笙ヶ岳・養老山
- GPS
- 00:48
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,162m
- 下り
- 1,168m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 6:01
下部駐車場9:43-10:00登山口10:04-11:15笹原峠11:15-11:39旧牧場11:39-12:16笙ヶ岳(昼食)13:15-13:47旧牧場13:47-14:13笹原峠
【養老山】
笹原峠14:13-14:22小倉山14:23-14:34養老山14:36-14:47小倉山14:50-14:55笹原峠14:56-15:29登山口15:31-15:44下部駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
当初は紊肪鷦屬靴禿个蟷呂瓩詬縦蠅、価格の魅力に負けて(笑)腓ら出発 登山口は綯鷦崗譴瞭口付近にある また、登山届の記帳も綯鷦崗譴瞭口にて♪ |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は特にありませんが、堰堤を越えて登山道へ取りつく辺りが道間違いしやすく、間違ったコースに踏み跡多数。 |
写真
感想
8月20日の奥穂高岳以来となる久しぶりのM氏との山行。8時に迎えに行くと言っておきながら、目が覚めると(二度寝してしまっていて)7時10分…。予定より30分遅れると詫びのメールを入れて、急いで身支度をして家を出る。M氏邸到着はピッタリ8時30分であった。すぐに出発し、名神高速 関ヶ原ICで降りて養老ノ滝へ。当初は観光リフト終点の駐車場(週末1,000円)から登り始める予定だったが、入ってすぐの駐車場(300円)に安さに負けて駐車。駐車場には観光客に混じって登山者の姿(山ガール?いや山オバサン)も見え、最近の登山ブームを感じる。
下の駐車場から養老ノ滝までは、土産物屋が道の両側に並ぶ賑やかな道を進む。滝の上部にある展望台まで登り、その先をさらに進むと観光リフトの終点と1,000円駐車場がある。駐車場入口で登山届を記入、そこを出たすぐ左に登山口となる林道が続いている。林道を登り始めるとすぐ登山道と林道の分岐があるが、案内板を見て笙ヶ岳に近い理由でそのまま林道を進むも、事前の情報で「退屈な林道歩き」と書かれてあったのを思い出し、数分登った所で引き返し登山道へと戻りタイムロス…。また、登山道を少し行くと沢を渡るのだが、本当は工事用のバリケードの脇を直進し、堰堤を越えてから河原に下りると登山道に続くところを、堰堤の手前から沢を渡ってしまい、同じように間違えて登ったであろう踏み跡をたどって…結局は道なき崖を直登して大きくタイムロスしてしまう。その上、この崖の直登でM氏とはぐれてしまい(僕はそのまま無理矢理に登り切って登山道と合流、M氏は後で聞くと一旦下りて再度、登山道を探して登り直したらしい)結果的には最後に駐車場に戻るまでM氏と合うことは無かった。
崖の直登から登山道に復帰した時点でM氏は先を歩いているものだと信じこみ、ここからは休憩することなく猛スピードで追いかける。急なつづら折れを登り切り、ベンチのある尾根まで出ると右に続く道をひたすら進む。三方山への分岐を過ぎると笹原峠はすぐで、ここを右の旧牧場方面へ。古い地図やガイドブックには「あせび平」と書かれているものが多いが、今はあせび平の表記はなく道標には「旧牧場」と書かれている。アップダウンを何度も繰り返し、旧牧場の小広場を過ぎると、その先は雑木林におおわれた谷に下る。大洞谷分岐を笙ヶ岳方面に進むと山腹をトラバースする滑りやすい道となる。最後は踏み跡の薄い、荒れた雑木林の中を赤テープを頼りに登り切ると笙ヶ岳山頂に続く稜線に出る。『休憩もせず、かなりの速さで進んだにもかかわらずM氏に追いつかないという事は、自分が先を歩いていたのか?』と考えながら山頂にM氏が居るのを期待して狭い山頂広場に着くが…オジサンが3人居るだけでM氏の姿は無かった。
山頂では、後を追いかけてくるかもしれないM氏を待ちながら、のんびりと休憩をとる。昼食は久しぶりにお湯を沸かしてのおにぎり&ラーメン。食後には熱いコーヒーも飲んでみた♪約1時間してもM氏は現れず…。最初の崖で転落でもしているのではないか…と不安に思いながら、来た道をノンストップで引き返す。
笙ヶ岳からの復路もまったく休憩することなく歩き続け、笹原峠の分岐を小倉山方向に進む。要所ごとの道標では、M氏からの伝言メッセージがないか注意深く見ながら戻ってきたが、そんな面倒な事のできる人ではないので当然何もなかった…(笑)。
ここから小倉山を経由して養老山までの道のりは、笙ヶ岳を往復してきた者からすれば物足りなく感じる距離である。しかし小倉山からの展望は笙ヶ岳方面、養老山方面ともに開けており心地よい山頂であった。ここにもM氏の姿はない。
軽く下って登り返すこと10分ほどで木々に囲まれた養老山山頂に到着。最後の淡い期待も虚しく、ここでもM氏には会えず。ここで会えないということは駐車場で待っているのだろうか…山頂で記念写真だけ撮って、すぐさま下山開始。
登り始めで道を間違えて這い上がってきた崖を横目で見ながら急な登山道を下り、しっかりと沢を堰堤の上流で渡り、登山口駐車場まで戻って登山届を見てみるとM氏14:20下山の記入がされてあった。とにかく無事に下山していることに安心する。しかし、約1時間も待たせてしまっている…。養老ノ滝で写真を1枚撮って、下部駐車場に急ぐ。すれちがう観光客の人達は、半ズボンを海パンのように着こなす怪しい男に目を丸くして何やらヒソヒソと話している。確かに、観光地を必死の形相で歩く姿は異様に映るだろう(笑)。
さて、駐車場ではM氏が自販機の前でのんびりジュースを飲んでいた…5時間ぶりの再会である。聞くと、笹原峠の分岐から養老山を目指して進んだらしい。あれほど先に笙ヶ岳から行くと言っておいたのに!とにかく、久しぶりの一緒の山行ではあったが、ほとんど単独行に近い不思議な一日であった。
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