絶景山歩 一人ぼっちの甲斐駒ヶ岳

2018年03月26日(月) ~ 2018年03月27日(火)

• GPS: 29:31
• 距離: 19.4km
• 登り: 2,552m
• 下り: 2,551m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:27
• 休憩: 0:53
• 合計: 6:20

距離 8.0km 登り 1,737m 下り 154m

9:20 尾白川渓谷駐車場
9:24 9:26 竹宇駒ヶ岳神社
11:03 11:13 笹の平分岐
12:48 13:09 刃渡り
13:28 刀利天狗
14:20 14:22 五合目小屋跡
14:24 14:42 屏風小屋跡
15:40 七丈小屋

2日目

• 山行: 7:27
• 休憩: 2:43
• 合計: 10:10

距離 11.4km 登り 803m 下り 2,409m

4:40 七丈小屋
5:32 6:14 八合目御来迎場
7:23 7:24 駒ヶ岳神社本宮
7:29 8:09 甲斐駒ヶ岳
8:13 駒ヶ岳神社本宮
9:05 9:08 八合目御来迎場
9:44 10:16 七丈小屋
10:53 10:57 屏風小屋跡
11:02 11:10 五合目小屋跡
11:58 刀利天狗
12:06 12:33 刃渡り
13:27 13:33 笹の平分岐
14:45 竹宇駒ヶ岳神社
14:50 ゴール地点

天候

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白渓谷駐車場(無料)
去年新しくなったトイレ有り
甲斐駒君の所に登山ポストあり

コース状況／危険箇所等

3月26・27日の状況
登山口⇒笹の平
　残雪あり、チェーンスパイクなしで登りました。
　下山はチェーンスパイクで下りました。

笹の平⇒五合目小屋跡
　笹の平から先は雪多くチェーンスパイクで登りました。
　この日はアイゼンの方が良かったと思いました。
　下山時は12本アイゼンで下りました

五合目小屋跡⇒七丈小屋
　チェーンスパイクからアイゼンへ　
　梯子が多いのでピッケルを持たなかったのですが、持った方が良いです。
　梯子はプラスチックの足場に変わってました。アイゼンだと滑ります。

七丈小屋⇒八合目
　八合目の御来迎場までは、冬道の直登。
　急ですが特に危険と思う所はありません。

八合目⇒山頂
　八合目から先は瘦せている所があります。
　夏には3mほどの鎖のある急なルンゼ状の地形の所が核心部。
　特に下りは緩みだしているので注意。
　自分は往復ピッケル＊2で対応しました。
　稜線にでるまでは急登が続きます。
　
27日以降暖かい日が続いているので、
週末には登山道の様子は変わっていると思います。
通年小屋になった七丈小屋のHPを活用してください。
　https://www.kaikoma.info/
　

その他周辺情報

尾白の湯　820円でした。
http://www.verga.jp/?page_id=41

写真

3/26 8:07

4週ぶりの晴れの月曜は夜勤明け(T_T)
火曜日を休みを取っていたので、眠いの堪え今一番行きたい山　甲斐駒ヶ岳へ

3/26 8:33

夜勤明けなのでドーピングしてスタートです^^
登山ポストはこの奥にあります。
いつもは妻に出すのみですが、今日は同じものをポストに入れました。

3/26 9:26

無事登頂し下山できますように参拝します。

3/26 9:27

久しぶりにドキドキワクワクです^^

3/26 9:46

暑い！出だしの急登から汗だくです

3/26 10:08

暑いせいなのか夜勤明けのせいなのか、ペースがつかめない。
ユンケル￥ケチったせいかな(^^;

3/26 10:55

足元滑るけど分岐まで頑張る

3/26 11:04

ふぅ〜やっと分岐〜

3/26 11:13

一息ついてチェーンスパイク装着して気合を入れます。

3/26 11:23

七丈小屋のホームページに載っていた
21日から22日にかけて降った重たい雪

3/26 11:54

地味に滑り疲れる

3/26 12:29

振り返り
明日はグズグズかな

3/26 12:48

刃渡り
ここを登りきると雪は少なかったです
暖かい日が続けば週末には刃渡りの雪は無いと思います。

3/26 12:50

富士山

3/26 12:50

鳳凰三山

3/26 12:51

八ヶ岳
阿弥陀岳を見つめて一礼

3/26 12:59

鳳凰山と富士山見ながらお昼ご飯
焼きソバパンを緑茶で流し込み、〆はコーヒー^^

3/26 13:28

雪が深くなり
アイゼンに付け替えた方が良かったかな

3/26 13:32

刀利天狗まで行こう

3/26 13:34

3/26 13:38

刀利天狗
五合目までは黒戸山の巻き道、チェーンスパイクで行きます。

3/26 14:00

失敗？
アイゼンの方が良かった？
巻き道が長く感じました(^^;

3/26 14:03

黒戸山の巻き道は踏み固まっているけど地味に滑るし、疲れる(^^;

3/26 14:20

五合目と〜ちゃく！

3/26 14:24

アイゼンに履き替え
さぁ〜あとひと踏ん張り！

3/26 15:10

橋

3/26 15:17

直角に近い梯子

3/26 15:18

から〜の足元

3/26 15:21

垂直から〜の水平移動

3/26 15:38

今日の核心部は小屋手前
ピッケルを出して無かったので怖かったです。

3/26 15:39

やっと七丈小屋と〜ちゃく！
疲れた〜
予約の時に小屋番さんに、3時前後に着きますと言っていましたが少し遅れてしまいました。

3/26 16:16

おつかれ〜
夜勤明けの睡眠不足で酸素が足りない脳みそにしみわたります。

3/26 16:57

今夜の宿泊は俺一人です。
小屋番さんは、甲武信小屋にいた方でした。
カレーが美味しいわけだ^^
そして春雨サラダの野菜が新鮮でめちゃくちゃ美味しかった〜
（荷揚げした日にちで違うと思います）
エビフライはサービスしてくれました^^

3/27 4:37

27日朝4:40スタート
小屋は一晩中ストーブを着けていてくれ、布団も綺麗で暖かく熟睡できました。
小屋に使わぬ荷物を置かせてもらいました。

3/27 4:51

昨夜アタック準備をしながら
小屋泊が俺一人と言う事は、山頂を目指すのは一人きりと気付きました(^^;

3/27 5:30

ほとんど直登ルートに息を切らせ

3/27 5:32

八合目と〜ちゃく！

3/27 5:36

来た―――!!!

3/27 5:37

3/27 5:39

3/27 5:39

富士山と鳳凰三山

3/27 5:39

八ヶ岳

3/27 5:40

北岳

3/27 5:42

そして朝日を見ながら朝飯とモーニングコーヒー^^

3/27 6:02

先週亡くなられた方のために一礼して
では行きますか！
怖くないかと聞かれたら、怖いです。
怖かったら引き返します！

3/27 6:07

振り返り
アッ!?縦の虹

3/27 6:06

悪い前兆？良い前兆？
前回甲斐駒の山頂から環水平アークを見た時は楽しい山旅でした。今回も楽しい山旅の予感^^

3/27 6:09

慎重に行きます。

3/27 6:13

夏でも嫌いな所
スッテップが彫られた鎖の上です

3/27 6:27

ここは木の枝をつかみながら慎重に

3/27 6:32

鎖のある急なルンゼ状の地形の所（七丈小屋のHPを参照してください）
確かに日が当たり緩んでいます。

3/27 6:33

安心の為ピッケル＊2で登ります！

3/27 6:39

剣の刺さる岩
怖さより楽しいさが勝ります^^

3/27 6:41

夏道は左の赤石沢側

3/27 6:41

雪道は右から行くはず

3/27 6:43

正解でした^^
最後よじ登ったので下山は難しくなるな

3/27 6:43

振り返り
冬は剣の所まで行けそうですね。行かないけど(^^;

3/27 6:44

見たい景色がまた見れた^^

3/27 6:46

下山は夏ルートの方が簡単そうだな？下から見えたマークが見えます。

3/27 6:52

サメ岩

3/27 6:57

を越えて目に飛び込んで来た、北アルプス

3/27 7:03

アッ!?山頂が見えた！
笑っているように見えるのは俺だけ？

3/27 7:06

ここもかなり急です
よく締まった雪なので下山時も前向きに下りれました。

3/27 7:09

よじ登り稜線へ
かなりオーバーに撮れてしまいました(^^;

3/27 7:16

稜線を歩く自分の影を見てニンマリ^^

3/27 7:23

西峰の横手駒ケ嶽神社山頂本社
思い出深い所です(^^;

3/27 7:25

ビクトリーロード

3/27 7:27

ここで立ち止まりニヤケてしまいました^^

3/27 7:28

山頂と〜ちゃく！
風も弱く、素晴らしい天候の日に登れたことに感謝し
一礼　ありがとうございます。

3/27 7:30

ヤッター！無事登頂
記念にパシャリ

3/27 7:33

鳳凰三山と富士山

3/27 7:34

八ヶ岳

3/27 7:34

北アルプス
去年の夏を思い出します^^

3/27 7:34

御嶽山に白山

3/27 7:34

中央アルプス

3/27 7:34

仙丈ケ岳

3/27 7:35

北岳と間ノ岳に農鳥岳の白根三山
日帰りしたっけな〜

3/27 7:35

日本のトップスリー

3/27 7:44

一人ぼっち
コーヒー飲みながら登頂の喜びに浸ります^^

3/27 7:55

手前の八丁尾根
大石山の100mの登りっ返しがキツかったな〜

3/27 8:04

富士夫くんありがと^^

3/27 8:07

名だたる名峰を眺められたし、小屋番さんが心配するから戻ろっと^^

3/27 8:07

下山もピッケル＊2で慎重に！

3/27 8:12

小鳥のさえずりを聞きながら慎重に下ります。

3/27 8:18

振り返り
やっぱり笑ってる？

3/27 8:18

ほら、笑ってるでしょ
（＾◇＾）自分にはこう見えます
本当にありがとうございました。

3/27 8:37

登りの時の確認した剣の所は右の夏道から難なく下りて

3/27 8:41

ルンゼ状の所は後ろ向きの下ります。

3/27 8:43

山から体を離し、足元が良く見えるようにと

3/27 8:47

長い！

3/27 8:51

時たま、10�儖迷�が滑りますが、しっかりとピッケルさしているので安心です。
前向きで10�兮�が滑ると焦りますよね、多くの方のレコ参考に自分で考えた甲斐駒攻略法です。

3/27 8:55

ここは緩んでいてピッケルさしても利かないし、枝をつかんで慎重に！
滑ったら赤石沢行きです！

3/27 8:58

踏み抜きもあるので一歩ずつ慎重に！

3/27 9:05

そしてやっぱり嫌いな1mの鎖

3/27 9:10

八合目まで無事下山
ほっと一息^^
もう一度甲斐駒に向かって一礼し

3/27 9:25

ツボ足で下山します

3/27 9:42

小屋まで戻り

3/27 10:17

小屋番さんに無事下山を報告
少し遅いので心配をかけてしまいました、ごめんなさい。
置いて行った荷物をザックに詰め直し、お礼を言って下山します。
夏にまた来ますね^^

3/27 10:24

北アルプス見納め

3/27 10:25

まだ危険ルートは続きます！
ここも下山時に滑落事故があった所です

3/27 10:28

一歩目は体を斜めに足元見えるようにと

3/27 10:48

グズグズ

3/27 11:08

ピッケルからストックへ、下山道を登ります。

3/27 11:19

日影はまだ締まった雪でした。

3/27 11:44

グズグズ

3/27 11:50

歩荷しているヒマラヤキャンプメンバーさん、ザックの重量は32�圓世修Δ任�(^^;
今日会ったのはポッカさんのみ
小屋の予約は無いのでこの後は誰にも会わなかったです。

3/27 12:06

刃渡り
八ヶ岳にかかる薄い雲

3/27 12:09

阿弥陀南稜に向かいもう一度一礼

3/27 12:28

鳳凰三山見ながらアンパンかじり一息

3/27 12:33

グズグズ雪に苦戦

3/27 13:12

右足の腿裏が攣ってしまいました(>_<)
小屋で命の水と思い買ったポカスエットが役に立ちました。
塩キャラメルなめ様子をみながら歩きだします。

3/27 13:23

笹の平分岐でアイゼンからチェーンスパイクへ

3/27 13:42

滑るのを耐えるとまた足が攣ってしまうので、チェーンスパイクが役に立ちました。

3/27 13:48

泥沼にも

3/27 14:16

景色の見えない登山道に飽きたころ

3/27 14:30

沢の音が聞こえる九十九折の坂を下りて

3/27 14:36

尾白川でチェーンスパイク洗い

3/27 14:41

無事下山

3/27 14:44

無事の下山と素晴らしい日に踏破させてもらった事を参拝。
ありがとうございました。

3/27 14:50

甲斐駒くん　ただいま〜^^
楽しかったけど、夏の日帰りより疲れた〜

3/27 15:19

いつもの尾白の湯で汗を流して帰ります^^

3/27 16:31

眩しいぜ甲斐駒！
また来るよ^^

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル＊2 ヘルメット ストック ワカン 昼ご飯 行動食 飲料 水筒（保温性） ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ

感想

iroha

4週ぶりの晴れの月曜は夜勤明け(T_T)
火曜日を休みを取っていたので、火曜に谷川と思っていました。
週間予報を見ても変わらぬ安定した晴れ予報の月曜日と火曜日、
今一番行きたい山は甲斐駒ヶ岳。
七丈小屋のホームページには
　21日から22日にかけて降った重たい雪で
　明日以降の気温の上昇と共にズボズボがひどくなると予想されます。
　時間に十分ゆとりを持ってお出掛けいただけますよう、お願い致します。
小屋どまりで甲斐駒狙えば時間は余裕のはず。

日曜仕事して2時間の仮眠で夜勤
朝5時に自宅に戻り、6時出発
夜勤明けでそのまま甲斐駒ケ岳へ向かいました。

ただでさえキツイ黒戸尾根
登山道の条件悪いのに夜勤明けに2ヶ月以上空いた本格的雪山、
疲れた〜コテンパンにやられました〜(>_<)
翌日は心地よい疲れと両腿が筋肉痛です(^^;


3月18日、八合目上部にて滑落死亡事故がありました。
亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

コメント

キジムナ

甲斐駒ヶ岳！
irohaさん　こんにちは！

甲斐駒ヶ岳　おつかれさまでした
　
今回のレコまるで物語みたいですね〜
二日目の朝から自分もそこに居るかのような
気持ちになりました

素晴らしい日の出と隔たりの無い山頂からの景色
いつの日か自分も白い黒戸尾根を上り詰めてみたいです

今度会ったときに詳しく教えてください。

iroha

Re: 甲斐駒ヶ岳！
kijimunaくん　こんばんは^^

まだ心地よい疲れにひたってる・・・ただの年かな(^^;

kijimunaくんとは当日の朝からLINEしてたからね
夜LINEをしてから明日の山頂は一人ぼっちか〜と気付きました

かなり無理して行ったけど
本当に良い日に踏破できました

めいぷる

笑ってる（＾−＾）
irohaさん
こんにちは。
素晴らしいレコ、ワクワク楽しませていただきました。
いつもは厳しい甲斐駒も、この日はirohaさんにホント微笑みかけていましたね
もう一度甲斐駒に向かって一礼し・・・というところ、
そういう気持ち大切にしないといけないなぁと思いました。
雪の黒戸尾根、憧れです。

iroha

Re: 笑ってる（＾−＾）
mapleさん　こんばんは^^

甲斐駒の山頂が見えた時、笑ってる？と思ったら
稜線に上がってからは自分もニヤニヤしながら歩いていました

誰もが憧れる甲斐駒ヶ岳
良い天気の中を一人、楽しませてもらった感謝の気持ちです。

雪の甲斐駒ヶ岳、踏破できた喜びに浸っています

kazum

ついにやりましたね！
irohaさんこんにちは！
ついに念願の積雪期の甲斐駒ヶ岳！
こんな素晴らしい天気のもとで歩けるなんて最高でしたね(^^)v
また話しを聞かせて下さいね〜！

iroha

Re: ついにやりましたね！
kazumくん　こんばんは^^

眠いのに行ってきたよ〜
棒ノ嶺の山頂で話していた時はまだ行く気は半分だった

甲斐駒に俺の思いが通じたのかよい日に踏破できました。
二人にじっくりと話したい