嵩山

2018年03月25日(日) [日帰り]

• GPS: 02:55
• 距離: 4.5km
• 登り: 526m
• 下り: 566m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:02
• 休憩: 0:54
• 合計: 2:56

距離 4.5km 登り 528m 下り 575m

9:48 道の駅霊山かさやま 表登山口
11:27 12:21 嵩山
12:44 道の駅霊山かさやま 東登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東京方面から関越自動車道で渋川伊香保ICまで行きそこからは下道。車は道の駅霊山かさやまの駐車場へ駐車。

コース状況／危険箇所等

鎖場・岩場あり。落石の危険のため一部立ち入り禁止エリアあり。

その他周辺情報

下山後、道の駅の園内にある「そば処けやき」でおそばを頂きました。

写真

3/25 7:26

西武池袋線練馬高野台駅に7:30集合です。参加者の方のマイカーに同乗し中之条へ向かいます。

3/25 9:15

関越自動車道渋川伊香保ICで下りた後、のどかな下道を走って中之条へと向かいます。

3/25 9:19

目の前にひときわ目立つ独立峰が見えてきました。中之条のシンボル、嵩山です。

3/25 9:19

近づけば近づくほどその姿が際立ってきます。

3/25 9:31

途中渋滞もなく、9:30に道の駅霊山かさやまに到着し駐車場に車を停めます。2つの大きな岩が目に飛び込んできます。

3/25 9:31

左が男岩、右が屏風岩です。嵩山の最高地点は女岩というところで、駐車場からは見えない奥のほうにあります。

3/25 9:38

the most beautiful villages in Japan - 群馬県中之条町伊参。
今日1日を終えての個人的な感想としては、その看板に偽りはありませんでした！！

3/25 10:04

2番観音様は蝙蝠穴と呼ばれる岩穴の奥にいました。夏場は実際にコウモリがいるようです。

3/25 10:06

さきほど登山道の途中でお会いした方が、親切にも16番観音様まで一緒なのでコースを案内してくださるとおっしゃって下さいました！

3/25 10:07

3番観音様は手が6本あります。千手観音様を表しているようです。

3/25 10:09

足元に春蘭が咲いています。とても小さいけれど満開です。

3/25 10:09

あっという間に8合目まできました。

3/25 10:10

8番観音様と9番観音様です。8番観音様は蓮のつぼみをもっています。

3/25 10:11

観音様の台座には寄進された方の名前と町が記されています。

3/25 10:11

手には蓮のつぼみ。

3/25 10:13

10番観音様です。頭のうえに精細な顔の彫刻が並んでいます。

3/25 10:13

こちらの台座には西暦の書かれたコインがありました。毎年元旦に登山してその年を記した1円玉を置かれる方がいらっしゃるそうです。嵩山が地元の方から愛されていることがわかります。

3/25 10:17

不動岩へ向かいます。

3/25 10:18

不動岩の手前に6番、7番観音様。ここでも先ほどの方が解説してくださりました。

3/25 10:19

ふくよかなお顔の7番観音様です。

3/25 10:22

不動岩に登ります。急な鎖場を登るので大きな荷物は鎖場の手前に置いておきます。

3/25 10:23

なかなかの高度感です。

3/25 10:24

切り立った岩を鎖を頼りに登っていきます。

3/25 10:27

不動岩のてっぺんから、良い景色です！日本の原風景という感じです。

3/25 10:29

降りるときも注意が必要です。降りるときは後ろ向きで、鎖は両足の間の位置にくるようにとのアドバイスをいただきました。

3/25 10:37

続いて小天狗へ向かいます。

3/25 10:38

こちらは鎖場などはないので比較的登りやすいです。

3/25 10:39

先ほど登った不動岩が向こうの方に見えます。

3/25 10:39

小天狗の上から雪に包まれた浅間山がくっきりと見えました。

3/25 10:44

檀香梅（ダンコウバイ）が咲き誇っています。

3/25 10:46

足元にカタクリの葉っぱが顔を出していました。

3/25 10:49

お願いごとが3倍になって返ってくるという三社神社です。みなでそれぞれお願いごとをしてきました。

3/25 10:53

駐車場から見えていた屏風岩です。

3/25 10:53

下から見上げるととても巨大に見えましたが、実は前後には比較的薄いということがわかります。

3/25 10:51

胎内くぐりです。

3/25 10:58

胎内くぐりの入り口です。

3/25 10:58

どことなく神々しいです。

3/25 10:54

胎内くぐりへ入っていきます。

3/25 10:56

胎内には11、12、13番観音様。

3/25 10:57

胎内から太陽が見えます。

3/25 10:57

胎内くぐりの出口です。幅が20cmちょっとしかないので、普通体型の人でぎりぎり通過できる感じです。

3/25 11:01

14番観音様はすさまじいところにいます。巨石の直下です。

3/25 11:01

この割れ目が大きくなると、上の巨石が滑り落ちてくる可能性もあるようです。

3/25 11:03

14番観音様の向かいに槌岩が見えます。木槌のように見事な丁字型をした岩です。

3/25 11:03

15番観音様も蓮のつぼみをもっています。

3/25 11:04

17番観音様は少し下ったところの岩の下にいます。

3/25 11:05

朴の木の集合果（まつぼっくりみたいなもの）が近くに置いてありました。お供え物でしょうか。

3/25 11:07

16番観音様へは鎖場を登っていきます。ここは階段が切ってあるので登りやすいです。ここでここまで案内してくださった方とはお別れです。ありがとうございました！

3/25 11:08

16番観音様です。ここから尾根まで登っていくと、中天狗に出られるとのアドバイスをもとに、そのまま登っていきます。

3/25 11:11

ただ、ここから尾根までは道なき道です。ピンクのリボンを頼りに登ります。踏み跡はほとんどありません！この写真の左奥の方から登ってきています。

3/25 11:13

ようやく前方に尾根らしき場所が見えてきました。

3/25 11:13

無事大天狗と中天狗の分岐点に合流することができました。

3/25 11:15

中天狗までの道もなかなかワイルドな道です。

3/25 11:19

中天狗も小ピークになっていますが、やや木々が茂っています。

3/25 11:21

26番観音様です。先ほど案内してくださった方から見落とさないようにとアドバイスを受けていました。

3/25 11:23

実城の平です。嵩山城の戦いの犠牲者の供養と嵩山への信仰のため、元禄年間に建立された観音様と阿弥陀如来が安置されています。

3/25 11:24

観音様はいろいろな姿をしています。

3/25 11:26

烏帽子岩・五郎岩へ向かいます。

3/25 11:30

烏帽子岩です。

3/25 11:32

烏帽子岩の足元に27番観音様がいます。

3/25 11:36

28番観音様は五郎岩の手前にあります。

3/25 11:37

五郎岩の上まできました。

3/25 11:38

なんとも良い眺めです。

3/25 11:38

まだ雪をかぶった山並みが遠くに見えます。

3/25 11:38

こちらも。

3/25 11:46

30番観音様。

3/25 11:48

31番観音様。ここで来た道を東屋のところまで引き返して、大天狗へ向かいます。

3/25 11:59

大天狗へは再び鎖場です。

3/25 12:00

切り立った岩場を登ります。

3/25 12:02

嵩山の山頂、大天狗（女岩）につきました。

3/25 12:03

山頂で風になびく御幣がかっこいいです。

3/25 12:14

山頂の祠と御幣。

3/25 12:23

山頂まできて、あとは下山です。あっという間に七合目です。

3/25 12:24

この先、一部の観音様のエリアは落石の危険のため立ち入り禁止になっていました。

3/25 12:26

遠くに一升水、また観音様の案内看板が見えます。

3/25 12:30

19番観音様です。近くまで行けるように鎖が設置されています。

3/25 12:38

18番観音様です。気付かずに通り過ぎてしまったところHさんが気付いて呼び止めてくれました。巨大な岩の下に観音様がいるという経験則をもとに発見されたようです！本日巡る最後の観音様です。

3/25 12:49

下山後、登ってきた嵩山を振り返ります。男岩と屏風岩が見えます。ガイドマップによると標準所要時間2時間30分とのことでしたが、今回はじっくり回ったのでちょうど3時間の山行時間でした。前半にご案内していただいた方から32番観音様と33番観音様は明瞭な道がないため迷いやすく、また今回は時間が足りないだろうとのアドバイスを受け今回は行きませんでした。今回はこのあと温泉に行く予定だったので、ちょうど良い下山時間となりました。

3/25 12:47

下山後、道の駅霊山たけやまです。道の駅とは思えないほど風情のあるたたずまいです。

3/25 12:48

道の駅の園内にあるそば処けやきでお昼ご飯を取ります。店内はとても繁盛していて、自分たちが入ったところで満席となりました。

3/25 13:28

冷やしたぬきそば(800円)。おいしいです。

3/25 13:57

お昼ご飯の後、嵩山から車で20分ほどのところにある沢渡温泉へ向かいます。

3/25 14:00

お電話で前日にご確認したところ、沢渡温泉のまるほん旅館の日帰り入浴が午後2時までに受付をすれば可能とのことでした。ぎりぎり午後2時少し前に到着することができました。

3/25 14:00

秘湯です。

3/25 14:04

男性は混浴風呂しかないのですが、女性は婦人専用があります。

3/25 14:22

まるほん旅館の沢渡温泉は、服をきたままとびらを開けるといきなり温泉で、温泉のすぐわきに脱衣かごがあるような面白い作りで、温泉も湯の花が浮いていて気持ちよかったです。まさに湯治場といった雰囲気で、いままで入った温泉の中で一番印象に残りました。個人的にはこれを越えるような印象をもつ温泉と出会うことは今後もなかなかないのではないかと思いました。

14:50ごろに沢渡温泉を出て帰路につきました。日曜の夕方ということもあり関越道は少し渋滞がありましたが、渋滞の影響はプラス1時間ほどで、18:30には練馬駅に到着・解散することができました。参加されたみなさん、本日はどうもありがとうございました！

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION