記録ID: 1422051
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霧島・開聞岳
高千穂峰
2018年04月06日(金) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:17
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 610m
- 下り
- 608m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:22
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 3:02
距離 5.8km
登り 610m
下り 610m
14:27
ゴール地点
天候 | 暴風雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
飛行機
自宅最寄駅前から羽田空港行ハイウェイバス 5:00発 6:00第2空港ターミナル着 JAL643 羽田8:00⇒鹿児島空港9:50 ニッポンレンタカー鹿児島空港営業所10:30発⇒高千穂河原駐車場11:00着 高千穂河原駐車場15:00発⇒指宿温泉 旅館「川久」17:20着 平成30年4月7日 指宿温泉旅館「川久」6:00発⇒かいもん山麓ふれあい公園駐車場6:25着 かいもん山麓ふれあい公園駐車場11:16発⇒レジャーセンターかいもん(温泉施設)11:35着 レジャーセンターかいもん(温泉施設)12:15発⇒ニッポンレンタカー鹿児島空港営業所14:20着 JAL652 鹿児島18:35発(遅延で18:55頃テイクオフ)⇒羽田20:15着 自宅最寄駅行ハイウェイバス20:30発⇒自宅最寄駅前21:34着 レンタカー:約230キロメートル走り11.7リットル使用@141円1,781円 二日間車(スズキスィフト)利用料金15,862円 開聞岳から鹿児島空港へ指宿スカイライン利用(料金630円、現金支払い) その他の高速道路はETC利用の為後日クレジット払いで金額現在不明 |
コース状況/ 危険箇所等 |
3合目くらいまでは火山灰が流れてくる道でしたが危険は特にありませんでした。 灌木が絶えると遮るものがなくなり暴風雨の洗礼が待っていました。 特に右手にお鉢をのぞむ(実際は縁しか見えませんでしたが)あたりからは右手からの強風がきつくなり、馬の背あたりでは、体を屈めながらトレッキングポールをピッケルのように地面に刺して進まないと、あっという間に左の崖に体ごと飛ばされてしまいそうな位の暴風雨でした。時々は強風に耐える為に屈んで立ち止まらずにはいられませんでした。何十回も立ち止まり強風に耐えながら登りました。眼鏡が飛ばされないかが一番の心配でした。もちろん風雨が眼鏡を曇らせて視界不良です。顔にあたる雨粒も痛かったです。山頂付近よりも馬の背あたりの強風が一番厳しかったです。 |
写真
先ずは山頂の天の逆鉾箇所から高千穂河原登山口へ向かう下山口を見つけるのに手間取りました。一面真っ白で道迷いしそうになりました。ピストンなので楽かと思っていましたが、ルートを外れないようにするのが大変です。黄色いマーキングを頼りに降りていきます。
灌木地帯にようやく到達しました。標高が下がってくると風も大分弱まり、足元もザクザクと音のする小さな火山礫ですが歩きやすくなってきました。ここに到達してホッとしたというのが本当の心境です。
昨日も新燃岳が噴火して大量の火山灰を吹き上げたせいで火山灰は大量に積もっていました。
登山靴は直前に撥水剤補修したばかりでしたが、暴風雨でビショビショ、かつ火山灰で真っ白になっていました。宿でドライヤーを借り必死に乾かして翌日の利用に備えました。
登山靴は直前に撥水剤補修したばかりでしたが、暴風雨でビショビショ、かつ火山灰で真っ白になっていました。宿でドライヤーを借り必死に乾かして翌日の利用に備えました。
翌日の夕方、開聞岳を登ってから鹿児島空港に戻り、霧島連山特に高千穂峰をみると、何と山頂付近が真っ白になっているではありませんか。暴風雨はその後降雪もしくは霧氷になったのですね。
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
フリース防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
GPX(ガーミンeTrex30xJ)
|
---|
感想
○霧島山(高千穂峰:標高1574メートル、日本200名山)
飛行機と宿を予約した2月時点では韓国岳に登る予定でしたが、その後新燃岳の噴火等が活発化して、韓国岳には登ることができなくなりました。白鳥山でも登ろうかと考えていましたが、規制がやや緩和され、高千穂峰は入山規制が解除されたので、一番格好の良いなと前から思っていた高千穂峰に登ってきました。
前日新燃岳が爆発的な噴火をし、噴煙が5000メートルまであがり火砕流も発生、火山雷の発生も確認されたとの報道を知っていたので、噴石のリスクは覚悟していましたが、新燃岳は今日は静かにしていてくれました。
○暴風雨
駐車場係の人に「ご参拝ですか」と聞かれ「いえ、山に登ります」と言ったら、「風速はどこどこで19メートル、馬の背はもっと強いだろうから、危ないと思ったら引き返してくるように」と心配されました。多分今日高千穂峰に登ったのは私一人だけだったと思います。以前巻機山でも強風に煽られて危ない目に遭いましたが、今回はそれ以上危なかったです。風速20メートル以上の暴風雨の中、無事下山できて本当に良かったです。
景色を楽しむどころか、風に飛ばされて危うく遭難するところでした。でも強い雨風が私に対する神の与える試練だと思い、その試練を乗り越えて登頂してきました。体全体で暴風雨と共に感じることができた高千穂峰でした。
ありがとうございました。
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