また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1414356
全員に公開
雪山ハイキング
尾瀬・奥利根

大行山

2018年03月29日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.5km
上り
741m
下り
739m

コースタイム

日帰り
山行
7:15
休憩
1:05
合計
8:20
6:45
7:00
130
9:10
9:35
20
9:55
9:55
85
11:20
11:30
50
12:20
12:35
75
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
スノーパーク尾瀬戸倉は今シーズンは4月8日で営業終了。
駐車場(未舗装)は営業期間中はスキーヤー&ボーダー以外でも全日無料ですが、シーズン終了後は不明。(スキー場は社有地なので閉鎖される所もあります。)

車道の冬季閉鎖解除
戸倉〜鳩待峠=4月20日(金)AM10時
戸倉〜大清水=4月13日(金)AM10時
富士見下の通年ゲートまでは自然融雪後に走行可能
コース状況/
危険箇所等
スキー場から奥の富士見林道は、一部の陽当たりの良い南面はアスファルトの路面が出ていますが、ゲートまでの区間で8割程度は雪。
スキー場からワカン装着、ゲートからは折角持って来たのでアイゼンも付けて歩きました。田代原⇔稜線間ではアイゼン必須の急斜面もありました。
田代原からスキー場までの下りではワカンでも陥没が激しく、この区間は上り・下りともスノーシューがいいでしょう。
危険個所はありませんがが、田代原以外に広く開けている場所はほとんどなく、尾根上の見通しは良くありません。

標高差はスキー場⇔田代原が約440m、田代原⇔大行山が約250m
展望のない長〜い林道歩きですが、リスクの少ない雪山ハイキングと言えます。
日光方面
左から白根山〜錫ヶ岳〜笠ヶ岳〜2077mP〜三ヶ峰
2018年03月29日 08:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/29 8:50
日光方面
左から白根山〜錫ヶ岳〜笠ヶ岳〜2077mP〜三ヶ峰
日光白根山〜錫ヶ岳がよく見える所から
2018年03月29日 08:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/29 8:51
日光白根山〜錫ヶ岳がよく見える所から
白錫尾根の手前には燕巣山(左)〜四郎岳(右)
2018年03月29日 08:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/29 8:52
白錫尾根の手前には燕巣山(左)〜四郎岳(右)
立ち枯れ木に残る枝で一年にどれだけ伸びるかが分かります。
2018年03月29日 09:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/29 9:22
立ち枯れ木に残る枝で一年にどれだけ伸びるかが分かります。
最高点は針葉樹で薄暗く、雰囲気が良いとは言えません。
2018年03月29日 09:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/29 9:55
最高点は針葉樹で薄暗く、雰囲気が良いとは言えません。
最高点付近
2018年03月29日 10:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/29 10:07
最高点付近
アヤメ平方面の右奥に燧ヶ岳
写真中央右端の針葉樹が茂る山は1786mピーク
2018年03月29日 10:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/29 10:15
アヤメ平方面の右奥に燧ヶ岳
写真中央右端の針葉樹が茂る山は1786mピーク
燧ヶ岳のズーム
2018年03月29日 10:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
3/29 10:14
燧ヶ岳のズーム
ダケカンバ林は明るくて気持ち良い。
2018年03月29日 10:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
3/29 10:20
ダケカンバ林は明るくて気持ち良い。
小至仏山〜至仏山
2018年03月29日 10:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
3/29 10:29
小至仏山〜至仏山
マイクロウェーブ反射板台地〜荷鞍山(双耳峰)
白尾山は奥まっているので見えないようです。
2018年03月29日 10:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/29 10:33
マイクロウェーブ反射板台地〜荷鞍山(双耳峰)
白尾山は奥まっているので見えないようです。
日光白根〜錫〜三ヶ峰
三ヶ峰の右の小さなピークは峰山
2018年03月29日 10:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/29 10:35
日光白根〜錫〜三ヶ峰
三ヶ峰の右の小さなピークは峰山
二重アーチ
2018年03月29日 10:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/29 10:52
二重アーチ
樹木の”がん”?
2018年03月29日 10:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/29 10:56
樹木の”がん”?
田代原へ下る途中で
2018年03月29日 10:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/29 10:57
田代原へ下る途中で
荷鞍山へは環境保全のための明瞭な巡視路がありますが、公開はされていません。
2018年03月29日 10:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/29 10:57
荷鞍山へは環境保全のための明瞭な巡視路がありますが、公開はされていません。
何かと思って近付くと・・・・・
排泄物とは思えない綺麗な粒でした。
他にも二ヶ所ほど見かけました。
2018年03月29日 11:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/29 11:05
何かと思って近付くと・・・・・
排泄物とは思えない綺麗な粒でした。
他にも二ヶ所ほど見かけました。
カラマツの植林帯
2018年03月29日 11:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
3/29 11:33
カラマツの植林帯
田代原から下にはスキーの跡がありました。
田代原〜大行山間には登山でもスキーでもトレースは皆無でした。
2018年03月29日 11:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/29 11:35
田代原から下にはスキーの跡がありました。
田代原〜大行山間には登山でもスキーでもトレースは皆無でした。
遠目でも、熊だなではなく宿り木だと分かりました。
2018年03月29日 11:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/29 11:38
遠目でも、熊だなではなく宿り木だと分かりました。
田代原から大行山方向
見えているのは1752mピークから東へ派生する支尾根です。
2018年03月29日 11:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/29 11:40
田代原から大行山方向
見えているのは1752mピークから東へ派生する支尾根です。
撮影機器:

感想

尾瀬の鳩待峠と富士見峠を結ぶ稜線上の南にある山で、富士見林道を辿れば簡単に行ける山ですので、いつか機会があれば・・・と思っていました。
大行山 三角点(だいぎょうさん 1771.7m)は最高点より南側にあり、最高点には1780mの等高線が引かれています。
ネットの記録を読む限り好展望の山とは思えませんでしたが、まぁ あちこち歩き回ればどこかには展望がいい所があるだろうと思い、行って来ました。

スキー場から奥には多くの残雪があり、林道が硫黄沢を渡った先で左へ入る林道支線にスキーの跡があり、これを追って入りましたが、スキーのトレースは入ってすぐの所でUターン。ここから大カッパ沢左岸尾根に取り付くこともできますが、急斜面となります。結局、林道をショートカットする形でゲートの地点へ上がりました。

田代原の平坦な雪原からは北西側の稜線コル(等高線で1680m台)を目指す予定でしたが、雪原からの上がり口を間違え、見晴らしがまずまずの尾根を時計回りに回ってピーク(以下はPと表記)に立ちました。そこが大行山ではなく、1752mPだと分かったのは後刻でした。
時間が早いので中原山方向へ、できれば1786mPまで行ってみようと思い、北側へ向かったつもりでした。ところが途中の何でもないPに【大行山】の山頂表示板があり、この表示板は間違いではないのか?と思いました。しばらく進んでいると前方の樹間から至仏山が見えました。
前方には中原山や荷鞍山が見えるなら合っているのですが、この時になって初めて、1752mPからは逆方向に歩き出したことが分かりました。

1752mPへ戻り、少し下った北側から前方の1786mPを見上げると、雪が解けた部分が結構険しい尾根に見えました。
気持ちは急速に萎えてもう1786mPへ行く気がしなくなり、あとはのんびりまったりするつもりで眼下の1680m台コルから右折して田代原へ下りました。
田代原から上りは左側(西側)の中間付近でしたが、下った地点は左奥で凹地状の地形でした。凹地状は北と北西のV字状ですが、北側を下りました。下る途中では、北西側は下が見えないような急斜面でした。
田代原からの下りでは一部で林道をショートカットし、WCの所からは腐った雪に難儀しながら、閑古鳥の鳴くスキー場へ戻りました。

大行山の頂上一帯は広いですが、最高点は周辺より僅かに高いだけで広くはなく、針葉樹の茂った薄暗い雰囲気で、心を落ち着けて休むには不向きなピークでした。
すぐ近くに陽光明るいダケカンバ林がありますが、展望は望めませんでした。
山の雰囲気は’各山各様’であり、大行山もまた独自色豊かな山だと感じました。

大行山は、展望を期待して登る山ではなく、頂上に立つことを目的として登る(登頂という目的達成感を味わうために登る)山でした。
早朝は抜けるようなスカイブルーの上空でしたが、時の経過とともに白みを増し、この山に相応しい空へと移ろうようでした。
もし終日真っ青な極上の晴天だったなら、この山には失礼ながら勿体なかったかも。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:715人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら