにくい。
そのすぐ先にあった、遮光ネットと番線で作った仕切り。
鉄条網と直交するように、番線はこのまま西に向かって斜面を下って続いている。
(竪堀みたいだ)
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3/17 8:45
そのすぐ先にあった、遮光ネットと番線で作った仕切り。
鉄条網と直交するように、番線はこのまま西に向かって斜面を下って続いている。
(竪堀みたいだ)
番線を過ぎると、足元も荒れ気味になってくる。
顔に当たる枝と足元の倒木を避け、細かい体重移動が続く。
地味にきつい。
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3/17 8:46
番線を過ぎると、足元も荒れ気味になってくる。
顔に当たる枝と足元の倒木を避け、細かい体重移動が続く。
地味にきつい。
279pを通過。
富士重工研究実験センター横を通過する間、結局誰にも会うことなく歩いている。
0
3/17 8:58
279pを通過。
富士重工研究実験センター横を通過する間、結局誰にも会うことなく歩いている。
そしてやっと、鉄条網と離れられる地点が見えてきた。
この小ピークから鉄条網は北東に向けて旋回して続いていく。
鉄条網は右へ、僕は左へ。
古越路峠からここまでに、ほぼ1時間を要した。
一息入れることにした。
0
3/17 9:10
そしてやっと、鉄条網と離れられる地点が見えてきた。
この小ピークから鉄条網は北東に向けて旋回して続いていく。
鉄条網は右へ、僕は左へ。
古越路峠からここまでに、ほぼ1時間を要した。
一息入れることにした。
そこから先は…
歩きやす〜い!
鉄条網で片側を塞がれてないって、ステキ〜!
開放感がすごい。
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3/17 9:21
そこから先は…
歩きやす〜い!
鉄条網で片側を塞がれてないって、ステキ〜!
開放感がすごい。
354pのすぐ手前に2基の石祠があった。
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3/17 9:27
354pのすぐ手前に2基の石祠があった。
左:山神 寛政五癸丑年(1793)銘
右:雷電宮 安永二癸巳(1773)銘 小屋村中
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3/17 9:28
左:山神 寛政五癸丑年(1793)銘
右:雷電宮 安永二癸巳(1773)銘 小屋村中
南東(150°)向き。
何か魅かれる石祠だった。
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3/17 9:28
南東(150°)向き。
何か魅かれる石祠だった。
そこから10分も歩けば、前日有戸山から訪れた小ピークに到着する。
昨日は気付かなかったがこの小ピーク、切岸みたいなもので切られている。
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3/17 9:38
そこから10分も歩けば、前日有戸山から訪れた小ピークに到着する。
昨日は気付かなかったがこの小ピーク、切岸みたいなもので切られている。
__こんな感じに。
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3/17 9:38
__こんな感じに。
ともあれ、昨日のピークに到着。
前日整えた、嘉永2年(1849)銘の石祠。
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3/17 9:40
ともあれ、昨日のピークに到着。
前日整えた、嘉永2年(1849)銘の石祠。
今日はこのまま主稜線を進む。
小ピーク北稜の切岸状の土木痕。
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3/17 9:42
今日はこのまま主稜線を進む。
小ピーク北稜の切岸状の土木痕。
3等・不動入ピークに到着。
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3/17 9:48
3等・不動入ピークに到着。
3等「不動入」
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3/17 9:49
3等「不動入」
あたりを見渡せども、なんの銘板もない。
RKさんの銘板を見るのを楽しみにしていたのに…。
実はこの日の山行でも、一枚の銘板も見なかった。
どなたかが意思をもって撤去したような印象。
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3/17 9:51
あたりを見渡せども、なんの銘板もない。
RKさんの銘板を見るのを楽しみにしていたのに…。
実はこの日の山行でも、一枚の銘板も見なかった。
どなたかが意思をもって撤去したような印象。
不動入から最低鞍部を越え、378p不動岳に登りかけた尾根の肩で、参道の道型を見つけた。
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3/17 10:04
不動入から最低鞍部を越え、378p不動岳に登りかけた尾根の肩で、参道の道型を見つけた。
この地点から北に向かって続いている。
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3/17 10:04
この地点から北に向かって続いている。
そして到着した不動岳(378p)
見事になにもない。
かつて5枚の山名板があったという。
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3/17 10:08
そして到着した不動岳(378p)
見事になにもない。
かつて5枚の山名板があったという。
石尊山に向かう。
とある枯木を通過。
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3/17 10:17
石尊山に向かう。
とある枯木を通過。
石尊山に足がかかると、あたりは岩々してくる。
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3/17 10:19
石尊山に足がかかると、あたりは岩々してくる。
眺望もいい。
唐沢山城のあるピークが見えた。
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3/17 10:20
眺望もいい。
唐沢山城のあるピークが見えた。
やがて石尊山に到着。
このあと訪れる浅間山とともに、地形図上はノーマークのピークである。
数基の石祠があるのだが、画面左の掘削痕に注目。
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3/17 10:32
やがて石尊山に到着。
このあと訪れる浅間山とともに、地形図上はノーマークのピークである。
数基の石祠があるのだが、画面左の掘削痕に注目。
完品は1基のみで、母屋を失った2基が脇を固める。
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3/17 10:33
完品は1基のみで、母屋を失った2基が脇を固める。
紀年銘等は見つからず。
ほぼ南(160°)向き。
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3/17 10:55
紀年銘等は見つからず。
ほぼ南(160°)向き。
そして掘削された大穴。
この後浅間山で、地元の方に現地での言い伝えを聞くことになる。
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3/17 10:56
そして掘削された大穴。
この後浅間山で、地元の方に現地での言い伝えを聞くことになる。
そんなこんなで、石尊山でお昼にしました。
はちみつ&マーガリン、くっそ旨いのに僕の地元で売ってない( ;∀;)
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3/17 10:39
そんなこんなで、石尊山でお昼にしました。
はちみつ&マーガリン、くっそ旨いのに僕の地元で売ってない( ;∀;)
ザックをデポして…
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3/17 10:58
ザックをデポして…
浅間山に足を延ばす。
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3/17 11:03
浅間山に足を延ばす。
浅間山では地元牧地区の方々が枯木を伐採していた。
数年前の落雷で立ち枯れたそうだ。
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3/17 11:08
浅間山では地元牧地区の方々が枯木を伐採していた。
数年前の落雷で立ち枯れたそうだ。
浅間神社。
牧の方々の話では、石尊山が本殿、こちらが拝殿のような扱いらしい。
ただし、この社も石尊山の方を向いているわけではなくやはり南向きに立っていることを思うと、もともとは違う感性があったんじゃないかなと思われる。
0
3/17 11:09
浅間神社。
牧の方々の話では、石尊山が本殿、こちらが拝殿のような扱いらしい。
ただし、この社も石尊山の方を向いているわけではなくやはり南向きに立っていることを思うと、もともとは違う感性があったんじゃないかなと思われる。
これが…読めない。
勉強します!
◎3/28追記「浅間神社」の崩し字であることを確認。
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3/17 11:09
これが…読めない。
勉強します!
◎3/28追記「浅間神社」の崩し字であることを確認。
皆さんの話では、石尊山にある大穴は賭場の跡だという。
(チンチロリン、という言い方をしていた)
戦前までは使ってたんじゃないかなあ、とのお話。
2
3/17 11:12
皆さんの話では、石尊山にある大穴は賭場の跡だという。
(チンチロリン、という言い方をしていた)
戦前までは使ってたんじゃないかなあ、とのお話。
ここは何より、周囲を完全に取り巻く石祠の数がすごい。
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3/17 11:09
ここは何より、周囲を完全に取り巻く石祠の数がすごい。
おそらくすべて江戸時代のものなのだと思う。
全ての礎石には、寄進した人々の名が細かく刻まれていた。
2
3/17 11:11
おそらくすべて江戸時代のものなのだと思う。
全ての礎石には、寄進した人々の名が細かく刻まれていた。
ぐるりと見た限りでは、年号があったのはこれだけ。
慶應元乙丑年(1865)銘。
2
3/17 11:15
ぐるりと見た限りでは、年号があったのはこれだけ。
慶應元乙丑年(1865)銘。
石尊山に戻って、再び主稜線を北上。
ハナント山への山行あたりから気になりだした「太くて明瞭な踏跡」って、賭場への道だったのかな?__と思い始めた。
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3/17 11:34
石尊山に戻って、再び主稜線を北上。
ハナント山への山行あたりから気になりだした「太くて明瞭な踏跡」って、賭場への道だったのかな?__と思い始めた。
石尊山を下りきる直前に現れた「赤い石」
すぐ消えた。
0
3/17 11:37
石尊山を下りきる直前に現れた「赤い石」
すぐ消えた。
458pを望む。
0
3/17 11:38
458pを望む。
振り返れば石尊(右)と浅間(左)。
0
3/17 11:43
振り返れば石尊(右)と浅間(左)。
458pを通過。
0
3/17 11:45
458pを通過。
458pを越えて、やっと唐沢山が見えてきた。
0
3/17 11:48
458pを越えて、やっと唐沢山が見えてきた。
468pを通過。
0
3/17 12:02
468pを通過。
唐沢山の取付あたりにあった捨て間伐。
画像で見える範囲の、局地的なもので済んだ。
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3/17 12:07
唐沢山の取付あたりにあった捨て間伐。
画像で見える範囲の、局地的なもので済んだ。
小ピークのアップダウンを繰り返し、見えてきた唐沢山。
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3/17 12:15
小ピークのアップダウンを繰り返し、見えてきた唐沢山。
唐沢山に__
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3/17 12:18
唐沢山に__
到着。
3等「唐沢」
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3/17 12:20
到着。
3等「唐沢」
なんら銘板なし。
三角点にICタグがあるように見えますが、ただのシミです。
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3/17 12:21
なんら銘板なし。
三角点にICタグがあるように見えますが、ただのシミです。
唐沢山の樹間の景色。
三峰山方面。
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3/17 12:22
唐沢山の樹間の景色。
三峰山方面。
大鳥屋山と野峰〜丸岩。
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3/17 12:25
大鳥屋山と野峰〜丸岩。
ここまで続いていた赤テープが西へ向かっている。
0
3/17 12:25
ここまで続いていた赤テープが西へ向かっている。
唐沢山の西の肩。
赤テープの方はここから下ってしまったようです。
僕のルートでは唐沢山以降、この人のテープを見かけなかった。
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3/17 12:26
唐沢山の西の肩。
赤テープの方はここから下ってしまったようです。
僕のルートでは唐沢山以降、この人のテープを見かけなかった。
ここからの眺めを同定してみる。
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3/17 12:26
ここからの眺めを同定してみる。
唐沢山を出立、576pを望む。
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3/17 12:35
唐沢山を出立、576pを望む。
ramisukeさんが、576pを「虫歯みたいな山」と称していたのだが、あんまりナイスなネーミングなので、僕はひそかに「虫歯山」と呼んでいる。
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3/17 12:36
ramisukeさんが、576pを「虫歯みたいな山」と称していたのだが、あんまりナイスなネーミングなので、僕はひそかに「虫歯山」と呼んでいる。
【参考】
過日、閑馬岩峰群第1峰から撮った虫歯山と唐沢山。
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2/26 11:01
【参考】
過日、閑馬岩峰群第1峰から撮った虫歯山と唐沢山。
虫歯山、取付はやや荒れる。
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3/17 12:38
虫歯山、取付はやや荒れる。
ぐんぐん登れば__
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3/17 12:44
ぐんぐん登れば__
576pに到着。
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3/17 12:46
576pに到着。
ピークには「榛名山」と書かれた板碑状の石祠がある。
南東(約140°)向き。
ちなみに群馬の榛名山はこの地点のほぼ真西にある。
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3/17 12:48
ピークには「榛名山」と書かれた板碑状の石祠がある。
南東(約140°)向き。
ちなみに群馬の榛名山はこの地点のほぼ真西にある。
祠のある位置あたりが標高点。
風化して読みにくいけど、たぶん「明治三午年五月吉日」「浄上下?講中 柿平村」の銘あり。
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3/17 12:50
祠のある位置あたりが標高点。
風化して読みにくいけど、たぶん「明治三午年五月吉日」「浄上下?講中 柿平村」の銘あり。
虫歯山のキレットへ下る。
0
3/17 12:53
虫歯山のキレットへ下る。
今日は虫歯山鞍部から閑馬岩峰群を望む。
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3/17 12:55
今日は虫歯山鞍部から閑馬岩峰群を望む。
3つ連なりのピークを持つ、大鳥屋山。
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3/17 12:56
3つ連なりのピークを持つ、大鳥屋山。
登り返し、大岩がある。
左巻き。
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3/17 12:57
登り返し、大岩がある。
左巻き。
登り返しながら、唐沢山。
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3/17 12:59
登り返しながら、唐沢山。
いよいよ林道の峠に下る。
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3/17 13:12
いよいよ林道の峠に下る。
緩慢な尾根形状なので地図読みを楽しみにしていたのだが、分かりやすくマークされていた。
有り難いような、残念なような。
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3/17 13:19
緩慢な尾根形状なので地図読みを楽しみにしていたのだが、分かりやすくマークされていた。
有り難いような、残念なような。
尾根筋がはっきりするまでマークあり。
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3/17 13:20
尾根筋がはっきりするまでマークあり。
3等・出流を横目に見ながら__
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3/17 13:23
3等・出流を横目に見ながら__
切通しに__
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3/17 13:24
切通しに__
下る。
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3/17 13:26
下る。
白岩柿平林道に降り立った。
右の尾根から下ってきた。
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3/17 13:27
白岩柿平林道に降り立った。
右の尾根から下ってきた。
対岸の取付を確認。
ここから行けそう。
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3/17 13:27
対岸の取付を確認。
ここから行けそう。
林道をやや西に下ると、マーク付きの入り口があった。
みんなはこっちを使ってるみたい。
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3/17 13:36
林道をやや西に下ると、マーク付きの入り口があった。
みんなはこっちを使ってるみたい。
さてここで、地形図を見ながら思案する。
車を停めた場所まで尾根歩きするのは、体力的に無理そう。
この尾根は氷室山までつなげるつもりでいるのだが、今日このまま行けるところまで行くと、次回以降のルートが中途半端になる。
ここで下山することにした。
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3/17 13:41
さてここで、地形図を見ながら思案する。
車を停めた場所まで尾根歩きするのは、体力的に無理そう。
この尾根は氷室山までつなげるつもりでいるのだが、今日このまま行けるところまで行くと、次回以降のルートが中途半端になる。
ここで下山することにした。
気が抜けたら、急に花が目に入ってきた。
フサザクラ、たくさん咲いてました。
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3/17 13:40
気が抜けたら、急に花が目に入ってきた。
フサザクラ、たくさん咲いてました。
咲き乱れるキブシたち。
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3/17 13:42
咲き乱れるキブシたち。
車を置いたところまで、10数キロは歩かなきゃならないなあ__
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3/17 13:44
車を置いたところまで、10数キロは歩かなきゃならないなあ__
ショートカットしながら、林道をトコトコ歩いた。
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3/17 13:43
ショートカットしながら、林道をトコトコ歩いた。
ここで思いがけない出会いがあった。
地元の漁師さんと出会ったのだ。
「最近6頭も捕れたから」と山ノ神に御供え物をする猟師さん。
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3/17 14:02
ここで思いがけない出会いがあった。
地元の漁師さんと出会ったのだ。
「最近6頭も捕れたから」と山ノ神に御供え物をする猟師さん。
お断りして僕も山ノ神を拝見させてもらった。
扁額には「氷室山神」
昭和3年大字白岩銘
南南西(約200°)向き。
大鳥屋山を拝していると言っていいと思う。
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3/17 14:03
お断りして僕も山ノ神を拝見させてもらった。
扁額には「氷室山神」
昭和3年大字白岩銘
南南西(約200°)向き。
大鳥屋山を拝していると言っていいと思う。
「梵天もあるよ、ほら、今年も替えなきゃ」
猟師さんは、仕掛けたククリ罠の見回りをしているのだった。
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3/17 14:06
「梵天もあるよ、ほら、今年も替えなきゃ」
猟師さんは、仕掛けたククリ罠の見回りをしているのだった。
軽トラで移動しながら、林道沿いに仕掛けた罠を順々に見回っているから、歩いてる僕と何度も一緒になる。
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3/17 14:08
軽トラで移動しながら、林道沿いに仕掛けた罠を順々に見回っているから、歩いてる僕と何度も一緒になる。
せっかくだからククリ罠のことを教えていただいた。
画面中央の塩ビ管が分かるだろうか?
塩ビ管のすぐ脇に枝を横たえてあることも、ワナ敷設のポイントになります。
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3/17 14:13
せっかくだからククリ罠のことを教えていただいた。
画面中央の塩ビ管が分かるだろうか?
塩ビ管のすぐ脇に枝を横たえてあることも、ワナ敷設のポイントになります。
さらに落ち葉などをかぶせると分かりにくくなる。
猪鹿は枝を避けて足を下ろす習性があるそうで、わざと枝を置き、罠を踏みやすくするそうだ。
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3/17 14:13
さらに落ち葉などをかぶせると分かりにくくなる。
猪鹿は枝を避けて足を下ろす習性があるそうで、わざと枝を置き、罠を踏みやすくするそうだ。
罠のすぐ近くに掲げてある鑑札。
通常必ずこの種のものが掲げてあるそうです。
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3/17 14:14
罠のすぐ近くに掲げてある鑑札。
通常必ずこの種のものが掲げてあるそうです。
もし罠に掛かったら、蝶ネジを緩めれば脱出できます。
後述。
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3/17 14:13
もし罠に掛かったら、蝶ネジを緩めれば脱出できます。
後述。
教わってから気にして歩いてみた。
あ、鑑札だ。
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3/17 14:15
教わってから気にして歩いてみた。
あ、鑑札だ。
すぐ脇の、沢への下り口にククリ罠を見つけた。
画面中央に置かれた枝の所にある。
テキトーな尾根を下った時、こんなところ普通に歩いてるよなあ、オレ。
けっこう衝撃的。
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3/17 14:15
すぐ脇の、沢への下り口にククリ罠を見つけた。
画面中央に置かれた枝の所にある。
テキトーな尾根を下った時、こんなところ普通に歩いてるよなあ、オレ。
けっこう衝撃的。
あ、鑑札だ。
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3/17 14:18
あ、鑑札だ。
ククリ罠。
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3/17 14:19
ククリ罠。
こりゃあ、いいことを教えていただいた。
ありがとうございました。
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3/17 14:19
こりゃあ、いいことを教えていただいた。
ありがとうございました。
白岩柿平林道の入り口には青木白岩鉱山の採石場がある。
敷地を通らないと県道に出られない。
「通っても大丈夫だよ」という言葉を信じて歩いた。
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3/17 14:20
白岩柿平林道の入り口には青木白岩鉱山の採石場がある。
敷地を通らないと県道に出られない。
「通っても大丈夫だよ」という言葉を信じて歩いた。
林道入口を返り見る。
Y字路右の暗がりが林道入口。
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3/17 14:21
林道入口を返り見る。
Y字路右の暗がりが林道入口。
入口に立つ、白岩柿平林道標識。
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3/17 14:21
入口に立つ、白岩柿平林道標識。
採石場内を通行します。
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3/17 14:23
採石場内を通行します。
野上川にかかる越沢橋まで下りて来た。
ここで先ほどの漁師さんが追いついてきて、デポ地点まで送ってくれるとの声を掛けていただいた。
ありがたく軽トラに乗せていただいた。
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3/17 14:26
野上川にかかる越沢橋まで下りて来た。
ここで先ほどの漁師さんが追いついてきて、デポ地点まで送ってくれるとの声を掛けていただいた。
ありがたく軽トラに乗せていただいた。
野上川右岸の水田にサルの群れがいた。
もう、絶望的な数のサルたちが悠々と過ごしているのだけれど…
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3/17 14:33
野上川右岸の水田にサルの群れがいた。
もう、絶望的な数のサルたちが悠々と過ごしているのだけれど…
間合いを知っているサルたちは__
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3/17 14:34
間合いを知っているサルたちは__
ある程度の距離を置くとこちらを見守る。
これじゃ、生活する人間は大変だあ…。
大人たちに守られて、子ザルたちはほんとに楽しそうに走り回っていた。
そのギャップがすごい。
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3/17 14:35
ある程度の距離を置くとこちらを見守る。
これじゃ、生活する人間は大変だあ…。
大人たちに守られて、子ザルたちはほんとに楽しそうに走り回っていた。
そのギャップがすごい。
なんやかんやで、猟師さんの家でお茶をよばれてしまった。
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3/17 15:50
なんやかんやで、猟師さんの家でお茶をよばれてしまった。
改めてククリ罠について教わった。
(用語は分らないので自己流で説明します)
まず踏み抜き板にワイヤーをかけて__
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3/17 15:52
改めてククリ罠について教わった。
(用語は分らないので自己流で説明します)
まず踏み抜き板にワイヤーをかけて__
罠本体に引っ掛ける。
踏み抜き板はワイヤーに引っ張られて、罠本体にただ乗っているだけの状態です。
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3/17 15:52
罠本体に引っ掛ける。
踏み抜き板はワイヤーに引っ張られて、罠本体にただ乗っているだけの状態です。
この状態でバネを絞って、蝶ネジで固定。
この形のまま本体を獣道などに埋め込んで、罠を仕掛ける。
ワイヤーの一方は樹木などに固定しておく。
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3/17 15:55
この状態でバネを絞って、蝶ネジで固定。
この形のまま本体を獣道などに埋め込んで、罠を仕掛ける。
ワイヤーの一方は樹木などに固定しておく。
細い塩ビ管の中でバネが縮こまっている状態となります。
この状態で猪鹿が踏み抜き板を踏み抜けば__
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3/17 15:55
細い塩ビ管の中でバネが縮こまっている状態となります。
この状態で猪鹿が踏み抜き板を踏み抜けば__
踏み抜き板が落ち、ワイヤーだけが猪鹿の足を締め付けるのです。
塩ビ管端の蝶ネジ(猟師さんが操作している部分)を緩めれば、バネのテンションが解除されて、ワイヤーから解放されます。
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3/17 15:55
踏み抜き板が落ち、ワイヤーだけが猪鹿の足を締め付けるのです。
塩ビ管端の蝶ネジ(猟師さんが操作している部分)を緩めれば、バネのテンションが解除されて、ワイヤーから解放されます。
ククリ罠。
バネや一部の金具は専門店で購入してくるそうですが、その他はホームセンターで売っている部材で賄い、基本的に自作するそうです。
猟師さんごとの個人差もけっこうあるみたいですが、基本的な仕組みは一緒です。
もし登山中にストックや足先などがかかってしまったら、バネのテンションを開放できる場所を探してみてください。
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3/17 15:56
ククリ罠。
バネや一部の金具は専門店で購入してくるそうですが、その他はホームセンターで売っている部材で賄い、基本的に自作するそうです。
猟師さんごとの個人差もけっこうあるみたいですが、基本的な仕組みは一緒です。
もし登山中にストックや足先などがかかってしまったら、バネのテンションを開放できる場所を探してみてください。
踏み抜き板は育苗箱で作られてました。
ちなみに罠の直径は12cm以内と決められています。
ツキノワグマがかかることを防ぐためです。
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3/17 16:04
踏み抜き板は育苗箱で作られてました。
ちなみに罠の直径は12cm以内と決められています。
ツキノワグマがかかることを防ぐためです。
「むかし親父が使ってたククリ罠」
こちらの方がセンシティブに反応しますが、罠をしかけるのがけっこう面倒なので、使わなくなったとか。
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3/17 15:59
「むかし親父が使ってたククリ罠」
こちらの方がセンシティブに反応しますが、罠をしかけるのがけっこう面倒なので、使わなくなったとか。
狩猟期間とは別に、資格さえあれば有害駆除従事者として通年猪鹿などを捕ることができるそうです。
捕った猪鹿の多くは、葛生清掃センターで焼却されるというお話も驚きました。
伝票を見せていただくと「ごみ種別 可燃」の文字が。
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3/17 15:48
狩猟期間とは別に、資格さえあれば有害駆除従事者として通年猪鹿などを捕ることができるそうです。
捕った猪鹿の多くは、葛生清掃センターで焼却されるというお話も驚きました。
伝票を見せていただくと「ごみ種別 可燃」の文字が。
高鳥屋山。
日が暮れるまでいろいろなお話を伺いました。
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3/17 15:47
高鳥屋山。
日が暮れるまでいろいろなお話を伺いました。
すき屋293号田沼店にて、ポークカレー(メガ)&サラダセット820円。
あとは佐野やすらぎの湯で湯船につかり、どまんなかたぬまで車中泊。翌日の尾根歩きに備えます。
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3/17 17:48
すき屋293号田沼店にて、ポークカレー(メガ)&サラダセット820円。
あとは佐野やすらぎの湯で湯船につかり、どまんなかたぬまで車中泊。翌日の尾根歩きに備えます。
thoughtmayさん こんばんは〜。
猟師さん関係の貴重な情報ありがとうございます。
くくり罠って触るだけで怪我しそうなイメージがありましたが、そんな事は無いんですね。解除方法も理解できてかなり安心しました。しかし、焼却処分されるとは・・・予想はしていたけど実際その事に触れるとちょっと悲しくなってしまいます。自分は完全部外者なので口出をすべき立場ではありませんが、ドックフードの材料にするとかなにかに有効活用できないものかと妄想してしまいます。
そういえば鹿肉って物凄く不味いんですよね。昔の話ですが祖父がもらってきた鹿肉が自宅の食卓に並んだ事が何度もあるのですが、食い意地の張っていた当時(今もかw)でもギブアップするレベルの不味さだった記憶があります。
賭場の話も興味深く読ませていただきました。そういえば次石山北部の八方館もトヤバだったみたいですね。
ではまた〜。
こんばんは〜。
やっと返信できまする、ごめんなさい。
罠の話をいろいろ伺っていると、仕掛けたまま忘れられたものも山に残っているという話も聞くことが出来ました。
そのことは忘れちゃいけないな、と感じました。
トラバサミみたいなある意味高価な罠は回収しきっているのでしょうけれど、
たとえば非常にシンプルなククリ罠は、いまでも山に残っていることがあるそうです。
ワイヤーのアイに末端を通し、引っ張れば締まる状態にしたワイヤーを
獣の通る草むらなどに立てておくと、それだけで罠になるというのですわ。
頭からワイヤーの輪の中に入った動物は抜け出せなくなるのだとか。
今では禁止されている使用法なのだそうですが、
最近でも山に残っていたこの罠に捕らえられたシカがいたとのことです。
ククリ罠を実際目にして分かったのですが、
今回紹介したタイプのものは、結構な力で踏み抜かないと罠が作動しません。
猟師さんは法令により、仕掛けた罠を毎日巡回をしなければならないのだそうですが、
作動しているけど掛かっていない罠が相当あるのだとか。
タイムラグが大きいので反射的に足を引っ込めて、それで逃げ切れるようです。
また、罠に掛かった動物の暴れ方は想像を絶するもので
(命がけですもの、そうなりますよね)
自分の足を失っても逃げ出そうとするようです。
そのため、ククリ罠の輪っかの部分には、最低限これ以上は締め切らないための
管状のスペーサーが入っています。
なるほどなあ、という感じです。
以前伺った話だと、血抜きの仕方でシカ肉の味は全然変わるのだとか。
この日お会いした猟師さんたちは携帯用の100V電源を持ち歩いていて、
電極を獲物に当ててショック死させているとのことでした。
ジビエと真面目に向き合うと、どういう猟の仕方になるのですかね…。
実はまだ、全頭ではないのですが、放射線量の高い個体もあるそうなのですよ。
ではまた〜。
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